2017年7月6日更新

映画『レヴェナント 蘇えりし者』キャストとあらすじ【レオナルド・ディカプリオ復活最新映画】

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レヴェナント:蘇えりし者

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『レヴェナント 蘇えりし者』2016年のヒット作になること間違いなし!

豪華キャストと壮大なストーリーが噂されている『The Revenant(原題)』。邦題は『レヴェナント 蘇えりし者』。日本公開日は2016年4月22日です。 タイトルの「Revenant」の意味は「帰ってきたもの」「亡霊」などという意味を持ちます。そんな本作のあらすじや豪華なキャスト陣をまとめてみました。 現在、楽天市場ではクイズに挑戦して抽選で100ポイントが当たるキャンペーンが開催されていますので、そちらもぜひチェックしてみてください。キャンペーンへは下記のリンクからどうぞ!

実話を基にした物語『レヴェナント 蘇えりし者』、気になるあらすじは?

1820年代初頭のアメリカ。凄腕のハンター、ヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)たちの狩猟チームは、ネイティブ・アメリカンによって奇襲を受けます。生き残った狩猟メンバーはボートで逃げ出しますが、経験のあり知識のあるヒューは、歩いて基地まで帰還することを提案します。先を一人歩くヒューは熊に遭遇し瀕死の重傷を負わせられます。仲間たちは歩けなくなった彼を運ぼうとしますが、そこにヒューに因縁のあるジョン(トム・ハーディ)が反対します。
遅れをとらないようにヒューを殺すことを提案するジョンですが、代わりにチームリーダーのヘンリーは誰かが彼と残って死を看取ることを命じます。これにジョンとヒューの息子・ホークと若手のジムの三人が名乗り出ます。残ったジョンは隙を見てヒューを殺そうとしますが、それを発見したホークは父親を助けようとし、逆にジョンに殺されてしまいます。怪我のせいで動けずに目の前で息子を殺された挙句、置き去りされてしまったヒュー。 なんとか徐々に回復し、死を逃れたヒューはジョンへの復讐を誓い、荒涼で厳しい大自然を生き抜く独りのサバイバルの旅が始まります…。 実話を基に作られたこの映画、かつて仲間だった2人の全面対決が描かれます。

レオナルド・ディカプリオは孤独なハンター、ヒューを演じる

『タイタニック』のジャック役で一斉を風靡してから十数年、今やハリウッドを代表する大スターとなった
。『インセプション』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などの大作への出演に続き、今作では孤高の冒険家、ヒュー・グラスを演じます。本作でアカデミー賞主演男優賞に4回目のノミネートとなり、見事受賞したレオナルド・ディカプリオ渾身の演技に注目が集まります。

英国俳優トム・ハーディが仲間を見捨てるジョンに

イギリス出身で、ディカプリオと共演した『インセプション』で注目を浴びた
。『ダークナイト:ライジング』の悪役の印象も強いかもしれません。2015年には『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で注目を集めました。 今回はヒュー・グラスを見捨てる張本人、ジョン・フィッツジェラルドを演じます。主役の敵というキャラクターをどう演じるのか今から期待されています。

ディカプリオとハーディの関係は?

ハーディの出演はディカプリオの希望だった

最初にキャスティングが決まっていたディカプリオは、グラスを裏切るジョン役にトム・ハーディを熱望。その時点でハーディは『
』に出演が決まっていたのですが、ディカプリオたっての要望からその出演をキャンセルして今回の参加を決めたと言います。

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演技のためなら殴り合いだって厭わない

ディカプリオとハーディは『インセプション』以来の共演。そんな2人が宿敵として対決するシーンでは、どちらもスタントマンを使わず殴り合いの喧嘩を撮影したのだとか。流血騒ぎとなったそうですが、その迫真のシーンは本編で見られるのでしょうか。

監督は『バードマン』で知られるアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』と言えば前回のアカデミー賞で作品賞、監督賞始め4部門を受賞した大作。その監督、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが本作のメガホンをとります。『バベル』で注目され、『バードマン』のオスカー受賞によって一気に注目されることとなったメキシコ人監督です。 監督した作品が2年連続で高評価となったことで、今最も熱い映画監督と言えます。

イニャリトゥは鬼監督!?ついていけないスタッフまで…

当初2015年4月から5月で撮影が終了すると言われていた『レヴェナント 蘇えりし者』ですが、2015年7月時点でもまだ撮影中だったとのこと。というのも、イニャリトゥ監督の要求する撮影が高度すぎるのだそうです。 彼はシーンをナチュラルなものにするため自然光だけを使って撮影し、ロケ地にもリアリティを出すため極寒の地を選ぶほど。そのハードさについていけずに製作から降りるスタッフもいたのだとか。 監督のこの映画に対する情熱が伝わってくるエピソードですね。

その他にも話題のキャストが!

『ハリー・ポッター』シリーズ出身のドーナル・グリーソンの出演も決定!

『ハリー・ポッターと死の秘宝』にビル・ウィーズリー役で出演し注目されたアイルランド出身の俳優
の出演も発表されました。『スター・ウォーズ7/フォースの覚醒』にも出演しており、今要注目の俳優です。 彼はヒューの元に何人か留まるように指示をした、狩猟チームのリーダー・アンドリュー・ヘンリーを演じます。

要注目の個性派俳優、ウィル・ポールターも出演

英国では有名な若手俳優の一人、ウィル・ポールター。最近はハリウッドにも進出し、『メイズ・ランナー』での好演は記憶に新しいかと思われます。 彼はヒューの元にジョンとホークと共に留まった一人、ジム・ブリッジャーを演じます。

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本作で映画デビュー、フォレスト・グッドラック

フォレスト・グッドラックはヒュー・グラスの息子でネイティヴアメリカンのポーニー族の女性を母に持つホークを演じます。 本作で初映画出演を果たしたグッドラックは学校で演劇を学び、演技経験も豊富でしたが今までは監督として活動してきました。彼の制作した作品は賞を獲得しシアトル国際映画祭で上映されるなど評価されています。本作では俳優としての実力が初めて観れる機会です!

音楽はあの坂本龍一が担当!

本作の音楽を担当するのは伝説的バンド「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」などで活躍する傍ら、『戦場のメリークリスマス』をはじめとした様々な映画音楽の手がけてきた坂本龍一が担当することに! イニャリトゥ監督との接点はというと、監督の代表作の一つ『バベル』で坂本氏の楽曲を使用している他、監督自身が大ファンなのだそう。
「やっと龍一と協力することができてうれしい。彼は類まれな才能の持ち主で、私は長年にわたって彼の作品の大ファンだ」
引用:natalie.mu

エマニュエル・ルベツキが撮影を担当!

メキシコ出身のハリウッドで活躍する撮影監督のエマニュエル・ルベツキ。『ツリー・オブ・ライフ』などで度々アカデミー撮影賞にノミネートし、『ゼロ・グラビティ』ではオスカーを受賞しています。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督とタッグを組み、2度目のオスカー受賞を果たした彼は、本作で再びアレハンドロ監督とオスカーを目指します。 独特で個性的な撮影技術を持つルベツキは、本作でも自然光にこだわり、壮大な大自然をありのままに魅せます。

2000年代初頭から企画されていた

初めて映画化が検討されたのは実はもう10年以上前、2001年夏のこと。このときは韓国出身の監督パク・チャヌクにサミュエル・L・ジャクソンを主役に据える予定だったそうです。 そして2010年、再び映画化の話が持ち上がった時の監督はオーストラリア人のジョン・ヒルコート、主演は
というもの。その後ヒルコートが監督を降板したことから、新監督にイニャリトゥが決まりようやく製作に動き出したというわけです。

アカデミー賞他主要映画賞の受賞ラッシュ!

米アカデミー賞に最多12部門ノミネート!

レオナルド・ディカプリオが主演男優賞に4回目のノミネートをされたほか、昨年の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』に引き続き作品賞、監督賞にもノミネート、トム・ハーディが助演男優賞にノミネート、その他、撮影賞、編集賞、メイク・ヘアスタイリング賞、美術賞、衣装デザイン賞、音響編集賞、録音賞、視覚効果賞にノミネートされました。 ディカプリオが4度目にして受賞なるか、世間の注目が集まりました。

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アカデミー賞では3部門受賞!ディカプリオ遂に主演賞受賞

第88回アカデミー賞では監督賞、主演男優賞、撮影賞の3部門に輝き、イニャリトゥ監督、レオナルド・ディカプリオ、撮影を担当したエマニュエル・ルベツキがそれぞれ評価された結果となりました。 ディカプリオは『タイタニック』からの悲願であったアカデミー賞主演男優賞を受賞し、世間を賑わせました。

ゴールデングローブ賞

米アカデミー賞の前哨戦とも言えるゴールデングローブ賞でも本作は大きな評価を集めました。 作品賞ドラマ部門を受賞し、ディカプリオは主演男優賞、イニャリトゥは監督賞を受賞しました。

英国アカデミー賞

イギリスのアカデミー賞である英国アカデミー賞。本作は作品賞、監督賞、主演男優賞、撮影賞、音響賞を受賞し、計五冠に輝いたのです。

レオナルド・ディカプリオがプロモーションのため来日!

ディカプリオはオスカー受賞を受けてか、来日することが決定しました。3月23日に六本木ヒルズアリーナで行われるジャパンプレミアに登場する予定です。テレビなどのメディアにも出演することが予想されます。 登壇するレッドカーペット・セレモニーには30組60名で招待される、抽選イベントチケットも行われました。 来日は『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の宣伝のために来た2014年1月から2年ぶり。オスカー俳優としては初来日となる今回、メディアでも大々的に取り上げられファンも殺到しそうですね。

『レヴェナント』のCiatrユーザーの感想評価まとめ【ネタバレ注意】

southpumpkin ディカプリオがオスカーを獲得!イニャリトゥとルベツキがまたすごい映画を撮った!と、話題のこの映画ですが、内容だけ聞くとスコリモフスキの『エッセンシャル・キリング』っぽさがあります。あれは本作のお金をかけて撮影した箇所とイニャリトゥの一貫したテーマ性をごっそり抜いて、スコリモフスキおじちゃんが犬と自転車突っ込んだ映画でした。更に比較すれば本作はディカプリオ演じるグラスのタフさがギャロを大きく上回り、同じ背景にも関わらず何倍も見応えのある映画となっていました。『エッセンシャル・キリング』はそれはそれで面白い。 相変わらず親子の関係性に言及し、イニャリトゥ教とも思える独自の宗教観をガンガンに押してきているイメージです。序盤の熊にもまた子がいる、という設定がまた考えることを増やしてくれそうです。ただこの作風、僕の理解力が足らないのかトムハ演じるフィッツジェラルドが悪に染まった理由として、家族の不在を訴えているような気がしました。フィッツジェラルドに守るべき妻や子どもがいればこんなことにはならなかった、と言外で伝えていると思います。単身者=悪とする流れすらも感じ、やや違和感が残りました。単身者にも素敵な人はたくさんいます。ついついフィッツジェラルドに同情してしまいます。とは言えイニャリトゥ作品を全て鑑賞しているわけではないので言い切るには忍びないです。不勉強で情けない。 映像はむちゃくちゃどちゃくちゃにすごいです。痛いし寒いしがガンガンに伝わってきます。坂本龍一大先生の音楽も荘厳でよい感じ。
Ryosuke_Ohba 長く重い映画でした。結論から言ってしまうと、イニャリトゥ監督の作品では『バードマン』『アモーレス・ペロス』についで3番目に好きな作品になりました。 はっきり言って、面白くはないです。エンタメ性はマジでないです。ただ、凄い。何が凄いって、映像と音が凄い。2Dでしたけど、4Dなんじゃないかって感じでした。 音はパン(ヘッドホンで右耳と左耳で聞こえてくる音が違うやつです)の使い方が非常にうまく、足音や息遣いがものすごくリアルでした。その音に映像が加わって、風を感じました。ディカプリオの息遣いを感じました。

『レヴェナント 蘇えりし者』の海外での感想・評価は?

アメリカでは2015年1月25日に公開されている『レヴェナント 蘇えりし者』。海外で既に観覧した人たちからは高めの評価を得ています。 海外のレビューサイトIMDbでは星10個中8.3を獲得しており、1920年代アメリカの真冬を2015年の春夏の撮影でどこまでリアルに表現するかが大きなチャレンジでしたが、その観客の不安も鑑賞後は解消されているようです。「21世紀の名作になるだろう」という声もあります。
この作品は確実に最優秀だと言える映画の一つだろう。撮影方法は美しく、役者たちの演技も、ストーリーもとても良い。この作品は自然光だけで撮られているから、すべてのシーンがリアルに迫ってくる。こんなに美しい映画は初めてだ。シーンが変わるごとに息をのむほどびっくりさせられる。
引用:www.imdb.com
他にもクマのシーンがすごいという感想が他にも多くあり、そちらも気になるところです。
米映画批評サイトのRotten Tomatoesでは86%が好きだと評価しており、高評価だということが窺えます。ディカプリオのキャラクターがよく深く考察された演技も評価されています。またカメラワークや西アメリカが原始的に映し出される画の美しさを評価する意見も目立ちます。さすが、オスカーに輝いた映画撮影技術を担当したエマニュエル・ルベツキを評価する声が多いです。 これは期待が持てそうですね!