ドラマ「輝くウォーターメロン」各話あらすじとネタバレを紹介!キラキラ輝く高校生の青春物語

韓国ドラマ『輝くウォーターメロン~僕らをつなぐ恋うた~』は、タイムスリップした高校生が自らの手で運命を変えようとする青春ロマンス作品です。 本記事では「輝くウォーターメロン」の各話あらすじとネタバレを紹介していきます。
ドラマ「輝くウォーターメロン」作品概要・あらすじ
タイトル | 『輝くウォーターメロン~僕らをつなぐ恋うた~』 |
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公開日 | 2023年9月25日 |
監督 | ソン・ジョンヒョン |
脚本 | チン・スワン |
キャスト | リョウン , チェ・ヒョヌク |
原作 | - |
「輝くウォーターメロン」のあらすじ
幼い頃から耳の聞こえない家族を助けてきたハ・ウンギョル(リョウン)は、なぜか約30年前の1995年にタイムスリップ!そして若き日の父イチャン(チェ・ヒョヌク)に出会ったウンギョルは、彼の耳が聞こえていることに気付きます。 さらにイチャンは未来の妻ユン・チョンア(シン・ウンス)ではなく、チェ・セギョン(ソル・イナ)に恋をしていました。ウンギョルは、なんとか自分が運命を変えようと過去で奮闘することになりますが……。
ドラマ「輝くウォーターメロン」キャスト・登場人物解説
ハ・ウンギョル役/リョウン

ハ・ウンギョルは両親と兄の4人家族ですが、自分以外は全員耳が聞こえません。そんな逆境にも負けず、家族を支え、真面目に明るく育ったウンギョル。学校の成績も優秀です。しかし幼い頃ギターに触れたことで音楽の魅力にはまり、夜は家族に隠れてバンド活動をしています。 突然2023年から1995年にタイムスリップし、若き日の父と出会うことに……。 そんなウンギョルを演じるのは、俳優リョウン。2017年にドラマデビュー後、2022年、2023年と2年連続でSBS演技大賞を獲得している実力派です。
ハ・イチャン役/チェ・ヒョヌク

ウンギョルの父であるハ・イチャン。2023年では耳が聞こえませんが、1995年の高校生時代は健常者でした。高校生のイチャンは愉快なお調子者で、一目惚れしたセギョンのためにバンドを結成します。 ウンギョルとはバンド活動を共にすることになりますが、まさかタイムスリップしてきた息子だとは気づきません。 そんなイチャン役を務めるのは、ライジングスターとして注目を集めている俳優チェ・ヒョヌク。ドラマ『二十五、二十一』(2022年)や『弱いヒーロー Class1』(2022年)など人気作への出演が続いています。
チェ・セギョン役/ソル・イナ

芸術高校チェロ科の1年生であるチェ・セギョンは、美人で学生たちのマドンナ的な存在です。イチャンに一目惚れされたことで、タイムスリップしてきたウンギョルとも関わっていくことになります。 イチャンに黙って留学したセギョンでしたが、ある日突然、ウンギョルたちの前に再登場。しかしそれにはある事実が隠されており……。 セギョンを演じるのは、ドラマ「哲仁王后」(2020年)や『社内お見合い』(2022年)への出演で人気を集めるソル・イナです。
ユン・チョンア役/シン・ウンス

ユン・チョンアは生まれながらに耳が聞こえません。ピアノ製造会社を経営する父のもと裕福な家庭で育ちましたが、継母から虐待にあっており、心を閉ざしています。 実は2023年ではイチャンと結婚し、ウンギョルの母でした。しかしウンギョルがタイムスリップした1995年では、イチャンへの片思いに苦しんでおり……。 そんなチョンアを演じるのは2016年に14歳という若さで俳優デビューしたシン・ウンス。ドラマ『照明店の客人たち』(2024年)など話題作にも出演しています。
ドラマ「輝くウォーターメロン」の各話あらすじとネタバレ
「輝くウォーターメロン」1話・2話のあらすじとネタバレ
耳の聞こえない両親、兄と暮らすウンギョル。幼い頃から家族を助ける優等生でしたが、一方で孤独も抱えていました。そんな時、楽器店でおじいさん店主と出会い、ギターを勧められます。 すぐにギターの才能を発揮し、音楽の魅力にはまったウンギョル。高校生になっても、家族に内緒でバンド活動を続けていました。 しかしその後、父イチャンがウンギョルのバンド活動を知り、猛反対します。ウンギョルがギターを壊そうとすると、目の前に突如現れた楽器店。中に入ったウンギョルはギターを売りますが、外に出るとそこはなんと1995年の世界でした。 しかも戸惑うウンギョルに話しかけてきたのは、若き日の父イチャンだったのです。さらにイチャンが耳の聞こえる健常者であることにウンギョルはひどく驚きます。
「輝くウォーターメロン」3話・4話のあらすじとネタバレ
1995年、高校生のイチャンは耳が聞こえるうえに、バンドを結成しようとしていると知り、驚愕するウンギョル。しかもイチャンはウンギョルの母ではない女性を好きだというのです。 なんとか2023年に戻ろうとするウンギョルですが、帰り方がわかりません。そんなウンギョルにギターを売った楽器店のマスターから電話があり、“タイムスリップした理由を自分で見つけるように”と言われてしまいます。 一方イチャンは意中の女性セギョンのためにバンド結成を急いでいました。ウンギョルはそんな父を応援し、ギタリストとしてイチャンとセッション。ウンギョルはセギョンの前で見事な演奏を披露し、イチャンを助けたのでした。 しかしステージの余韻に浸る帰り道、ウンギョルはイチャンが事故で聴力を失ったことを思い出します。さらにその事故がまだ起きていないと気づくウンギョル。
「輝くウォーターメロン」5話・6話のあらすじとネタバレ
自分が過去に来たのは、父の事故を防ぐために違いないと考えたウンギョル。「1年間は常に側で守る!」と宣言するウンギョルに、イチャンは思わずぞっとしてしまいます。 その後、セギョンが留学したと知ったウンギョルは、イチャンにその事実を隠していました。しかしすぐにセギョンは帰国。ウンギョルは雰囲気の変わったセギョンに少し疑問を抱きながらも、イチャンとの仲を邪魔しようと試みます。 一方、セギョンと同じ高校に通うチョンアは、イチャンに恋をしていました。生まれながらに耳の聞こえないチョンアは、未来でウンギョルの母となる人物です。 そんな中、マスターから電話で「運命は少しずつ変わり始めている」と暗示されたウンギョルは、雷に感電。ちょうどその頃、イチャンは体調を崩して倒れたチョンアを運んでいました。そして3人は偶然同じ病院へ……。
「輝くウォーターメロン」7話・8話のあらすじとネタバレ
実は帰国したセギョンは、ウンギョルと同じく2023年から来たセギョンの娘ウンユでした。死のうとしていたウンユはタイムスリップし、自分が生まれてくることがないように、母セギョンを初恋の人(イチャン)と結ばせようと考えていたのです。 一方チョンアは無事退院、しかしウンギョルを探していたイチャンは不良に絡まれ、ボコボコに殴られてしまいます。チョンアはセギョンに助けを求め、耳の聞こえない自分は無力だと落ち込むのでした。 その頃、感電の影響で2023年に戻ったウンギョルは、母がチョンアからセギョンに変わっていることにショックを受け、再び1995年へ。チョンアがジミから虐待にあっていることを知ったウンギョルは、手話講師として彼女を見守ることにします。 その後イチャンと再会したウンギョルは、父と母をくっつけるため、「俺はセギョンが好きだ!」と公開告白し……。
「輝くウォーターメロン」9話・10話のあらすじとネタバレ
セギョンをあきらめろと言うウンギョルにイチャンは「嫌だ」と返し、2人は喧嘩になってしまいます。 しかしその後、ウンギョルは本当に自分がセギョンに惹かれていることに気付き、彼女にキスをします。一方イチャンはチョンアから告白され、彼女のことが気になっていました。 再びマスターから電話を受けたウンギョルは、事故が起きる日を尋ねます。しかしマスターは「協力者を送ったから、自分の青春を楽しみなさい。」と言うのみで……。 後日、イチャンとウンギョルは、バンド名を「ウォーターメロン・シュガー」に決定。一方チョンアは父親のユン会長からFAXを与えられ、嬉しそうにイチャンとのやり取りを楽しみます。ジミからの仕打ちを知らないユン会長は、娘の笑顔を取り戻そうと努力しているのでした。
「輝くウォーターメロン」11話・12話のあらすじとネタバレ
バンドのメンバー・ドンジンが2023年に言っていたことを思い出し、文化祭のリハーサルで事故が起きると予想したウンギョル。リハーサルに行こうとするイチャンを必死に食い止めるウンギョルは、しかたなく自分が未来の息子であることを明かします。しかしイチャンは信じません。 その夜、体育館でリハーサルをしたイチャンは、メンバーを狙う不良たちに襲撃されます。セギョンと映画を観ていたウンギョルでしたが、イチャンのもとへ駆け付け、彼を守ったのでした。 しかし置き去りにされたセギョンはウンギョルを拒絶し、姿を消します。セギョンが再びアメリカへ戻ろうとしていると聞いたウンギョルが空港へ急ぐと、そこには雨の中うずくまるセギョンが……。 ウンギョルは彼女が2023年では両親と同年代であると思いつつも、「一緒にいよう」と手を差し伸べるのでした。
「輝くウォーターメロン」13話・14話のあらすじとネタバレ
セギョンとの距離を急速に縮めたウンギョル。一方、イチャンもチョンアへの思いを伝え、めでたく2組のカップルが誕生しました。 その後「ウォーターメロン・シュガー」はバンドコンテストで披露するオリジナルソングを作るため、キャンプに出かけます。そこでお互いスマホを持っている瞬間に出くわしたウンギョルとセギョン。2人はお互いがタイムトラベラーであることをついに知ります。そして彼女がセギョンの娘ウンユであることも知るウンギョル。 その後、楽しいキャンプから帰宅したチョンアでしたが、ジミに見つかり屋根裏に閉じ込められます。そんなチョンアをウンギョルが助け、イチャンの下宿先へ。チョンアの境遇を知ったイチャンは怒りが収まりません。 一方ウンギョルはウンユから「例の事故はまだ起きていない」と告げられ……!
「輝くウォーターメロン」15話・16話(最終回)のあらすじとネタバレ
リハーサルで父を救えたと思っていたウンギョル。しかしイチャンの聴力を奪う事故は、明日の6月6日だったのです。 イチャンを守る決意を再度固めたウンギョルは、ジミの悪事を暴くことにも成功しました。ジミはユン会長に追放され、ついにチョンアは穏やかな時間を取り戻したのです。 一方運命の日、例の事故は起こりますが、イチャンはウンギョルが見張っていたため無事でした。しかし胸をなでおろしたのも束の間、イチャンはウンギョルをかばって車に轢かれ、聴力を失ってしまいます。 2023年に戻れる最後のチャンスが迫っていましたが、罪悪感に苛まれたウンギョルは帰ることができません。しかしウンユに諭されたウンギョルは、イチャンに別れを告げます。イチャンは「事故はお前のせいじゃない。振り向かないで。」と伝え、ウンギョルを抱きしめるのでした。 そして2023年に戻ったウンギョル。所属するバンドはデビューしており、両親のイチャンとチョンアも人生を成功させ、幸せに暮らしていました。さらに無事に再会したウンギョルとウンユはキスを交わします。
韓国ドラマ『輝くウォーターメロン~僕らをつなぐ恋うた~』に原作はある?
韓国ドラマ「輝くウォーターメロン」に原作はなく、脚本家チン・スワンが描いたオリジナルストーリーです。チン・スワンは本作を執筆するにあたり、“良質なコンテンツがあふれている時代だからこそ、最も純粋で情熱あふれる初心に帰ろう”と考えた、と語っています。 チン・スワンはドラマ『太陽を抱く月』(2012年)や『キルミー・ヒールミー』(2015年)を手がけた人気の女性脚本家。丁寧に練られた構成と心温まるストーリーに定評があり、彼女の描く作品は“ハズレなし”と言われています。 今回も青春とファンタジー、家族愛を見事に融合させた脚本が素晴らしく、多くの視聴者を感動させました。主演のリョウンも、チン・スワンの脚本を読んで出演を決めたそうです。
韓国ドラマ『輝くウォーターメロン~僕らをつなぐ恋うた~』の感想・評価

結局イチャンは聴力を失ったけど、ちがう形のハッピーエンドでよかったです!「どんな結果でも生きることは素晴らしい」というメッセージが伝わりました。タイムスリップものはよくあるけど、親子がメインになっていたので新鮮でした。

やはりチン・スワンの脚本は間違いない!最終話は号泣……。一方でウンギョルとイチャンのBL疑惑などくすっと笑えるシーンもあり、観やすかった。人生を考えさせられる深いストーリーなので、いろいろな人におすすめしたい。
韓国ドラマ『輝くウォーターメロン~僕らをつなぐ恋うた~』のあらすじまとめ
韓国ドラマ「輝くウォーターメロン」全16話のあらすじをネタバレありで解説しました。「輝くウォーターメロン」はリョウンとチェ・ヒョヌクのケミが素晴らしく、親子の絆に思わず涙が止まらなくなる青春ファンタジーです。もちろん各カップルの胸キュンなロマンスシーンも大きな見どころの1つとなっています。 タイムスリップした主人公ウンギョルの奮闘や、登場人物たちのキラキラした青春に触れ、ぜひ心癒されてください!