2025年10月29日更新

『おおかみこどもの雨と雪』草平は母親に捨てられた?雪とのその後についても予想!

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『おおかみこどもの雨と雪』
(C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会

『おおかみこどもの雨と雪』(2012)に登場する、雪のクラスメイト・草平。 劇中で、雪が「おおかみこども」であるという秘密に迫る唯一のキャラクターです。しかし、そんな草平もまた母親との複雑な関係という「秘密」を抱えていました。 この記事では、草平のプロフィールから、彼が抱える家族の問題、そして雪との「その後」まで、深く掘り下げて解説・考察していきます! ※この記事は『おおかみこどもの雨と雪』(2012)のネタバレを含みます。

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『おおかみこどもの雨と雪』草平のプロフィール

草ちゃんこと藤井草平(ふじいそうへい)は、雪が小学4年生のときに引っ越してきた転校生です。声優は、当時14歳だった平岡拓真。引退説も囁かれていますが、2024年には映画『TURNING POINT5』に出演しています。 草平は、誰とでも分け隔てなく接することができる、明るく優しい性格の持ち主。転校してすぐ雪の後ろの席になりますが、何気ない草平の一言」が雪を傷つけてしまいます。

草平と母親の複雑な関係性

小学4年時の草平は、母から溺愛されていました。雪が草平を傷つけてしまった際には、保護者の花に「頭を下げれば済む問題じゃない」と詰め寄る姿も。 しかし、6年時に草平の母が再婚し、現夫との子どもを妊娠すると態度が一変します。災害級の豪雨が到来した日も、他の子どもたちは続々と迎えが来る中、最後まで母の姿はありませんでした。 そして、弟・雨の捜索で母の迎えがなかった雪とともに、学校に1泊することとなったのです。

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草平と雪は結婚した?2人の関係をネタバレ紹介!

転校早々、草平はペットを飼っていると思い、雪に「獣臭い」と言葉をかけてしまいます。秘密を隠したい雪は、草平を避けるようになりました。 草平も雪の態度が気に入らず、口論の際に腕を掴んだ結果、雪はおおかみの姿になり草平を引っ掻いてしまいます。その後、ショックで不登校になった雪。草平が毎日家を訪れて、プリントや軽食などを置き続けた結果、雪は再び登校できるようになります。 6年生の豪雨の日、学校に取り残された2人は「早く大人になりたい」と本音を語り合いました。母にいらないと言われた草平が「一匹狼で生きてやる」と笑うと、心を動かされた雪もついに秘密を告白。 すると、草平は「わかってた。誰にも言ってない。だからもう泣くな」と雪の存在を受け入れ、2人の距離は一気に縮まったのでした。

草平と雪はその後どうなった?

原作小説・漫画でも、学校に泊まった後の「草平のその後」は描かれていません。 ラストの雪の語りで、中学校の思い出写真がいくつか登場します。その写真の1枚には、草平の顔半分も映っていたため、同じ中学校に進学したようです。 大人になる2人は描かれていませんが、ファンの間ではやはり結婚が望まれているよう。草平はおおかみこどもであることを、しっかり受け入れてくれました。しかも、草平は親と疎遠なため、結婚を止められる心配がない点も含めて、雪の結婚相手にぴったりですよね。

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草平と雪のその後に想像が膨らむ

おおかみこどもの雨と雪

『おおかみこどもの雨と雪』に登場する草平のプロフィールや活躍、そして雪とのその後について解説しました。 「雪がおおかみこどもである」と知りながら、秘密を守り抜いた草平の優しさのおかげで、雪は普通の学生生活を送ることができました。大人になった雪と草平の結婚する姿を見たいファンも多いのではないでしょうか。 草平と雪の関係性に注目して、ぜひ『おおかみこどもの雨と雪』(2012)を再鑑賞してみてください。