2023年6月21日更新

韓国ドラマ『雲が描いた月明り』全話あらすじ・ネタバレ!最終回は一体どうなる?

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雲が描いた月明り
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2016年に韓国で放送開始され、最高視聴率25.3%を記録した大ヒッドラマ『雲が描いた月明り』。 李氏朝鮮時代を舞台に、王朝時代を舞台に、男装女子とツンデレ王子の禁断の恋を描いたラブドラマです。全18話のあらすじを、いっきにネタバレ紹介しちゃいます! ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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第1話のあらすじ・ネタバレ

月明かりの縁

幼い頃から男装して生きてきた女性、サムノムことラオン。病身の養父の薬代のため借金を背負い、男性たちを相手に恋愛相談や恋文の代筆をする仕事をしていました。 ある時恋文代筆の依頼者から「自分の代わりに相手の女性にあって欲しい」と頼まれますが、その女性とは一国の姫であるミョンウン王女で、約束の場所に現れたのは彼女の兄のヨン皇子でした。 ラオンはヨンを騙して落とし穴に落とし、「次会った時は、言うことをなんでも聞きます。」と言い残して逃げ出してしまいます。 さらに、ラオンから恋の助言を受けた相談者が駆け落ちしたため、指名手配されたラオンをエリート官僚のユンソンが助けてくれます。 数日後借金取りに捕まり、内官のテストを受けさせられるため宮中に連れて行かれたラオン。女であることがバレるのを恐れ、試験前に宮殿を抜け出そうとしますが、またもヨンと鉢合わせてしまうのでした。

第2話のあらすじ・ネタバレ

あなたへ通じる道

前回の別れ際のラオンの言葉を思い出して喜ぶヨン。ラオンを宮中から出さないよう画策します。わざと不合格になろうとするラオンに対し、ヨンは試験中にこっそり正解を教えるのでした。 宮中では王妃が妊娠し、祝い用の鶏の準備を命じられたラオンは屋根から落ちてしまいます。ユンソンが受け止めてくれましたが、そのせいで彼に女であることを知られてしまいます。 今まで恋文を代筆していたことがミョンウン王女にバレてしまいます。激怒した王女はラオンに刀を向けますがヨンが助けてくれたのでした。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

あなたの後ろに私がいる

最終試験を白紙で提出したラオンでしたが、ヨンのはからいで合格してしまい、内官として働くことになります。 淑儀パク氏の手紙を王に届ける役目を仰せつかるものの、王からの返信はいつも白紙。落胆したパク氏は、王からの白紙の手紙をすべて焼き払うようラオンに命じます。 護衛のビョンヨンとラオンは、それがあぶり出しであることに気づき、無事パク氏に王の返事を伝えることができました。 書庫に行ったラオンは、皇太子が読書中なので静かにするよう注意を受けます。その後本を読むヨンの姿を見たラオンは、初めて彼の正体を知るのでした。

第4話のあらすじ・ネタバレ

演劇が終わったあと

「2人でいる時は今までどおり友人として接してほしい」とラオンに頼むヨン。その後一緒に宮殿の外に遊びに行こうと誘いますが、ラオンは断ります。 ヨンは王に掛け合い摂政に昇格が決まりますが、王妃の父であるキム・ホンら重臣らは清の承認を得てないことを口実に大反対しました。 ヨンは清の使臣を集め、王の誕生日の祝宴を開くため準備を始めます。ラオンに踊り子たちの舞の練習を見張るよう命じたのでした。 一方ユンソンと外出したラオン。密かにラオンの正体を知るユンソンは、彼女を女性として扱い優しく接します。 宴の当日、王妃の策略により踊り子が姿を消しますが、ラオンが女性の格好で踊ったことで事なきを得ました。ヨンは謎の代理の踊り子を探すのですが……。

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第5話のあらすじ・ネタバレ

願い事を言ってみろ

ユンソンに助けられヨンに正体を知られずに済んだラオンでしたが、ヨンはラオンが踊り子なのではと疑います。 ミョンウン王女と舟でお茶をしたラオンは舟から落ち溺れてしまいますが、ヨンによって助けられます。さらに、着替えのため宿舎に戻ったラオンの前にユンソンが現れ、彼女の男装を見破っていたことを告白。「自分を避けないでほしい」と言うユンソンは、ラオンと風灯祭に行く約束をします。 その後熱を出しうなされるラオンを看病したヨンですが、回復したラオンが自分に気づいていないことを知ると拗ねた様子を見せました。 ユンソンが来られなくなったため1人で風灯祭に行ったラオン。彼女が母との再会を期待し橋で待ち続けていましたが、現れたのはヨンでした。ヨンと祭りを楽しむラオンでしたが、用事を済ませたユンソンが到着し、2人はにらみ合いになるのでした。

第6話のあらすじ・ネタバレ

言えない秘密を言いたくなる時

世間では頻繁に盗賊が出現するようになっていました。10年前のホン・ギョンネの乱の残党と関係があるのではとされています。 ラオンとユンソンは偶然、兵に追われる盗賊を目撃しますが、その盗賊はヨンの護衛で親友であるビョンヨンでした。 祭りでの1件以来、ラオンへの思いを募らせるヨンでしたが、わざとラオンを遠ざけ冷たく接します。 清国使節とその協力者たちが密輸入を行っているのではと疑惑を抱くビョンヨン。さらに彼は、10年前の乱で孤児になった子供達の中から、ホン・ギョンネの血縁者がいないか調べ回っています。

マ内官と清国使節のモク太監に監禁されたラオンは「踊り子の正体を調べてやろうか」と脅迫されました。ヨンに助け出されたものの、王から疑惑を向けられたラオンは拘束され、ヨンの世子の立場も危うくなります。 「面子を潰された」と息巻くモク太監は、ヨンの身代わりにラオンを差し出すよう要求。彼女を清に連行すると言い張ります。必死に止めるヨンに対し、自らを犠牲にする覚悟を決めたと語るラオン。 使節団が出発する直前、ビョンヨンがあらわれ密輸入の証拠を突きつけます。実はビョンヨンとユンソンはラオンのために協力し証拠を押さえたのでした。 ラオンは解放され、ヨンと共に馬に乗り宮殿に帰ることができました。

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第7話のあらすじ・ネタバレ

告白

宮中では、ヨンは男色ではないかと噂が立ちます。「噂なんて気にするな」と言うヨンでしたが、ラオンは心配です。 ユンソンはラオンに女性用の服を贈り、宮廷を出て女性として自分とともに生きてほしい、と告白。ユンソンは祖父キム・ホンから縁談をすすめられていましたが、その相手の女性ハヨンはヨンに想いを寄せていたのでした。 一方、マ内官と女官ウォルヒが恋仲にあると知ったラオン。内官と女官の恋は御法度でしたが、ラオンは2人が結ばれるため、とある計画を提案します。反対するヨンに、ラオンは人を愛することの素晴らしさを説くのでした。 ラオンの計画が発覚し、激怒した王妃から平手打ちを食らったものの、ヨンの機転で大事にはならずに済みました。マ内官も、以前からラオンが女性だと気づいていたと告白した上で彼女を助けてくれます。 ラオンが以前の踊り子だと確信したヨンは、ラオンを呼び出し想いを告げ、2人はキスを交わすのでした。

第8話のあらすじ・ネタバレ

よく知りもしないくせに

ヨンから告白されたラオンは彼に惹かれつつも、告白を受け入れることができません。ヨンにはまだ女性だと気づかれていないと思っていたからです。 ヨンのはからいで、マ内官とウォルヒは宮廷の外で夫婦として暮らせるようになりました。祝福するラオンに、マ内官は「自分の周囲の“2人”を調査してみろ」と言います。 摂政に昇格したヨンでしたが、キム・ホンら重臣らから会議を一斉欠席されてしまうなど、なかなかうまくいきません。孤立する彼をラオンは励まします。

ヨンに片思いするハヨンは、恋愛相談のためラオンのもとを訪れます。ハヨンの想い人が誰か知らないラオンは、真心を持って素直に愛を告白するようアドバイスするのでした。 ユンソンは、ラオンのヨンへの想いに薄々気づいていました。かつて宮殿の外に出るよう提案したとき、ラオンは「もう少しここで暮らしたい」と答えたからです。 市場で謎の男たちに追われるビョンヨンを助けたヨンは、親友が自分に言えない秘密を抱えていることを察し、ショックを受けます。 ビョンヨンは10年前の反乱首謀者ホン・ギョンネの娘を捜索していましたが、やがてラオンこそがその人だと気付き衝撃を受けます。 ホン・ギョンネの残党白雲会と接点を持つビョンヨンでしたが、彼らにもラオンのことは秘密にします。 ヨンはラオンに女性だと気づいていたことを告白します。市場で見つけた「永遠の腕輪」を贈り、これからは彼女を世界で最も価値ある女性とし扱うと告げるのでした。

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第9話のあらすじ・ネタバレ

心の留め金が外れる瞬間

ヨンに女性であることを知っていたと告白されたラオン。「確かに女性ではあるけれど、今まで女として歩んできたことはありません。」と告げ、その場を立ち去ります。さらにヨンと距離を置くため、自ら異動の希望を出し東宮殿から離れてしまいました。 一方、ラオンがホン・ギョンネの娘だと知るビョンヨンは、ヨンとラオンの仲を知りさらに苦悩します。 淑儀パク氏の屋敷担当となったラオン。パク氏の幼い娘ヨンウンは、数年前にとある事件を目撃したことから、ショックで失語症となっていました。 彼女のために手話と文字を教えるラオン。心の中に重大な秘密を封じ込めて苦しむヨンウンに、ラオンは自分と似たものを感じたのでした。 科挙試験の不正を無くすそうと改革を試みるヨンは、重臣たちから反発され孤軍奮闘していました。ユンソンはヨンを助けようとしますが、祖父キム・ホンの怒りを買うことに。 ユンソンは権力主義の祖父に反論し、結婚も自分の好きな女性とすると言い放ちます。 チョン・ヤギョンの助言を受け、重臣たちを会議に戻した上、科挙の不正もなくすことに成功したヨン。もう1度ラオンに告白する決意をし、手話を使って「愛してる。そばにいてほしい」と告げました。 翌日ラオンは女性の格好で、ヨンの前に姿を現すのでした。

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第10話のあらすじ・ネタバレ

童話のように

互いの気持ちを確認し結ばれたヨンとラオン。ヨンは2人きりのときはだけはラオンを本名で呼び、幸せな時間を過ごしていました。 街では王の無能さを非難するビラが撒かれ、ホン・ギョンネの残党の仕業ではないかと噂されています。王はなんとしてでもホン・ギョンネの残党を捕えるよう命令。 ラオンがホン・ギョンネの娘であると知るビョンヨンは、そのことを誰にも言えず苦悩します。

王は孤軍奮闘する息子ヨンのために、礼曹判書の娘ハヨンとの政略結婚を提案します。ハヨンにはユンソンとの縁談があるため礼曹判書は困惑しますが、ヨンに思いを寄せるハヨンは乗り気です。 ヨンは「伴侶は自分で見つけたい」と断るものの、父の気遣いも理解できるため葛藤していました。ヨンの縁談を知りショックを受けたラオンは、ユンソンに慰められます。 一方、王妃は、妊娠中の女官の子を自分の子と偽ろうと策略を立てていました。ある日ラオンがヨンとの待ち合わせ場所に向かうと、そこにはハン内官の姿が。 彼はラオンの過去や母親のことを知っていると話すのですが……。

第11話のあらすじ・ネタバレ

約束

盗賊として捕われた少女を釈放したヨン。その直後に王の食事に毒が盛られる事件が起き、少女とその親の関与が疑われたため、ヨンの立場は弱くなります。 キム・ホンは、自分の選んだ相手とヨンを結婚させるよう王に圧力をかけました。 困難続きのヨンは「民に寄り添いなさい」という亡き母の教えを思い出し、ラオンに相談します。ラオンは自分の“おじいちゃん”の話をし、ヨンを慰めます。 ヨンの師チョン・ヤギョンとラオンは、宮廷内で偶然出会い、再会を喜びます。実は10年前の内乱の際、ラオンの母はヤギョンに助けられており、ラオンが“おじいちゃん”と呼ぶのは彼のことだったのです。 ヤギョンの助けで王に盛られた毒の種類が判明。犯人は内部にいる可能性が高そうです。 再び王にハヨンとの結婚を薦められるヨン。ラオンは「自分は今のままで幸せだから、ハヨンと結婚してほしい」とヨンに告げます。ヨンはヤギョンの相談し、ラオンと生き別れの母を再会させるのでした。

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第12話のあらすじ・ネタバレ

信頼は運命となる

念願の再会に感激するラオンと母。母は、ラオンが内官となり世子ヨンの側にいると知り、心配そうでした。ラオンとヨンが帰ったあと、ラオンの母とチョン・ヤギョンは「ラオンが選ぶときが来た」と会話をしています。 ハン内官の命でヨンに帳簿を届けに来たビョンヨンは、ヨンとラオンの仲睦まじい姿を目撃し、ますます思い悩みます。 汚職を行った吏曹判書のキム・ウィギョを免職したヨン。ビョンヨンの届けた帳簿は、汚職の証拠だったのです。ユンソンはヨンに、ラオンが宮廷を去ることが2人の安全のためになると助言します。 免職されたキム・ウィギョが、ヨンヘの復讐のため、賊たちを雇い宮殿を襲撃させます。人質にとられたラオンを助けるためヨン、ユンソン、ビョンヨンが力を合わせ戦い制圧しますが、ヨンは怪我を追ってしまいました。 母親に会いに行ったラオンは、立ち聞きした母とヤギョンの会話から、自らがホン・ギョンネの娘であることを知り衝撃を受けるのでした。

第13話のあらすじ・ネタバレ

優しくさようなら

自分がホン・ギョンネの娘であり、世間から身を隠すために男として育てられたことを知ったラオン。ヨンを危険にさらすわけにはいかないと、ひそかに別れを決意しました。 怪我から復帰したヨンは、療養中に政務の穴埋めをしたとし、キム・ウィギョから復職を迫られます。賊の残党を探すよう警備担当に命令するヨン。また共に戦ってくれたユンソンに礼を言います。 ハヨンはヨンに、自分と結婚することはお互いメリットがあると迫ります。 ヨンは当初、襲撃はホン・ギョンネの残党である白雲会の仕業と考えていましたが、そうではないと知らされます。賊の残党が捕まり自白を始めますが、すべてを言い終える前にキム・ホンは男を殺害。 非難するヨンを尻目に、キム・ホンはホン・ギョンネの娘の名が「ラオン」であると判明したと王に報告するのでした。 キム・ホンは「ホン・ラオン」を探し回っています。ハン内官は、ラオンを密かに白雲会へ連れて行こうと考えました。またユンソンは、ラオンを密かに宮廷外に連れ出すようビョンヨンに頼むのでした。 その頃ラオンは、ヨンが目覚める前に自ら王宮を去るのでした。

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第14話のあらすじ・ネタバレ

霧のかかった道

運命の腕輪を残し、ヨンの前から姿を消したラオン。事情を察したユンソンのはからいで、王宮の外に出ることができました。 ヨンはラオンに去られ失意の中、民に寄り添う政治をするべく大臣たちと対立します。キム・ウィギョが死んだ賊の家族に金を渡していたとの証拠を掴むものの、キム・ホンから「ホン・ラオンを知っているのか?」と詰められてしまいます。 さらにキム・ホンから「ラオンは襲撃事件の関係者だ」と嘘の情報を教えられ、ラオンへの疑念にかられるヨンでした。 ラオンは母とともに隠れ家で暮らしていました。ラオンのもとへハン内官から「父親について知らせたいことがある」との手紙が届きました。ラオンが約束の場所に向かうと、姿を現したのはヨンだったのです。

第15話のあらすじ・ネタバレ

真実のような嘘

再会を果たしたラオンとヨンですが、これはキム・ホンの罠でした。ヨンと盗賊の娘との関係を押さえ、失脚させようとのたくらみです。兵たちに囲まれそうになったところを間一髪、ビョンヨンの助けで逃げ出すことができました。 ビョンヨンは白雲会のメンバー、チャン・ギベクにもラオンの居場所を隠し続けます。白雲会の中でも裏切り者がいることがわかり、不穏な動きがあるからです。 黒装束の男たちに襲撃されたラオンは、ビョンヨンに助けられました。金に目のくらんだチャン・ギベクが組織を裏切りキム・ホン側についたことを見抜いたビョンヨでしたが、ギベクから「ビョンヨンとハン内官が宮廷に潜伏していたことをばらす」と脅されます。 駆けつけた兵によりギベクは逮捕。彼はヨンに偽の手紙を渡しラオンと再会させた実行犯だったのです。ラオンも指名手配され、不安な日々を送っています。

ヨンとラオンは離れ離れのまま、同じ月を眺めながらお互いのことを思い出していました。ラオンは母と逃げることを決意しますが、その前にヨンを呼び出し、彼を非難することでお互いの未練を断ち切ることに。「永遠の腕輪」は切られてバラバラになってしまいました。 数日後、ヨンとハヨンの婚礼の儀が執り行われ、丘の上にはその様子を切なく見守るラオンの姿がありました。 一方、ラオンの母親の前に謎の男が姿をあらわします。そして宮廷内では「ホン・ギョンネが逮捕された」とのニュースが駆け巡っていたのでした。

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第16話のあらすじ・ネタバレ

あなたが思い描く世の中

10年前に死んだはずのホン・ギョンネが生きて捕らえられました。王はショックを受け、ヨンの婚礼も取りやめになりました。キム・ホンは、王自らギョンネの尋問を行うよう提案します。 ラオンはハン内官に、父親に一目合わせてほしいと懇願します。ビョンヨンの協力で牢獄のギョンネに会いに行ったものの、話すことはできなかった上、吏曹判書のキム・ウィギョに目撃されてしまいました。 キム・ホンは、王による尋問が始まる前になんとしてでもラオンを捕えてみせると息巻きます。 ハン内官とビョンヨンはギョンネ脱獄を計画しています。ヨンの尽力もあり、ラオンはとうとう父ギョンネと再会を果たすことができました。 そのことが王妃の耳に入るものの、ヨンソンは「女官の産んだ赤ん坊」の話を持ちだし、ラオンを捕まえようとする彼女を牽制します。

ヨンは獄中のギョンネを訪ね、政治や指導者としてあるべき姿などを彼に尋ねました。やがて王による尋問が開始。堂々と政治の腐敗を批判するギョンネはその場で処刑されそうになりますが、ヨンが制止しました。 キム・ホンはここぞとばかりに「ヨンはギョンネの娘と内通している」と騒ぎ立てます。さらに捕らえられたラオンを連行し、無関係な事を証明するためにはこの場でラオンを斬るよう迫るのでした。 ヨンが刀を振り上げたその時、ギョンネ脱獄計画を実行すべく、ビョンヨンら白雲会のメンバーが殺到しその場を制圧します。

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第17話のあらすじ・ネタバレ

始まりのための終わり

ビョンヨンが白雲会のメンバーと知り衝撃を受けるヨン。ビョンヨンは、ヨンに刀を突きつけ人質に取ることで周囲の動きを封じます。 その後ギョンネの脱出を見届け、ヨンを解放。そのまま兵たちの矢と刀を受け絶命しました。彼の遺体はヨンソンによって引き取られたのでした。 1ヶ月後、ヨンはショックで酒に溺れるふりをしつつ、密かにこの事件の真相を追っていました。キム・ホンらは、堕落したヨンを世子の座から下ろすよう王に進言します。 実はビョンヨンは一命をとりとめていましたが、昏睡状態のままチョン・ヤギョンのもとで治療を受けていました。様態を見るために訪れたヨンは、「キム一族の動向を抜かりなく調べている」とヤギョンに話します。 自分の産んだ女の子を始末し、女官の産んだ男の子を我が子と偽っていた王妃ですが、始末したはずの女の子は生きていると知り動揺。ユンソンは彼女に、王に本当のことを言うよう説得します。 意識不明のビョンヨンは、ラオンの呼びかけに反応し目を覚ましました。

会議ではキム・ウィギョらがヨンの世子廃位を王に迫っています。そこに登場したヨンは、ウィギョが賊を雇って襲撃を行った証拠を揃えて彼を追い詰めました。動かぬ証拠を突きつけられたウィギョは逮捕。 その後ヨンは、キム・ホンに「少し前に出産した女官がいたが赤ん坊の行方はわからない」と話を振ります。 王妃は本当の我が子が預けられている家を訪れますが、女主人に「宮廷の人が連れて行った」と告げられます。宮殿に帰るとハヨンと女官達が赤ん坊をあやしていました。赤ん坊を連れてきたのはヨンでした。 王妃が偽の王子を用意したことを知ったキム・ホンは、「血の繋がらない子を世子にはできない」と告げますが、王妃は逆に「卑しい妓生の娘を王妃の座に据えた事が知れれば、王室を侮辱する反逆行為と言われる」と脅迫するのでした。 一方、薬湯を飲んだヨンはその場で倒れてしまい……。

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第18話(最終話)のあらすじ・ネタバレ

雲が描いた月明り

毒を盛られて倒れたヨン。知らせを受けたラオンは、医女に変装してチョン・ヤギョンとともに看病に当たります。それを目撃したハヨンは、ヨンとラオンの仲を知るのでした。 意識を取り戻したヨンは、10年前に急死した母と自分に毒を盛った犯人が同一人物ではないかと淑儀パク氏に話します。パク氏の娘ヨンウンは何かを知っているようでした。 ヨンウンは、10年前に目撃した殺人の被害者が遺した手紙のことをラオンに教えました。手紙に主はヨンの母親でした。母の遺志を知りヨンは涙します。 ラオンが手紙を見つけたと知ったキム・ホンは、ユンソンにラオンを始末するよう命じるのでした。ユンソンは黒装束の男たちを率いてラオンの前に姿を現しますが、男たちがラオンをさらおうとすると、彼女を助けるために必死で戦い、ラオンの腕の中で息を引き取りました。

キム・ホンと王妃は赤ん坊のことで言い合いになります。王妃はキム・ホンの妾の子で、もともと王妃になるような身分ではなかったのです。そこへヨンがあらわれ、ユンソンの死を告げました。 キム・ホンは反逆罪で逮捕され、王妃は廃位に。護送中にユンソンの部屋を見たいと希望したキム・ホンは、遺品の短銃で自らを撃ち抜き絶命しました。 ラオンは、王室への貢献が認められたため特赦を受けることに。ヨンは母の墓参りに行き、懐かしさを噛み締めます。ヨンハは自らヨンとの結婚をなかったことにしたいと王に伝え、宮殿の外に出ました。 1年後、ヨンは王となり、ラオンは小説を書き上げました。タイトルは「雲が描いた月明り」。ビョンヨンとホン・ギョンネはは2人を遠くから見守っています。 コスモス畑の中でキスをするラオンとヨンを写し、ドラマは幕を閉じるのでした。