『薬屋のひとりごと』子翠は生きている?何者だった?本当の正体と目的をネタバレ!

子翠(シスイ)は『薬屋のひとりごと』に登場する元気で虫が大好きな女官です。主人公・猫猫(マオマオ)とも仲良くなる、裏表のなさそうな彼女の驚きの正体とは?! 実は子翠はアニメ2期のキーパーソンとなる人物です。本記事ではそんな子翠の正体や目的、最終的な生死などをネタバレありで紐解いていきます。 ※この記事は『薬屋のひとりごと』の重要なネタバレを含みます。
『薬屋のひとりごと』子翠(シスイ)のプロフィール
年齢 | 17歳 |
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誕生日 | 不明 |
身長 | 不明(猫猫より長身) |
所属 | 不明 |
声優 | 瀬戸麻沙美 |
子翠(シスイ)は猫猫が仲良くなる女官の1人です。小蘭(シャオラン)を交えて3人で行動することも多く、仲良し3人組といった雰囲気。 3人のなかでも子翠は長身。一方で、意外と体つきは発達しており、猫猫いわく「着痩せするタイプ」とのこと。 性格は人懐っこく社交的で、虫が大好き。虫に対する知識量や好奇心は人一倍で、毒に興味津々な猫猫と通じるところがあります。また彼女は神出鬼没で、所属や普段の仕事に関しては不明です。
マオマオとシャオランとのお風呂回かわいかった~!すごくちゃっかり者でシャオランとの姉妹感がたまらない。
【関係】子翠(シスイ)と猫猫の関係は?

子猫を追いかけていた猫猫が、竹藪のなかで遭遇したのが子翠でした。以降、度々出会い、猫猫は彼女が熱心な虫好きだと知ると、事件解決のために虫の知識を貸してもらうことも。 ほかにも、純粋に毒を持つ虫の情報を提供してもらうなど、変わった趣味を持つ友人同士という関係を築きます。 猫猫は子翠の言動から、桜蘭(ロウラン)妃と同じような時期に入内した、それなりに裕福な家の出ではないかと推測していました。
虫と毒、意外と共通する部分あって、2人で盛り上がってるのいい。それを遠くから見てる壬氏さまにドン引きされてほしい。
【判明】子翠の正体は淑妃・楼蘭妃だった
子翠の正体は上級妃の1人である淑妃・楼蘭妃です。出身は子の一族で、発言力を持つ父・子昌(シショウ)の強い推薦で、阿多妃(アードゥオ妃)と入れ替わりでやってきました。彼女が猫猫の前で声を発さなかったのは、声で正体がバレるのを防ぐためです。 濃いめの化粧や、都度変わる服装のテイストもあって、印象の定まらない謎めいた人物として登場。楼蘭妃は後述する目的のため、侍女に影武者をやらせ、自身は子翠として後宮内の情報集めをしていました。
まさかの!これ初見で全然気付けなかった……だから服も毎回違うし、侍女もみんな同じ背格好だったのか……策士すぎる。
【目的】子の一族のを滅ぼす
子翠(楼蘭)の目的は子の一族を滅ぼすことです。 一族は彼女の母である神美(シェンメイ)が実質的に牛耳っていました。精神的におかしくなっている神美は、皇族への恨みからクーデターを画策。楼蘭も表面上は協力していますが、自分の娘の区別すらつかない神美への愛情はありません。 そんな腐敗している子の一族は滅ぼされるべきと考える楼蘭は、クーデター実行に加担。同時に、罪のない一族の子供たちだけでも助けようと奔走します。
かなり重いエピソード。あの母親の姿見ちゃったらなぁ……自分も滅ぼされる側だと諦めている感じがなんとも切ないです。
【死亡説】子翠(シスイ)の最後は?
クーデターにより一族は討伐対象へ。官軍に攻め込まれた際、子翠は一族の秘密を明かし、罪のない子供たちの安全を壬氏に取り付けたあと、武官に撃たれて崖下に落ちます。 表向きは死亡とされていますが、猫猫が別れ際にあげたかんざしのおかげで、子翠は命拾いをしました。彼女はかんざしを売ったあと、「玉藻」という名前で港に消えたことが描かれています。 「小説家になろう」版では銃弾で倒れていましたが、書籍版では生存ルートに変更となりました。
アニオリでいいから猫猫と再会するエピソード入れてほしいな~~~
【活躍】子翠(シスイ)の初登場回
初登場
子翠の初登場は子猫が後宮に迷い込んだエピソードです。 玉葉(ギョクヨウ)妃の娘の公主・鈴麗(リンリー)と猫猫が散歩をしていると、鈴麗が後宮に迷い込んだ子猫を追いかけて走っていってしまいます。近くの竹藪に人の気配を感じた猫猫があわてて追いかけると、そこにいたのが猫をつかまえた子翠でした。 一方的に明るく話しかけてくる子翠は、子猫を猫猫に託すとさっそうとその場を去ります。まるで嵐のような登場の仕方でした。
初登場時あんなに重要なキャラだった思わなかったな。でも読み直すとちょこちょこ伏線が……。
【声優】子翠(シスイ)を演じるのは瀬戸麻沙美

子翠役を演じるのは瀬戸麻沙美(せとあさみ)です。『放浪息子』の高槻よしの役で鮮烈デビューを果たし、『ちはやふる』の綾瀬千早役や『呪術廻戦』の釘崎野薔薇役などで有名に。 2025年4月時点では楼蘭妃が声を発するシーンはまだありませんが、楼蘭妃も瀬戸が演じるはず。元気ハツラツとした子翠からのギャップを声で楽しませてくれるでしょう!
瀬戸さんの元気な感じのお芝居が好きだからシスイ役うれしい!ロウランの声もはやく聞きたいナ。
『薬屋のひとりごと』虫大好き子翠の驚きの正体は楼蘭妃だった!
賑やかな猫猫とのやりとりで楽しませてくれる虫大好き女官・子翠。今回はその驚きの正体や目的などを紹介しました。正体を知って物語を振り返ると、また違った楽しみ方ができるかも。この機会にぜひアニメや漫画・小説を振り返ってみてはどうでしょうか。