2025年1月31日更新

漫画『国民クイズ』のネタバレあらすじをラストまで解説!Netflix実写ドラマ化決定の伝説の人気ディストピアコミック

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杉元伶一(原作)・加藤伸吉(作画)による漫画・『国民クイズ』がNetflixにて実写ドラマ化されることが決定しました!主演を務めるのは山田孝之。復刻版が発行されるほど大人気の漫画が、映像化されることに期待が高まるばかりです。 この記事では、『国民クイズ』のあらすじ・原作ネタバレまで詳しく解説していきます。 本記事にはストーリーのネタバレが含まれるため、未視聴の人は注意してください。

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『国民クイズ』がNetflixシリーズで実写ドラマ化決定!

監督 吉田照幸
脚本 マギー , 吉田照幸
キャスト 山田孝之
原作 杉元伶一(原作)・加藤伸吉(作画)『国民クイズ』 (講談社「モーニング」所載)

原作漫画『国民クイズ』は、1993年に「モーニング」にて連載がスタートしました。実は1度絶版になったことがあったのですが、ファンの要望により太田出版から上下巻の復刻版が発行。多くのファンから根強く愛されている作品です。 この作品の舞台は、パラレルワールドの日本。「国民クイズ」とはいわゆるクイズ番組のことで、日本国憲法にて定められた国権の最高機関として位置しています。このクイズで勝ち残れば、政府がどんな願いでも叶えてくれるのです。 しかし負けた場合、それぞれの願いに見合った罰金、又は過酷な強制労働や徴兵に送られるというシステムになっています。国民クイズの崩壊を目論む組織と、司会者のK井K一による狂乱が始まります!

山田孝之が出演決定

この大人気漫画が2025年1月、Netflixシリーズとして製作・実写化されることが発表されました。主演を務めるのは、Netflixシリーズ『全裸監督』(2019年~)でも主演を務めている山田孝之。世間でも圧倒的な人気と国民クイズの顔とも言える、司会者・K井K一を熱演します。 山田は、2020年くらいにオファーをいただいたそう。刺激的な作品ということもあり、「危険ですのでついてこないでください」とコメントを発表しています。

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『国民クイズ』のあらすじ

深刻な食糧不足が発生している近未来の日本で、クイズ王である獄間沢幸之助が突然、内閣の総辞職と国会の解散を要求。「国民クイズ体制」の樹立をテレビで宣言しました。そのため、日本は国民がテレビ番組「国民クイズ」での合格=特権を勝ち取り、自身の望みを叶えるという全体主義国家となったのです。 国民クイズの失格によって司会をやらされているK井K一(山田孝之)は、国民クイズ体制の打倒を目指す「本格派」や憂木率いる佐渡島共和国の部隊と共に、国民クイズ体制打倒の計画を立て始めます。果たして国民クイズ、そしてK井K一にはどんな未来が待っているのでしょうかーー。

原作漫画『国民クイズ』上巻のネタバレあらすじを解説

国民1人1人がテレビ番組「国民クイズ」での合格によって特権を勝ち取る世の中になった今。国民クイズの司会者・K井K一は、今日も番組出演をこなし続けています。そんなK一は司会者になる前に日本有数の総合商社、真部物産社長・市子と結婚しており、麻里子という子供がいました。 そんなK一はある日、日本国内で活動する反政府組織「本格派」の「K井K一爆殺計画」によって命を狙われることに。K一は「K井死すとも、国民クイズは死なず」と明言を残し、何とか命拾いしました。 「本格派」の3人は計画が失敗したため、佐渡島共和国に行くことを決意。そこで佐渡島共和国の工作員・憂木と出会いました。 一方麻里子は、K一に面会にやってきて……。

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【最終回】原作漫画『国民クイズ』下巻のネタバレあらすじを解説

K一に会うことができなかった麻里子は、「自分とママを捨てて国民クイズに出た理由が知りたい」と思っていました。K一は麻里子に会いたいがために脱走。しかし憂木たちは、先手を打って麻里子を誘拐したのでした。 思い出の場所で再会するK一と麻里子。そこで憂木は「国民クイズ体制打倒計画」を持ち掛け、K一は話に乗ることにします。 しかし日本国民たちは、国民クイズ体制の崩壊など望んでいませんでした。米国率いる連合国や佐渡島共和国は日本の占領を目論んでいましたが、国民の反対が強く断念。新しい司会者の元、第2次国民クイズが始まってしまい……。 K一は本格派たちと共に、シベリアにて終身労働の刑を科されることに。そんなK一に向けて、憂木はマイクを投げつけます。するとK一は「熱狂を生み出せる」と再びマイクを握りしめたのでした。

『国民クイズ』の登場人物を紹介

K井K一役/山田孝之

山田孝之

「国民クイズ」において司会を務めるK井K一を演じるのは、山田孝之です。本名は川井啓一(別名:KK27331号)。以前は役者でしたが、とある望みのため国民クイズに出場し失格に。その後、「B級不合格者」として無償奉仕労働を強いられることになり、番組の司会を行っています。 演じる山田は、「インフォーマ」(2024年)や「忍びの家」(2024年)など、Netflix作品へ多数出演しています。

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D門E吉

D門E吉は、本名不明の国民クイズの番組ディレクターです。K一を監視しながら生放送中の指示も行っています。実は「第2次国民クイズ体制」発足後には、K一に代わって国民クイズの司会を行っていたことも。

真部麻里子

真部麻里子は、K一の実の娘。K一は離婚歴があり、麻里子は母の市子と一緒に生活をしています。なぜ父・K一が国民クイズに出場したのか。その理由を探っていきます。

憂木響子

憂木響子は、佐渡島共和国国防軍特殊工作隊に所属しています。佐渡島共和国とは、佐渡島に位置する独立国家。憂木は佐渡島共和国の国民クイズ打倒計画に参加しており、日本国内に潜入しつつ「本格派」と接触を図る人物です。

反国民クイズ統一戦線「本格派」

反国民クイズ統一戦線「本格派」の構成員は、南原聖次、菊池聡、谷川修。「本格派」とは小規模な反体制の学生団体で、K一の暗殺を目論んでいます。

『国民クイズ』の原作者は杉元伶一

原作者の杉元伶一に対し、これまで映像化の話は何度もあったそうです。しかしいずれも断念、撤退、消散したそう。それだけ映像化することが難しい作品といえるかもしれません。 ですが今回、Netflixさんが本気でドラマ化したいと手を挙げました。原作サイドは未だ半信半疑ということですが、その勇気に感激しながらも映像化を楽しみにしていると語っています!

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『国民クイズ』のネタバレをおさらいしてドラマ配信に備えよう!

ドラマ『国民クイズ』の配信日はまだ決定していませんが、これはかなり衝撃的な映像作品になるのではないでしょうか。山田孝之がどのようにK一を演じるのか、今から楽しみです! ぜひネタバレをおさらいして、配信に備えておきましょう!