2021年7月9日更新

「閃光のハサウェイ」に登場するモビルスーツを解説!機体が大気圏内で使える理由は?

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閃光のハサウェイ ガンダム
©創通・サンライズ

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「閃光のハサウェイ」に登場するモビルスーツを一覧で解説!

2021年6月、幾度もの延期を乗り越え、遂にそのベールを脱いだ「閃光のハサウェイ」。もちろん本作にも様々なモビルスーツが登場しますが、今回の注目ポイントは何と言っても大気圏内バトルである点でしょう。 本記事ではそんな「閃光のハサウェイ」に登場するモビルスーツを、大気圏内で使える理由と共に解説していきます!

「閃光のハサウェイ」コミック版はこちらから

モビルスーツが大気圏内で使える理由は?

閃光のハサウェイ ガンダム
©創通・サンライズ

基本的に過去のガンダムシリーズは、宇宙空間での戦いとなっていました。それがなぜ本作では重力のある大気圏での使用が可能になったのか、その秘密はガンダムではお馴染みのミノフスキー粒子にあります。 静止質量がゼロに近く、強力な帯電性質を持つミノフスキー粒子。このミノフスキー粒子を用いた「艦隊を空中浮揚させる反重力システム装置」を、ガンダムシリーズではミノフスキー・クラフトと呼びました。 そのミノフスキー・クラフトが機体に実装されたのが、「閃光のハサウェイ」に登場する第5世代モビルスーツなのです。 そのためΞガンダムやペーネロペーなどは、同世代ガンダムと比べると大型の機体となっています。

Ξ(クスィー)ガンダム RX105

■頭頂高:26.0m ■パイロット:マフティー・ナビーユ・エリン(ハサウェイ・ノア) ■製造会社:アナハイム・エレクトロニクス マフティーがアナハイム社に発注した、最新型モビルスーツ「Ξ(クスィー)ガンダム」。ミノフスキー・クラフトが実装されている機体で、同じくアナハイム社が製造したペーネロペーとは、姉妹機に当たります。 「閃光のハサウェイ」の舞台では単独飛行が可能なモビルスーツは少なかったため、防御や高速飛行も出来るΞガンダムはかなり強力な機体でした。 また機体の基本性能も高く様々な機能を組み込んだ結果、26mもの大型ガンダムとなってしまったのです。

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ペーネロペー RX-104FF

■頭頂高:26.0m ■パイロット:レーン・エイム ■製造会社:アナハイム・エレクトロニクス 「ペーネロペー」はマフティー掃討部隊に配備された、地球連邦軍初のミノフスキー・クラフト実装機です。 こちらは小型化したミノフスキー・クラフトを初搭載したモビルスーツの1機であり、超音速飛行能力も備えています。ただし超音速飛行を行う場合は、フライト・フォームに変形する必要がありました。 作中ではΞガンダムより先に地球に降下しており、実戦を経験したペーネロペー。その際はメッサーの頭部を蹴り飛ばし、圧倒する姿が描かれていました。そしてその後、ペーネロペーとレーンは遂にΞガンダムと対峙することになります……!

メッサーFO1型 Me02R-F01/FO2型 Me02R-F02

■頭頂高:23.0m ■パイロット:ガウマン・ノビル、エメラルダ・ズービン他 ■製造会社:アナハイム・エレクトロニクス 「メッサー」はマフティーが運用する、アナハイム社製の量産型モビルスーツです。ジオン公国軍が使用していたモビルスーツの思想を受け継いでおり、ベースはギラ・ドーガ系であると言われています。 23mの大型に重装甲が施してあるメッサー。しかし背に搭載されたメイン・スラスター、脚部や腰部のサブ・スラスターによって、高い機動性の実現に成功していました。得意な戦闘方法は、ギャルセゾンと連携したゲリラ戦です。 またメッサーは色や搭載装備の違いで、いくつかのバリエーションに分かれます。

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グスタフ・カール00型 FD-03-00

■頭頂高:22.0m ■パイロット:エイレン、地球連邦軍一般兵 ■製造会社:アナハイム・エレクトロニクス 「グスタフ・カール」は地球連邦軍の量産型モビルスーツです。ジムやジェガンを元としており、基本スペックはガンダムタイプに通じる高さを誇っています。汎用機ではあるものの、主に地上治安維持部隊の中心に配備されていました。 しかしペーネロペーなどとは異なり、グスタフ・カールは自力飛行ができません。そのためサブフライトシステムである「ケッサリア」との連携が、必要不可欠となっています。 また書籍での使い分けや媒体での仕様変更などがあり、複数のバリエーションがある本機体。映画「閃光のハサウェイ」に登場するのは、その中でも青で塗装されている「グスタフ・カール00型」です。

陸戦用ジェガンA型 RGM-89Gmh

■頭頂高:19.0m ■パイロット:マンハンター ■製造会社:アナハイム・エレクトロニクス 陸戦用ジェガンA型は地球に不法居住する者を摘発する、マンハンターが運用するモビルスーツとなっています。本機体は地球連邦軍で旧式化し、払い下げられた地上仕様のジェガンA型を改修し製造された物です。 対モビルスーツではなく、市民への威圧目的で使われる陸戦用ジェガンA型。そのためビーム兵器などは撤去され、対人用機銃を装備しています。 本機体はすでに軍所属の物ではありません。しかし軍を模倣したように威圧感を振り撒く様子に、ハサウェイは「軍のつもりでいる」と非難していました。

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映画「閃光のハサウェイ」ではガンダムVSガンダムの戦闘が楽しめる!

深い心理描写やハラハラする展開など多くの魅力がある「閃光のハサウェイ」。しかしやはり1番の見所は、ガンダムvsガンダムの戦闘でしょう。 過去作と比べても特にCGに気合を入れているのが分かる本作は、重力がある大気圏内での戦いです。そのため宇宙空間とは違い、明確な上下があります。これまでのガンダムに無かった「落下」などの現象を描きながら、その中でも自由に動き回るΞガンダムとペーネロペーの戦闘は圧巻でした!

「閃光のハサウェイ」でこだわり抜かれたモビルスーツを刮目しよう

映画「閃光のハサウェイ」には、劇場版で初登場となる機体バージョンも登場します。その1機1機が圧巻の仕上がりで、こだわり抜かれたCGも見事な出来となっていました。 本作はアニメ未鑑賞でも、「劇場版ガンダム 3部作」「逆襲のシャア」を鑑賞していれば十分楽しめる内容となっています。ガンダム未経験でも「閃光のハサウェイ」が気になる人は、ぜひこちらをチェックしてから劇場に足を運んでみて下さい!

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