2025年7月8日更新

「ゲゲゲの謎」ゲゲ郎の死因や正体を解説!鬼太郎の父はイケメンだった……

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『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
©映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会

ゲゲ郎こと鬼太郎の父親は映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の主人公の1人です。鬼太郎の父親、つまり目玉おやじのかつての姿となります。そのかっこよさや強さ、生き方は、映画公開当初から大きな話題となりました。 本記事ではそんなゲゲ郎について解説。「ゲ謎」を楽しむうえで抑えておきたい設定や過去などを紹介します。 ※この記事は『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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「ゲゲゲの謎」ゲゲ郎(鬼太郎の父)のプロフィール

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
©映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会
年齢 500歳以上
誕生日 不明
身長 185cm
種族 幽霊族
声優 関俊彦

ゲゲ郎と呼ばれる本作の主人公は、鬼太郎の父である目玉おやじです。風貌は鬼太郎に似ていますが、髪は白髪で、ひょろりと細長い体型をしています。物語の舞台となる哭倉(なぐら)村で、もう1人の主人公・水木と一緒に行動することに。 彼は争いを好まない性格で、冷静沈着。長いときを生きてきたものらしい達観した雰囲気を持ちますが、実は愛妻家で涙もろいという親しみやすい一面も持っています。

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好きになる要素しかない。動いているのをみたときの破壊力がすごかった。

【正体】ゲゲ郎は目玉おやじになる前の姿

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
©映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会

ゲゲ郎は本作で起きる狂骨(きょうこつ)との戦いの果てに、数百年分の怨念を自分1人で受け止める決意をします。日本を滅ぼすほどの怨念は、ゲゲ郎の身体を蝕みボロボロにしてしまうのでした。 本編で描かれるのはそこまで。エンドロールにて、救い出した妻はやがて死亡し、ゲゲ郎の身体は崩壊したことが示唆されます。そして墓場から這い出てきた赤ん坊を、目玉だけとなったゲゲ郎が遠くから見守る様子が描かれました。

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あのラスト何度観ても抉られる…だけどいい。ゲゲ郎の愛情深さが刺さる。

【死亡】ゲゲ郎の死因は不治の病?

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
©映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会

ゲゲ郎の体が朽ちて目玉だけの姿に至った理由は、ゲゲ郎が愛する子どもが生きる未来のため、そして大事な友である水木が生きる未来のために、自らが依り代となって狂骨の怨念を受け取めたからです。なので、本作におけるゲゲ郎の死因は、狂骨の怒りや怨念となります。 不治の病というのは、原作での描写によるもの。原作での彼は不治の溶ける病に冒され体が溶けていく中で、息子を思う気持ちから精神を目玉に宿しました。

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個人的に原作設定は社会背景的にいまの時代にそぐわないと思っていたので、新解釈ありがたい。

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【性格】見た目も中身もイケメンだった

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
©映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会

当初は目的の妻探し以外には関心が薄く、幽霊族を迫害した人間とは一線を引くような態度をとっていたゲゲ郎。しかし水木との交流の中で、互いの過去や秘密を共有し、協力関係となります。 以降は、深く妻を愛する姿や、仲間となった水木を見捨てない優しさ、大事に思う者への面倒見のよさなどが見て取れるように。最後の決断を下す際の、慈愛に満ちた表情もたまりません。 長身で着こなす着物と圧倒的な強さを誇る戦闘力もかっこよく魅力的です!

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全然武闘派じゃなさそうな見た目なのにガチで強くてよかった!愛妻家なところも好き!

【考察】原作のゲゲ郎はイケメンではない!キャラデザ変更の背景は

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
©映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会

原作では全盛期のゲゲ郎の姿が登場したことはなく、わずかな登場シーンでは死の間際のミイラ男のような姿での登場でした。そもそも目以外は包帯で隠れており、肌もただれているため、本来の姿がイケメンだったかどうかはわかりません。 本作のゲゲ郎のキャラデザは、6期の「まくら返しと幻の夢」に登場した夢の世界でのイケメンな姿をベースに、目を水木画風のまんまるなデザインに寄せる形で考案されています。

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この目が鬼太郎との親子感あっていい。6期キャラデザより断然好みです。

【関係】水木とは険悪な関係から最高のバディに

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
©映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会

ゲゲ郎と水木の仲はどちらかというと険悪でした。しかし禁域での戦いを機に、ゲゲ郎は自分が幽霊族であることや、妻のことを明かします。気づけば2人は酒を酌み交わし語りあう仲に。ゲゲ郎が囚えられ手足を斬り落とされそうになったときも、駆けつけてくれたのは水木でした。 禁域での最後の戦いにも2人で赴き、ゲゲ郎は最後に愛する妻と子を水木に託します。ゲゲ郎にとって最後に人間もわるくないと思えた相手が水木だったのでしょう。

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戦後の価値観が変わっていく過渡期のなかで、この2人が出会えたことは運命。2人の設定が秀逸です。

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【声優】ゲゲ郎(鬼太郎の父)を演じるのは関俊彦

関俊彦

ゲゲ郎を演じるのは関俊彦(せきとしひこ)です。『忍たま乱太郎』の土井先生役を長年演じているほか、『鬼滅の刃』の鬼舞辻無惨役や『仮面ライダー電王』のモモタロス役などが有名。物腰柔らかなその人柄同様、柔らかなハスキーボイスが特徴です。 本作ではゲゲ郎の達観した雰囲気と優しさが彼の芝居により引き出されており、ゲゲ郎のイケメン度を底上げしています。

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これ以上ないキャスティング。いい年して2度目の初恋泥棒をされた気分です。

【登場回】書籍にもイケメン姿で登場していた!

前述の通り原作にイケメン姿のゲゲ郎は登場しません。書籍でイケメンなゲゲ郎を拝めるのは、アニメ6期「まくら返しと幻の夢」のエピソードのノベライズ版です。表紙にはゲゲ郎と違い、切れ長で凛としたゲゲ郎が描かれています。 妖怪が案内した夢の世界で、窮地に陥った鬼太郎のために目玉おやじが人の姿になって戦う姿が楽しめます。

「ゲ謎」ゲゲ郎は家族愛あふれるかっこいい男!

「ゲゲゲの謎」ゲゲ郎こと鬼太郎の父について紹介しました。最後の戦いや水木との熱いタッグ、妻への思いをこぼすシーンは号泣必至の名シーンです。彼のかっこよさはぜひ本編にて楽しんでみてください!