韓国女優スエの人気を出演作と共に考察【現在は何をしている?】
「涙の女王」スエのプロフィールや出演作を紹介!彼女の人気のワケは?
本記事では人気韓国女優のスエについて、出演作を紹介しながらその人気の理由について考察していきます! ■本名:パク・スエ(英:Park Soo-Ae、韓: 박수애) ■生年月日:1979年9月16日 ■出生地:大韓民国 ■身長:168cm スエは、1979年生まれの韓国女優です。もともとアイドル志望で、3人組のダンスグループとしてレッスンに励んでいましたが、グループ解散のため女優へと転身。2002年にテレビドラマ『初恋』で本格的な女優デビューを果たしました。 初主演となったドラマ『ラブレター』では一躍注目を集め、視聴者の人気を得ました。2004年の『ファミリー』で映画デビューし、青龍映画賞新人賞を獲得。2009年の映画『あなたは遠いところに』で大鐘賞主演女優賞に輝きました。
2019年現在の活動は?インスタグラムの更新は止まっている?
スエの2019年の活動はどうなっているのでしょうか。 2019年11月現在、スエは活動を行っていないようです。彼女のInstagramの更新も止まってしまっています。2020年の出演作の情報もまだない様子。 Netflixで配信されている2018年の映画『上流階級』が最新の活動です。 2019年に前事務所との契約を満了し、新しい事務所と契約したことがわかっているので、新たな作品でその姿を見られるよう願うばかりですね。
スエの主な出演ドラマを紹介!どの恋模様が好み?
ラブレター(2003年)
幼くして親を失ったイ・ウジン(チョ・ヒョンジェ)は、協会に引き取られアンドレアという洗礼名を与えられます。幸せに暮らしていましたが、修道院に引き取られることになったウナ(スエ)。彼女はアンドレアと共に過ごすうちに惹かれていきますが、アンドレアは神父になることを決めます。ウナは秘めた思いを、行く先のないラブレターに綴るのでした。 やがて大学の医学部に進んだ2人は、名医の跡取り息子チョン・ウジン(チ・ジニ『宮廷女官チャングムの誓い』)と出会います。アンドレアは同じ名前の彼に不思議な縁を感じ、ウジンはウナを好きになり――。 スエは2人の間で揺れる健気な少女ウナを演じました。
野王〜愛と欲望の果て〜(2013)
昔孤児院で共に過ごしたダヘと再会するハリュ(クォン・サンウ)。ダヘが養父を誤って殺してしまったため、その死体を山に隠し2人でソウルへ逃げ出しました。子供も生まれ懸命にダヘを支えるハリュでしたが、彼女は会社の御曹司のドフン(ユンホ)とアメリカへ旅立ってしまいます。 ハリュはダヘによって運命を狂わされてしまうのでした。裏切られ復讐に燃えるハリュ、野望の果てに大統領夫人にまで上り詰めるダヘ、愛を知らないドフンはどうなってしまうのでしょうか。 本作でスエは、日本での人気も高い俳優クォン・サンウ、K-POPグループ『東方神起』のメンバー・ユンホと共演。そしてスエは珍しく、周りの男を利用する強烈な悪女を演じています。
仮面(2015)
次期大統領候補の娘であるソ・ウナは、SJグループのチェ・ミヌ(チュ・ジフン『神と共に』)との政略結婚を控えていました。しかし誤ってミヌの家のプールに転落し、脳死状態になってしまいます。グループ乗っ取りを目論む義兄のソクフン(ヨン・ジョンフン『悲しき恋歌』)は、代わりの人間を用意することに。ウナと瓜二つで、借金まみれの生活を送っていたピョン・ジスク(スエ)は、借金の肩代わりを条件にこれを受け入れます。 その正体を知らないまま、ジスクに惹かれていくミヌ。この仮面夫婦はどうなってしまうのでしょうか。 ジスクとウナの2役をスエが演じました。スエは思いやりに溢れた前向きなジスクを好演し、この年で最も優れた演技力と良いイメージを披露した役者を撮影監督の投票で選ぶ、「グリメ賞」の演技賞を受賞しました。
ウチに住むオトコ(2016)
そそっかしいものの、どんな仕事もこなす客室乗務員のホン・ナリ(スエ)は、事故で母を失ってしまいます。立ち直りかけた頃に彼氏の浮気も発覚し、失意の底のいた彼女は、10カ月ぶりに母と暮らした実家を訪れることに。 そこで出会ったのは、生前母と結婚していたという自分より年下の男、コ・ナンギル(キム・ヨングァン『ピノキオ』)でした。そんな中、実家の土地を狙う財閥の御曹司クォン・ドッポン(イ・スヒョク『ナイショの恋していいですか!?』)まで現れて――。 仕事はできるが、プライベートでは年下の父と御曹司に挟まれるナリをスエが演じました。重たい作品への出演が続いていたスエでしたが、明るい内面を持ったキャラクターを演じたいという思いで本作に臨みました。
スエの主な出演映画を紹介!泣ける映画多し
ファミリー(2004)
3年の刑期を終えたジョンウン(スエ)が家へ帰ると、事情を知らない年の離れた弟が出迎えます。元警察官の父親(チュ・ヒョン『ディア・マイ・フレンズ』)の態度は厳しく、ジョンウンは母の死が厳格な父のせいだと考えていました。不良仲間と再会を果たした彼女は、父が病に侵されていることを知ります。 父を恨んでいたものの、次第に優しさを知るジョンウンをスエが演じました。父親の愛情に触れ、変化する心の機微を見事に表現しました。
夏物語
60歳を過ぎても独身を貫き通す元大学教授ユン・ソギョン(イ・ビョンホン)の元に、元教え子で放送作家をしているイ・スジンがある企画を持ち込みます。それは初恋の相手を探すというもの。どうにか了承を得て探し始めると、美しくも悲しい恋の物語が存在していました。 スエが演じたのは、ソギョンの恋の相手であるソ・ジョンイン。静かな美しさを持つ彼女を、持ち前の透明感で演じ切りました。
あなたは遠いところに
スニは農家の1人息子サンギル(オム・テウン『建築学概論』)に嫁ぎ、姑の言うままに夫の元に通っていました。しかし軍に入った夫が愛人に捨てられ自暴自棄になり、ベトナムへ志願兵として旅立ってしまいます。それを追って彼女も慰問公演団の歌手としてベトナムへ。夫に執着するスニはどうなってしまうのでしょうか。 スエはスニを演じました。夫に会うために、複雑な思いを抱きながら必死で歌うシーンは必見です。
プロミス ~氷上の女神たち~
脱北者で元アイスホッケーのエース選手だったジウォン(スエ)は、離れ離れになった妹をずっと気にかけていました。そんな折、国体監督から熱烈な依頼を受け、代表選手に復帰します。しかしチームには自分勝手なメンバーが集まっており、ケンカばかり。そんなチームを必死でまとめて成長していく中、最大のライバルである北朝鮮代表チームとぶつかります。 ジウォンを演じ、撮影前には地獄のようなアイスホッケーの特訓に励んだスエ。チームプレイのスポーツだったため、共演者たちとも最初の撮影から絆が生まれたそう。
韓国と日本での人気は?演技力に定評がある「涙の女王」
韓国では「涙の女王」として知られ、その名の通り泣きの演技には定評があるスエ。独特の雰囲気や演技力を持ち、透明感があると評価され、日本でも自然な演技に人気が集まっています。 2015年に一度、日本の芸能事務所と契約したというニュースがありました。スポーツニッポン新聞社によると、日本で放送された「野王」を観て、事務所の会長および渡辺謙が彼女を気に入ったことがきっかけだそう。彼女の人柄は「普段の佇まいも素晴らしい」と「世界のケン・ワタナベ」が認めるほどでした。 しかしそれ以降音沙汰がないことから、この話はなかったことになったと思われます。機会があれば、日本の作品で活躍する姿を見てみたいですね。 また、「2018 大韓民国ベストスター賞」の俳優部門では、スエがベスト主演賞を受賞しました。これからの更なる活躍に期待です。
ベテラン女優のスエ、2020年以降の活躍に期待
本記事では、韓国女優のスエを紹介しました。様々なジャンルの作品に参加しており、受賞歴も多数ありますね。 しかし2019年の活動はありませんでした。2020年以降、彼女がどんな作品でどんな姿を見せてくれるのか、目が離せません。