大河ドラマ『新選組!』実はあの人も出演していた!豪華キャストの現在は?

2017年12月7日更新

2004年に放送されたNHK大河ドラマ『新選組!』三谷幸喜脚本により、オリジナリティ溢れる彼らの青春物語を描いた作品です。話題の若手俳優を含む豪華俳優陣によって演じられ、人気を博した今作品。当時のキャスト達はどうしているのでしょうか?

三谷幸喜脚本の大ヒット大河ドラマ『新選組!』 

『新選組!』は2004年に放送されたNHKの大河ドラマです。脚本は三谷幸喜が務めており、主人公である近藤勇の生涯を中心とした彼らの熱き青春が詰まった三谷ワールドが展開されました。キャストは主役を務めた香取慎吾を始め、山本耕史や藤原竜也、オダギリジョー、堺雅人など若手の俳優達が多く活躍しています。 動乱の世を己の志と刀一本で生き抜いた彼らの物語は多くの反響を呼び、後日SP版として土方歳三最後の1日も放送されるなどの人気ぶりでした。

近藤勇/香取慎吾

新選組の2代目局長で、人が好く面倒見の良い人物です。新選組と共に国の為に忠義を尽くし、最後まで志の男であった誠の武士であった近藤勇を演じたのは香取慎吾です。江戸で剣術師範をしていた凛々しく若々しい姿から、終盤の貫禄ある姿まで、幅広い演技を見せてくれました。 香取慎吾はジャニーズ事務所のアイドルグループ”SMAP”のメンバーとして1988年にデビューしています。 俳優としての活躍も多く、1995年のドラマ『未成年』でザテレビジョンドラマアカデミー賞・助演男優賞を、同年のドラマ『ドク』でも同じ賞で主演男優賞を受賞しています。2016年現在もSMAP他、バラエティや役者として幅広く活躍中です。

土方歳三/山本耕史

近藤勇の親友であり、新選組の鬼副長として名高い土方歳三。近藤を長として立てる為、自ら憎まれ役や悪役に徹し、志士からの非難を一身に受けていました。しかし、厳しさの中に時折見せる優しさや、時にはお茶目な一面もあり非難される一方で信頼の厚い人物でもありました。 山本耕史は0歳の頃から赤ちゃんモデルとして芸能界で活躍しており、1993年のドラマ『ひとつ屋根の下』で演じた文也で一躍有名になりました。2015年に放送された朝ドラの『朝が来た』では『新選組!』の時と同じく土方歳三役で出演し、土方の名台詞「待たせたな」を披露しています。

沖田総司/藤原竜也

沖田総司は新選組の中でも1,2を争う程の剣豪だと言われた人物です。他の志士達よりも年が若かった事もあり、幼さの残る沖田は作中ではワガママで周囲を困らせるキャラクターでもありました。己の在り方や剣の道に迷い、近藤や土方に反発した事もあります。 藤原竜也は1997年に舞台『身毒丸』で主演デビュー。その演技力は素晴らしく、天才新人現ると言われた程。 『身毒丸』は世界でも高く評価されロンドン公演も行いました。 2000年の映画『バトルロワイアル』や2006年の映画『デスノート』で主演を務めており、『バトルロワイアル』ではブルーリボン賞を受賞しています。2013年に結婚し、2016年には一児のパパとなりました。

斉藤一/オダギリジョー

居合抜きを得意とし、沖田と並ぶ剣の使い手として名高い斎藤一。非常に無口でクールですが心には熱いものを秘めており、新選組という組織と、特に近藤勇に対して徹底した義を貫いていました。物語の中では用心棒的な役割を務める事も多く、皆から剣の腕を買われている人物です。 オダギリジョーは2000年に放送された『仮面ライダークウガ』で主人公に選ばれ、2003年には映画『アカルイミライ』で日本映画プロフェッショナル大賞で主演男優賞を受賞。近年では2015年に駄菓子屋を舞台に、周囲の人々とのやり取りを描いたドラマ『おかしの家』で主演を務めています。

山南敬助/堺雅人

元々は別の剣術道場にいたのですが、近藤勇の腕と人柄に惚れ、近藤の道場にやってくるようになりました。頭がよく参謀的な役割を果たした事から、皆から頼りにされた山南。土方とは双方の意見の違いでぶつかり合いながらも、心の底ではお互いの事を認め合う仲でした。 堺雅人は今作品の山南敬助役でブレイクした俳優で、2008年の大河ドラマ『篤姫』にも出演しています。 2010年のドラマ『ジョーカー 許されざる捜査官』で初主演し、同じく主演を務めた2013年の銀行を舞台にしたドラマ『半沢直樹』では名台詞の「倍返しだ!」が一大ブームとなりました。

伊藤甲子太郎/谷原章介 

伊藤甲子太郎は北辰一刀流の伊藤道場にいた人物です。 新選組が京都で名を上げた事を知り、同じ門下生であった藤堂を通じて新選組に入隊。頭の良い人物で参謀としての役割を担いますが、同時に新選組を利用し己の名を上げようと企んでいました。最後には新選組の元々の志士達と対立し刃を交える事となってしまいます。 谷原章介は1992年にメンズノンノの専属モデルとして活動を開始しました。 1995年に映画『花より男子』の道明寺司役でデビューし、コメディ色の強い2007年の『モップガール』や2009年の恋愛ドラマ『ハンサムスーツ』では個性的な役で演技の幅を広げました。ドラマの他、司会や番組のナビゲート役としても活躍中です。

藤堂平助/中村勘太郎(現在:勘九郎)

元々は後に新選組参謀となった伊藤甲子太郎と同じ道場の門下生でしたが、試衛館に入門して近藤と行動を共にするようになります。普段は穏やかですが、いざ戦闘となると頼もしい人物で年の近い沖田と親しい間柄でした。しかし、それと同時に剣の腕の立つ沖田に引け目も感じていました。 若き志士、藤堂平助を演じたのは中村勘太郎です。 五代目中村勘九郎の長男として生まれ、1986年に『近江源氏先陣館』「盛綱陣屋」で初お目見得。歌舞伎役者と俳優の2つの顔を持ち、2001年のNHKドラマ『光の帝国』では日本映画批評家大賞・新人賞を受賞しました。2016年現在は6代目中村勘九郎を襲名しています。

原田左之助/山本太郎

刀を振るう志士の中で唯一槍を得意とする原田左之助。少々だらしない所もありますが、人想いで明るくムードメーカー的な存在です。或る日ふと現れ、いつの間にか溶け込んでいたという人懐っこい性格で、飲みの席が大好き。過去に切腹した時の傷を飲み会で見せびらかしては鬱陶しがられたりもしています。 山本太郎は1991年に映画『代打教師 秋葉、真剣です!』の準主役で役者デビューして以来、兄貴分的な役を多く演じており、『新選組!』での原田も兄貴分的存在でした。2011年からは政治活動も始め、2013年の参議院議員通常選挙で初当選を果たしています。

永倉新八/山口智充 

永倉新八は神道無念流免許皆伝の達人で、元々は試衛館の人物ではなかったのですが近藤との縁をきっかけに行動を共にするようになりました。曲がったことの嫌いな真直ぐな人物で情に熱く、時に冷淡な判断を下す土方のやり方に反発して、最後には近藤たちと袂を分かってしまいます。 山口智充はよしもとのお笑い芸人でぐっさんの相性で親しまれている人物です。1994年にコンビ「DonDokoDon」として活動を始め、バラエティ番組『明石家マンション物語』でブレイク。物真似が得意で非常に芸達者です。現在はピンの活躍が多く、コンビは2007年に活動を休止しています。

芹沢鴨/佐藤浩市

芹澤鴨は水戸藩出身の浪士で新撰組の前局長に当たる男です。雄雄しく決断力も行動力もある人物ですが、京都の商人を脅して金を出させるなど、非人道的な行動も多く、目に余るという理由から土方を含む隊士4名によって粛清されました。 佐藤浩市は1980年のNHKドラマ『続・続 事件 月の景色』で主演役でデビュー。1981年の映画『青春の門』や2000年のサスペンス映画『ホワイトアウト』、2006年に三谷幸喜が脚本・監督を務めた、ホテルを舞台とした映画『THE 有頂天ホテル』で日本アカデミー賞を受賞しています。

井上源三郎/小林隆

井上源三郎は新撰組のメンバーの中では年上で皆からは源さんと呼ばれ、その優しい性格から、みなから親しまれていました。特に近藤とは江戸からの付き合いで、世話役として共に京に上がった井上は近藤にとっては兄のような存在でした。 小林隆は今作品『新撰組!』も代表作の1つであり、その他ミステリードラマ『古畑任三郎』シリーズでの向島音吉役が代表作として知られる人物です。三谷幸喜が主宰していた劇団出身である事から三谷作品の縁の多い人物でもあります。近年では2016年の特撮映画『シン・ゴジラ』に出演しました。