忽那汐里が英語力を生かして『デッドプール2』に出演!【ハリウッド進出】
忽那汐里のプロフィール
1992年12月22日にオーストラリア在住の日本人の両親の元に生まれた、日系オーストラリア人三世の忽那汐里。オーストラリアニューサウスウェールズ州シドニーで育ち、家では両親と日本語で会話をしていた彼女は日本語と英語のバイリンガルなんです。オーストラリアと日本の両国籍を持っていた忽那汐里は、今では日本で知らない人はいないほどに活躍する演技派女優です。 2008年にグリコ『Pocky(ポッキー)』の第50代ポッキープリンセスに選ばれ、CM出演をしたことで広く知られるようになりました。 2012年にはキネマ旬報ベスト・テン新人女優賞と毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞を、翌年には日本アカデミー賞新人俳優賞など役者として多くの支持を得た忽那汐里は現在まで着実に役者としてキャリアを積んでいます。
忽那汐里の英語力がすごい!
さすがオーストラリア生まれ、14歳までオーストラリアで育っただけあり、英語はネイティブレベルで話せる忽那汐里。 日本に移住した当時は、自分では完璧だと思っていた日本語も女優デビュー作の『3年B組金八先生』の撮影では度々日本語の発音を指摘されるなど、逆に日本語の方が苦手だった彼女。 今では英語を忘れないように、弟とは英語で話したり好きな歌手の歌詞を英訳したりして英語力を維持しているそうです。 『BECK』では英語を流暢に話しているシーンもあり、役の幅が広がる強い武器として見せつけています。
持ち前の英語力を生かし、ついにハリウッド進出!
忽那汐里のハリウッド進出が決定しました。作品は『ジ・アウトサイダー』です。第二次世界大戦後の日本が舞台の本作のあらすじは、日本に不法滞在し、日々無気力で生きていた元米兵のニックが、若いヤクザのキヨシと出会うことによって、自分を見つめなおすきっかけとなる物語です。 忽那演じる役柄は、主人公ニックが想いを寄せるキヨシの妹・ミユ。起用のきっかけは英語力と演技力がマルティン・サンフィリート監督の目に止まったからだそう。 主人公のニックを『スーサイド・スクワッド』で知られるジャレッド・レトが、キヨシを浅野忠信が演じます。映画は2017年全米公開予定です。
『デッドプール2』に出演!
世界的に大ヒットしたマーベル映画『デッドプール』。1作目は2016年6月1日に公開され、これまでにない型破りな“アンチヒーロー”として瞬く間に世間をジャックしました。 そんな大人気映画の続編『デッドプール2』に忽那汐里が暗殺者のユキオ役で出演。ライアン・レイノルズやモリーナ・バッカリンと共演することになります。『デッドプール2』は2018年6月1日公開です。
デビューのきっかけは日本国民的美少女コンテスト!
忽那汐里が女優としてデビューするきっかけとなったのが、2006年に参加した全日本国民的美少女コンテスト。後藤久美子をイメージキャラクターとして1987年に初めて開催された同コンテストはこれまで、佐藤藍子・米倉涼子・上戸彩・武井咲・剛力彩芽など数多くの著名人を輩出した、芸能界への登竜門のひとつとして知られています。 第11回のコンテストで審査員特別賞を受賞した忽那はそのままオスカープロモーションに所属し、翌年に『3年B組金八先生』で女優デビューを果たしました。 それまでずっとオーストラリアで生活していた忽那は、日本で女優を目指すために通っていたシドニーの学校の冬休みを利用して日本を一時的に訪れ、本コンテストに出場したそう。 忽那汐里の女優デビューは女優を目指してから日も浅いうちに、華々しく飾っていました。
堀越高校を卒業後、大学を中退し女優業に本気で打ち込む
日本で女優活動をする傍ら、日本の堀越高等学校に通っていた忽那汐里は2011年2月18日に同級生であった河北麻友子や成海璃子とともに学校を卒業。その後都内の大学に推薦入試で入学しました。 「大学で写真を勉強したい」という願望を持ち、大学生活を謳歌するはずだった忽那汐里ですが、やはり売れっ子女優にとって学業と両立をするのは難しかったよう。2013年に芸能活動に専念するために大学を中退します。 大学をやめるという大きな決断が、忽那汐里の女優として生きていくという覚悟が伺えます。彼女の強い意志が今の女優としての活躍につながっているのではないでしょうか。
忽那汐里の出演映画
純粋な少年と難病を患った少女、心に傷を負う医師の姿を描く感動作
バンド活動をする青年たちの奮闘を描いた青春映画
死の床に臥せる妻と妻に全ての愛をささげた男の夫婦愛
クリント・イーストウッド監督・主演の西部劇『許されざる者』(1992)をリメイク
父親を名乗る4人の男と青年の奇妙な生活を描いたサスペンスコメディー
日本とトルコ、両国の絆の深さを史実に基づいて描いた物語
主な出演ドラマ
『3年B組金八先生』
『メイちゃんの執事』(2009)
『大河ドラマ 江〜姫たちの戦国〜』(2011)
『家政婦のミタ』(2011)
『家族ゲーム』(2013)
忽那汐里の性格
海外育ちでバイリンガルが忽那汐里の個性で強みですが、逆に海外育ちゆえの日本人とは異なる彼女の欧米的文化価値観が反発を招いてもいるようです。 「世間知らずで自己主張が強い。考え方も幼く礼儀知らず。」という評価を受けている忽那汐里。日本人の重んじる協調主義では受け入れられにくい厳しいものがあるようです。 またポッキーのCMで広く認知された彼女は、CMで見られるはっちゃけたイメージが視聴者には強く固定されているために、他でテレビのインタビューなどで見られる普通の姿が他よりもクールで冷たい印象で見らえてしまうよう。出演作のイメージの固定は怖いですね...。 自己主張が強いという性格は間違いないのでしょうけれど、それが悪い性格だとされてしまう日本の文化に逆に疑問を感じます。これからもそんなファンの意見に潰されないように応援したくなります。
結婚、妊娠の噂の真相
なんと忽那汐里は2015年に週刊誌で、昨年交際中の一般人男性との子を極秘出産し、通っていた大学を中退して未婚の母だということを報道されました。 真相は不明ですが、週刊誌によると、ダレノガレ明美との恋人関係をマスコミに追われていたこともある22歳の一般男性が、酔っぱらった忘年会の席で、自分は女優と事実婚をしており子持ちだということを明かしました。相手の女優は、22歳の誕生日を迎えたばかりで、スナック菓子のCM出演をした経験がある、とヒントに与えたことで相手が忽那汐里ではないかと騒然になったそう。 男性は以前、忽那汐里と代官山で食事をしているところを目撃されていることから、さらに疑惑が深まっていました。 しかし忽那自身が2016年6月に放送されたテレビ番組で、「子供は産んでいない」とコメントしていることから、あくまで噂だったようです。
忽那汐里の今後に期待!
2014年ごろから日本での活躍は目立たなくなった印象の彼女ですが、ハリウッドで今後活躍しそうな予感です。 世界的に注目される作品に出演を続ける忽那汐里の今後の活躍にも期待したいです!