2025年2月11日更新

映画『野生の島のロズ』のあらすじ・日本吹替キャストを解説!ラピュタのロボット兵がキャラデザの参考になったのは本当?

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ロボットと動物の共生を描いたハートフル・アニメーション映画『野生の島のロズ』が、2025年2月7日から全国公開されました。この記事ではあらすじを始めとする本作の基本情報を紹介していきます。

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映画『野生の島のロズ』作品概要

タイトル 『野生の島のロズ』
公開日 2025年2月7日
上映時間 102分
監督 クリス・サンダース
キャスト(日本語吹き替え版) 綾瀬はるか , 柄本佑 , 鈴木福 , いとうまい子

映画『野生の島のロズ』のあらすじ

野生の島のロズ

とある無人島に流れ着いた最新型アシスタントロボットのロズ(綾瀬はるか)。野生動物によって起動ボタンを押され目覚めた彼女は、動物たちの観察をしながら少しずつ新たな環境に適応していきます。 しかし動物たちにとってロズは未知の存在。時には敵意をむき出しにされ、野生の島での厳しい現実に直面します。 そんなある日のこと、雁の卵を見つけ孵化させたロズ。雛のキラリ(鈴木福)に「ママ」と呼ばれた瞬間、彼女の中に初めての感情が芽生えて……。

映画『野生の島のロズ』吹き替えキャスト・キャラクターを解説

ロズ役 綾瀬はるか
チャッカリ役 柄本佑
キラリ役 鈴木福
ピンクシッポ役 いとうまい子

ロズ役/綾瀬はるか

綾瀬はるか

ユニバーサル・ダイナミクス社が開発した最新型のアシスタントロボット・ロズ。漂着した無人島で、自分に命令を与えてくれる存在を探し彷徨っていました。ひょんなことから雁の雛を育てることになります。 主人公であるロズの日本語吹き替えを担当するのは、『海街diary』(2015)やTVドラマ『義母と娘のブルース』(2018)の綾瀬はるかです。

チャッカリ役/柄本佑

柄本佑

無人島で暮らすキツネ・チャッカリ。ずる賢く疑い深い性格で、他の野生動物たちとは距離を取っていました。最初はロズのことを警戒していましたが、少しずつ受け入れ、友人になっていきます。 そんな外れ者・チャッカリの吹き替えを、『花腐し』(2023)や『シン・仮面ライダー』(2023)の柄本佑が演じます。

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キラリ役/鈴木福

鈴木福

ロズが孵化させた雁の雛・キラリ。刷り込みでロズのことを母親と認識し、「ママ」と呼んでいます。ロズが母親ということで周囲から爪はじきにされてしまいますが、腐らず前向きに日々を過ごしています。 ロズに心を与えた雛・キラリの吹き替えを担当するのは、TVドラマ『マルモのおきて』(2011)でお馴染みの鈴木福です。

ピンクシッポ役/いとうまい子

いとうまい子

多くの子どもを抱えるオポッサム・ピンクシッポ。豊富な育児経験をもとに、右も左も分かっていないロズに的確なアドバイスをしてくれる先輩ママです。 そんなピンクシッポの日本語吹き替えを、俳優、タレント、さらには大学教授とマルチに活躍するいとうまい子が担当。本作が初の声優作品となります。

映画『野生の島のロズ』はラピュタのロボット兵がモデル?

野生の島のロズ

ロズのビジュアルについて、ネット上ではジブリ作品の『天空の城ラピュタ』に出てくるロボット兵に似ているという声が一部から挙がっています。 確かに小さな頭部や球体型の胴体、そして長い手足など、見た目の共通点は多め。キービジュアルとして公開された小さな動物を肩に乗せ森の中で佇む姿も、まさにロボット兵のイメージです。 それもそのはず、実は監督のクリス・サンダースはロズのキャラクターデザインについて、「『天空の城ラピュタ』のロボット兵を指針にしている」と公言しています。 日本人にとって馴染み深いデザインなので、なんだか親近感が湧きますよね。

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映画『野生の島のロズ』に原作はある?

映画『野生の島のロズ』は児童文学『野生のロボット』が原作になっています。 作者はアメリカでイラストレーターとしても活躍する作家のピーター・ブラウン。ニューヨークタイムズの最優秀絵本賞をはじめとした数々の賞を受賞していて、著書には『きょうふのおばけにんじん』や『ふしぎなガーデン』などがあります。 また『野生のロボット』の続編として、『帰れ 野生のロボット』という作品も発表されています。映画の続きも読んでみたい人は、ぜひ原作をチェックしてみてくださいね。

映画『野生の島のロズ』主題歌はNiziUが担当

映画『野生の島のロズ』の日本版スペシャルソングには、アイドルグループ・NiziUの新曲「AlwayS」が起用されています。 本楽曲はMrs. GREEN APPLEの大森元貴が作詞作曲を手がけ、人気YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」ではNiziUと大森のコラボバージョンが公開され話題を集めました。 また本作の予告編でもスペシャルソングNiziU「AlwayS」ver.が公開されています。

映画『野生の島のロズ』監督・スタッフ解説

監督・脚本:クリス・サンダース

映画『野生の島のロズ』でメガホンを取ったのは「ヒックとドラゴン」シリーズや、『リロ&スティッチ』(2002)、『野性の呼び声』(2020)のクリス・サンダースです。 本作では監督の他に、脚本も自身で担当。脚本制作では、限られた時間の中で原作の核を描き切るため、大胆なトリミングを行ったと語っています。 また本作は第97回アカデミー賞では長編アニメーション賞、他2部門にノミネートされています。

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映画『野生の島のロズ』の公開日は2025年2月7日!

ロボットと野生動物たちが繰り広げる、心温まる物語『野生の島のロズ』。プログラムではなく、キラリへの愛情を動力源にし、自らの意思で行動していくロズの姿に目頭が熱くなりました。 映画『野生の島のロズ』は2025年2月7日より、全国ロードショーです!