『ハイガクラ』滇紅(てんこう)の正体は?二面性をもつ従神の過去や四凶との関係を紹介

滇紅(てんこう)はアニメ再スタートで注目を集める『ハイガクラ』の登場人物。主人公・一葉の従神です。水神の力を持つ滇紅の正体とは?本記事では物語の鍵を握る滇紅について、正体や2面性を持つ背景などを解説します。 ※この記事は『ハイガクラ』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
『ハイガクラ』滇紅(てんこう)のプロフィール

名前 | 滇紅(てんこう) |
---|---|
性別 | 男 |
立場 | 一葉が使役する中級神 |
能力 | 水を司る水神 |
声優 | 石川界人 |
赤い髪に紫色の瞳を持つ滇紅(てんこう)は、主人公・一葉の従神の1人。よく食べてよく泣いてよく笑う感情豊かな人物です。戦う際は、一葉によって力を解放してもらい、髪が白くなります。戦闘モードでは別人かと思うほど好戦的かつ傲慢な性格に。一葉と出会った際に、過去の記憶を失っています。
【正体】 滇紅は四凶・共工の腹心の相柳?

滇紅は封じられている悪神・四凶(しきょう)のうち西の地に封じられている共工(きょうこう)の腹心・相柳(そうりゅう)に容姿と妖力がそっくりだと指摘されていました。 しかし一葉が過去に飛ばされる一連の出来事の中で、滇紅は一葉の術・潔斎が解け、滇紅としての記憶を失うと同時に、過去の人格=共工へと戻ります。また過去に飛ばされた一葉も、滇紅そっくりな人物が周りの部下から共工と呼ばれる場面を目撃するのでした。
【過去】滇紅はなぜ封印されていた?

物語序盤では滇紅の封印の理由もわかりませんでしたが、その正体が共工と発覚したことで、四凶として封印されたことがわかりました。 四凶は強大な悪神であり、はるか昔に封印されています。四凶の封印は土地を支える支柱とするための封印と伝えられていましたが、実際は龍王が大地の源=帝江を生み出すための苗床として封印したのです。 ただ一度は逃げ出したとされていた共工が、なぜ再び封じられていたのかはいまだ不明のままとなっています。
【性格】滇紅は二重人格の持ち主?

普段の滇紅は天真爛漫で自由奔放。一葉ともいじりいじられな友達といった様子ですが、この性格は一葉に潔斎された後に生まれた性格です。戦闘時の白滇紅になった際の傲岸不遜な態度や戦いを好むところは、本来の共工の性格に戻っている状態。 つまり本来の共工としての人格と、一葉にと出会ってからの滇紅との人格があるのです。一葉との潔斎が切れてからは、完全に共工の人格が出ており、一葉のラスボスになってしまうのでは?と目されています。
【声優】滇紅のアニメ声優は石川界人が担当

アニメで滇紅役を演じているのは石川界人(いしかわかいと)です。『ハイキュー!!』の影山飛雄役や『ダンダダン』のジジ役などが有名。普段の泣き虫で食いしん坊な滇紅と、戦闘時の白滇紅との演じ分けも見事です!
『ハイガクラ』のキーパーソン・滇紅は敵か味方か!?完結まで見届けたい

『ハイガクラ』の滇紅について紹介しました。原作は年に1巻の超スローペースで連載中。まだ終わりは見えませんが、本来の人格が戻った滇紅はどうなってしまうのか。話題のアニメとともに原作もぜひチェックしてみてください!