2019年11月29日更新

新世紀エヴァンゲリオンの名言を紹介!心を揺さぶる深い言葉の数々

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社会現象になるほどの影響力を持った大ヒットアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』。第3新東京市を舞台に14歳の少年少女が、謎の敵「使徒」と戦う姿を描いた作品です。本記事では主要キャラクター事に厳選した名言を紹介します。

目次

主人公・碇シンジの名言

「逃げちゃダメだ」

まずは、『新世紀エヴァンゲリオン』の主人公・碇シンジの名言をご紹介します。この作品を代表する名言といえばこのセリフ。エヴァをよく知らない人でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。 ある日、離れて暮らしていた父親にいきなり呼び出され、使徒という化物と戦うために、“汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン”のパイロットになることを命じられたシンジ。 得体の知れない機体への搭乗を一度は拒否しますが、使徒と戦い重傷を負った綾波レイがシンジの代わりに再度、出撃しようとしているのを見てエヴァに乗る決心を固めるのです……。

「笑えばいいと思うよ」

第6の使徒、ラミエル討伐のため立案された「ヤシマ作戦」を成功させるため、共に出撃したシンジとレイ。ラミエルを倒すために作られた陽電磁砲「ポジトロン・スナイパー・ライフル」での決死の攻撃に相手も反撃してきます。 初号機に向けられた強力な攻撃を捨て身でかばったレイ。その甲斐もあり、見事にラミエルを撃ち倒しました。戦闘後、シンジは真っ先に彼女を救出し生きていることに安心して涙します。 涙の意味が分からず、戸惑うレイに彼は「笑えばいいと思うよ」と優しく答えるのでした。

「僕は、エヴァンゲリオン初号機のパイロット、碇シンジです!」

シンジは先の戦いで同級生を手にかけてしまったことから、エヴァをネルフ内で勝手に動かし追放されました。同級生を失った虚無感や絶望から塞ぎ込んでしまいます。 一方、最強の使徒「ゼルエル」の襲来により、次々と殲滅されてしまうネルフのエヴァたち。加治リョウジとのやり取りによって再びエヴァに乗ることを決意します。 エヴァ格納庫にて、ゲンドウに「なぜここにいる」と問われた碇シンジが答えとして叫んだのがこのセリフです。 世界を救うためだなんて大それたことはわからないけれど、せめて手の届く範囲の人たちは守りたい。その決意がシンジを本当の意味でパイロットにした瞬間でした。

ヒロイン・綾波レイの名言

「私には他になにもないもの」

シンジよりも先にパイロットとして戦っていた謎多いヒロイン、綾波レイの名言はどこか悲しさがあるものばかりです。その代表が「私には他になにもないもの」です。 エヴァに乗り、出撃するということは未知の使徒との決死の戦いに向かうということ。ラミエルとの戦闘前、平然としている彼女にシンジが「エヴァに乗る理由」を訪ねた際の回答がこの台詞でした。 私はエヴァに乗るために生まれてきたようなものだものと答える綾波の言葉。孤独を背負うにはあまりにも少女の背中は頼りなく見えた瞬間でした。

「あなたは死なないわ……。私が守るもの」

「あなたは死なないわ……。私が守るもの」もラミエル戦の前に登場した名言です。1度は大破させられ、再出撃で死ぬかもしれないと恐怖するシンジにかけた言葉がこちらです。 レイがシンジに言った言葉。これを聞いてシンジはハッとします。レイの自信は、自らを投げ打つようで少し切ないです。

「あたし、にんにくラーメン、チャーシュー抜き」

そんな彼女の意外な発言が「あたし、にんにくラーメン、チャーシュー抜き」。それまで錠剤を飲むシーンしか見られなかったレイの好みが語られた名言です。 人間味がまるでなく、人形字見ていた綾波レイが食事にこだわりを見せたシーン。彼女はシンジとの出会いによって徐々に感情を理解していきます。その一端とも言えるこのセリフはファンからの人気が高いです。

アスカの名言

「あんたバカァ?」

アスカといえばこのセリフですね。 幼少期からパイロットとして教育を受けてきた式波・アスカ・ラングレー。選抜を突破してパイロットになったという背景からかプライドが高く、人一倍パイロットであることへの誇りや強い責任感を持っています。アスカを代表する「あんたバカァ?」という威圧的な台詞も、こうした背景からくるものです。 シンジとレイの2人が選抜などの過程を踏まず、総司令であるゲンドウとの繋がりが強いことから、コネパイロットと見なしており、排他的な姿勢を見せるアスカ。ですが後に2人と関わっていくことでその姿勢を改め、時折素直な一面を見せるようになります。

「誰かと話すって心地いいのね。知らなかった」

ツンケンして人を遠ざけがちな彼女ですが、年頃の少女らしい、素直になる場面が挟まれています。新劇場版の「誰かと話すって心地いいのね。知らなかった」はミサトとの会話で登場しており、ギャップに魅かれた人が多いのではないでしょうか。 これまで他人との交流がなかった彼女が他人と一緒に過ごすことの心地よく感じたときの言葉です。

「傷つけられたプライドは、10倍にして返してやるのよ!」

シンジとの高いシンクロが無ければ倒すことができない使徒・イスラフェルが登場した際の名言です。誰からの力も借りず、自らの実力をアピールしようとするアスカ。ですが、そのままだと使徒に勝つことができないと姿勢を改めるのでした。 どんなにプライドが傷つこうが、必ずやり返すというたくましい性格がよく分かります。

葛城ミサトの名言

「サービス、サービス♪」

葛木ミサトといえば、次回予告の定番であるこのセリフです。 三佐としてのミサトは作戦完遂のため、強気の姿勢を見せますが、私生活となるとその姿は一変します。生きることを最大限に楽しもうとし、酒乱の一面を持つミサトはギャップが強く、またそのライフスタイルに共感する視聴者も多数。 このセリフは、飲み足りず、「サービス♪サービス♪」とお酒に手を伸ばすミサトの姿がありありと目に浮かびます。

「奇跡を待つより捨て身の努力よ!」

作戦時にはパイロット達を指揮し、また日ごろから彼らを見守っているのが葛城ミサト。人知を超えた未知の敵・使徒に対する数々の作戦を成功させてきたことはまさに奇跡と言えるでしょう。彼女はそんな奇跡を起こしてきた本人だからこそ言える名言を残しています。 エヴァを模して造られたロボットの披露会で暴走が起こり、自動停止という奇跡を待たずに止める際に発せられたのがこのセリフ。どんなことも、待つより自ら進んで何か行動を起こさなければ結果を出せないという主張です。

「奇跡ってのは、起こしてこそ初めて価値が出るものよ」

スーパーコンピューター・MAGIが撤退を薦め、勝算は「神のみぞ知る」とまで言われた作戦をパイロット3人で行うことに決めた際に発せられたのがこのセリフです。可能性が低くても実行を選び、成功させてきたからこその重みがありますね。 勝算のない戦いに対して「これでうまくいったら、まさに奇跡ね」と言ったアスカに言い返した一言です。実際に奇跡を起こしてきただけあって、重みが違います。

加持リョウジの名言

「大人はさ、ズルイぐらいがちょうどいいんだ」

ミサトやリツコと同じくネルフ職員ですが、ゲンドウらとのつながりが深い「人類補完計画」側で諜報員として動いているのが加持リョウジです。 大人の余裕を感じる陽気で飄々とした性格の彼は、男女を問わず人気のあるキャラクターです。諜報員としてNERVだけでなくゼーレ、日本政府といった複数の機関の中で多くの人と関わりながら渡り歩いてきた彼は、人間関係に関する名言を多く残しています。 このセリフは碇シンジに対して発した一言。大人になると、自ずとズルさは自然と身についていきますが、それが必要かという答えは難しいですね。

「出会いには理由はなくても、別れには理由があるってことだな」

ミサトの深層心理で登場した加治が発したセリフです。 出会いは唐突に予兆なくやってきますが、別れは理由があって起こるものです。一見、当たり前のことに見えますが、それを自覚した上で人と付き合っていくのはなかなかできることではありません。 普通の人ではしないような経験を数多く体験し、多くの人と関わってきた加治だからこそ言えることができるセリフですね。

碇ゲンドウの名言

「人は思い出を忘れる事で生きて行ける」

シンジの実の父親であり、特務機関NERV総司令でもある碇ゲンドウ。目的とする「人類補完計画」の達成に向けて重傷を負ったレイを構わず出撃させようとする、息子であるシンジをパイロットとしか見ていないなど冷徹な部分が目立つキャラクターです。そんな彼の切なさが伺える名言がこのセリフです。 息子・シンジとの関わりを避けてきた彼が、シンジと共に妻・ユイの墓参りに行くシーンで登場する名言です。彼がユイとの思い出をいかに大切にしているかが伺えます。この台詞は、アニメ・劇場版ともに登場しています。 忘れたい出来事ほど、忘れることを意識しすぎて忘れることができない、それに縛られるということを表現しているのでしょう。

「時計の針は元には戻らない。だが、自らの手で進めることはできる」

人類補完計画を進めるには早いのではないかと指摘する冬月に対し、彼は自らの手で未来を選びとることを告げるのでした。 チャンスを待つことももちろん必要ですが、自らそれを獲得にしに行くという攻めの姿勢に野心を感じます。

赤木リツコの名言

「私、バカな事してる?ロジックじゃないものね、男と女は。そうでしょ、母さん」

エヴァの開発責任者である赤木リツコ。分析やシステムの構築といった技術面のサポートを担当しているため、ミサトと同じくらいに登場する機会が多いキャラクターです。 活発なミサトとは反対に、落ち着いていて上品な彼女はゲンドウに想いを寄せていて……、実は、愛人関係にあります。しかも、NERVの技術者だった彼女の母・赤木ナオコも同じ状況にあったのです。 母の人格をもとに作られたスーパーコンピューター・MAGIにプロテクトをかけながら「私、バカな事してる?ロジックじゃないものね、男と女は。そうでしょ、母さん」とどこか寂し気に話しかけていました。

「ウソつき」

戦略自衛隊から、本部の襲撃を受けている中、「人類補完計画」を押し進めるためにセントラルドグマ最下層にて、ゲンドウを待ち構えていたリツコ。本当の狙いはマギによる自爆、つまりゲンドウとの心中でした。しかし、自爆プログラムを起動しよとするも、マギの中にある「女としての人格」にそれを拒否されてしまいます。 その後、ゲンドウに銃を向けられ、撃たれる直前に放たれた一言に、静かに微笑みながら「ウソつき」と言い残し、リツコは死亡します。 このゲンドウが最後に、リツコへ放った一言がファンの中で論争を巻き起こしています。というのも言動は「赤木リツコ君、本当に……。」と話したあとは口パクで何かを言っており、その内容が明かされていないためです。 その後、漫画版でその後の言葉が「愛していたよ」であったことが明かされました。たリツコとゲンドウの複雑な人間関係が見える深さのあるセリフです。

渚カヲルの名言

「生と死は僕にとって等価値なんだよ」

劇中で、大変意味深な台詞となっています。使徒である彼にとって、生きることも死ぬことも、どちらにも悲しい結末しか待っていないのでしょうか。

「僕は君に会うために生まれてきたのかもしれない」

アニメ、劇場版ともに途中から登場した第5の少年・渚カヲル。アニメではたった1話と登場した期間は短いながらも、シンジに寄り添い急速に絆を深めていく様子に強いインパクトがありました。 彼がアニメで発した名言「僕は君に会うために生まれてきたのかもしれない」。この台詞は新劇場版では「生まれてきたんだね」とより確信めいた発言に変わっています。

「さあ、約束の時だ、碇シンジ君 今度こそ君だけは…幸せにしてみせるよ」

新劇場版・破で登場した名言です。アニメでは、互いに信頼する存在となったシンジの手で使徒として殺される悲劇的な結末を迎えてしまいました。 そのことを受けて「今度こそ」と言っているのではないかと考察されています。2020年公開予定の新劇場版の予告でも姿が映っており、どう登場するかが楽しみですね。

真希波・マリ・イラストリアスの名言

「モード反転!裏コード! ザ・ビースト!!」

新劇場版で新たに登場した真希波・マリ・イラストリアス。シンジの両親であるゲンドウやユイとのつながりを匂わせる描写や他のパイロット達とは違う知識を持っているなど、彼女もまた謎の多い人物です。 普段は飄々とした少女ですが、戦闘に入ると一転して好戦的な一面を見せます。戦闘中に「365歩のマーチ」を歌うシーンが有名ですね。 弐号機に乗り込み、零号機のレイとともに第10の使徒・ゼルエルと戦う際「モード反転!裏コード! ザ・ビースト!!」と唱えエヴァの未知の機能を見せました。

「そうやってイジけていたって、何にも楽しいことないよ」

一歩及ばず、レイに機体ごと逃がされた彼女。落下した先で「初号機には乗らない」と塞ぎこむシンジを見つけ「そうやってイジけていたって、何にも楽しいことないよ」と諭します。このやりとりは、その後シンジが再び立ち上がる重要なきっかけになりました。 自暴自棄になっていたシンジにかけた言葉。この言葉に救われたシンジは再び、エヴァンゲリオンに搭乗しようと決めたのでした。

心に残る『エヴァンゲリオン』名言集でした

彼らの背負う皮肉な宿命の裏に込められた数々の名言が心に響きます。2020年に新劇場版最新作の公開が決定しており、話題騒然となること間違いなしです。 公開前に作品を見直して、自分だけの名台詞を見つけるのも楽しいかもしれませんね。