映画『ショウタイムセブン』の原作をネタバレ解説!ラストはどうなる?
![『ショウタイムセブン』(2025年)](https://images.ciatr.jp/2025/02/w_1000/XP78YMGzxqyysQuQWamHuKEJqFTl4DYWsD2tjMbV.jpg)
阿部寛が主演を務める『ショウタイムセブン』が2025年2月7日に公開されます。 本作は2013年の韓国映画『テロ、ライブ』を原作とした、爆弾犯との命がけの交渉に挑むニュースキャスターを描くサスペンス。 この記事では、『ショウタイムセブン』の概要からキャスト、原作のネタバレまで、幅広く紹介します。
映画『ショウタイムセブン』のあらすじ・作品概要
公開日 | 2025年2月7日 |
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キャスト | 阿部寛 , 竜星涼 , 生見愛瑠 , 井川遥 , 吉田鋼太郎 |
監督 | 渡辺一貴 |
原作 | 『テロ、ライブ』(2013年) |
映画『ショウタイムセブン』のあらすじ【ネタバレなし】
午後7時。ラジオ局に1本の電話が入り、その直後に発電所で爆破事件が起こります。電話をかけてきた謎の男は、ラジオ局に左遷された元キャスター・折本眞之輔(阿部寛)を交渉役に指名。テレビに復帰するチャンスだと、折本はその特ダネを持って、かつてキャスターを務めていた国民的ニュース番組「ショウタイム7」に乗り込みます。 しかしそのスタジオにもすでに爆弾が仕掛けられていました。折本は自分も含めたスタップの命が危険に晒されるなか、謎の男から「過去の罪を告白しろ」と迫られ、リアルタイムで視聴者に拡散されていきます。
【ネタバレ】映画『ショウタイムセブン』の原作『テロ、ライブ』のあらすじ
爆弾テロ犯からの電話
5年間担当していたニュース番組をクビになり、離婚をし、今はラジオ番組のパーソナリティを務めるユン・ヨンファ。あるとき視聴者と電話をつないで話をしていたところ、テーマとは関係のない話をする男性につながります。 相手はパク・ノギュと名乗り、これから漢江にかかる橋を爆破すると言います。ヨンファはいたずら電話だと思い、そのままラジオを進行。するとその瞬間、窓の外に見える麻浦大橋が爆発してしまいます。 ヨンファとスタッフは驚き、警察に連絡しようとしますが、テロ犯へのインタビューを独占報道しようと思いつきます。
犯行の動機は……?
独占報道番組で、パク・ノギュは21億ウォンを要求。ユンファたちはお金を送り、放送がスタートします。 パク・ノギュに犯行動機を聞くと、数年前、韓国サミットの際に行われた麻浦大橋の修繕工事中に、作業員3人が川に落ちてしまいましたが、サミットのせいで救助が遅くなり命を落としました。この事件に関して、ただ大統領に謝ってほしいだけ、とのこと。 大統領を放送に呼ぶのは無理だと思ったヨンファなパク・ノギュを説得しようとしますが、怒った彼は女性アナウンサーのマイクを爆破します。 その後、パク・ノギュは麻浦大橋を2度爆破。橋は中央部分だけが残っている状態になり、橋にいた人々は立ち往生してしまいます。
想像を超える深刻な事態に
ヨンファは大統領に電話をかけるものの、秘書が出て事態がが収まるようにできる限りのことはすると言うだけでした。 結局、大統領の代わりに警察署長がやって来ますが、パク・ノギュはこれに怒り、警察署長のイヤホンを爆発させます。想像を超える深刻な事態に慌てながらも、放送をつづけるヨンファ。そんななか、彼は麻浦大橋に前妻がいることを知ります。 ヨンファはパク・ノギュを説得し、女性と子どもだけでも解放するように要求。要求は受け入れられましたが、救助が始まったその瞬間、橋が崩壊してしまいます。 局長は視聴率が78%を超えたと言うと、ヨンファを1人残して放送局を出ていきました。パク・ノギュを捕まえようと居場所を確認するものの、そのとき放送局のすぐそばのビルが爆破され、崩壊しながら放送局の方へと倒れてきます。
犯人の正体と衝撃的なラスト
大統領の秘書から電話が入り、警察はヨンファを逮捕すると言います。警察はテロ犯は死んだと思い、ヨンファに全ての罪を着せるつもりだと言われました。 その後すぐ、死んだと思っていたパク・ノギュから電話があり、「5分以内に放送局から逃げろ。そこからは自分が直接放送する」と言って電話をきります。ヨンファはその場に残り、犯人を捕まえることに。 5分後、犯人が放送局にやってきて、ヨンファと格闘になります。そのなかで、パク・ノギュは死んだ父親の名前で、犯人はその息子だとわかりました。 するとテロ犯は警察に撃たれて絶命。橋にいた前妻も亡くなったことを知ったヨンファは、警察に逮捕されそうになった瞬間にテロ犯が残した爆弾のスイッチを押し、放送局の建物を爆破するのでした。
映画『ショウタイムセブン』と原作の違いは?結末はどうなる?
原作となった『テロ、ライブ』では、犯人の目的は比較的早い段階でわかっていました。しかし『ショウタイムセブン』では、犯人の目的は不明なままストーリーが展開するようです。 また、『ショウタイムセブン』では、7つの謎がポイントになるようです。その7つとは、「折本が指名されたのはなぜなのか」、「スタジオのどこに爆弾が仕掛けられているのか」、「全国民に問う“世論調査”のゆくえ」、「折本に対する疑惑の真相」、「安積に届いたメールに書かれた驚愕の真実」、「何度も変わる犯人の要求」、そして「犯人の正体と真の目的」です。 『テロ、ライブ』では、主人公がテロ犯の遺志を継ぐという衝撃的な結末を迎えましたが、『ショウタイムセブン』ではどんなラストになるのでしょうか。
映画『ショウタイムセブン』のキャスト・登場人物
折本眞之輔役/阿部寛
![『ショウタイムセブン』(2025年)](https://images.ciatr.jp/2025/02/w_828/gBcUt5pupwG4FvBJSyLQ0MwXfD36e6XzhfbtPgBO.jpg)
現在はラジオパーソナリティを務める折本眞之輔は、かつて国民的ニュース番組「ショウタイム7」のキャスターを務めていましたが、ある理由によりラジオ局に左遷されました。爆弾事件の犯人と思われる謎の男から交渉役に指名され、独占ニュースのチャンスだと生放送中の「ショウタイム7」に乗り込みます。 そんな折本を演じるのは阿部寛。「緻密に練り上げられた演出の中で、息をのむような緊張感とともに物語が展開していきます。ぜひ劇場で、このスリリングなエンタテインメントを体感していただければ幸いです」とコメントしています。
安積征哉役/竜星涼
![『ショウタイムセブン』(2025年)](https://images.ciatr.jp/2025/02/w_828/swxJ0DOkOlF6UVDPn0hC6rYsh8rUzxSUnguQL2lS.jpg)
現在「ショウタイム7」でメインキャスターを務める安積征哉。正義感あふれる彼は、特ダネとして爆弾犯との交渉生中継を強行しようとする折本に反対します。 演じるのは、2024年の大河ドラマ『光る君へ』への出演でも注目を集めた竜星涼です。
結城千晴役/生見愛瑠
![『ショウタイムセブン』(2025年)](https://images.ciatr.jp/2025/02/w_828/VTWKU1v6rGDSmHR4tfFSHgZWqiMbW4cWYUylINdr.jpg)
事件に巻き込まれる新人アナウンサーの結城千晴。折本が持ち込んだ生中継のネタによって、彼女もまた命の危険に晒されます。 演じるのは、「めるる」の愛称でも知られる生見愛瑠。映画『モエカレはオレンジ色』(2022年)やドラマ『くるり〜誰が私と恋をした?〜』(2024年)などにも出演しています。
伊東さくら役/井川遥
![『ショウタイムセブン』(2025年)](https://images.ciatr.jp/2025/02/w_828/IwsVxzqfOSb8RuROHoCcruoZEcvecgK10L9aaHOF.jpg)
事件の真相に迫る記者の伊東さくら。事件現場からの生中継などを担当します。 演じる井川遥は、『半沢直樹』(2020年)への出演などで知られており、主演の阿部寛とはドラマ『スニッファー 嗅覚捜査官』(2016年)でも共演しています。
東海林剛史役/吉田鋼太郎
![『ショウタイムセブン』(2025年)](https://images.ciatr.jp/2025/02/w_828/XbXIUUM4lYwuBcxV1F0kVhL8ZEmmM3qdap0HVA3l.jpg)
東海林剛史は、視聴率がすべてと考えているプロデューサーで、折本とともに爆弾犯の交渉生中継に乗り気になります。 演じるのは、「おっさんずラブ」シリーズなどで知られる吉田鋼太郎。近年では映画『【推しの子】』(2024年)への出演も話題になりました。
映画『ショウタイムセブン』の原作をネタバレ解説しました
韓国映画『テロ、ライブ』を原作に、阿部寛が主演を務めリメイクされた『ショウタイムセブン』。原作からどのように改変されているかも見どころの1つですね。 『ショウタイムセブン』は2025年2月7日公開です。