『薬屋のひとりごと』先帝の死因は?皇太后が先帝を呪っていた理由も解説!

小説・漫画・アニメと、様々な分野で大ヒットを記録している『薬屋のひとりごと』。 この記事では本作の随所に名前が登場する重要キャラ、先帝について徹底解説!基本的なプロフィールはもちろん、その死因や皇太后との関係性など、気になるポイントもあわせて紹介していきます。 ※この記事は『薬屋のひとりごと』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
『薬屋のひとりごと』先帝のプロフィール
年齢 | 不明 |
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誕生日 | 不明 |
身長 | 不明 |
声優 | 大塚剛央 |
物語開始時点の5年ほど前に亡くなった先帝。若くして死亡したことがわかっていますが、詳細な年齢は明かされていません。政治能力の低い暗君だったようで、実際に国を取り仕切っていたのは彼の母だったと判明しています。 先帝は強権を振るう母や過去のトラウマが影響し、「大人の女性は恐ろしい」という意識を植え付けられることに。それにより、彼は幼女にばかり好意を寄せる、危険な性癖の持ち主になってしまいます。
『薬屋のひとりごと』先帝の死因は?なぜ亡くなったの?
若くして死亡 遺体は1年後も変わらぬ姿で…
若くしてこの世を去った先帝。その死体は慣習に従い、霊廟に安置されていました。それから1年後、埋葬するため様子を見に行くと、なんと死体が死亡当時とほぼ変わらぬ姿を保っていたのです。本来なら1年も経てば体は腐敗し、白骨化が進むはず。 それにも関わらず、先帝の死体は生前と変わらぬほど綺麗なままでした。この光景を見た関係者たちは驚愕。先帝の妻にあたる皇太后はこの不可思議な現象を受け、「自分が先帝を呪ったせいなのでは……?」と不安を感じることに。 その真相をはっきりさせるため、皇太后は猫猫に調査を依頼するのでした。
無能なうえに幼女趣味……かなりキツいキャラクターです。
猫猫が調査 毒性ある雄黄(ゆうおう)が原因
猫猫は先帝が描いたと思しき1枚の絵をヒントに推理をはじめます。先帝は生前小さなアトリエに引きこもり、そこで絵を描き続けていました。その際、「雄黄(ゆうおう)」という鉱物を利用した絵の具が使用されていたと判明。 雄黄には非常に強い毒が含まれており、先帝は少しずつそれを吸引していたようなのです。猫猫はそれが原因で体調を崩し、最終的に中毒を起こして死亡したのではと推測しています。 さらに、雄黄には物質の腐敗を遅らせる効果が存在。つまり、先帝の死体が腐敗しなかったのは皇太后の呪いではなく、雄黄の影響だったのです。猫猫の手でこの真相が明かされ、一連の事件は見事解決されたのでした。
まさかの答えでびっくり!猫猫の推理力はさすがです。
皇太后が先帝を呪っていた理由
前述したように、皇太后は先帝を呪っていました。そこには彼女の過去が深く関わっている様子。皇太后は幼い頃、幼女趣味の先帝に見初められ妃になりました。 その後、なんと彼女は10歳にも満たない年齢で妊娠し、帝王切開により子供を出産したのです。若すぎる出産、さらに医療技術もさほど進歩していないなかでの帝王切開。彼女が感じた苦痛は想像を絶するほどの大きさだったはず。 さらに、先帝は年を重ねていく皇太后に目もくれず、別の少女に興味を移していきます。嫉妬を感じた皇太后は先帝を憎悪の感情と共に襲い、自身を忘れないよう恨みの言葉を吐きながら凌辱。皇太后が先帝を呪ったのは、自身を苦しめるだけ苦しめて捨てたことへの怒りと嫉妬が原因だったのです。
先帝の妻はだれ?翠苓の母親は先帝の娘?
先帝は皇太后のほか、のちに現皇帝の上級妃となる里樹を妃に迎えていたことがわかっています。他にも多くの妃がいたと思われますが、その詳細はわかっていません。また、先帝は自身の権限を振るい数多くの少女を集め、後宮を肥大化させていたことが判明済み。 正式な妃以外にも手を出していたようで、本作に登場する官女・翠苓の祖母もそのひとりだったとわかっています。翠苓の祖母はかつて後宮内に勤めており、そこで先帝の子を身ごもることに。しかし、先帝はその子どもを認知せず、後宮から追放してしまいます。 その子はのちに子昌の妻となり翠苓を出産。つまり翠苓は先帝の孫にあたるのです。先帝は数多くの女児に手を出していたようなので、今後翠苓のような隠れた親族が新登場する展開もあり得るかもしれません。
先帝を演じるのは声優・大塚剛央

アニメ版『薬屋のひとりごと』で先帝の声を担当したのは大塚剛央です。彼は本作のメインキャラ・壬氏も演じています。実は若かりし頃の先帝は壬氏とそっくり。それもあって、同じ声優が担当することになったのでしょう。 大塚は2016年から活動をスタートさせた若手声優で、『トリリオンゲーム』の天王寺陽や『メダリスト』の明浦路司など、様々な人気キャラを演じています。
顔も声も壬氏と瓜二つ!先帝って実はめちゃくちゃイケメンなんですよね。
今後も物語に絡んでくる!?先帝の新情報に要注目
物語開始時点ですでに死んでいたものの、本編の随所に名前が出てくる重要キャラ・先帝。 彼についての様々な情報が明らかになっていますが、きっとまだ表に出ていない新情報もあるはず。それが物語に大きな影響を与える可能性も0ではありません。今後の展開を楽しみにしましょう!