2025年12月26日更新

『青のミブロ』死亡キャラ・死因一覧!幕末で描かれる壮絶な最期とは?史実との違いも解説

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青のミブロ

新選組の前身であるミブロ(壬生狼)を描く『青のミブロ』。動乱の幕末を描くとあり、物語が進む中で死亡キャラも登場しています。本記事では『青のミブロ』の死亡キャラや死因、史実との違いなどを解説します。 ※この記事は『青のミブロ』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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『青のミブロ』死亡キャラ・死因を一覧で紹介

木村寿太郎 沖田総司による斬殺
殿内義雄 芹沢鴨による斬殺
京八陽太郎 近藤勇による斬殺
京八直純 芹沢鴨による斬殺
京八ナギ 出産時の合併症
新見錦 切腹(芹沢が介錯)
芹沢鴨 近藤との戦い(におが介錯)
姉小路公知 3人の刺客による暗殺
お梅 沖田総司による斬殺

ここからは惜しくも退場してしまった死亡キャラたちの死に様を解説。また史実との違いなども紹介していきます。

木村寿太郎(きむら じゅたろう)

死因 沖田総司に斬られる
享年 不明
巻数・話数 3巻17話

木村寿太郎(きむらじゅたろう)は会津藩士を狙う暗殺者集団・五匹の悪魔のうちの1人です。本作のオリジナルキャラクター。長州出身の倒幕の志士で、理路整然と自らの理想をにおに説いていました。自分の理念に理解を示さないにおを川に沈めているところ、救援に現れた沖田総司と対峙。 沖田と言葉を交わすも、話が通じないことにいらつきつつも、沖田の提案に乗って武士として戦うことに。「僕は悲しいよ、君は死ぬ」と勝利宣言をした次の瞬間には、沖田の目にも止まらぬ速さの一撃で喉元を掻っ切られて息絶えました

殿内義雄(とのうち よしお)

死因 芹沢鴨に粛清される
享年 34歳
巻数・話数 1巻5話

殿内義雄(とのうちよしお)はミブロの一員。江戸から浪士の1人で、一緒に飲みに行った芹沢鴨(せりざわかも)によって斬殺されました。戻った芹沢の命を受けて、田中太郎が死体の処理をすることに。 芹沢は酔った勢いで刺殺したと言いますが、後ににおの調べによって、実は殿内がミブロの裏切り者だったことが判明。仲間を守るために粛清されたことが判明しました。 彼は史実でも最初に内部粛清を受けた人物。近藤勇と確執があり、近藤と沖田によって闇討ちに遭った説や、芹沢派による粛清説があります。

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京八陽太郎(きょうはち ようたろう)

死因 近藤勇による斬殺
享年 不明
巻数・話数 8巻63話

京八陽太郎(きょうはちようたろう)は「血の立士団」の一員で、京八直純(きょうはちなおずみ)の弟。元孤児の心優しい青年で、京八流の当主として道場「京八館」を開いていました。兄になかば脅される形で「血の立士団」に加入し、近藤と真剣勝負をすることに。 近藤との力量差を自覚すると同時に、近藤の剣によって重傷を負います。自分のために泣く近藤を見ながら、自身の敗北を悟り、最期は離縁した妻ナギや兄直純のことを思いながら死亡しました。 本作オリジナルキャラクターです。

京八直純(きょうはち なおずみ)

死因 芹沢鴨による斬殺
享年 不明
巻数・話数 8巻67話

京八直純(きょうはちなおずみ)は徳川の治世を破壊することを目的に「血の立士団」を設立し、仲間をまとめあげる人物。弟を戦いに巻き込むなど、強引で卑怯な一面を持ちます。 菊千代の命を狙う中で、におと接触。最終的にミブロを標的に、京を火の海にしようと画策します。 一度戦った土方とは決着がつかなかったほどの手練れですが、最期は芹沢との死闘の末に致命傷を負って敗北。死にゆく中で土方歳三と言葉を交わすと、直純は壬生浪士組と戦えたことに満足したと語って武士として死んでいきました。 彼もオリジナルキャラクターです。

京八ナギ(きょうはち なぎ)

死因 出産時の大量出血
享年 不明
巻数・話数 8巻68話

京八ナギ(きょうはちなぎ)は陽太郎の妻です。陽太郎との間に子供を身ごもっていましたが、陽太郎は直純の計画に参加するにあたり、ナギと離縁。彼女を争いから遠ざけていました。 ところが、陽太郎が戦いに出ている間に家を守ろうと彼女は戻ってきます。最中に陣痛がきてしまい、におらの協力のもと、ちりぬ屋で出産することに。 子供は無事に生まれたものの、ナギは出産時の合併症によって死亡。彼女は陽太郎の死を知らぬまま亡くなりました。 彼女もオリジナルキャラクターです。

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新見錦(にいみ にしき)

死因 切腹(芹沢が介錯)
享年 不明
巻数・話数 12巻96話

新見錦(にいみにしき)は芹沢五人衆の1人であり、芹沢とは幼馴染。壬生浪士組では局長であると同時に、におが所属する監察の頭として、その頭脳で組織をまとめていた仕事人です。 組織内で芹沢排除の声が高まる中、新見は昔馴染みとして芹沢に声をかけます。新見は芹沢に「近藤たちに一杯食わせよう」と持ちかけ、自身の死から始まる芹沢鴨暗殺騒動を画策。「俺達の役目は終わった」と語る新見は、ミブロを仲間に託し切腹。芹沢が介錯を務めました。 実在する新見の生い立ちは謎が多く、近藤一派に切腹させられたという記録が残っています。

芹沢鴨(せりざわ かも)

死因 近藤勇との戦い(におが介錯)
享年 37歳
巻数・話数 14巻114話

大胆不敵な豪傑で、何かと問題行動の多い芹沢鴨。汚れ仕事も多く担っていました。新見と自分たちの幕引きについて画策しており、その狙い通り、自身の暗殺計画が持ち上がることに。 最後はにおの手引によって近藤と剣を交えます。自らは踏み捨てられる端役の悪役であり、近藤こそが唯一の天下の武士だと語る芹沢は、ミブロを近藤に託し力尽きました。最期は戦いを見届けたにおに介錯を頼み、「やりきった、わしは燃やし尽くした」と満足気に絶命します。 史実では狼藉の末、何者かの恨みを買って暗殺されました。

姉小路公知(あねがこうじ きんとも)

死因 3人の刺客に暗殺される
享年 23歳
巻数・話数 9巻70話

姉小路公知(あねがこうじきんとも)は薩摩の志士から慕われる公家であり、若くして攘夷派を引っ張る人物。におの妹・いろはの頼みで、はじめが3日間その護衛を務めることになります。 護衛中、時流を読む坂本龍馬がミブロの敵になるかもしれないことや、大砲などの配備の必要性をはじめに語る場面も。ナルシストながら有能な人物であることが描かれます。はじめは護衛をやり切るものの、翌晩、朔平門外の変にて3人の刺客によって暗殺されました。 朔平門外の変は史実で起きた暗殺事件です。

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お梅(おうめ)

死因 沖田に斬殺される
享年 25歳
巻数・話数 13巻105話

お梅は芹沢に焚き付けられ、ミブロと一戦を交えた女性です。彼女は幼い頃に売られ、散々虐げられてきました。世の中に復讐がしたいと考えていた彼女は、京で名を馳せるミブロ相手に芹沢の刀を借りて立ち向かいます。 彼女を焚き付けたのも、芹沢と新見の策でした。隊士が女子供に弱いと知って、自身の暗殺の場に呼んでいたのです。沖田はお梅を斬ると同時に芹沢の片目を潰しました。お梅は一世一代の大立ち回りに満足そうに息絶えます。 史実では芹沢の愛妾だったお梅は、芹沢殺しの目撃者として口封じのために隊士によって殺されたとされています。

『青のミブロ』舞台は幕末!死亡キャラはまだ増える?

『青のミブロ』死亡キャラを紹介しました。芹沢暗殺を経て、ミブロは新選組へ。史実も踏まえるなら、今後まだまだ死者は増えてしまいそうですが、その中でにおがどう立ち回るのかも注目です!