韓国ドラマ『運命のように君を愛してる』の最終回あらすじ・全話ネタバレ！餅つきの意味は？

韓国ドラマ『運命のように君を愛してる』は、台湾で大ヒットしたドラマをリメイクしたラブコメ作品です。本記事では『運命のように君を愛してる』について、全20話のあらすじをネタバレありで詳しく紹介します。ぜひチェックしてください！

本作の主演は、主に時代劇で活躍する名優チャン・ヒョクと、明るい笑顔が美しいチャン・ナラ。気難しくも優しい社長ゴンをチャン・ヒョク、ゴンとハプニングから縁を結んでいくヒロイン・ミヨンをチャン・ナラが演じています。 コミカルからシリアスまで幅広い演技を見せるチャン・ヒョクと、控えめながらも温かくかわいいヒロインを好演したチャン・ナラは、とてもお似合いです。 その他、ヒロインを見守りゴンのライバルとなるダニエル役にチェ・ジニョク、ゴンの恋人セラ役にワン・ジウォンが抜擢されています。4人の関係性にも、ぜひ注目してください。

大企業チャンイン化学の社長であるイ・ゴンは、祖母のワン会長から結婚を急かされていました。なぜならゴンの家系は短命だったからです。しかしゴンには長年付き合っているバレエダンサーの恋人・セラがいます。 ある日親族の集まりで再び結婚の話をされたゴンは、我慢できなくなり、みんなの前で結婚宣言をしました。仕方なくセラにサプライズでプロポーズをしようと考えたゴンは、舞台をマカオに決めますが……。 一方、とある法律事務所の庶務担当であるミヨンは、どこにでもいる普通の女性です。断ることが苦手なミヨンは、いつも同僚の雑用まで任される始末。その日も上司に買い物を頼まれたミヨンは、偶然ゴンとぶつかってしまい、彼が持っていた婚約指輪を飛ばしてしまいました。それがゴンとミヨンの最初で最悪の出会いでした。 その後、くじ引きでマカオ行きのチケットを当てたミヨン。さらに、憧れのミン弁護士が一緒に行ってくれることになり、ミヨンは舞い上がります。 こうして偶然ゴンとミヨンがマカオにいることになりました。ミヨンはゴンに見つかりそうになり、慌てて逃げた後、噴水にあった飲料水を飲みます。しかしそれは謎の男たちがゴンを陥れようとして怪しい薬を入れた水だったのです。

謎の男たちは今後こそゴンに薬を飲ませようと、エステでマッサージを受けるゴンに近づきます。そしてついにゴンに薬の入った水を飲ませることに成功。実は水に入っていたのは精力剤で、一気飲みしてしまったゴンはふらつきながら自分の部屋に戻ります。 一方ミヨンも精力剤入りの水を飲んでしまったため、フラフラです。ミヨンの部屋番号は2006号室でしたが、謎の男たちがぶつかり、数字の9が6に変わっていました。そしてミヨンは間違えてゴンの部屋である2009号室に入ってしまい……。 翌朝、目覚めた2人はお互いを確認して絶句。ゴンもミヨンも、相手がヘラとミン弁護士だと勘違いして、結ばれてしまったのです。ミヨンを詐欺師呼ばわりするゴンにうろたえながら本当の2006号室に戻ったミヨン。するとそこには別の女性とベッドインしているミン弁護士がいました。 号泣するミヨンを見たゴンは、「大変身しよう！」とミヨンを美容室へ連れて行きます。美しくドレスアップしたミヨンは、ゴンと共にカジノに現れました。さらにゴンはミン弁護士をカジノで盛大に負かしたのです。 ゴンに詰め寄られ、土下座してミヨンに謝るミン弁護士。答えることなくその場を去ったミヨンをゴンが追いかけ、「優しすぎるのはダメだ。これからは自分に自信を持って！」と鼓舞します。 ようやく笑顔が戻ったミヨンは、そのままゴンと別れるのでした。

ゴンがミヨンと寝たことが写真に撮られており、ニュースになってしまいます。ワン会長は頭を抱え、「早く結婚して跡継ぎを産まなければ、ゴンの義弟であるヨンに後を継がせる。」とゴンに忠告するのでした。 一方ミヨンは妊娠していることに気付き、どうしたらいいのかわからない日々を過ごしていました。そんな時、ゴンと再会したミヨン。子供の父親は明らかにゴンでしたが、セラの存在を知っていたミヨンは本当のことを言い出せません。 その後、教会を訪れたミヨンは一夜の過ちで妊娠してしまったことを懺悔します。それを偶然聞いてしまったダニエルという男性は、ミヨンに「まず病院へ行き、相手にも本当のことを言ってください。」とアドバイスするのでした。 ミヨンはヨウル島にある実家に帰り、母に妊娠を打ち明けます。するとそこに現れたのはまさかのゴンでした。ゴンはヨウル島の工場の権利を持っていて、仕事で訪れていたのです。 ミヨンの母は、娘を妊娠させた相手がゴンだと知って大騒ぎ。ミヨンもゴンに隠し通すことができず、事実を知ったゴンはショックで真っ白になってしまいます。さらにミヨンの母は動揺する2人を誰もいない倉庫に閉じ込め……。

2人きりになったゴンとミヨンはうろたえますが、次第に落ち着きを取り戻し始めました。父親を亡くしたミヨンと、幼い頃から親がいないゴン。共通点を見つけた2人は「不思議な出会いですね。」と話します。そして明日病院に行って赤ちゃんを諦めるというミヨンに、ゴンは謝罪し、「病院には一緒に行きます。」と答えるのでした。 しかし眠ってしまったゴンが目を覚ますと、そこにはすでにミヨンの姿はなく、置手紙だけが残っていました。たった1人で産婦人科に向かったミヨンをゴンは追いかけます。 病院に到着し、ミヨンを見つけたゴンでしたが、彼女はすでに心を決め、堕胎手術にサインをしていました。しかし何の罪もない命が失われることに思い悩んだゴンは、直前でミヨンを引き止めます。そして2人は結婚することにしたのです。 セラに電話でその事実を伝えようとしたゴン。しかしセラはちょうど初舞台を控えており、ゴンはとうとう言い出すことができませんでした。 その後ゴンは、工場のパク社長から「強力精力剤」を渡され、あの日飲まされたのはこの精力剤だったことを悟ります。そしてミヨンが島民とグルになって自分をはめたのではないかと疑い始め……。

ゴンが自分を疑っていることとは知らず、彼の家に住み始めたミヨン。ワン会長はミヨンを歓迎しますが、ゴンの継母と義弟のヨンは、よそよそしいゴンとミヨンの仲を疑うのでした。 そして継母らの疑惑は当たっており、ゴンは冷たい態度でミヨンを驚かせます。しかしどんなにひどい言葉を浴びせても反発しないミヨンに、ゴンは余計腹を立ててしまい……。 その後、法律事務所を退職し、荷物を取りに行ったミヨンは、帰り道でダニエルと再会します。ミヨンの持ち物の中に「離婚合意書」を見つけたダニエルは、心配になって自分の電話番号をミヨンに渡しました。 ミヨンが帰宅すると、ゴンが離婚合意書へのサインを要求してきます。さらに離婚合意書には“子供が生まれたら自動的に離婚となるが、慰謝料は保証する”と書かれていたのです。内容を読んだミヨンは「いつも辛い時にあなたが助けてくれたから結婚しました。慰謝料はいらないけど、子供は私が育てます。」と話しました。 そんな時、ワン会長が倒れてしまいます。急いで駆け付けたゴンは、ベッドに横たわるワン会長から「育児教室のチケット」を渡されました。仕方なくミヨンと参加するゴンですが、全くやる気を出さずスマホを見てばかり。それでもミヨンは来てくれたことに感謝するのでした。 教室が終わり、ミヨンは偶然ダニエルに会い、家まで送ってもらうことになります。家の前についたミヨンとダニエルは、車で帰宅したゴンに遭遇し……。

ミヨンに冷たくしながらもダニエルのことが気になってしまうゴン。ダニエルは「ミヨンは妹のような存在です。」と話しますが、ゴンは「行動に責任を持て！」とミヨンを非難します。 部屋に戻るとゴンに「子供は譲れません。それを認めてくれるまでサインはできません。」と話すミヨン。ゴンは「どちらにしても離婚することに変わりはない。」と冷ややかに答えるのでした。 そんなゴンですが、ミヨンの寝顔を見て、ほほえましく写真を撮ったり、父母教室を真面目に取り組んだり、何かと優しいところを見せます。さらに結婚式の二次会にゴンを連れてきてほしいというミヨン母の頼みを快諾したゴン。ミヨンはゴンに感謝し、ミヨン母も本当の息子のようにゴンと接します。母親の愛情に飢えているゴンはとても嬉しく思うのでした。 そうして少しずつ関係が変わってきたゴンとミヨン。ところがある日、ダニエルと会っていたミヨンに“ヨウル島の工場が売却され、廃棄処理場ができる”というメールが届きます。ゴンが島を守ってくれなかったことに心を痛めたミヨン。思わず涙を流してしまうミヨンをダニエルは優しくなぐさめます。そして向こうからゴンがやってきた時、ダニエルはわざとミヨンを抱きしめ……。

ダニエルに抱きしめられるミヨンを見て、思わず頭に血がのぼってしまうゴン。「他の男と何してるんだ！」と怒るゴンに、「子供がいなかったら私なんかどうでもいいくせに！私はあなたの何なのですか？」と言うミヨン。ミヨンがゴンに歯向かったのは、今回が初めてでした。 その後、ゴンのことが信じられなくなったミヨンは、荷物を持ってゴンの家を飛び出します。しかし行く当てもなく途方に暮れるミヨン。ダニエルに会いに行ったミヨンは、彼が生き別れの妹をずっと探していることを知りました。そしてダニエルは「ぼくたち義兄妹になろう」とミヨンに言い、彼女を家に帰します。 そうして偽装結婚を続ける2人のもとに、ミヨンの姉ミジャが夫と訪れました。ゴンとミヨンは仲睦まじい夫婦を演じ、4人で観光船に乗ることに。しかしそこで妊婦であるミジャの陣痛が始まってしまうのです。 その場で産むことになり、ゴンがお産をサポートします。そして無事に赤ちゃんを取り上げたゴン。 ミヨンはゴンに感謝し、さらにゴンが廃棄処理場ではなく住民用の健康施設を計画していると知りました。ミヨンの誤解は解け、彼を信じ直すことにします。 夜、同じベッドに寝ることになった2人。やっぱりソファへ行こうとするミヨンを、ゴンが抱き寄せ……！

結局ゴンはミヨンにそれ以上何もできず、すやすや眠る彼女の横で眠れない夜を過ごします。 翌日、ミヨンとゴンはいつものように父母教室に参加しました。その後2人で食事をしていると、ミヨンが「胎児名はケットンにしませんか？」とゴンに尋ねます。ケットンは「犬のフン」を意味するため反対するゴンですが、「変な名前のほうが健康で長生きになるんです。」と話すミヨン。結局、胎児名はケットンに決まりました。 そのままゴンの社長室に行くことなったミヨン。しかし2人が部屋に入ると、そこに待っていたのはなんとセラです。「会いたかった！」とゴンに抱き着くセラを見たミヨンは、思わず自分を社長秘書だと言って挨拶します。ゴンは仕方なくセラに合わせ、本当のことを隠すのでした。 しかしその後、家の前に現れたセラを見て、ゴンはついにミヨンを妻だと紹介します。セラはショックでその場を去り、部屋で1人泣くゴンの様子を感じ、ミヨンも涙が止まりません。 そんなある日、ワン会長の慈善パーティーに参加することになったミヨン。セラの友人に水をかけられ、さらし者にされるミヨンでしたが、そこにゴンが現れ、ミヨンを素晴らしい妻として紹介します。そして2人きりになった時、ゴンは「今まで待たせてごめん」と言ってミヨンにキスをするのでした。

セラへの思いを断ち切り、ミヨンとラブラブモードに突入したゴン。ミヨンは愛妻弁当を作って社長室へ届けるなど、とても幸せな時間を過ごします。 ところがそんなミヨンにセラから連絡が来たのです。ホテルのラウンジへ呼び出されたミヨンは、そこでセラに「愛のない結婚なんて惨めじゃないの？私なら絶対に嫌だわ。」と言われました。痛いところを突かれてしまったミヨンは、セラに何も言えなくなってしまうのでした。 ある日、会社のチャリティーオークションに参加することになったゴンとミヨン。しかしそこに社長夫人であるミヨンの出品として、大切なケットンのマグカップが紹介されてしまったのです。ゴンはすぐに継母が仕組んだことだと見抜き、絶対にマグカップを落札しようと考えました。そしてついに3000万ウォンという破格の値段で競り落としたゴン。 しかしミヨンは喜ぶどころか、急いで会場から出て行ってしまったのです。驚いたゴンが後を追いかけると、「別れましょう」と言うミヨン。ゴンは訳が分かりません。 するとミヨンは「ゴンさんが優しくしてくれるほど、離れたくないと欲を出してしまうから……。」と涙を流します。正直な思いを一生懸命伝えようとするミヨンに、ゴンは思わず抱きしめて熱いキスをし……。

幸せな日常を送るゴンとミヨン。ケットンもお腹の中ですくすく成長しており、新しい命の誕生が2人は楽しみでたまりません。そんな時、ゴンの部屋で離婚合意書を見つけた継母は……。 ゴンとミヨンの誕生日は同じでした。2人は6時にある場所で待ち合わせをしてデートする約束をします。しかしその日、新聞に「離婚合意書、契約結婚」という見出しでゴンのことがスクープされてしまうのです。もちろんマスコミにリークしたのはゴンの継母でした。 ニュースを見たミヨンの母は激怒してミヨンを連れ帰ってしまいます。さらにニューヨークではセラがそのニュースを目にし……。 ワン会長も寝込んでしまい、ゴンは「やむを得ない事情があった。必ず解決するから安心してほしい。」と会長に告げます。 ゴンが社長を務めるチャンイン化学でも、室長らが対応に追われていました。さらに臨時株主総会でゴン社長の解任案が議題にあがることになり、ゴンは室長の運転で会社へ向かいます。しかしミヨンの誕生日が優先だと言って車を降りてしまったゴン。 その時ゴンが突然倒れてしまいます。約束の6時を過ぎても現れないゴンを心配するミヨン。 そして病室で目を覚ましたゴンの前にいたのは、ミヨンではなくセラで……。

目を覚ましたゴンでしたが、なんとここ3か月間の記憶をすっぽり失っていました。実はゴンの家系は遺伝病を抱えており、今回記憶がなくなったのは、その症状の1つだというのです。 ちょうどマカオに行く直前で記憶が止まっているゴンは、セラのことを恋人だと認識しています。そのためミヨンが病院に到着した時、ゴンはセラと抱き合っていました。ショックを受けるミヨンでしたが、その後セラから「しばらくゴンから離れてほしい」と言われてしまい……。 ゴンに今必要なのは心と体の安定だと言われたミヨンは、気持ちを封印してゴンの社長秘書として接することにします。さらに「契約結婚」の記事を目にしてしまったゴンは、ミヨンに冷たく当たり、罵声を浴びせるのでした。 その一方、見覚えのない物や、「ケットン」という言葉に引っかかるゴン。そしてゴンはミヨンからもらったキャンディーを見つけると、ついに彼女への気持ちを思い出したのです。 セラの制止も振り切り、車を走らせるゴン。運転しながら、これまでのミヨンとの思い出が確実によみがえってきます。記憶をなくしている間、自分がミヨンに浴びせてしまったひどい言葉を思い返し、ゴンは涙が止まりません。

自分の病状をよく知るタコ博士のもとへ到着したゴン。ゴンが、遺伝病が発症したのかを尋ねると、博士は「たしかではないが、同じ病気を患った君の父親と症状がそっくりだ。」と答えます。ゴンは絶望してしまうのでした。 一方ミヨンは1人で父母教室に参加していました。今日が最後の教室。テーマは赤ちゃんへのメッセージを書くことです。他の夫婦が幸せそうに書き始める中、孤独を感じるミヨン。その時なんとゴンが現れ、ミヨンは驚きながらも喜びます。 しかしゴンは遺伝病を患ったことでミヨンを苦しめてしまうことが嫌で、本当のことを話せませんでした。そしてついに「別れよう。自分の人生は自分で切り開け。」とミヨンに別れを切り出すゴン。突然のことにミヨンは放心状態になり、ゴンが去った後、車に轢かれてしまいます。 ミヨンは助かりましたが、お腹のケットンは天国に旅立ってしまいました。取り乱すミヨンに、自分を責めるゴン。 後日、退院したミヨンは「やり直しませんか？」とゴンを訪ねますが、遺伝病のことを言えないゴンは断るしかありません。ダニエルからパリの美術大学を案内されたミヨンは、新たな人生をスタートさせるため、フランスへ旅立つことを決めるのでした。

ミヨンがパリに渡ってから3年の月日が流れました。ミヨンは人気画家「エリー・キム」として活躍しています。 一方ゴンは会社を大きくし、社長として奮闘していました。遺伝病の症状も落ち着いています。ある日ミヨンが韓国で個展を開くことを知ったゴンは、悩みつつ、こっそり覗いてみることに……。 そこで子供が描いてある絵を目にしたゴンは、その子供とケットンが重なりました。ゴンはすかさず偽名を使ってその絵を買い取ります。 その後、その絵を売るつもりがなかったミヨンは、スタッフのミスで誰かが購入したと知り、慌てました。購入したヨンジャという人物に急いで連絡するミヨン。もちろんその人物がゴンであることには気づきません。 ミヨンはその絵を売るつもりはなく、どうしても会って話がしたい、とヨンジャにお願いします。ゴンが「あの絵はあなたにとってどんなものなのですか？」と聞くと、ミヨンは「私の家族であり、自分の人生で最も輝く宝石のような大切なものです。」と答え……。 後日、いつも泊まるホテルで、部屋番号を間違えてしまったゴン。するとその部屋に泊まっていたのはまさかのミヨンでした。2人は思わぬ形で再会を果たします。

翌朝ゴンは“もう会わないことを祈ります”と書いたミヨンのメモを見つけました。泥酔していたため夢だったのかと思っていたゴンでしたが、やはりあれはミヨンだったのだと確信します。そしてホテルのロビーでダニエルと出くわしたゴンは、「今までミヨンを支えてくれてありがとう」と感謝するのでした。 しかしその後も絵の購入をキャンセルしてほしいミヨンは、相手がゴンだと知らないままヨンジャと連絡を取り続けます。それでもヨンジャはなかなかキャンセルを承諾してくれません。 そんなある日、長年探していた妹が見つかったとダニエルがミヨンに報告に来ます。一緒になって喜ぶミヨンは、ダニエルと共に妹と名乗る人物に会いに行きました。しかしその女性は本当の妹ではなく、ダニエルを騙して金を奪おうとした詐欺師だったのです。 落ち込むダニエルを優しくなぐさめるミヨン。するとダニエルは「本当の家族がほしい。」とミヨンに告げ……。 後日、ミヨンがパリへ戻る日が近づき、ゴンは絵を返すことにします。ところがゴンが劇場にいるというミヨンのもとへ向かうと、ちょうどダニエルが彼女に花束を渡してプロポーズをしており……！

「君と本当の家族になりたい」とダニエルからプロポーズされたミヨン。しかしミヨンは彼に返事ができないまま、思い悩む日々を過ごしていました。そんな中、ミヨンはヨンジャに連絡を取り、「3年前の今頃はとても辛く、でも幸せな日々でもありました。」とメッセージを打ちます。そんなミヨンに、ゴンであるヨンジャは、「辛い思い出は忘れるのではなく、心の片隅にそっと置いておけばいい。」と助言するのでした。 後日、ゴンとミヨンは仕事の関係でまたも会うことになってしまいます。ゴンの会社とコラボレーション企画を契約することになったミヨン。ゴンとはもう会いたくないと思っていたミヨンでしたが、仕事だからと割り切って引き受けることにしました。 そして、とある植物園でミヨンを見つけたゴンは、こっそり彼女を観察します。しかしひょんなことからミヨンに見つかってしまうゴン。自分につきまとうような様子のゴンをミヨンは煙たがりますが、その時大雨が降り始め……。 川が氾濫しかけているため、帰れなくなった2人は仕方なく小屋に避難しました。そこでミヨンに熱があることに気が付いたゴン。「もう私を心配しないで！」とゴンを振り切って帰ろうとするミヨンを、「君ってやつは……。」とゴンは抱きしめ……。

ミヨンを抱き寄せ、キスをしようとしたゴン。しかしミヨンは熱のせいでそのまま気を失ってしまいました。ゴンは一晩中看病しますが、やがて眠ってしまいます。 翌朝ゴンが目を覚ますと、すでにミヨンの姿はありませんでした。ゴンはミヨンのアトリエに彼女の様子を見に行きますが、ミヨンはダニエルと楽しそうに電話をしています。そんなミヨンの姿を見て、ゴンは彼女の幸せを願って、大人しく身を引くべきだと考えるのでした。 そしてミヨンがゴンの会社と結んだ契約も、いよいよ終了。ミヨンが作成した広告は大好評で幕を閉じます。ゴンはミヨンに心からのお礼を伝えるのでした。 ついにケットンの絵をミヨンに返すことにし、アトリエに持ってきたゴン。そこでゴンは1枚の絵を目にして立ち止まります。それは男性がたくさんのキャンディーに囲まれている絵でした。ミヨンとの大切な思い出である、幸せのキャンディーを彷彿とさせる、その絵。ゴンは胸が熱くなります。 するとそこにミヨンが現れました。ケットンの絵を持っているゴンを見て、ミヨンはゴンがヨンジャであったことを悟ります。「もしかして、あなたがヨンジャなの？」と聞くミヨンに、ゴンは「そうだ」と答え……。

ヨンジャの正体がゴンだとわかり、憤慨するミヨン。一生懸命ゴンのことを忘れようと努力していたミヨンにとってみれば、ゴンが正体を隠して自分とやり取りをしていたことは残酷な仕打ちです。ゴンも本当は彼女のことが好きですが、本音を明かすことはできず、そのままミヨンに追い返されます。 後日、ミヨンはゴンへの思いを断ち切るため、一刻も早くフランスへ戻ろうとしていました。そんな時、ゴンから返されたケットンの絵に、メッセージカードを見つけます。そこには“最も輝いていた時間を思い出させてくれて幸せだった”という、ゴンの素直な気持ちが書かれており……。 3年前、急に別れを切り出したゴンのことを、だんだん疑問に思い始めるミヨン。とうとうミヨンがフランスに戻る日となりますが、ミヨンは心ここにあらずの状態でした。そんなミヨンを見たダニエルは、ゴンに会って真実を確かめるよう促します。今行かないと後悔すると感じたミヨンは、空港へ行かずゴンの家へ……。 ミヨンがゴンの家へ到着すると、彼は留守でした。懐かしい部屋に入ったミヨンは、2人の思い出の品で溢れかえった状態に衝撃を受けます。そして別れを告げた理由が病気のせいだったことを知ったミヨンは……。

事のすべてを知り、号泣するミヨン。同時に世間的にもゴンの病が公になり、緊急記者会見が行われていました。ゴンは会見で病気のことを認め、社長を退任することを宣言します。それを見て、継母とヨンはほくそ笑むのでした。 その時、会見場に入ってきたのは、なんとミヨンでした。驚いて目を丸くするゴンに、「なぜ嘘をついたの？」と泣きながら問い詰めるミヨン。そんな彼女に、ゴンは「君が知ったとしても何も変わらない。病気なのは事実だ。」と告げます。しかし食い下がらないミヨンは、そのまま「愛してる」と言ってゴンにキスをしたのです。 その後、ミヨンはワン会長と会いました。病院のことを不安視するワン会長に、ミヨンは「何があってもゴンさんと一緒なら大丈夫です。」と強い意志を示します。一方ダニエルには、気持ちに答えられなくてごめんなさいと、心から謝罪したミヨン。 ようやく気持ちが通じ合ったゴンとミヨンは、また2人で暮らし始めます。ゴンは「ずっと側にいてほしい。」とミヨンにキスをし……。

幸せな2人でしたが、唯一ミヨンの母だけは複雑な思いで復縁に反対していました。ゴンはなんとかミヨンとの仲を認めてもらうため、何度もミヨン母のもとを訪れます。 一方ゴンの継母は突然これまでの非礼を謝罪し、ゴンに亡き父の手帳を渡しました。そして、ゴンの父が愛人である自分のもとから家族のもとへ去ろうとした日に事故にあったことを教えてくれる継母。ゴンは正直に話してくれた継母に対し、素直にお礼を述べるのでした。 そしてゴンは父の手帳に1枚の写真を見つけます。そこにはどこか見覚えのある木が写っていましたが、正確な場所がどうしても思い出せないゴン。父との思い出を探りたいゴンは、興信所に木を探すよう依頼します。 その後、なんとかミヨン母に認めてもらった2人は、結婚式をあげることに。そして式当日、ゴン父の写真に写っていた木が見つかり、2人は式場を抜け出します。その木の下を掘り返すと、父からゴンへの手紙が出てきました。 そしてその手紙には、「先のことはわからない。あまり心配せずに、今という瞬間を大切にしなさい。」というメッセージが……。父の愛ある文章を読んだゴンは、笑顔でミヨンと手を繋ぎ、式場へと戻るのでした。

みんなに祝福され、幸せな式をあげたゴンとミヨン。それからしばらくして、2人はハネムーンとして済州島に来ていました。ホテルのバーで飲むゴンとミヨンは、今日こそ素敵な結婚初夜を過ごせるはず、と期待しています。 しかしそんな2人を見守っていた室長とヨンが、バーテンダーに怪しい粉を渡していました。2人が飲んでいるカクテルには、その粉、つまり精力剤が入っていたのです。 そうとは知らず、一気にカクテルを飲み干す2人。クラクラしながらも、なんとか部屋にたどり着いたゴンとミヨンは、そのままベッドイン。翌朝、目を覚ました2人はお互い裸で絶叫します。案の定、昨夜の記憶はありません。まるであのマカオの日のように……。しかし翌日、2人はロマンチックな一夜を過ごし、無事にリベンジを果たすのでした。 それから1か月後、ミヨンの妊娠が判明します。そしてゴンの遺伝病も、今後発症する可能性は低いということもわかりました。 それからさらに時が経ち、ゴンとミヨンには双子の子供が誕生。かわいい子供たちに、ゴンは自分が描いた絵本を読み聞かせます。それは“小さな国のお姫様と、気難しいゴン王子の幸せな物語”でした。

第2話で、ゴンとミヨンが結ばれる際に流れた「餅つき」のシーンが大変話題になりました。ポップなイラストの背景で、楽しく餅つきをする可愛らしいゴンとミヨン。 実は韓国では性交渉のことを「餅つき」と表します。コンプライアンス的にも濃厚なベッドシーンをそのまま流すわけにはいかないため、代わりにキュートな餅つきの描写で結ばれたことを表現したのです。なんとも微笑ましい演出ですね！

本作は台湾ドラマ『ハートに命中！100%』というドラマをリメイクしたものです。台湾版は胎児が死んでしまった時に別れではなく、2人で乗り越えることを選ぶなど、ストーリーに多少の違いがあります。 そして2020年に本作は日本でもリメイクされました。主演は瀧本美織と、岐洲匠。全10話で1話約30分というようにかなり短い構成だったため、台湾版や韓国版を観たファンからは、少し物足りないという意見もあったようです。 気になる人は、ぜひ原作や日本版も試してみてください。

韓国ドラマ『運命のように君を愛してる』の全話あらすじを解説しました。話題になった餅つきシーンや、ハッピーなラストなど、見どころ満載のラブコメ作品です。ぜひ本編を視聴して、幸せな気持ちになってください！