『国宝』宮澤エマ演じる立花マツはその後どうなった?原作との違いも!血縁を超えて息子を愛した母親の覚悟

映画『国宝』に登場する主人公・喜久雄の養母で、立花権五郎の妻・立花マツ。この記事では、マツの基本プロフィールやその後、原作との違いやキャスト情報などを紹介します。
『国宝』宮澤エマ演じる立花マツのプロフィール
| 名前 | 立花マツ |
|---|---|
| 年齢 | 30代半ば? |
| 立場 | 立花組組長・立花権五郎の後妻 |
| 俳優 | 宮澤エマ |
立花マツは立花組組長・立花権五郎の妻、喜久雄の養母です。前妻の千代子が病で亡くなった後に後妻として立花家に入りました。まだ2歳だった喜久雄を、血は繋がらないながらも愛情を持って育ててきた育ての親でした。
立花マツの死因とは?その後どうなったのか解説
立花マツは映画では冒頭の立花組の抗争の後、喜久雄を歌舞伎役者の花井半二郎のもとへ送って以降の登場シーンがありません。そのため亡くなったのかとも思われがちですが、原作に沿っていれば実際のところは存命です。 原作では組長を失った立花組が傾いた後、マツは元の屋敷で女中をしながら喜久雄に仕送りを送っていました。喜久雄は上阪した後もマツと手紙のやり取りをしており、自分が上がる舞台に招待もしています。そしてその後、マツは女中を辞めて魚市場の近くに割烹料理屋「喜久」を開きました。
立花マツが貫いたのは血の繋がりよりも深い母親の愛
「行ったらいかん!」“母親”として叫んだ本音
立花組が襲撃された時、徳次と風呂場に居た喜久雄は殴り込みだと気付き、風呂場を飛び出します。そこにマツが現れて「行ったらいかん!」と両手を広げて喜久雄を制しました。 それは紛れもなく「母親」としての姿。たとえ血は繋がっていなくても、マツが喜久雄を実の息子のように大切に思っていたことがよくわかるシーンです。
喜久雄を芸の道に送り出した強さ

立花組が消滅し、マツに遺されたのは血の繋がらない息子・喜久雄だけ。女性独りで生きていくには厳しい時代に、あえて頼りの息子を歌舞伎の世界に送り出したマツは相当の覚悟を持っていたと考えられます。 喜久雄に芸の才能があることを早い段階から知っていたマツは、おそらく厳しい道ではあるものの、その時は最良の道だと信じて送り出したに違いありません。極道の世界から切り離そうという気持ちもあったでしょう。 映画では別れのシーンは描かれていませんが、原作ではマツは大阪へ向かう喜久雄を駅まで見送りに行っています。その時のマツは喜久雄の体のことを心配する優しい「母親」であり、喜久雄も感極まっていました。
どちらも後妻?マツと幸子の異なる愛の形

マツは権五郎の後妻ですが、実は半二郎の妻・幸子も後妻です。本当の息子のように喜久雄を愛し、夫の跡目を継がせずにあえて遠い土地・違う世界に送り出したマツ。 一方で、何よりも血筋を重んじて息子を側で見守り、何としても夫の跡目を継がせたかった幸子。この対比も実は、本作の見どころの1つとなっていたのです。
原作小説との違いは?息子をあたたかく見守り続けた立花マツ
映画でのマツは冒頭の立花組のシーンのみに登場する人物ですが、原作ではその後の喜久雄の人生になくてはならない「育ての母」として何度も登場しています。喜久雄もマツの愛情をしっかりと受け取っていて、歌舞伎界で身を立ててマツに親孝行をしたいと思っていました。 喜久雄の三代目襲名の舞台にも来ており、大阪に呼び寄せようともしていましたが、マツは1人で長崎で割烹料理屋を開きます。その店の名前が「喜久」というのも、マツの息子への愛情をよく表していますね。
『国宝』立花マツ役のキャストは宮澤エマ

映画『国宝』で立花マツを演じたのは、宮澤エマです。極道の妻であり、若き後妻といった艶めいた役どころであるマツ。冒頭のみの短いシーンで、そんなマツを説得力ある存在感で演じていました。 宮澤エマは三谷幸喜作品の常連で、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の北条義時の妹・実衣役が印象的。映画『TOKYO MER 南海ミッション』の南海MERメンバーとしての出演も記憶に新しいところです。
『国宝』宮澤エマ演じる立花マツは血縁を超えた愛を貫いた女性
血縁を超えて喜久雄を愛情を持って育てたマツ。映画とともに、ぜひ原作小説でもマツの魅力を感じてみてください!映画『国宝』は、2026年6月6日からAmazonプライム・ビデオで見放題で独占配信がスタートします。


