ドラマ『プロポーズ大作戦』のキャスト・登場人物一覧を紹介！現在大活躍のあの芸人も出演していた？！

大人気月9『プロポーズ大作戦』は、いつになっても語り継がれるラブコメの名作。この記事では『プロポーズ大作戦』のキャストや主題歌について振り返っていきます。 意外なあの人が出ていたり、曲を聴くだけでドラメの名シーンが蘇ったり……。ストーリーも最高でしたが、演じたキャストについて今一度チェックしてみてくださいね。 ＞今や大人気のあの芸人も『プロポーズ大作戦』に出演していた？！

月9ドラマ『プロポーズ大作戦』は、2007年に山下智久と長澤まさみ主演で放送された大人気作品です。 主人公・岩瀬健は、想いを寄せていた幼なじみ、吉田礼の結婚式へ出席することに。結婚式の最中、時間を操る力を持つ”妖精”と出会い、過去へとタイムスリップ。かつて叶わなかった礼との恋を成就させるべく、時を超えて奮闘するラブコメディです。 一途な想いが描かれた恋愛ドラマは、若い女性を中心に高い支持を受け、平均視聴率は該当クールで唯一15％以上をマーク。中途半端な結末への問い合わせが殺到したこともあり、2008年3月にその後を描いたスペシャルドラマが放送されました。

また、その人気ぶりは海外にも伝わったようで、韓国制作によるリメイク版も制作。ユ・スンホ、パク・ウンビンを主演に向かえ、2012年2月から朝鮮TVで放送されました。

本作の主人公・岩瀬健は、意地っ張りで要領が悪いうえに、お人好しな性格。 そんな性分が災いして、想いを寄せていた吉田礼に告白できず、結局は多田哲也に取られてしまいます。礼と多田の結婚式中に妖精と出会い、礼への想いを伝えるため、タイムスリップを開始します。 岩瀬健を演じたのは、当時はジャニーズ事務所所属しており「NEWS」のメンバーでもあった山下智久。ファンからは”山P”の愛称で親しまれています。 俳優としては、2006年『クロサギ』で、プライムタイムのドラマに初単独主演しました。2005年の『野ブタ。をプロデュース』、月9ドラマ『5→9～私に恋したお坊さん』(2015年)など、主演作品も多数。 2023年現在は海外でも活躍の場を広げており、Huluオリジナル海外ドラマ『神の雫』(2023年)などに出演しています。

もう1人の主人公で、恋に不器用な岩瀬健の幼なじみ・吉田礼。 昔から健に片思いしており、中学校卒業時に手紙で告白すると決意しますが、渡せないまま手元に残していました。高校生の時、教育実習生の多田哲也と出会い、大学入学後にプロポーズされて結婚することになります。 演じるのは、第5回東宝「シンデレラ」オーディションにて当時史上最年少でグランプリを獲得した長澤まさみ。その後の2000年、映画『クロスファイア』で倉田かおり役を演じ、映画デビューを果たしています。 2004年の映画『世界の中心で、愛をさけぶ』では、白血病に侵されたヒロイン役で出演。薬の副作用による脱毛症を抱える役のため、自らスキンヘッドにするなど女優魂を見せました。 2016年はNHK大河ドラマ『真田丸』にヒロイン・きり役で出演し、2018年には本作ぶりの月9『コンフィデンスマンJP』で主演を務めます。幅広い役どころに挑むようになった彼女は、俳優として別格の地位を築き上げています。

吉田礼の結婚式中、岩瀬健の前に突然現れた英国紳士風の謎の男性。 指を鳴らすだけで、対象が写っている写真が撮影された時間へとタイムスリップさせることが可能です。ダメな奴ほど応援したくなる性分らしく、ダメ男の健を思い出の写真にタイムスリップさせ始めます。 妖精を演じた三上博史は、1983年日本公開のフランス映画『草迷宮』に主演し俳優デビューしました。 1984年、『無邪気な関係』でドラマ初主演。その後、1987年の映画『私をスキーに連れてって』で主演し、注目を集め始めます。 1988年以降、数多くのドレンディドラマに出演しており、「トレンディドラマのエース」と呼ばれました。

恋多き女の子で、吉田礼と野球部のマネージャーを務めた奥エリ。 礼にとっては恋愛に関する良き相談相手ですが、本人は鶴見尚のアプローチを断り続けていました。しかし岩瀬健のタイプスリップで過去が変わり、鶴見の告白を受け入れ付き合うことになります。 奥エリを演じるのは榮倉奈々。中学3年生の時に芸能界入りし、ファッション雑誌「SEVENTEEN」にてモデルを務めます。 2004年にドラマ『ジイジ～孫といた夏』片岡あたる役を演じ、女優活動を開始しています。 主な出演作は、ドラマ『泣かないと決めた日』(2010年)、『Nのために』(2014年)など。『Nのために』で共演した賀来賢人と意気投合し、2016年に結婚、2023年現在では2児の母です。

榎戸幹雄は岩瀬健の高校時代からの親友で、高校卒業後は放送会社に勤めています。 非常に頭が切れるため、時代を先取るような健の発言に気付き、タイムスリップに協力。妖精以外では唯一、健がタイムスリップしている事実を知っている人物です。 演じるのは俳優の平岡祐太。2003年にドラマ『ライオン先生』織原健治役で俳優デビューをし、2004年の映画『スウィングガールズ』で「第28回日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞しました。 2006年10月以降は、今作を含め4クール連続でテレビドラマへの出演。2010年『龍馬伝』で大河ドラマ初出演を果たし、ゲーム『トリックロジック』で声優にも初挑戦しています。

岩瀬健の親友で、お調子者な性格のムードメーカー的存在・鶴見尚。 自身を”高嶺の花”と仰ぐエリが好きで、果敢にアプローチを繰り返すも周囲の言葉通りに玉砕し続けていました。後にタイムスリップしてきた健の指摘に背中を押され、告白することを決意します。 鶴見尚を演じたのは濱田岳。1999年のドラマ『ひとりぼっちの君に』で子役デビュー。 その後、2004年『3年B組金八先生』の出演がきっかけで、本格的な役者の道を志すことに。2015年からは、KDDI auのCM「三太郎シリーズ」に出演するなど、名バイプレイヤーとして知られています。 また、奥エリ役の榮倉奈々と親交を深めたそうで、芸能界の飲み仲間の1人なのだとか。2014年にバラエティ番組へ出演した際、榮倉からビデオメッセージが寄せられました。いまだに飲みに行く間柄と紹介されており、放送終了後も交流がある様子です。

多田哲也は、吉田礼の婚約者であり物語の序盤でまもなく結婚する相手。 教育実習先で高校生の礼と出会い、後に大学講師と生徒の間柄を超えてプロポーズ。礼からはその想いのまっすぐさを認められて、結婚することが決まりました。 演じるのは藤木直人。大学在学中の1995年に、映画『花より男子』花沢類役でデビューしました。 大学卒業後、2000年のドラマ『ナースのお仕事3』などに出演し、注目を集め始めます。2002年の月9ドラマ『ラブ・レボリューション』政治記者役を演じたことで、ブレイクを果たしました。 2005年4月からは、トーク番組『おしゃれイズム』のパーソナリティを務めることに。番組のテーマ曲、合間に流れるBGMの作曲も担当しており、藤木の才能の多彩さが伺えます。

岩瀬健や吉田礼が通った、立修高等学校の教師で野球部の顧問だった伊藤松憲。 陶芸の道に目覚めたものの、関係のないことばかりに勤しみ、陶芸家をしている描写はありません。ノリの良い性格で生徒に慕われており、礼の結婚式ではスピーチをすると張り切っていました。 伊藤松憲を演じる松重豊は、1963年の大学卒業と同時に、蜷川幸雄主宰の劇団「蜷川スタジオ」に入団。1989年の退団後はフリーになり、テレビドラマ・映画・舞台・CMやナレーションなど幅広く活躍しています。 2012年1月には、『孤独のグルメ』で連続テレビドラマ初主演を果たし、美味しそうに食事する姿が話題になり、年配のファンを中心として大人気に。瞬く間にシリーズ化が決定すると、season10まで放送され、松重にとって当たり役になりました。ファンは新作の放送を待ち望んでいます。

ドラマ『プロポーズ大作戦』には意外なキャストも出演していました。ANZEN漫才・みやぞんが、ブレイク前の俳優として活動していた時に出演をしているのです。 みやぞんの登場回は第4話で、野球部員役を演じています。 山下智久演じる岩瀬健は野球部員で、卒業式の日の部の恒例行事に参加していました。野球部の恒例行事は、優勝カップの中にそばを入れて一気に食べるというもの。 卒業生たちが一列に並び、次々にそばを平らげていきます。その列の中にみやぞんの姿が。高校時代は、野球部で活躍していたという彼にぴったりの役どころですね。 みやぞんは撮影時のエピソードとして、山下智久のことを知らずに失言をしてしまったことを明かしています。当時テレビをまったく見れない生活を送っていたため、山下のことを知らず、ひと際人目を惹く美少年がいると驚きました。 思わず山下本人に「将来絶対ブレイクすると思うよ」と声をかけてしまったそうです。

桑田佳祐のソロ活動再開第1弾シングルとなった、「明日晴れるかな」。約4年11カ月ぶりとなるソロシングルで、オリコン調べでは累計36万枚を記録するなど、ヒット曲の1つになりました。また、インストも含め作中では何度も使用されています。 またドラマのエンドロールでは、出演の山下智久・長澤まさみと共に、桑田本人がカメオ出演。オーケストラをバックに、桑田がギターの弾き語りを行い、2人を祝福しているような演出になっています。

「小さな恋のうた」は、第2話・第8話・第10話・スペシャルの挿入歌。MONGOL800の代表曲であり、これまで数多くのアーティストがカバーしてきた名曲です。今作では、岩瀬健が高校生時代に好きだったアーティストの楽曲という設定になっています。 第2話「コーヒー牛乳で結婚できる！？」にて、健が吉田礼に貸したCDという形で初登場し、その後も様々なシーンで使用されました。健の誕生日パーティーから場面転換し、多田が学校を訪れ、黒板に書かれた健の告白を消してしまうシーンなどで流れています。「小さな恋のうた」リリース当時を知らなかった中高生も、本ドラマによって「青春ソングになった」という人が多いのではないでしょうか？

『プロポーズ大作戦』のキャストは振り返ってみると豪華キャストでしたね。今でも活躍し続けている俳優ばかりで、ドラマが大人だったのも納得です。 名作ドラマ『プロポーズ大作戦』をキャストや歌に注目しながら観てみてくださいね。