2023年7月31日更新

月9ドラマ『SUITS/スーツ2』の各話あらすじ【ネタバレ注意】

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スーツ/SUITS2 サムネイル

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織田裕二と中島裕翔が再タッグ!『SUITS/スーツ2』の全話あらすじをネタバレありで紹介

2018年にフジテレビ「月9」枠で放送された『SUITS/スーツ』の続編が、2020年4月から放送!織田裕二と中島裕翔の2人が帰って来ます。 本作は織田演じる敏腕弁護士の甲斐正午と、中島演じる驚異的な記憶力を持った天才の鈴木大輔がバディを組み、難解な訴訟を解決していくリーガルドラマです。 アメリカのUSAネットワークで放送された同名のドラマを原作としており、スタイリッシュな映像と軽妙な会話劇が展開され、大人のドラマとして人気を博しました。 この記事ではシーズン1の結末をおさらいし、キャストを紹介。さらにシーズン2のネタバレあらすじを毎週更新します。 ※この記事には、ドラマ『SUITS/スーツ』および『SUITS/スーツ2』のネタバレが含まれます。番組を未視聴の方、内容を知りたくない方はご確認ください。

【ネタバレ】シーズン1の結末あらすじをおさらい!

最後の事件を機に弁護士を辞めるつもりだった大輔。しかし甲斐は弁護士バッジを彼に返し、さらにボストン行きのチケットと小切手を手渡します。「2年やる。一生分、遊んで来い。生まれ変わって来い」という甲斐の言葉を受け、大輔は笑顔で歩き出すのでした。 そしてシーズン1から1年半の時が経ち、シーズン2で大輔が日本に帰って来ます。

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前作のあらすじを全話分紹介

【1話から最終話まで】毎週のネタバレあらすじを更新

1話:甲斐と大輔の最強バディが復活!早速舞い込んできた依頼は?

「幸村・上杉法律事務所」の敏腕弁護士・甲斐正午(織田裕二)は、顧問弁護士をしているアーティストの米国進出に向けて、海外事務所との契約交渉をしていました。しかし先方が卑劣な脅しをしてきたために、契約は白紙に。このやり方は事務所の常套手段だったのです。 それを突き止めたのがアソシエイトの鈴木大輔(中島裕翔)。甲斐は事務所の代表である幸村チカ(鈴木保奈美)にも内緒で、大輔をボストンから呼び戻していました。 甲斐はロケットと航空機の技術開発をしている「フューチャースカイ」の社長・三津谷聡(反町隆史)からの依頼で、新開発のUAシステム(無人航空機制御システム)を他社へ売却することに。 宇宙ロケット会社「ザッカード」と業務提携するにあたり、最低でも100億円で売りたいと言う三津谷。早速、甲斐は売却先を探しますが、なかなか買い手が見つかりません。

そんな中、ザッカードが取得済みの特許を、UAシステムが侵害している可能性があると判明。開発責任者である三津谷は、そのことに気づいていながら黙認していました。ザッカードとの業務提携話が持ち上がったために、バレる前に急いで売却しようとしていたのです。 顧問弁護士を降りると告げる甲斐に、これからもその力が必要だと頭を下げる三津谷。結局、甲斐は顧問弁護士を続けることにしました。 そんな中、事務所の共同代表者である上杉一志(吉田鋼太郎)の妻が亡くなり、上杉が事務所に復帰。しかし甲斐とチカは、過去に上杉の弱みを握って事務所から追い出したという過去があり、今度は自分たちの弱みが握られてしまうのではないかと戦々恐々としていました。

2話:やり手の看護師と対決!果たしてストを止めることはできるのか?

共同代表者である上杉(吉田鋼太郎)が突然事務所に復帰。それをよく思わないチカ(鈴木保奈美)は、上杉に弱みを握られないために大輔(中島裕翔)を解雇することを思い付きます。 しかし、甲斐(織田裕二)は大反対。もし大輔を解雇すれば自分も辞めると言い出し、結局チカはこのまま大輔を雇い続けることにしました。 そんな中、甲斐はチカから最重要案件を任されることに。その案件とは、東京国際記念病院の看護師たちが給与アップを要求しているというもの。早速、甲斐は大輔と一緒に組合をまとめる看護師長の安田佐緒里(黒木瞳)に会いに行くことにします。 給与5%アップを提示する甲斐たちですが、佐緒里は15%アップを要求。結局、交渉は決裂してしまいました。 そこで大輔は佐緒里を祖母の入所している老人ホームに呼び出し、本心を探ることに。

すると、彼女が本当に望んでいることが妥当な給与と法定基準を超える残業を無くすことだとわかりました。 それを聞いた甲斐は、給与アップではなく勤務体制をホワイト化する事を佐緒里に提示。彼女はその提示を受け入れて、晴れて交渉成立となりました。 上杉はそもそも自分が獲得したクライアントである東京国際記念病院の案件を甲斐が担当したことに嫉妬していました。そして事務所の代表権の交替がシニアパートナーの過半数の賛成があれば可決されると知り、チカからその座を奪うために根回しを始めていました。

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第3話:復讐編スタート!甲斐とチカは上杉を潰すことができるのか?

上杉(吉田鋼太郎)の存在を恐れる甲斐(織田裕二)とチカ(鈴木保奈美)。上杉がトップの座を奪うなら、「代表権の交代はシニアパートナーの過半数の賛成により可決されると」いう規約を利用してくると考えたチカは、今のうちに全ての部門を味方につけようと考えます。そこでまずは企業再生部門の瀬川修一(笹野高史)を味方につけるように甲斐に命じるのでした。 瀬川は甲斐に、大手町スカイビスタの建設プロジェクトを潰して欲しいと依頼。そこで大輔(中島裕翔)に調べさせると、プロジェクトを進めるマディソン建設はメインバンクの東京ナショナル銀行から追加融資を拒まれていることが判明。 実は差し押さえになったビルを銀行が買い取ろうと画策していたのです。そこで甲斐はもしこの計画が公になれば莫大な損害を生み出すと融資担当を脅迫。その結果、マディソン建設は融資を受けられることになりました。

瀬川の意向を無視した形になり、瀬川の票が自分に入ることはなくなったと落ち込むチカ。しかし、実は瀬川は銀行と裏で組んでビルを奪おうとしていたのです。結局、瀬川はチカから退職するように命じられてしまうのでした。 一方、大輔は真琴(新木優子)に自分の本当の経歴を話すことを決意していました。しかし、それに気づいた伽耶子(中村アン)が「甲斐先生の気持ちを踏みにじらないで!」と言ってきたのです。結局、大輔は真琴と別れる決意をするのでした。

第4話:ライバル弁護士の登場で甲斐がピンチに!?

真琴(新木優子)と別れることになり、仕事が手につかない大輔(中島裕翔)。そんな大輔を見かねた甲斐(織田裕二)は、蟹江(小手伸也)に大輔を貸し出すことにしました。 ある日、甲斐宛てに弁護士の富樫文弘(髙嶋政宏)から「コースタル・モーターズ」に関する訴状案が届きました。コースタルの自動車に乗っていた運転手が事故死し、遺族はボンネットの欠陥を疑っていました。 しかし、コースタルとその代理人弁護士である甲斐は欠陥はなかったと主張し勝訴。ところが最近になって社内メモが発見され、そこには欠陥があったこと、さらに一部関係者が認識していたことが記されていました。コースタルに対して不法行為に基づく損害賠償請求を行うと共に、隠蔽に加担していた甲斐のことも訴えると冨樫は言います。

しかし、甲斐は欠陥があったことを知りませんでした。 そこで甲斐はコースタルの社長・神崎(伊藤正之)に直接会い、遺族に十分な賠償金と謝罪をするように促します。もし拒否すれば隠蔽を公表すると脅す甲斐。そこで神崎は甲斐の言う通り遺族と和解することに。しかし、冨樫は甲斐を許せず、訴えを取り下げるつもりはないと言うのです。 そんな中、ボンネットに欠陥があったことを記した書類が事務所から見つかりました。甲斐の目に触れる前に伽耶子(中村アン)が処分していたのです。

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第5話:伽耶子が解雇に!さらに甲斐も窮地に立たされる!

チカ(鈴木保奈美)は、コースタル・モーターズの件を知った上杉(吉田鋼太郎)の提案で腕行きの弁護士・副島絵美里(清水ミチコ)を雇うことにしました。 その頃、伽耶子(中村アン)はコースタル自動車のボンネットに欠陥があったことを証明する社内メモを発見。そこには自分のサインと受領印が押してありました。しかし、伽耶子には全く身に覚えがありません。困惑した伽耶子が大輔(中島裕翔)に相談すると、大輔は甲斐(織田裕二)に全て話すべきだというのです。

そんな中、甲斐は副島からコースタルからメモを受け取っていないという宣誓供述書にサインをするように命じられます。それを知った大輔はサインをしたら偽証したことになると甲斐を説得し、社内メモの存在を打ち明けました。これで隠蔽じゃないということを証明できると、伽耶子を慰める甲斐。しかし、伽耶子は副島に疑われたために既にメモを破棄していたのです。 甲斐から全てを聞いた副島は和解交渉を進めることに。すると、相手側は和解の条件として賠償金5億円と甲斐の弁護士資格の剥奪を求めてきたのです。それを聞いて困惑するチカ。さらにチカは今回の件は見逃すことはできないと、伽耶子の解雇を決断しました。

第6話:甲斐がポーカーで決着?一方、チカはある決断を下す!

弁護士資格の剥奪を要求される中、甲斐(織田裕二)は大輔(中島裕翔)を連れてマカオのカジノへ。そこにはクライアントである碓氷ジュエリーの社長・碓氷秀明(博多華丸)の姿がありました。ギャンブル依存症の碓氷は1日で300万ドル以上も負けてしまい、さらには金を借りた元会社社長の城田悟志(三浦誠己)に会社まで奪われてしまったのです。

城田と和解を進めようとする甲斐ですが、交渉は決裂。しかも相手は碓氷がギャンブルで出した大損失を隠蔽するために不正経理でごまかしたことまで掴んでいたのです。ツキに見放されていると嘆く甲斐。そして、甲斐は城田とポーカーで決着をつけることにしました。城田が勝てば無条件で会社を譲り、自分が勝てば1ドルも返さないと。勝つのは運ではなく場を支配する力だと言う甲斐。 結局、負けを恐れた城田は勝敗が決まる前に逃げ出してしまいました。しかし、それは甲斐の読み通りだったのです。 そんな中、蟹江(小手伸也)が甲斐と大輔の会話を盗聴していたことが発覚。甲斐の訴訟の件を上杉(吉田鋼太郎)に伝えていたのです。それを知った甲斐は蟹江を責めつつも、今回の件は見逃すことに。一方、チカ(鈴木保奈美)は副島(清水ミチコ)を解任し、自分が甲斐の代理人弁護士を務めることを決意するのでした。

第7話:窮地に立たされた甲斐!果たして模擬裁判の行方は?

甲斐(織田裕二)の代理人弁護士を務めることにしたチカ(鈴木保奈美)は和解交渉を進めることにしました。しかし、富樫(髙嶋政宏)との交渉は決裂。それを知った上杉(吉田鋼太郎)は、和解か裁判かをシニアパートナーたちに投票して決めてもらおうと提案。そして、事務所内で模擬裁判を行うことが決定しました。 富樫(髙嶋政宏)役に任命された蟹江(小手伸也)は、大輔(中島裕翔)をチームに引き入れることに。甲斐の力になりたいと言う大輔ですが、甲斐はそれを拒否。富樫の変化球に対応できるようにあえて大輔を蟹江側に送り込んだのでした。

そして迎えた模擬裁判当日。チカは甲斐が昔の模擬裁判で不正な証拠を取り下げた過去を明らかにしました。「不正は勝ちじゃない」と言う甲斐。そんな正義感のある甲斐が事実を隠蔽して被害者と遺族を貶めることなどあり得ないと、チカは断言しました。 そんな中、上杉が和解を取り付けてきました。大輔が富樫の不正を見つけ、上杉が富樫を脅したのです。それを知ったチカは和解に反対しますが、甲斐が和解を望んだために和解で進めることに。さらにチカのやり方に疑問を持った上杉は自分とチカのどちらがトップに立つのか、シニアパートナーの投票で決めたいと言い出したのです。上杉の突然の発言に、チカと甲斐は驚きの表情を見せるのでした。

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第8話:ついに上杉が事務所を追い出された理由が明らかに!

"甲斐(織田裕二)は上杉(吉田鋼太郎)が休職したのと同じタイミングで事務所を辞めたアソシエイトの尾形万智子(松本若菜)を探すように大輔(中島裕翔)に命じました。そして大輔は万智子と接触することに成功。不当解雇で事務所を訴えようと万智子を説得しますが、結局相手にしてもらえませんでした。 遡ること数年前、チカ(鈴木保奈美)は事務所内で横領している人物を突き止めようとしていました。

そこで当時シニアアソシエイトだった甲斐をジュニアパートナーに昇進させることを条件に、彼に協力してもらうことに。事務所の金の流れを追った甲斐は、上杉が犯人であることを突き止めます。チカが上杉を問い詰めると、妻が乳がんを患っているために金が必要だったと言うのです。 それを聞いたチカは上杉に同情してしまいます。しかし、実際は妻の治療費以外にも万智子との不倫にも金を使っていました。事実を知ったチカは有無を言わさず万智子をクビに。そして上杉も事務所を追い出されてしまったのでした。 大輔は万智子と会っていたことがチカにバレてクビを言い渡されてしまいます。しかし、これはチカや甲斐たちの作戦だったのです。上杉の不倫と横領を社内にバラし、チカは自然な形で自分に票が集まるように仕向けたのでした。

第9話:蟹江がシニアパートナーに昇格で上杉が有勢に?!

甲斐(織田裕二)は有名キャスター・浜崎哲平(中村芝翫)の案件を担当することに。浜崎は人気プロ野球選手・等々力真一(佳久創)の薬物使用疑惑を報じ、球団側から番組内での公式謝罪と賠償金を要求されていました。和解交渉を進めようとする甲斐と大輔(中島裕翔)ですが、浜崎は断固拒否。そこで大輔が等々力のドーピング検査の記録を入手しましたが結果はシロでした。 その頃、蟹江(小手伸也)は上杉(吉田鋼太郎)からシニアパートナーへの昇進話を持ちかけられていました。5日後の臨時パートナー会議で皆んなに発表すると言う上杉。彼は蟹江に投票権を与えて票を稼ごうとしていたのです。 一方、伽耶子(中村アン)は甲斐の説得によって事務所に戻ってきました。蟹江のことを嗅ぎつけた伽耶子はチカ(鈴木保奈美)に報告。そして、チカと甲斐は蟹江の説得を試みるのでした。

そんな中、大輔は等々力の薬物使用を浜崎に内通した人物を突き止めることに成功。告発者を巻き込みたくないと考えた浜崎は和解に応じることにしました。大きな仕事を終えた大輔は祖母の結衣(田島令子)と一緒に暮らすために購入した新居へ。結衣を驚かせようと何も伝えずに新居へ招待しますが、心臓の持病を持つ結衣はその前に亡くなってしまったのです。 そして迎えた臨時パートナー会議の日。投票の結果、事務所のトップは上杉に決定しました。

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第10話:事務所のトップに立った上杉に背任行為が発覚!

シニアパートナーによる投票の結果、事務所のトップは上杉(吉田鋼太郎)に決定しました。チカ(鈴木保奈美)に事務所から独立しようと提案する甲斐(織田裕二)ですが、こんな時に人生を左右する決断をしてはいけないと、チカは独立に反対。そんな中、上杉の指示で甲斐が下の階に移動することに。さらに蟹江(小手伸也)を使って甲斐を事務所から追い出そうと画策するのでした。 一方、祖母の結衣(田島令子)を亡くした大輔(中島裕翔)は、そのことを甲斐に打ち明けることもなく仕事に没頭。そんなある日、甲斐と口論になった大輔は休暇を取ってボストンへ。大輔の不在で彼の存在の大きさに気付いた甲斐は、大輔を追ってボストンを訪れました。すっかり意気投合した2人が事務所に戻ると、甲斐の部屋に蟹江の姿が。蟹江の行動を怪しむ甲斐たち。

そして甲斐は上杉の指示で蟹江が「コースタル・モーターズ」のメモを偽造したことに気付きます。上杉はボンネットの欠陥の事実を隠蔽し、その罪を甲斐にかぶせようとしていたのです。そのことが公になり、上杉の解任が決定しました。 大輔は結衣の葬儀で再会したことをきっかけに元恋人の怜(吉谷彩子)との仲を深めていました。大輔の部屋で一夜を共にする2人ですが、そこへ真琴(新木優子)が訪ねてきて2人の姿を目撃してしまうのでした。

第11話:ひき逃げ事故を担当した大輔が過去と向き合うことに!

甲斐(織田裕二)は大輔(中島裕翔)を連れてクライアントの佐竹美喜子(映美くらら)の自宅を訪ねることに。息子の信吾(伊藤健太郎)がひき逃げ事故を起こしたと言うのです。それを聞いて激しく動揺する大輔。実は大輔の両親は交通事故で亡くなっていたのです。 大輔が被害者を調べると、重傷を負ったものの容体は安定していることが判明。甲斐と大輔は信吾に警察への出頭を勧め、さらに検察庁へ念のため根回しをすることに。すると、担当検事の藤嶋春香(上白石萌音)から被害者の容体が急変して死亡したことを告げられます。

しかし、被害者の男性は壁にスプレーで落書きをする犯罪者だったのです。それを知った大輔は、被害者の両親の元を訪ねて示談を成立させることができました。 ところが、信吾が事故当時ドラッグをやっていたことが判明。大輔は黙っていられずに藤嶋に真実を話すことに。しかし、彼女はもう不起訴が決定したからと、聞く耳を持ちませんでした。さらに甲斐は彼女をアソシエイトとして採用すると言い出したのです。 自宅に戻った大輔の元を真琴(新木優子)が訪ねてきました。付き合えない理由を教えて欲しいと言う真琴に対し、大輔は自分の人生がかかっているから言いたくても言えないと答えるのでした。

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第12話:甲斐が顧問弁護士契約を打ち切られるピンチに!

事務所の内輪揉めの話が外に広がり、顧問契約を見直そうとするクライアントも出てきました。「ネットフィルム」の社長・五十嵐数馬(粗品)からも少し考えさせて欲しいと言われた甲斐はその苛立ちを大輔(中島裕翔)にぶつけてしまいます。 その夜、元同僚の松井圭介(間宮祥太朗)に会った大輔はブラットン法律事務所に来ないかと誘われます。しかし、甲斐先生が困るからとその誘いを断る大輔。ところが、ブラットン法律事務所は他のアソシエイトも引き抜こうとしていたのです。

実はブラットン法律事務所は甲斐に和解を勧めた副島(清水ミチコ)がいる事務所であり、そもそも副島を紹介してきたのは上杉(吉田鋼太郎)だったのです。上杉の差金ではないと考えた甲斐とチカ(鈴木保奈美)は副島を訪ねることに。しかし、副島からは「幸村・上杉法律事務所はすでに崩れかかっている」と言い放たれてしまうのでした。 甲斐は映画会社の「TOHTO CINEMA」がネットフィルムを買収しようとしていることに気付きます。そのTOHTO CINEMAの顧問弁護士が副島だったのです。大輔が調べると、TOHTO CINEMAはネットフィルムの配信プラットフォームを盗むことが目的であり、それが終わればすぐに売りに出す計画であることが判明。甲斐は五十嵐に真実を告げ、顧問契約を取り戻すことに成功しました。

第13話:女性差別訴訟を担当することになった甲斐に強敵現る!

退職者が続出し、危機的状況に追い込まれた幸村・上杉法律事務所。そんな中、元検察官の藤嶋(上白石萌音)が甲斐に雇われて事務所にやってきました。大輔(中島裕翔)は入所早々に個室を与えられた藤嶋に、嫉妬心を露わにするのでした。 チカ(鈴木保奈美)に呼び出された甲斐(織田裕二)と大輔は、女性社員の昇進差別訴訟を引き継ぐことにしたと告げられます。相手は内閣府の男女参画委員会理事でもある、蓮見昭雄(伊東四朗)が会長を務めるフォルサム食品。和解金1億円を提示されるも、チカは和解はあり得ないと言うのです。 そんな中、さっそく相手方の代理人弁護士が事務所にやって来ました。その弁護士とは、真琴(新木優子)の父親・聖澤敬一郎(竹中直人)だったのです。

それを知った真琴は敬一郎を見返すために、甲斐に頼み込んで今回の案件に参加することに。真琴は訴訟に協力してくれる女性を探すことにしましたが、なかなか現れず悪戦苦闘します。 しかし真琴はそれでも諦めることなく、結果的に多くの女性社員の協力を得ることができました。 結局、敬一郎は今回の案件から身を引き、外注することにしたと言うのです。敬一郎はその外注先を明らかにしませんでしたが、チカと甲斐は上杉(吉田鋼太郎)だと確信するのでした。

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第14話:ファーム不当解雇で訴えられる?上杉との全面対決始まる!

チカは記者会見を開き、「フォルサム食品」を相手に集団訴訟を起こすことを公表。 そんな中、フォルサム食品の代理人弁護士になった上杉(吉田鋼太郎)がファームにやってきました。そして、幸村・上杉法律事務所を不当解雇で訴えると言い出したのです。 さらに訴えるのは自分ではなく、不倫関係が原因でファームを解雇された尾形万智子(松本若菜)だと。しかも、チカは上杉がファームを去るときに秘密保持契約書にサインしていました。 上杉が不倫や横領していた事実を第三者へ口外することなく、尾形を解雇した正当性を証明しなければならなくなってしまったのです。

甲斐はチカに和解を勧めますが、チカは聞く耳を持ちません。そこでファーム総出で尾形の行動分析を行うことになります。そして、ホテルやスパのスタッフの話から上杉と尾形が不倫関係にあった事実を突き止めることに成功。 上杉を追及するとあっさりと不倫の事実を認めました。ただ、尾形の件は、フォルサム食品の案件を有利に進めるための単なる時間稼ぎだと開き直ったのです。 尾形は、上杉からお金を受け取って協力していました。大輔(中島裕翔)はそんな尾形を説得し、訴訟を取り下げることに成功します。これでフォルサム食品の案件に専念できると意気込む甲斐たちは早速、原告団向けの説明会を開くことに。 しかし、当日、会場には参加者が1人も来ていなかったのです。

第15話:甲斐の元恋人が登場!そして、甲斐がファームを去ることに!?

フォルサム食品の原告団向け説明会に向かった甲斐(織田裕二)と大輔(中島裕翔)。しかし会場には誰も来ていませんでした。 ファームに戻った甲斐はチカ(鈴木保奈美)から、ロンドンの「ダービー総合法律事務所」と手を組むことにしたと告げられます。原告女性126人を勝手に家に帰したのもダービー総合法律事務所の担当者であり、甲斐の元恋人・綿貫紗江(観月ありさ)の仕業だったのです。 合併話を進めようとするチカですが、甲斐は大反対。ダービー総合法律事務所を調べると、過去にも他のファームを吸収合併して代表を追放した過去があったのです。

このまま合併話を進めるのならファームを辞めるとチカに宣言する甲斐。それでもチカは考えを変えようとせず、結局甲斐はファームを去ることになってしまいました。 甲斐を失った大輔は大きなショックを受けていました。悲しむ彼の姿を見た真琴(新木優子)は、全て話して欲しいと大輔を説得。そして、大輔は自分が弁護士ではないことをついに真琴に打ち明けました。 甲斐がファームを去ったことを知り、事実上の勝利宣言をする上杉(吉田鋼太郎)と蓮見会長(伊東四朗)。しかし、大輔は諦めていませんでした。 蓮見会長が女性社員の昇進差別をしていた事実を突き止め、無事に勝利することができました。 結局、ダービー総合法律事務所との合併話は上杉の横領がバレて破断に。そして、甲斐はファームに戻ることになり、幸村・上杉法律事務所は幸村法律事務所として新たな出発を果たすのでした。

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主演キャストはもちろんあの2人

織田裕二/甲斐正午(かい しょうご)

本作の主演はシーズン1に引き続き、織田裕二が務めます。 織田と言えば「踊る大捜査線」シリーズで有名なのではないでしょうか。近年では2016年公開の映画『ボクの妻と結婚してください。』や2018年ドラマ『監査役 野崎修平』に主役として出演しています。 織田自身は甲斐を、“言われたら言い返す”、“言われなくても言い返す”と評しており、「日常を忘れて、SUITSの世界観を楽しんでください!」と公式ホームページでコメントしました。

中島裕翔/鈴木大輔(すずき だいすけ)

Hey! Say! JUMPの中島裕翔が甲斐の相棒、鈴木大輔(大貴)を再び演じます。 2017年の映画『僕らのごはんは明日で待ってる』や2020年のドラマ『僕はどこから』に主演するなど、俳優活動も精力的に行っている中島。 シーズン2放送に関しては、「このドラマが帰ってくるのは、一ファンとしてもうれしいですし、またあのチームで一緒にお仕事できることがとてもうれしいです。おもしろいドラマをみんなで作れたらなと思います」と意気込みを語りました。

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前作のキャストも続投!あのメンバーが再集結

鈴木保奈美/幸村(ゆきむら)チカ

織田裕二が勤務する弁護士事務所の所長・幸村チカを、前作と同じく鈴木保奈美が演じます。 鈴木は数々のドラマ作品に出演していますが、特に『東京ラブストーリー』や『恋人よ』での活躍が有名。近年では、2016年の映画『カノン』や2019年の『大奥 最終章』に出演しています。

新木優子/聖澤真琴(ひじりさわ まこと)

新木優子が再び演じるのは、甲斐が勤める「幸村・上杉法律事務所」のアシスタント、パラリーガルの聖澤真琴。 原作ではヘンリー王子との結婚で大注目を集めたあの女優、メーガン・マークルが演じています。 新木は2019年のドラマ『モトカレマニア』で、高良健吾とダブル主演を務めました。

小手伸也/蟹江貢(かにえ みつぐ)

主人公と同じ弁護士事務所に務めるライバル弁護士、蟹江貢役に小手伸也が帰って来ます。 小手は数々の舞台に出演しており、2016年の大河ドラマ『真田丸』で注目を集め、本作やドラマ『コンフィデンスマンJP』で一気に人気俳優の仲間入りを果たしています。

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中村アン/玉井伽耶子(たまい かやこ)

中村アンが演じるのは、甲斐を支える優秀な秘書・玉井伽耶子です。甲斐からは「タマ」と呼ばれていました。 主にモデルとして活動している中村ですが、2019年にはドラマ『集団左遷‼』や『グランメゾン東京』に出演しています。

磯村勇斗/谷元遊星(たにもと ゆうせい)

大輔(大貴)の幼い頃からの悪友で親友の谷元遊星を、シーズン1で磯村勇斗が演じました。 磯村はドラマ『今日から俺は‼』や『きのう何食べた?』などに出演し、変幻自在の演技力を見せています。

今田美桜/谷元砂里(たにもと さり)

今田美桜がシーズン1で演じた谷元砂里は、遊星の妹。兄とは違って正義感の強い性格です。 今田は『3年A組-今から皆さんは、人質です-』や『ケイジとケンジ〜所轄と地検の24時〜』に出演しており、2020年1月には2nd写真集を発売しました。

『SUITS/スーツ2』は2020年4月スタート!甲斐と大輔のバディが月9に帰ってくる

織田と中島が再びバディを結成する『SUITS/スーツ2』は、2020年4月に放送開始。コロナウイルス感染拡大の影響による放送中断をはさみ、7月27日に第3話から放送が再開されました。 甲斐の所属する「幸村・上杉法律事務所」。シーズン1では幸村だけしかおらず、上杉はその存在が語られるのみでした。そんな上杉がシーズン2でいよいよ復帰し、ドラマは新たな展開を見せることに。 この記事では『SUITS/スーツ2』のあらすじを毎週更新しますので、ドラマとあわせてお楽しみください。