2024年3月12日更新

ドラマ「ハコヅメ」最終回までのネタバレあらすじ!キャストも紹介

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戸田恵梨香と永野芽郁が初共演する、2021年7月期に放送された日本テレビ系の水曜ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』。戸田恵梨香がワケありの元エース刑事、永野芽郁が天然の新人警察官を演じます。 この記事では、そんなドラマ「ハコヅメ」の全話あらすじやキャストなどをお届けしていきます!

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『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』の概要

泰三子原作の漫画『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』は、2017年52号から2022年29号までモーニング(講談社)で連載されていました。また全22巻の単行本も発売されています。 その後、2021年7月期の日本テレビ水曜ドラマ枠でテレビドラマ『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』が放送されました。戸田恵梨香と永野芽郁のダブル主演で、コメディ要素が多く笑えるシーンも満載。なおかつ、警察の内情や専門知識を得ながら警察官の成長を見守ることができる作品と、高い評価を得たドラマでもあります。

原作はモーニング連載の人気漫画『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』

原作は泰三子による漫画『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』で、雑誌『モーニング』で2017年から連載中。シリーズ累計発行部数は120万部を突破し、2021年には第66回小学館漫画賞「一般向け部門」を受賞した話題作です。 作者の実体験から生まれた警察の日常系漫画として人気を博し、警察官向けの月刊誌『警察公論』で出張連載『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜出向編』も行われるなど、その専門性にも注目が集まっています。 「ハコヅメ」の「ハコ」とは交番のこと。架空の町・岡島県警の町山警察署を舞台に、交番に勤務する女性警察官が日々奮闘する姿を描いています。主人公はドラマ同様、新人警察官の川合と元エース刑事の藤。原作漫画とドラマの設定に大きな変更はありませんでした。

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原作者は実際に県警勤務経験が!

原作者の泰三子は、とある県警に10年間勤務した元警察官。2017年に安定した公務員職を辞め、専業漫画家に転身しています。 『モーニング』に掲載された短編『交番女子』が話題となり、2017年から『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』の週刊連載がスタートしました。 本作を描くきっかけとなったのは、警察官時代に出会った男子高校生。彼は親に「警察官は立派な人がやる仕事だ」と言われ、自分はそうではないからと諦めてしまったそう。 そのことから「警察にいるのは一生懸命働く、普通の人ばかりだ」ということを広く伝えるため、漫画を描きはじめたといいます。

ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』のあらすじ

安定収入を求めて警察官になった新人の川合麻依(永野芽郁)は、地域の人たちのために働いているつもりがまったく感謝されず、ハードな交番勤務に身も心もボロボロになっていました。 意を決して辞表を握りしめた麻衣の前に現れたのは、元エース刑事の藤聖子(戸田恵梨香)。 彼女はパワハラで交番勤務に異動となったという話ですが、なにやらワケありの様子。そんな経歴も性格も真逆な2人が、突然ペアを組むことに! デコボコペアながら支え合い、事件や雑務に追われる日々のなかで奮闘します。そんな折、聖子が交番に来た本当の理由が明かされることに……。

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第1話あらすじネタバレ:新人交番女子に最強のペアが登場!

あらすじ

交番(通称ハコヅメ)に配属されて2週間の新人警察官、川合(永野芽郁)は、商店街でひったくり犯を追いかけています。その際転んでしまった川合は、「辞めたい」と嘆きますが、目の前に藤(戸田恵梨香)が現れ見事に犯人を逮捕。 必死に働いても感謝されず、理不尽なことだらけの警察官の仕事に嫌気がさし、川合は何度も所長の伊賀崎(ムロツヨシ)に辞職願を出そうとします。そんな折、刑事課の元エースの藤が交番に飛ばされ、川合はペアを組むことに。早速2人はパトロールに行くことになりました。 そこで藤は道端に倒れている男(モロ師岡)を見つけます。藤は男を心配した後、「じゃあ交番行きましょうか」と言い出します。藤は未解決事件が全て頭に入っており、この男が連続発生の空き巣現場に残されてた足跡と同じ靴を履いていることに気付きました。 一方、刑事課では、藤が空き巣の犯人を捕まえたと連絡が入ります。藤の同期・源(三浦翔平)と後輩の山田(山田裕貴)は男を引き取り、源は川合に藤のことを「人の皮かぶったマウンテンメスゴリラだから」と忠告したのでした。

ネタバレ

藤と川合は再びパトロールへ。その時、坂本(森田甘路)という男が「今から自殺する」と110番通報をしてきます。坂本による通報は川合が配属されてからもう15回目で、川合は彼に「死なない・飲まない・通報しない」と約束させました。 藤と川合は偶然部屋が隣同士。藤は川合の家にやってきて、刑事課の牧高(西野七瀬)も合流し3人で女子会をします。川合は12歳の時、父に公務員を勧められたことを理由に、あらゆる公務員試験を受け、警察官しか受からず警察官になったことを打ち明けます。 後日、また坂本から自殺するという通報を受けた藤と川合は坂本の自宅へ。しかし鍵が空いておらず、藤は窓ガラスを割り家の中に入ります。 川合は「どうせいつもの」だと思っていましたが、坂本は首を吊っていました**。すぐに救急車を呼び坂本の命は助かりましたが、川合は困惑します。そして坂本の意識が戻ったことが分かると、「警察官辞めます」と辞職願を出したのです。 川合は「こんな人間、警察官でいる資格ありません」と言うも、ちょうどその時坂本の母親が交番にやってきます。坂本は目が覚めた時川合がいてくれて安心したと、感謝をしているとのこと。 藤は川合に「警察官なんてみんなしょうもなくて普通の人間だよ」と告げ、川合の退職願をビリビリに破ります。そして2人は暴言を吐かれても「どうせ来るならクソ野郎」と言い、交番勤務に励んだのでした。

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第2話あらすじネタバレ:薬物、窃盗事件に今日も町山署は忙しい

あらすじ

何とか警察官を続けることにした川合は、とのパトロール中に夜の学校を見回ることに。暗い学校に怯えながら足を踏み入れると、そこで山田に遭遇。 しかし川合は2人をおばけだと勘違いし、学校を全力疾走。その隙に藤が学校荒らしを捕まえ、源と山田はまた手柄を横取りされてしまったのでした。 翌朝、藤と川合の元に、チンピラ2人が少年をカツアゲしていると通報が入ります。しかしチンピラ2人とは源と山田のことで、2人は中学生の優太が喫煙をしていたので注意をしていました。川合は優太を知っていて、これで3回目の通報とのこと。 2時間後、ようやく優太の母・咲子がやってきたのですが、川合は母親の無関心な態度が子供がぐれる原因だと指摘します。 その後、イヤリングを落としたという女性・理沙がやってきます。彼氏がお金を貯めて買ってくれた大切なイヤリングだと言い、川合は丁寧に彼女の話を聞き込んだのでした。 そして藤と川合は刑事課の応援で、薬物事件の捜査に参加。その作戦は、源と川合、山田と藤がカップルのふりをしてホテルに行き、容疑者が出てくるところを捕えるというもの。 しかし恋愛経験のない川合は源をセクハラ扱いし、その隙に藤が容疑者を確保。源はまた藤に手柄を取られたのでした。 その後藤と川合は、優太の祖父が自宅で病死したという連絡を受けて検死に向かいます。ご遺体はとても綺麗で、藤はこれまで咲子が懸命に介護をしてきたことを賞賛しました。咲子は泣き出し、息子の優太は母の苦労も知らずに非行に走っていたことを反省し、謝罪しました

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ネタバレ

川合は完璧な藤に劣等感を感じ、仕事のできない自分を責め始めます。そんな時、川合は道でイヤリングを探す理沙に遭遇。一緒にイヤリングを探すもなかなか見つかりません。 翌朝、刑事課の牧高から理沙のイヤリングが見つかったと連絡が入りますが、なんとそれは盗品。実は理沙の彼氏の菊池は連続窃盗犯で、藤と川合も理沙の家のガサ入れに行くことになったのです。 菊池は警察が来たのに気付き逃げようとしますが、入り口は完全に警察で固められていました。藤は川合に理沙の下着を確認するよう指示しますが、川合は「できません」と出ていきます。藤は川合の感情は正常だと言い、川合は待機することに。 次々と盗品が出てくる中、理沙が涙し警察車両に行く姿を見た川合は、ガサ入れに戻りました。「残された彼女に悲しい思いをしてほしくない、犯罪に関する物は一つだって置いて帰りたくないんです」と事細かに盗品を探し始めたのです。 結局その後何も見つからず、川合は無駄な時間取ってしまったことを謝罪します。しかし藤は理沙のためを思ってやったならそれでいいし、無駄なら自分も一緒に探していないと断言。夜、川合の部屋で焼肉をすることになり、菊池が余罪もすべて認めたのは川合のおかげだと、藤は褒めたのでした。

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第3話あらすじネタバレ:川合の隠れた才能で女子高生を救え!

あらすじ

川合は徐々に、藤の期待に応えたいと感じるようになっていました。ある日川合は振り込め詐欺注意喚起のチラシに、伊賀崎(ムロツヨシ)の絵を描きます。そんな時「源(三浦翔平)が来てくれないと万引きする」と言い出す女性が現れました。 この高齢女性は源に会いたがっていて、源は女性の娘と孫を連れてきたのです。実は源は「人を観察して相手の心を掴む」という能力を持っていした。源の取り調べは藤よりも上ということで、川合は源の見方が変わったのです。 翌日藤は休みを取り、川合は振り込め詐欺のチラシを配ります。その時刑事課から呼ばれた川合は、痴漢被害を訴える女子高生・彩菜(畑芽育)の取り調べをしてほしいと頼まれます。 女性警察官が川合しかおらず、さすがの源も対応できないとのこと。川合は緊張しながら事情聴取をしますが、川合は痴漢被害の内容を事細かに聞き出そうとしました。すると彩菜は突然「何かもう大丈夫かも」と言い出し、帰っていったのです。 翌日振り込め詐欺チラシを見たという、珠代(茅島成美)が交番にやってきます。不審な電話がかかってきたという珠代が交番に来たおかげで、藤と川合は無事振り込め詐欺犯を逮捕。この時川合が肩固めをし、犯人を捕らえたのでした。

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ネタバレ

その時、川合は再び刑事課に呼ばれます。彩菜の痴漢事件の目撃者・早見(池田優斗)と共に実況見分が行われることに。 早見の証言は彩菜の証言とは違い、胸だけでなく前の部分まで男が触っていたと言います。川合はこれを聞き、彩菜が本当の被害を言えなかったことに気付いたのでした。 山田は川合に聴取や捜査の大切さを伝え、「隙だらけの捜査じゃ被害者も被疑者の人権も守れない」と伝えます。彩菜は事件以来、部屋に引きこもるようになっていました。藤と川合が訪ねても、会うことができません。川合は深く反省し、伊賀崎はそんな川合を励まします。 早見の証言で似顔絵を描いて捜査をするも、なかなか進まない中、藤はあることを提案。それは川合に似顔絵を描かせることでした。川合の描いたチラシの伊賀崎の絵が好評で、川合は早見の話を聞き似顔絵を作成。するとその顔が執行猶予中の男・安田(北澤ひとし)に似ていることが分かり、安田の捜索を開始したのです。 藤は川合に、似顔絵作成の素質があること、さらに供述を引き出すセンスとその本質を見抜く洞察力を褒めます。そして町山署には合同特別捜査本部が置かれることになり、藤と川合も捜査本部に参加することになったのです。

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第4話あらすじネタバレ:女子高生を狙う連続傷害事件!ペアでできるのか?

あらすじ

川合(永野芽郁)の似顔絵がヒントとなり、連続傷害事件の犯人に安田(北澤ひとし)が浮上します。2人は捜査会議に出ることになりましたが、すぐに通常勤務に戻されました。藤(戸田恵梨香)は川合に管内の地理を頭に入れるため、一周するよう指示。 藤と川合は北条(平山祐介)の指示で彩菜(畑芽育)の家を訪ねます。しかし「来ないで」と言われてしまい、源は刑事課の応援として藤と川合を捜査に加えることを提案しました。山田と川合は防犯カメラ、藤と源は張り込みをするも、なかなか安田の証拠が掴めません。 夜、仮眠室で川合は牧高と藤に挟まれて眠ります。交番に戻った川合は、伊賀崎(ムロツヨシ)に渡された捜査資料を見ました。川合は彩菜のことを思い、もう一度彩菜への聞き取りを志願します。川合は彩菜に自分の気持ちを伝え、彩菜も協力することを決めました

ネタバレ

すると安田が黒いワゴンと接触するのを発見し、川合は藤と山田と共に行動します。川合は管内を周った際、かき氷屋さんの向かいの塾が遅くまでやっている事を把握していました。 その塾に今小柄な女子高生がいて、3人はそれぞれの道から尾行すると、安田を乗せた黒いワゴンがやってきたのです。 容疑者・安田は凶器を持っており、まず藤が女子高生を確保。川合は安田を必死に追いかけるも、転んでしまいました。すると後ろから猛スピードで源がやってきて、無事安田を逮捕。 彩菜は犯人が捕まったことで初めて夜眠れたこと、そして外に出られたことを川合たちに感謝したのでした。川合が描いた似顔絵は高い評価を受け、「正式に似顔絵捜査官の研修を受けろ」と言われるほど。 その後、交番で藤はある写真を落としました。そこには藤と一緒に3人の女性警官が写っていて、伊賀崎は藤に「そろそろ川合君に君から話したほうがいいんじゃない?」と伝えていたのでした。

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特別編1話あらすじネタバレ:源たち刑事課の奮闘!藤はなぜ交番に異動した?

あらすじ

刑事課の源(三浦翔平)は、父の背中を追って警察官になりました。連続傷害事件を終えた午後6時、気になる女性から飲みの誘いが来て喜んだ源は、「あと1時間で行く」と返信し急いで仕事を片付けます。 その頃係長の北条(平山祐介)は、何日も家を留守にしてしまったと心の中で家族に詫びました。唯一待っていてくれる犬のラブちゃんの写真を眺めながら、部下たちを飲みに誘うか悩み始めます。 同じ頃、鈴木(渕野右登)はペアを組む牧高(西野七瀬)が気になっていて、報告書が片付いたら猫カフェに誘うか悩み始めます。一方の牧高は、崇拝する司馬遼太郎に思いを馳せていました。 そして限定フィギュアを買いに行くため、急いで報告書に取り掛かります。北条はそんなやる気に満ち溢れる部下たちを見て、ますます飲みに誘うか悩んだのでした。その時、牧高を猫カフェに誘おうとした鈴木は報告書の山を崩し、源は「人手が足りなすぎる!それもこれもあいつのせいだ」と、藤(戸田恵梨香)を恨みます。 ここで1話の最初のシーンの回想が入ります。川合(永野芽郁)は警察官になったものの、辞めようかずっと悩んでいました。しかし藤が指導係になったことで、なんとか警察官を続けることを決意します。

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ネタバレ

午後6時31分。報告書に向かう源は、あと30分で終わらせようと意気込みます。牧高も意気込む中、鈴木は迷惑をかけたお詫びとしてなぜか野菜ジュースを買ってきました。この野菜ジュースは牧高の好物で、何で知っているのかと牧高は恐怖を感じます。 北条は激怒し、鈴木は課内での恋愛はご法度だと改めて認識したのです。そして鈴木は源と藤が付き合っているのかと問いますが、源は「宿命のライバル」だと断言。アンパンマンとバイキンマンの関係だと言い、源の他に赤点ギリギリだった同期がいたことを話します。 しかし源は「鈴木のくせに何聞いてんの?」と話をそらしたのでした。 ここで第2話の、薬物事件の回想が入ります。そして午後6時52分。源はラストの書類に取り掛かります。源はさっきから急いでいる牧高に「今日予定あんの?」と聞きました。 牧高はフィギュアを買いに行くのを隠そうと「何もないです」と言うと、鈴木はテンションが上がり北条も皆を飲みに誘おうとします。 ちょうどその時、無線で町山商店街で若者が暴れていると通報が入り、全員向かうことになってしまったのでした。 ここで第2話の、イヤリング盗難事件の回想が入ります。源たちが現場から戻ったのは、午後11時51分。源には女性から「帰ります」のメールが入り、牧高のフィギュアは売切れ。鈴木と北条も帰宅しました。 牧高は源に「もう無理です。私には藤さんの代わりは務まりません」と相談します。そして牧高はなぜ藤が交番に異動になったのかと問い、源は困りつつも「伊賀崎(ムロツヨシ)さんなら知ってるんじゃない?」と伝えました。 そんな源に女性から、「今度合コンしましょう」と誘いのメールが入り、源は大喜びしたのでした。

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特別編2話あらすじネタバレ:伊賀崎のピンチと山田のピンチ、どう乗り切る?

あらすじ

伊賀崎(ムロツヨシ)は自分の子供を思いながら、大きな事件を解決し自分は大活躍したと思い返します。そして川合(永野芽郁)が描いた藤(戸田恵梨香)の似顔絵が、そっくりであることに驚いていました。 そこに山田(山田裕貴)が突然やってきて、今回の事件の応援捜査官お疲れ様会の幹事を任されたと、伊賀崎に泣きつきます。 そんな伊賀崎に副署長(千原せいじ)から、来週末署員の子供向けの職場見学会をすることになったと連絡が入りました。伊賀崎は子供に「パパは刑事のエース」と話していて、どうごまかそうか悩みます。 こうして伊賀崎は宴会を、山田は子供たち対策を考えることになったのです。 ここで第3話の冒頭から、川合が痴漢被害を受けた彩菜(畑芽育)の事情聴取をするシーンの回想が入ります。 伊賀崎は山田に踊りをするといいとアドバイスし、山田は副署長のゴリラのマネをします。しかし藤がいつもバブリーダンスで宴会を盛り上げていることから、踊りは辞めることに。 そして伊賀崎は、今回の事件で川合が山田に非常にお世話になったと、感謝を伝えたのでした。 ここで、第3話の彩菜の事件の続きの回想シーンが入ります。川合はそこで山田から、聴取や捜査の大切さを学びました。そして川合の似顔絵がヒントとなり、犯人と思われる安田(北澤ひとし)の捜索がスタート。続いて第4話の冒頭の回想シーンが入ります。

ネタバレ

山田はひとまず宴会の対策を考え、次に伊賀崎の子供たち対策を考えます。山田は刑事ドラマのエースには必ずあだ名があると言い、伊賀崎に「レーズン」とあだ名をつけました。 伊賀崎はレーズンというあだ名に不満を持ちつつ、宴会は流しそうめん大会がいいと提案。すると山田は、今回の事件に藤と川合を抜擢したのは自分だと副署長が言い張っていると、伊賀崎に伝えたのです。 ここで、第4話の捜査の続きの回想シーンが入ります。無事彩菜の事件は解決し、山田は宴会の席順を改めて考え直します。そして伊賀崎は自分のあだ名を「ドラゴン」にし、宴会の席順の名前をドラゴンに書き直すよう指示。 しかし妻から「日曜日、子供たちはサッカーの試合がある」と連絡が入り、結局職場見学会に伊賀崎の子供は来られないことが判明。 一方山田の携帯には藤から「私の同期も来る」と連絡が入り、焦った山田は一から宴会の内容を考え直すことに。その時伊賀崎は藤の同期3人を思い出し、藤に「そろそろ川合君に君から話したほうがいいんじゃない?」と話していたことを思い返していたのでした。 そして山田が源(三浦翔平)のモノマネの練習中、ちょうど川合が「ただいま戻りました!」と町山署に戻ってきたのでした。

第5話あらすじネタバレ:チンピラ大奥降臨!川合の初恋は一体どうなる?

あらすじ

川合(永野芽郁)は交番に来たカップルを見て、「私もイケメンの彼氏が欲しいです!」と宣言。藤は川合に「恋愛に夢見すぎ」と言いますが、藤と川合は行けなくなった同期の代わりに、合コンに参加できることになったのです。 2人は警察官という職業を隠し、合コンへ。しかし隣の席では源(三浦翔平)と山田(山田裕貴)が看護師と合コンをしており、気まずい雰囲気が流れます。遠回しにお互いの悪口を言っていたところ、消防のサイレンが聞こえました。緊急招集で4人は向かうことになり、川合は「私たち警察官なんです」と立ち去ります。 翌日、交番に三宅(小野武彦)という男性がやってきます。妻に襲われそうになったという三宅ですが、藤は「川合、生活安全課に連絡取って」と言い出しました。三宅が言動から認知症を患っていると判断し、藤と川合は三宅を妻・幸子(朝加真由美)の元に送り届けます。

後日、藤と川合は火災現場へと向かいます。しかし寝不足の川合はめまいでふらついてしまい、そこにイケメン消防士の武田(小関裕太)が現れました。武田は川合をお姫様抱っこし救急車へ。川合はすっかり武田に恋をしてしまったのです。 藤は川合の恋を応援しようと、可愛い服をプレゼント。そして武田は町山署の救助の講習にやってきて、藤や源、山田は川合の恋を応援しようとします。何とか連絡先を交換できたものの、数日武田から連絡が来ず川合は落ち込んでしまいました。 ある日、藤と川合は三宅を見つけ、再び家に。幸子は施設に入れず介護をしており、嫌な顔をせず三宅の面倒を見ていました。その夜、川合と牧高(西野七瀬)は、藤とその同期・桃木(臼田あさ美)、松島(大西礼芳)の飲み会に巻き込まれることに。 この3人は「チンピラ大奥」と呼ばれていて、すっかり川合は酔いつぶれてしまいます。3人は川合を見て「似てるね。顔は全然似てないのに、空気感が激似」と、ある同期のことを思い返していました。

ネタバレ

翌日、川合は武田からデートの誘いを受け向かいます。その途中、調べ物があると一緒に家を出た藤と川合は、三宅夫妻を見かけます。新婚旅行で行った温泉に行くという2人ですが、どことなく幸子の様子がおかしく……。 川合はそのままデートに行きましたが、三宅夫妻が手ぶらだったことから嫌な予感に襲われ、武田に断り引き返します。自宅まで走った川合の元に、藤が三宅夫妻を連れて戻ってきました。 幸子は介護に疲れ、娘宛の遺書を準備していたのです。藤は「ご主人の入所の件、進めましょう、今すぐ娘さんに連絡してください」と伝え、「誰かに頼ってもいいんですよ」と寄り添いました。 川合はデートはまたできると意気込みますが、武田のインスタグラムを見てみると毎回違う女性と遊んでいることが判明。川合は武田を諦め、酔いつぶれた藤を部屋まで送り届けます。そこには警察学校の写真があり、藤、桃木、松島の他にもう1人の女性が写っていたのでした。

第6話あらすじネタバレ:川合のピンチと藤の涙……その涙の理由とは?

あらすじ

藤(戸田恵梨香)と川合(永野芽郁)は休みなく働き、源(三浦翔平)と山田(山田裕貴)の疲労もピークに達します。 そんな中副署長(千原せいじ)がメンタルヘルス研修をすると言い出し、嫌々ながらも2人1組でお互いのいいところを5つ言い合うことに。しかし藤と源はいいところを1つも言えず、川合が代わりに藤のいいところを言い藤は感謝したのでした。 翌日川合が交通課の仕事の大変さを話していると、交通課一怖いと噂の宮原(駿河太郎)に聞かれてしまい川合は焦ります。そんな川合は徐々に仕事に慣れ、藤とのペアも板についてきました。 そんな時交通事故の通報を受け現場へ行った川合は、タオルケットにくるまれた赤ちゃんの遺体を見てしまいます。川合は初めての死亡事故にショックを受け、ご飯も食べられなくなってしまいました。 平然と仕事をする藤に「藤さんとは違うんです、放っておいてください」と言った川合。藤はそれを聞き、病院のベッドの桜(徳永えり)から同じことを言われたことを思い返していました。 川合は仕事を休むようになり、そんな時山田の異動が発表されます。源は藤を誘って山田の送別会を開くも、牧高(西野七瀬)は源が落ち込む藤を励まそうとしていることに気付きました。 川合は父からの手紙を受け取り、「辛かったら、いつでも帰っておいで」という文面に涙。しばらく実家に帰ることを決め交番に行くと、子供が苦手と言っていた藤が防犯教室の準備をしていました。

ネタバレ

そこに再び宮原がやってきて、川合のことをまともだと言います。 「あんな光景誰も知らなくていい。そういう人を増やさないための俺たちの仕事だ」と、改めて警察官の仕事を語りました。 藤も警察官を辞めようと思ったことがあると言い、「誰かがやらなきゃいけない仕事だから。だったら私がやろうと思って」と言います。これを聞いた川合は前を向き、防犯教室の紙芝居作りを始めたのです。 川合は防犯教室で「ルールを守ること」について、「皆が交通ルールを守ることで悲しい事故がなくなる」と子供たちに語ります。 しかしその後、車が暴走し子供たちがひかれそうになりました。川合は慌てて子供たちを守ったものの車にぶつかり、病院へ。幸い川合は大したことなかったものの、藤は「川合に何かあったら……」と涙を流します。山田の異動がなくなったと伝えに来た源は、合コンのメールをすると言い涙する藤を隠しました。 川合は公務に復帰し、たまたま交番で古い資料を見つけます。そこには若い頃の伊賀崎(ムロツヨシ)と、桜が写っていました。川合は桜が藤の家で見かけた写真に写っている人物であると、気が付いたのです。

第7話のあらすじとネタバレ:藤の抱える過去が明らかに……川合はおとりに使われた?!

あらすじ

川合(永野芽郁)は伊賀崎(ムロツヨシ)と桜(徳永えり)が昔ペアを組んでいたことを知り、桜について聞こうとします。しかし伊賀崎は言葉を濁し、そんな中、藤(戸田恵梨香)は桜がリハビリをする様子を見つめていました。 そこに緊急招集がかかり、なんと山田(山田裕貴)が警察手帳を紛失したとのこと。全員で探すことになり、藤は源(三浦翔平)のファンから電話が来て応対に行くと、その婦人が山田の警察手帳を拾ったことを見抜きます。こっそり山田に返したかったという婦人に取り入り、藤は手柄をあげたのでした。 翌日伊賀崎に4人目の子供が生まれることになり、今度こそは立ち会おうと伊賀崎は急ぎます。 しかし「男の人に抱きつかれた」という男子大学生がやってきて、川合は聴取を取りました。伊賀崎はその男の居場所を見事に当て、親身に話を聞き見事逮捕。署に戻ると今度は川合が2人乗りバイクの男に生卵を投げつけられ、伊賀崎はなかなか帰れません。 結局出産に間に合わず、伊賀崎は川合を連れて妻の元へ。妻から「桜さんに似てる」と言われた川合に、ついに伊賀崎は口を開きました。

ネタバレ

3年前、伊賀崎と桜は交通事故の処理をしていたところ、白い軽トラが桜をひき逃げし逃走。今も犯人は逮捕されておらず、桜は一命を取り留めたもののリハビリ生活を送っていました。 翌日川合は、藤が段ボールに未決事件の資料を閉まっているところを見ます。川合は伊賀崎から全て聞いたと明かし、「私にできることはありませんか?」と聞きました。藤は「休むのも仕事」と言い、川合を遠ざけます。 そんな時源に呼び出された川合は、育休中の先輩女性警察官・萩原(山田キヌヲ)の証言から「守護天使」という男の似顔絵を描かされることに。しかし川合は上手く描けず、守護天使は誰なのかを考え始めます。 その頃藤は桜に会い、「絶対犯人捕まえるから」と誓います。これまで「もうほっといて」という桜とギクシャクしていましたが、2人は仲直り。一方川合は守護天使について聞こうと、源と山田の元へ。 すると「川合がかわいそうですよ、ちゃんと藤先輩が本人に話すべきです」という声が聞こえ、山田は「藤が守護天使をおびき出すために、川合をおとりにしている」と言い出したのです。それを聞いた川合は、驚愕したのでした。

第8話のあらすじとネタバレ:藤の本当の気持ちとペアの絆に感動!

あらすじ

川合(永野芽郁)は自分が桜(徳永えり)をひき逃げした犯人ためのおとりだと知り、宮原(駿河太郎)から藤(戸田恵梨香)が交番に来た理由を聞きます。 守護天使は20年前から、町山交番の新任の女性警察官を狙っていました。桜がひかれた時、伊賀崎(ムロツヨシ)は白い軽トラを見ただけで守護天使が乗っていたかは分かりません。しかもそこから守護天使は姿を消し、藤は町山交番へ異動となったのです。 川合は藤が何も教えてくれず、自分はおとりだったのかと混乱状態になってしまいました。 藤は萩原(山田キヌヲ)を訪ね、川合に守護天使の似顔絵を描かせた事実を知ります。伊賀崎も、川合に桜のことを話したと藤に謝罪。すると夜の繁華街でカップルが大喧嘩し、藤は女性を説得します。次の日、藤は手を怪我し頬にも傷が……。 藤は怖い顔をして威圧しましたが、女性が転びそうになったので一緒に倒れ、顔はひっかかれたとのこと。川合は伊賀崎に「藤は自分がいなくなると困るから優しくしてくれていたのでは」と打ち明けます。しかし伊賀崎は、「2人はもう本当にペアに見える」と伝えたのでした。 川合は山田に、桜がどんな人だったのかと問います。山田は桜は本当に優しかったと言い、後輩からも尊敬されていたと伝えました。 その時、暴力団が動き出すため全署体制で赤色灯をまわしてパトロールすることになります。川合は源とペアを組み、拳銃の装着方から学びました。 さらにパトロール中にトイレに行きたくなり、川合は源に「私のことは嫌いになっても女性警察官のことは嫌いにならないでください!」と叫びます。そんな源は、藤の趣味は川合で川合の成長を誰よりも喜んでいたと話しました。「だから藤のことを信じればいい」と、川合に伝えたのです。 ある日、藤は自動車盗難の犯人に拳銃を向けます。

ネタバレ

「不安と危険にさらされる住民と大事なペアっ子の命。私の残りの人生懸けるにはそれで十分」と真剣な顔になりました。犯人が持っていたのはモデルガンで発砲することなく解決しましたが、川合は藤の気持ちを受け取ります。 そして藤は、ロッカーに桜のひき逃げ事件の捜査資料が入っていると明かしました。「意味がなくても構わない」と捜査資料を箱詰めし、これ以上手がかりがないと思ったとき、藤は川合を見つけたのです。桜に似てると察知した藤は、「犯人を捕まえるためにあんたを利用したの」と川合に謝罪。 しかし川合はもう迷いなく、「私が藤さんに謝ってもらうなんておこがまし過ぎます」と笑顔を見せ、立派な警察官になることを決意しました。 川合は改めて萩原に会い、守護天使の似顔絵を描きます。こうしてできあがった似顔絵は各警察に配布され、似顔絵に似た男(森下能幸)が免許の更新で警察にやってきたのです。

最終回のあらすじとネタバレ:ついに最終回!ペアの成長はいかに!

あらすじ

川合(永野芽郁)の似顔絵によって、再び桜(徳永えり)のひき逃げ事件の捜査が始まります。しかしそう簡単に進展はなく、1週間が経過。藤(戸田恵梨香)と源(三浦翔平)は車上荒らしの被害車両の鑑識をすることになり、川合は勉強のため見学します。 藤と源は鑑識検定上級の資格を持っていて、鑑識コントをしながら分かりやすく川合に伝授。その時、守護天使の似顔絵に似た男・木村(森下能幸)が免許更新にやってきたという情報が入ったのです。 木村は20年前に妻から失踪届が出ていましたが、借金をして妻子を捨てて逃げていました。「今さら家族に合わせる顔がない」と木村は免許更新の度に話すも、娘には会いたいと言っているとのこと。 木村の娘は元警察官で、桜や川合に似ていました。木村は娘を見守る思いで、桜や川合を見ていたのかもと藤たちは推測したのです。 木村は清水農園で働いているという情報を得たため、源は川合を連れて清水農園へ行き、藤、山田(山田裕貴)、伊賀崎(ムロツヨシ)は木村のアパートへ。 すると川合は源にコーヒーをこぼし、源は町山くんTシャツを着て捜査をするはめに。さらに車をこすってしまい、報告せず修理し、もみ消すなどトラブルが続きます。 すると川合は作業をする木村と鉢合わせ。目が合ってしまい、つい「すみまふぇん!警察れふ!」と変な言葉をかけてしまいます。木村も緊張して言葉がおかしくなり、川合は藤の指示で鋭い目つきで「白いバンを見せてください!」と頼みました。 白いバンは廃車になっておらず、ボロボロの状態で保管されていました。すると木村は突然姿を消し、「自分の罪は死んでつぐないます」と書き置きを残していたのです。すると伊賀崎は自殺の名所に向かうよう指示し、その美濃部橋で木村は飛び降りようとしていました。 伊賀崎は「死んで許されるわけがない!。あんたには生きて罪を償ってもらうから」と厳しい口調で木村に迫ります。藤が木村に手錠をかけ、無事に逮捕されたのでした。

ネタバレ

木村は犯行を認め、清水農園に就職してから女性警察官を娘と重ね合わせ、桜は特に娘に似ていて、見つめるようになったそう。3年前徹夜状態での仕事が続き木村は事故を起こします。自分が逮捕されたら警察官である娘に迷惑がかかる、という理由で逃走したのでした。 その後藤、桜、桃木(臼田あさ美)、松島(大西礼芳)は同期会を開き、皆でお酒を飲みます。すると桜は警察官の制服が怖いと言い、「警察官に戻らない」と宣言したのです。 後日、桜は退官届を出しに町山署にやってきます。すると川合は「ペア長の藤さんの愚痴聞いてもらえます?」と突然、藤のパワハラを暴露。ついには「あのマウンテンメスゴリラ!」と言い出し、桜は我慢できず「それ私の大事なゴリラだし!」と反論。 そこに現れたのは藤で、桜は藤に向かって「私やっぱり警察官辞めない!あんなアホな子の指導させられない!私が助けるから!」と叫びました。藤は「待ってる」と答え、こうしていつもの日常に戻ります。藤と川合はシートベルトをしない男に暴言を吐かれ、「どうせ来るならクソ野郎」と呟きました。 藤と川合はこれからも、警察官という仕事に誇りを持ちながら戦っていくのでした。

登場人物とキャスト一覧

藤聖子役/戸田恵梨香

(画像左)

戸田恵梨香が演じるのは、刑事課の元エース刑事で、交番勤務に異動になった藤聖子。新任の川合麻衣とペアを組み、指導にあたることになります。 戸田恵梨香は、2019年のNHK連続テレビ小説『スカーレット』で主演を務めた若手実力派女優。子役として芸能活動を始め、初出演した2006年の映画『デスノート』では弥海砂役を演じて注目を集めました。 そのほかの代表作に「LIAR GAME」シリーズや「SPEC」シリーズがあります。 今回出演するにあたって、原作を読んで「警察官の方もやっぱり人間なんだな」と思ったそう。警察官という固いイメージを“ひっくり返すくらい”ユニークなキャラクターが登場するそうで、「笑ってもらえるように、共感して頂けるように、頑張ります」と意気込みを語っています。

川合麻衣役/永野芽郁

(画像右)

永野芽郁が演じるのは、地域課の警察官で、新任として町山交番に配属された川合麻衣。もともと安定収入を求めて警察官になったため、やりがいを感じられずに辞めようとしていた矢先に藤聖子と出会います。 永野芽郁は、2018年のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』のヒロインに抜擢された人気若手女優。元は子役で、ファッションモデルとしても活動していました。 映画主演作に『ひるなかの流星』(2017年)、『君は月夜に光り輝く』(2019年)があり、2021年には『地獄の花園』と『そして、バトンは渡された』の2本が公開されます。 原作がとても面白いようで、「原作ファンの方にも楽しんで頂きたい」そう。「実写でしか作れない空気感を出せるよう、色々な方向から私自身この川合役を作っていきたい」とも語っていました。

伊賀崎秀一役/ムロツヨシ

ムロツヨシ

ムロツヨシが演じるのは、町⼭交番の交番所⻑の伊賀崎秀一。藤と川合の直属の上司であり、部下からは「ハコ長」の愛称で親しまれています。いつも楽に仕事をしようとしていて、ノー天気に見える伊賀崎。しかし誰よりも部下のことを思っていて、いざという時に頼りになる存在です。 ムロツヨシは、映画『サマータイムマシン・ブルース』(2005年)で映画デビュー。2008年から開催している舞台「muro式」などでも注目を集め始めます。近年は主演作が増え、『うちの弁護士は手がかかる』(2023年)や『親バカ青春白書』(2020年)でも主演を務めました。 コメディ作品への出演が多い印象のムロですが、『大恋愛〜僕を忘れる君と』(2018年)では本作で共演する戸田とラブストーリーを熱演しています。

源誠二役/三浦翔平

三浦翔平が演じるのは、「取り調べの天才」と呼ばれる捜査一係の刑事・源誠二。後輩の山田武志とペアを組んでいます。藤聖子とは警察学校の同期で、「聖子ちゃん」と呼ぶフレンドリーな人物。 三浦翔平は、2007年の「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でフォトジェニック賞と理想の恋人賞を受賞したファッションモデル・俳優。 2011年には映画『THE LAST MESSAGE 海猿』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。2020年の映画『天外者』とドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』では、三浦春馬と共演しました。 ドラマでは『警視庁いきもの係』や『僕たちがやりました』など刑事役を演じることも多く、今回の源誠二役では「警察の日常を描いた作品ですが、ほっこりと心温まる作品にしたい」と話しています。

山田武志役/山田裕貴

『夜、⿃たちが啼く』 山田裕貴
© 2022 クロックワークス

山田裕貴が演じるのは、源誠二とペアを組む捜査一係の刑事・山田武志。藤と源とは警察学校の1期後輩で、水と油のような正反対な2人の間を取り持つ潤滑油的な役割を果たしています。 山田裕貴は、ワタナベエンターテインメントの俳優集団「D-BOYS」のメンバー。2011年に『海賊戦隊ゴーカイジャー』のゴーカイブルー/ジョー・ギブケン役で俳優デビューを果たしました。 2021年には『特捜9』シーズン4や『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』に出演するなど、ドラマでの刑事役が続いています。 今回の役柄については「源さん、藤さんの1年後輩でいじられ、こきつかわれる。こういうキャラクターが自分は本当に多い気がします(笑)」とコメント。どんな後輩ぶりを見せてくれるのか楽しみですね!

牧高美和役/西野七瀬

西野七瀬

西野七瀬が演じるのは、捜査一係の紅一点の刑事・牧高美和。これまで女子校で育った牧高は、突然男だらけの捜査一係に配属されなかなか慣れずにいます。実は「新撰組オタク」で、仕事内容が似ているからという理由だけで警察官を志望した変わり者。よく藤と川合と3人で女子会をし、仕事の愚痴をこぼしています。 西野は2018年に乃木坂46を卒業し、女優として数々のドラマ、映画に出演。2022年には第45回日本アカデミー賞優秀助演女優賞・新人俳優賞を、『孤狼の血 LEVEL2』(2021年)で受賞しました。ドラマ『あなたの番です』(2019年)では重要な役どころを演じ、2024年には『大奥』にも出演しています。

脚本を務めるのは『監察医 朝顔』などの根本ノンジ

ドラマ「ハコヅメ」の脚本を担当するのは、脚本家の根本ノンジ。小劇団の作演出などを務めるかたわら構成作家として活動していましたが、2001年に日本テレビシナリオ登竜門に入選して脚本家として活動を始めました。 近年の作品に、映画『終わった人』(2018年)、ドラマ『フルーツ宅配便』(2019年)やドラマ「相棒」シリーズがあります。また2019年から2020年にかけて2シーズンが放映されたヒットドラマ『監察医 朝顔』で、脚本を手がけたことでもよく知られています。 これまで手がけた作品の傾向や原作の主旨から、ドラマ「ハコヅメ」は警察官という職業についての部分はリアルに描きながらも、観る人の心を動かす展開のあるドラマになるのではないでしょうか。

ドラマ「ハコヅメ」あらすじネタバレを最終回の結末まで!

戸田恵梨香と永野芽郁が凸凹な交番女子ペアとして初共演した「やけにリアルな交番エンターテインメント」ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』。真逆な2人の奮闘ぶりが、面白かったですね!