2024年1月12日更新

ドラマ『インフォーマ』最終回ネタバレ・全話あらすじ!裏切り者の正体や結末を考察

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『インフォーマ』
©沖田臥竜/サイゾー文芸部/カンテレ

2023年1月期冬ドラマで、『インフォーマ』が放送されました。放送は、カンテレローカル&Netflix同時配信。本記事では全話あらすじをネタバレありで紹介していきます。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。 >最終回のネタバレはこちら >裏切り者の正体を考察

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【ネタバレなし】『インフォーマ』のあらすじ

『インフォーマ』
©沖田臥竜/サイゾー文芸部/カンテレ

木原慶次郎は、社会・政治などさまざまジャンルに精通する「情報屋」。その情報屋の中でも木原はカリスマ的存在であり、「インフォーマ」と呼ばれています。 一方三島寛治は、実話系週刊誌「タイムズ」で記者をしています。三島はインフォーマである木原が気になっており、ある日木原に取材できるチャンスと運転手を引き受けました。すると連続殺人事件が発生し、三島は巻き込まれるように、木原とともに犯人を追うことに……。 その後木原と三島はバディとなり、さまざまな事件に迫っていきます。果たして2人は、どのような事件を追うことになるのでしょうか……。

第1話のあらすじ・ネタバレ

三島(佐野玲於)は、「週刊タイムズ」の記者として働いています。しかしスキャンダルを取材した相手に殴られ、記者の仕事にやる気を失う日々。 すると編集長の長澤(MEGUMI)の指示で、尼崎にある人物を迎えにいくことに。こうして三島は、どう見てもカタギとは思えない怪しい人物、木原(桐谷健太)という男に出会ったのです。 木原は、元2代目西宮会の若頭補佐。あらゆる分野の情報を持っており、都市伝説的な存在である「インフォーマ」と呼ばれています。そんな木原に、三島は出会った瞬間から「ポンコツ」を呼ばれる始末。その頃謎の男(森田剛)は空港に到着し、ある仕事の依頼を「3日で終わらせる。帰りの便用意しとけ」と指示していました。

三島は車を運転し、木原とキャバクラへ。その時、あるキャバ嬢のナナ(北香那)に「2代目ポンコツ君か、死なないでね」と忠告されます。その後祭りが始まったと、すぐに店をあとにしたのでした。 その頃謎の男は、国土交通副大臣の山本(入江崇史)を拉致しして縛り上げ、ガソリンをまき散らしていました。そして街中で火をつけ、火だるまにして焼死させたのです。そこに現れた木原と三島。木原は謎の男の姿を確認し、お互いに見つめ合いました。 木原や現場にやってきた刑事(高橋和也)は、犯人に目星がついているとのこと。木原は「5年前の借りを返しにきた」と言います。そして木原は三島に、「おもろい記事書きたいんちゃうんかい。黙ってついてこい」と伝えたのでした。

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第2話のあらすじ・ネタバレ

謎の男(森田剛)は、何者かが乗っている車に火をつけて殺害しようとしています。その頃木原(桐谷健太)は、国土交通副大臣の山本(入江崇史)を火だるまにして殺害したのは、謎の男の仕業だと睨み……。すぐに三島(佐野玲於)と、あるレストランへ向かいます。 そこには、六車連合の組長・河村(淵上泰史)がいました。三島は木原に、河村に自分の名前は絶対出すなと忠告されます。 そして三島からのデータを見た河村は、「誰の差し金だ!」と三島に激怒。しかしそれは木原の罠で、河村は「こいつ根性ありますよ」と三島を認めます。河村は木原のことを「兄貴」と慕っている仲でした。

河村は木原に、三島のことを「2号は大事にしてやってください」と発言。木原も「二度と同じ失敗はしない」と約束しました。その後木原と三島、河村たちは集団でとあるホテルへ。しかしそこには、誰の姿もなく……。 部屋の中には、何者かの遺体と山本の情報が書かれた紙がありました。その時、車が燃え広がるニュースが流れます。木原は瀧澤組の組長に連絡を取ろうとし、同じ頃謎の男も瀧澤の居場所を探っていました。 車の中で亡くなっていたのは、橘建設常務の石原という男であることが判明。手口は山本の時と同様で、木原は瀧澤に会うために三島と瀧澤組に乗り込もうとします。その頃謎の男は、ホテルの部屋の監視カメラで木原の存在を確認しました。 河村はナナ(北香那)に連絡し、子供を公園で遊ばせるナナに「もう5年か」と呟きます。一方木原と三島は、瀧澤組の家へ。その頃車いすにのった男(石橋蓮司)は車が燃えるニュースを見つめ、付き人は男に「あと1人ですね」と語りかけたのでした。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

2人目の被害者は都市開発事業に関わる建設会社の常務でした。木原(桐谷健太)は3人目のターゲットが瀧澤組の組長であることを突き止めます。しかし、瀧澤の居場所がわからず、木原は三島(佐野玲於)を連れて瀧澤組に乗り込みました。 瀧澤の居場所がわかり乗り込むと、そこはどう見てもカタギではない男たちが占拠する異様な空間。巨漢の護衛を倒した木原は、ついに組長と対峙しますが瀧澤は「命を狙われる筋合いはない」と強気な態度です。 そんな瀧澤にある作戦を持ちかけた木原は、瀧澤から大金を受け取り刑事の丸山(高橋和也)を呼び出します。そして、瀧澤の情報を捜査本部に流してほしいと頼むのでした。 一方の三島は先輩記者の箱崎(山中崇)から、5年前に不可解な暴力団抗争だとされた若い男性の銃殺事件を教えてもらいます。三島はその若い男性が、自分の前任で木原の運転手をしていた「ポンコツ1号」ではないかと思うに至りました。

第4話のあらすじ・ネタバレ

木原(桐谷健太)の読みは当たり、連続殺人事件の犯人の男(森田剛)は瀧澤(千葉哲也)を3人目のターゲットにしておりクラブへとやってきました。因縁の相手とついに対面した木原。 「5年前の借りを返しにきた」という木原に、男は思い出したような表情を見せ「復讐とかめんどくさいから帰っていいかな?」と挑発してきます。男の一味と六車連合の戦いが始まり男は姿を消してしまいましたが、木原は男の側近であるキム(一ノ瀬ワタル)を捕まえました。 木原と河村(淵上泰史)はキムを痛めつけ、男の居場所を聞き出そうとします。河村は「こいつらに借りがある」といつになく熱くなりますが、木原はそれを制しました。そして、三島(佐野玲於)にキムを痛めつけているところを動画に撮るよう命じます。 しかし、凄惨な場面を見ていられなかった三島は、その場から逃げ出してしまうのでした。社に帰った三島はもう辞めたいと言い、編集長の長澤(MEGUMI)はあっさりOKします。

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第5話のあらすじ・ネタバレ

3人目のターゲットである瀧澤(千葉哲也)の捕獲に失敗し、側近のキム(一ノ瀬ワタル)を木原(桐谷健太)に捉えられた男(森田剛)は、報復のため河村(淵上泰史)を拉致しました。木原は焦りますが、あるレストランでキムと河村を交換することになります。 インフォーマの取材を離れた三島(佐野玲於)は、街でナナ(北香那)と娘のあい(寺田藍月)と出くわしました。今日が誕生日のあいは、"おじちゃん”が来てくれることを待ち望んでいますが現れる様子はありません。2人を送っていた三島は、部屋である男の写真を目にするのでした。 一方、取引場所のレストランに向かう木原の隣には、三島の代わりに箱崎(山中崇)がいます。箱崎が離れた場所からカメラを回していると、河村を連れた男らが現れました。 他の客もいる中、穏やかに身柄交換は始まったように見えましたが謎の男側は暴力行為に出ます。箱崎はキムに捕まり、木原にはスタンガンが突きつけられ、河村には銃口が向けられるのでした。

第6話のあらすじ・ネタバレ

ナナ(北香那)の亡き夫・愛之助(横浜流星)は、三島(佐野玲於)の前任であるポンコツ1号でした。5年前インフォーマとして始動した木原(桐谷健太)の運転手として働いており、木原を尊敬していた愛之助。木原もポンコツと呼びながらも可愛がっていたのです。 当時、大物実業家が別荘で乱交パーティーをするという情報を手に入れた木原は、愛之助を連れて現場へと乗り込みます。謎の男(森田剛)も謎の老紳士(石橋蓮司)にある任務を命じられ、時を同じくして別荘へと向かっていました。 木原は別荘で大物実業家の致命的瞬間を押さえますが、そこに謎の男が現れます。そして、愛之助はキムに倒され、木原も銃で足を撃たれてしまいました。「やられっぱなしではいけない」と男を追った愛之助は、顔が変わるほど殴られ、最後には銃で撃たれてしまうのでした。 時は現代に戻り、またしても木原の目の前には撃たれた河村(淵上泰史)がいます。倒れた河村をまた木原は見ていることしかできなかったのでした。

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第7話のあらすじ・ネタバレ

河村(淵上泰史)が死に、防犯カメラに映っていた木原(桐谷健太)は警察に指名手配されてしまいます。丸山(高橋和也)によると、何者かの圧力によって警察は木原を犯人に仕立て上げ事件を終わらせるつもりのようです。 三島(佐野玲於)の代わりに木原に同行していた箱崎(山中崇)も意識不明の重体となっており、長澤(MEGUMI)は大事な部下を傷つけられ、このまま事件を終わらせられないと丸山に取り引きを持ちかけます。 瀧澤組にも捜査のメスが入り、瀧澤(千葉哲也)は「サツの中の方が安心」とおとなしく連行されていきました。河村(淵上泰史)の通夜で六車連合が悲しみに暮れる中、乗り込んできた相田(般若)は瀧澤が行方不明になったと伝えます。 謎の男(森田剛)の仕業だと気づいた木原は、三島に運転手はクビで本業の記者に戻るよう言うのでした。木原は愛之助(横浜流星)も河村も守れなかった無力感に襲われています。

第8話のあらすじ・ネタバレ

組長を奪還したい瀧澤組と、河村(淵上泰史)を殺された六車連合が反撃をしようと集合する中、木原(桐谷健太)のところには今夜あるビルに謎の男(森田剛)が現れるという情報が入ります。木原は旧知の警察OBを巻き込んで、ある作戦を決行するのでした。 情報通り、夜になると瀧澤(千葉哲也)を連れたキム(一ノ瀬ワタル)と岡林(田島亮)が現れます。瀧澤はPCの画面を通じて元国土交通大臣の石上(石橋蓮司)に、「殺される理由に心当たりがない」と言いますが、石上は3年前の出来事を話し始めました。 木原と瀧澤組と六車連合はビルに激突し、激しい戦いが始まります。三島(佐野玲於)は遠隔でカメラを回していましたが巻き込まれ、意識が遠のいていくのでした。 一方、週刊タイムズ編集部では有村(大島涼花)が石上について調べています。有村がコピーをとっている記事には、石上と幼い木原が並んで写っているのでした。

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第9話のあらすじ・ネタバレ

乱闘から一夜が明け、木原(桐谷健太)が仕掛けたGPSから謎の男(森田剛)の隠れ家を見つけ出そうとしています。三島(佐野玲於)から昨日はGPSなしにどうやって居場所を突き止めたのか尋ねられた木原は、ある人物の存在を打ち明けました。 真夜中の編集部で仕事をしていた有村(大島涼花)が石上について調べていると、水越(西村元貴)がデスクを物色しています。様子のおかしい水越は、長澤(MEGUMI)が丸山(高橋和也)から預かったものを探しにきていました。 長澤は危険を感じ三島に木原から手を引くよう言いますが、三島は長澤の言葉を聞かずに編集部を飛び出していきます。 謎の男の名前は冴木であることが判明。石上(石橋蓮司)はGPSを付けたままアジトにきた岡林(田島亮)を叱責します。そして、冴木に「これからはお前1人がいいかもしれない」と言いました。 冴木は岡林と対峙し、岡林が取り出したナイフで逆に岡林を刺し殺し冴木は1人になります。

第10話(最終回)のあらすじ・ネタバレ

石上(石橋蓮司)が冴木(森田剛)に火だるま殺人を指示した理由は、木原(桐谷健太)を誘い出し、幼い頃からかわいがってきた木原と冴木を戦わせることでした。その目的を知った冴木は、石上を撃ち殺します。 一方、岡林(田島亮)が殺された現場にいた三島(佐野玲於)は、木原に黒幕が石上であったと伝えました。木原は冴木と決着をつけると覚悟を決めます。 夜、廃墟となった養護施設にやってきた冴木。2人が育った場所で木原は「久しぶりやな、兄ちゃん」と声をかけます。 因縁の2人はドロドロになって殴り合いました。木原は冴木に対し幼い頃の気持ちをぶつけます。そして、「兄ちゃんを見つけるために情報屋になった」と語るのでした。木原は泣きながら冴木を殴り、冴木は銃を木原に握らせ「殺れよ」と言い、銃声が響きます。 1週間後、それぞれの日常が戻り三島の書いた記事が世に出ました。木原はまたもや重要でヤバそうな情報を持って、三島の前に現れます。早速やってきた追手から逃げる木原と三島は、どこか楽しそうな様子です。

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裏切り者や続編は?結末を考察してみた

裏切り者は誰だったのか

『インフォーマ』は誰が味方で誰が裏切り者なのかわからずドキドキさせられました。 裏切り者と言えるのは組体4課の刑事・水越です。水越は冴木と繋がっており、木原らの情報を冴木サイドに流していました。終盤では、常軌を逸した様子で編集部のデスクを漁る様子も見つかっています。 また、冴木の仲間であった岡林も、石上に切られ冴木に刃を向けてきたという点では裏切り者だと言えるかもしれません。最終的に隠し持っていたナイフを冴木に奪われ、命を落としてしまいます。

冴木は生きている?

冴木が木原に銃を握らせ「殺れ」と言い、木原は「ごめんよ兄ちゃん」と言って銃声が響く。木原は冴木を撃ってしまったのかどうかが気になるところですが、結論から言うと冴木は生きています。 ラストシーンで映し出されたのは、どこかのどかな街のベンチでタバコを吸っている冴木の横顔でした。はっきりとは描かれなかったものの、あのとき木原は冴木を撃たずにどこか別の場所を撃ったのでしょう。 木原にとって冴木はずっと探し求めていた"兄ちゃん”。冴木に会いたくてインフォーマになったほどの人物です。冴木が生きていたことで、この2人の物語はまだまだ続いていきそうですね。続編にも期待が持てます。

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木原慶次郎役/桐谷健太

インフォーマ

木原慶次郎は、いわゆる「情報屋」。社会・政治・芸能などさまざまな分野に精通していて、その中でもカリスマ的存在「インフォーマ」と呼ばれています。元二代目西宮(しゃぐう)会若頭補佐でもあり、非常に顔も広く裏社会に精通し、裏社会をも動かしてしまう存在。 そんな木原は、記者である三島寛治と出会い、とある連続殺人事件の犯人を追うことに。しかも警察やヤクザ、裏社会の人間までを巻き込んで、事件の真相に迫ります。 木原慶次郎を演じるのは、俳優の桐谷健太。代表作は『ケイジとケンジ〜所轄と地検の24時〜』(2020年)や『ROOKIES』(2008年)で、今作『インフォーマ』では見事連続ドラマ単独初主演を飾ります。

三島寛治役/佐野玲於

三島寛治は、中堅出版社の実話系週刊誌「タイムズ」で記者として働いています。熱い気持ちを持って会社に入ったものの、今では不倫ネタを追う日々。そんな三島はずっと、インフォーマである木原慶次郎の存在が気になっていました。 三島は木原の運転手を引き受け、木原に取材を試みます。しかし、木原に巻き込まれてなぜか連続殺人事件の犯人を一緒に追うことになってしまったのです。それから木原とはバディとなり、木原から「ポンコツ」と呼ばれながらも、ともに事件に立ち向かっていくことに。 三島寛治を演じるのは、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」で活躍する佐野玲於。映画『虹色デイズ』(2018年)では主演を務め、映画『ROAD TO HiGH&LOW』(2016年)などにも出演。

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謎の男役/森田剛

次々とターゲットを襲う、謎の集団のリーダー。名前も明かされておらず、素性も一切不明。この謎の男は、木原慶次郎の過去にも関係する、因縁の相手でもあります。この謎の男が秘書らしき人物と商談をしたあと、第一の殺人が。果たして謎の男は、事件にどう関わっているのでしょうか。 謎の男を演じるのは、森田剛。2021年に所属グループ「V6」が解散し、その後はジャニーズ事務所も退所しています。映画『ヒメアノ〜ル』(2016年)では映画初主演を飾り、代表作に『月下の棋士』(2000年)、『ランチの女王』(2002年)などがあります。

原作は沖田臥竜の新作小説

ドラマ『インフォーマ』の原作は、沖田臥竜の新作小説です。この原作小説は2022年12月5日に発売となり、即重版が決定しているなどすでに話題沸騰中。 沖田の過去作には、『ムショぼけ』があります。これは元ヤクザの沖田臥竜自身の実体験を元にした作品で、北村有起哉主演で2021年にドラマ化もされました。 本作に対して沖田は、「世の中には、誰もが知らない世界が確かに存在していることをドラマを通して感じてほしい」とコメントしています。

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ドラマ『インフォーマ』最終回ネタバレ・全話あらすじを解説

本記事では、ドラマ『インフォーマ』のあらすじやキャストなどについて紹介してきました。桐谷健太と佐野玲於の初共演には、期待が高まりますね。 作品を通してどんなスリルを味わうことができるのか、今から楽しみです!