2017年7月6日更新
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の名言まとめ
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『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの名言集
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の第一作目は1985年公開。当時、『E.T.』や『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』などSF・アドベンチャー映画を次々と世に送り出していたスティーブン・スピルバーグが製作総指揮を務め、ロバート・ゼメキスが監督したこの作品は、一種の社会現象ともなって大ヒットを記録。ゼメキス監督にとってはこれが大出世作となり、続編のPart2が1989年、完結編となるPart3が1990年にそれぞれ公開されました。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part1』より
ドク 「1.21ジゴワットだって?!」
本来は「ギガワット」が正しく、「ジゴワット」となったのは脚本のミスということですが、「ジゴワット」という言葉の響きと卒倒寸前の状態で驚くドク役クリストファー・ロイドの演技により、観た人の記憶に残るセリフとなりました。
マーティ 「こりゃヘビーだ」 ドク 「また言ったな“ヘビー”って。未来ではそんなに物が重いのか?重力に変化が起きているのか?」
1985年では「深刻な状況だな」いう意味で使われる「ヘビー」が、1955年のドクには通じない、という年代のギャップを利用したセリフ。シリーズ三作を通じて同じような掛け合いがあり、よく知られるセリフの一つです。
ジョージ 「おい、貴様!その汚い手をどけろ!」
気弱なジョージ・マクフライが、その後の人生を一気に変える(そしてマーティを救う)きっかけとなった一言。
ドク 「30年後にまた会おう」 マーティ 「待ってるよ、ドク」
強い友情で結ばれたマーティとドク。30年。タイムマシンで戻るマーティにとっては一瞬でも、普通に一日一日過ごして行くドクはどれだけ長い間待つことになるのか…ジーンと来るシーンです。
マーティ 「140キロに加速するには、これじゃ道路が短いよ」 ドク 「道路だと?これから行くところじゃそんなものは…いらんのだよ」
ドクのこの言葉と共に、ふわりと浮きあがり飛び立つデロリアン。とても爽快で、次作への期待が一気に高まるエンディングでした。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part2』より
ドク 「将来、またどこかで出くわすかもしれませんな。」 ドク 「…あるいは過去にね。」
元から1955年にいたドクと、1985年にタイムマシンを発明し1955年にタイムスリップしてきたドク、同じ人同士の時空を超えた会話。
ビフ 「てめぇはただの腰抜けか?!」 マーティ 「誰にも腰抜けとは言わせない」
「腰抜け」と呼ばれてしまうと我慢ならないマーティ。「ヘビー」と同様、こちらもシリーズを通じて度々登場します。
マーティ 「安心して、ドク。僕だよ、マーティだよ。」 ドク 「そんなありえない。たった今、未来に送り返したのに!」 マーティ 「そうなんだけどね、また戻ってきちゃったんだ。未来から戻ってきたのさ」 ドク 「…なんてことするんだ…」
Part3へとそのまま続くため、痛快なエンディングはないけれど、Part1でのストーリーを再度描きつつ、同時に別のストーリーが進行する展開の面白さが魅力のPart2。結果、死ぬ思いで未来に返したマーティがまたすぐ目の前に現れて、失意の余り気絶するドク。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part3』より
ドク 「手を上げろ!」 機関士 「列車強盗か?」 ドク 「とんでもない、科学実験さ」
いつもながら、体を張った科学実験に取り組むドク。
ドク 「君の未来はまだ決まってないということ。誰のでもそうだ。未来は自分で切り開くものなんだよ。だから頑張るんだ。」
マーティとジェニファーに、ドクが万感の思いを込めて贈った言葉です。
マーティ 「ねぇドク、今度はどこ行くんだい?また未来に戻るの?」 ドク 「いや。未来へはもう行ってきた。」
蒸気機関車が空へ…Part1を思い起こさせるエンディングで、シリーズ集大成となるPart3の最後が締めくくられました。
いかがでしたか?今年2015年はちょうど、『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part2』の舞台となった年。映画で描かれた未来がどのくらい実現したのか、見直してみるのもまた楽しいかもしれません。以上、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの名言・名セリフ集でした。