2018年11月17日更新

「アンフェア」全シリーズのあらすじネタバレ一覧【黒幕は誰?】

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アンフェア

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「アンフェア」シリーズのあらすじを一挙紹介!【ネタバレ注意】

犯人の検挙率はナンバーワンですが、かつての事件で未成年を撃ったということでマスコミに追い回されている刑事雪平夏見(篠原涼子)。雪平は新米刑事の安藤一之(瑛太)とコンビを組み事件に取り組みます。 雪平は刑事だった父親が殺されており、その犯人を見つけたいために刑事になりました。それゆえ、殺人現場において、その死体と同じ格好をして最後に被害者が見た景色を見るという儀式をします。

テレビドラマ『アンフェア』あらすじ

推理小説予告型殺人

殺人事件が起こり、その被害者は手に「アンフェアなのは誰か」という栞を握らされていました。そして次々と小説になぞらえた殺人が起こります。犯人は岩崎書房の編集者である瀬崎(西島秀俊)でした。最後に瀬崎が上司を殺そうとしますが雪平の手で撃たれ、亡くなってしまいます。 以前未成年の犯人を射殺した雪平にマスコミが群がります。また撃つかの問いに迷わず撃つと雪平は答えます。

募金型誘拐事件

ひとつの事件が終わり安堵していた雪平にまた事件が起こります。雪平の娘が誘拐されたのでした。犯人は全国民から10円ずつ募り12億円の身代金を用意するように言ってきます。 犯人は雪平の娘未央の面倒を見ていた牧村(木村多江)でした。牧村は2年前に夫と娘をひき逃げされたのですが、犯人は代議士の力で事件をもみ消し、その再捜査をさせるため蓮見(濱田マリ)と仕組んだのでした。 牧村は自分の夫と娘を殺した犯人を見つけ殺そうとしますが、雪平によって止められます。しかし最後には誰かに撃たれて死んでしまうのでした。

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×マーク連続殺人事件

これまでの事件の関係者が次々と殺されるという事件が起きます。そして死体の手の甲には×マークがつけられていました。殺人現場に雪平の元夫、佐藤(香川照之)の名刺が落ちていたことから容疑者にされてしまいます。さらに犯人とおぼしき人物が立ち上げたサイトの管理人が佐藤だと思われ、雪平も佐藤を疑うようになります。 しかし最後に佐藤は「本当の犯人は雪平の愛するものを奪いたいはずだ、だから俺を撃って最初に出てくるのが犯人だ」と言います。雪平は佐藤を撃ち、そして出てきたのは安藤(瑛太)でした。 安藤は復讐のために雪平を追い詰めようとしていたのでした。かつての未成年射殺事件で死んだのは安藤の親友であり、その復讐のために生きていました。安藤は射殺事件があったパチンコ屋に行き、店長を殺そうとします。しかし、雪平に撃たれて安藤は死んでしまいます。

アンフェア the special 『コード・ブレーキング〜暗号解読』あらすじ

安藤(瑛太)の死後、雪平は安藤と同じように横たわるとそこには1枚のメモがありました。そこから9ヶ月後、警察OBが次々と殺されるという事件が起きます。その事件を調べている途中で安藤からのビデオメッセージを見て、自分の殺された父親が何かの事件のことを知ったために殺されたのではないかと思うようになります。 その黒幕は雪平が信頼を寄せていた安本(志賀廣太郎)でした。安本はクーデターを起こすために膨大な裏金作りをしていました。 しかしその発端は雪平の父でした。クーデターを起こすための膨大の資金を動かせないようにするために封印し、暗号を娘に託したまま殺されてしまったのです。安本は結局裏金を手にして逃げるつもりでした。しかし、雪平からデータをもらい逃げようとした時、車ごと炎上してしまいます。 最後は蓮見(濱田マリ)は病院で誰かにコードブレイクをしたディスクを渡していました。そして計画通りに進んでいますと告げるのでした……。

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『劇場版 アンフェア the movie』あらすじ

ある日、雪平の娘未央が乗った車が爆発してしまいます。未央は無事でしたが、一緒に乗っていた家政婦は亡くなってしまいます。未央も怪我を負い病院に運ばれますが、その病院がテロリストによって占拠されてしまいます。対策本部が設置されますが、人質はすぐに解放されます。しかしそこに未央の姿はありませんでした。 雪平は娘を助けようと病院に潜入します。そこには警察庁次長の入江(大杉漣)が通院中で来ており、人質になっていました。それを盾にテロリストたちは不正の裏金80億を要求します。 入江は裏金が暴かれることを恐れ、SATによる制圧を試みるとあっという間にテロリスト達は全滅させられてしまいます。しかし本当は全滅していた訳ではなく、テロリスト達こそSAT隊員でした。 SAT隊員のリーダー後藤(椎名桔平)は以前警察の不正を暴こうとして逆に罪を着せられており、復讐を企んでいました。そして病院内にある細菌を散布すると脅してきます。雪平と合流した斉木(江口洋介)は細菌と血清を奪うことに成功し、感染してしまった未央を助け出します。斉木と雪平が内部で闘っている間に新たなSATが投入され、後藤は射殺されます。 事件は解決したかのように見えましたが、実は斉木こそがこの事件の黒幕であり、警察に復讐しようとしていたのでした。斉木もまた警察の不正を暴こうとして命を狙われ、その時に婚約者が大やけどを負い、その後自殺していました。 斉木と対決する雪平。斉木は不正の証拠のUSBを持っていました。話の核心に迫ろうとしたその時、斉木は誰かによって狙撃され命を奪われてしまいます。雪平の闘いは終わらず見えない黒幕と対峙することになるのでした。

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『劇場版 アンフェア the answer』あらすじ

雪平は病院テロ事件のあと、北海道西紋別署に飛ばされており、そこで上司の一条(佐藤浩市)と恋人関係になっていました。雪平は元夫の佐藤(香川照之)に斉木(江口洋介)から渡されたUSBの解析を依頼します。 その頃東京ではネイルガンによる予告殺人が起きていました。容疑者が次の被害者となるという謎の殺人事件でした。そして佐藤に容疑がかかってしまいます。 佐藤は雪平と会いUSBを渡します。USBには特殊な仕掛けがしてあり、特定のPCでしかデータが閲覧できないというものでした。その直後に佐藤は殺されてしまいます。そして現場に残った雪平の指紋が決めてとなり雪平は逮捕されてしまいます。 東京地検の村上克明(山田孝之)から調べを受けますが、村上は自分が人質になったふりをして、雪平の逃亡を助けます。ネイルガン殺人事件の真犯人は結城脩(大森南朋)でした。しかし結城のコレクションの写真の中に佐藤はいませんでした。雪平は真犯人は別にいると確信します。雪平は結城と共に佐藤を殺した犯人を突き止めようとします。 雪平は自分が殺されたように偽装します。そこに一条がやってきます。一条こそが佐藤を殺した犯人であり、USBを奪うために結城を使って殺人事件を起こさせていたのでした。しかも雪平にGPS付きのロザリオを渡すことで雪平の居所は常に把握していたのでした。一条は逮捕され雪平から奪ったUSBも取られてしまいます。USBは三上(加藤雅也)から村上に渡ります。 村上はUSBを手に入れ上層部に機密データを手に入れたことを報告します。しかし、雪平は佐藤から預かったPCを確認するとUSB内のデータが転送されていました。全てが転送されたことを確認し、村上に電話をかけUSBに仕掛けられた起爆装置を作動させます。USBの中身は全て消去され、雪平の手の中に全ては残ったのでした。

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『アンフェア the special ダブル・ミーニング 〜二重定義』あらすじ

雪平夏見の後任として警視庁捜査一課特殊犯係に配属された望月陽(北乃きい)。警察署の前で女子高生に行方がわからなくなった父親を捜索してほしいと頼まれます。そして警察には女子高生の父親水野義之(桜井聖)を含む4人を誘拐したという電話がきます。 犯人は「東京タワーを夏にしろ」と要求。望月は山路(寺島進)らに伝えに行きますが、イタズラだと言われてしまいます。しかし電話を聞いていた三上(加藤雅也)は東京タワーのライトアップは夏と冬で違うということ、水野以外の3人の捜索願が出されていることを望月に伝えます。 しかし結局放置されてしまい、次の日に行方不明となっていた一人の死体となって見つかります。そしてまた犯人から「東京で一番有名にしろ」という要求がきます。テレビ局にかけあい必死になる望月ですがそれは叶わずやはり翌日に2人目の犠牲者が出てしまいます。 プロファイラーの元園部恭輔(山本耕史)が加わり新たな要求を解こうとします。そして元園部のプロファイルによって松田という男が犯人だということがわかります。そして元園部は松田に会いにいきますが、実際は元園部は松田と組んでこの事件を起こしていたのでした。 元園部はプロファイラーとして上の地位を目指しており松田を利用しようとしたのですが、実際は松田は15年前に元園部らが関わった事件で婚約者を殺されたという過去があり、その復讐をしようと元園部と組んでいたのでした。しかも、元園部は15年前の事件が明るみになるのを恐れて松田を実行犯にさせていたのでした。

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『ダブル・ミーニング Yes or No?』あらすじ

大物2世議員の宅間修(福士誠治)が補欠選挙に出馬することになり、対立候補の和泉進一(浅野和之)は焦っていました。 その頃ネットでは恐ろしい映像が流されていました。世間に正義を問うというクイズでその答えが違っていたら人質を1人ずつ殺していくというものでした。視聴者は国民。視聴者が本気とは思わずふざけて投票すると、間違いだとなり、マスクを被った男が椅子に座っていた人質を射殺しました。 3番目の人質には町田渉(綾野剛)が選ばれ、やはり射殺されてしまいます。山路(寺島進)と望月(北乃きい)は必死で捜査に乗り出します。場面を見ていた望月は画面の中の水が動いていることに気づき、船なのではないかと思います。案の定1隻だけ連絡のつかないチャーター船がありました。そしてネット配信だったものがテレビで放送されることになります。 一方山路は町田の顔に見覚えがありました。過去にアイドル如月ミクが自殺した事件の時に異議を訴えた熱心なファンだったのです。山路もその事件には違和感を覚えていたのですが、上層部に圧力をかけられ左遷されたという事件だったので印象に残っていたのでした。 娘を人質に取られていたテレビレポーターの富市(橋本じゅん)は宅間を呼び出し話を聞きだします。如月ミクに乱暴し、訴えると言われたため、自分を使って売春婦だというデマを流させたこと、それでもミクが諦めなかったため、宅間が自殺に見せかけて殺したのではないかと問い詰めます。 すると宅間はあっさりと罪を認めます。それはテレビで流され、宅間は追い詰められます。 死んだはずの町田は実は生きていて、今までネットで配信されていたものは狂言だったことを明かします。 町田は誰も殺していなかったのです。目的は宅間を殺害することでした。しかし宅間を殺そうとした時、もう復讐は終わったと止められます。こうして事件は終わったかのように見えました。しかし本当の黒幕は宅間の対立候補の和泉進一でした。その和泉進一の秘書が町田を焚きつけたのでした。しかし望月らはそのことを一切知らないままに事件は終わります。

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『アンフェア the end』あらすじ【黒幕の正体が明らかに?!ネタバレ注意】

機密データを入手した雪平は、データを常に身に着け持ち歩いていましたが、どう使えば、腐りきった組織を根絶やしにできる解決につながるのか模索していました。 そして、留置所内で自殺したはずの一条は、雪平の予想通り生きていました。そんな中、検察官の村上親子殺害事件が起こり、「アンフェアなのは誰か」と書かれた栞が残されます。 事件の容疑者として逮捕されたシステムエンジニアの津村直紀は、雪平にしか話さない!と訴え、2人は会います。「唯一信用できる人間だから」という津島の言葉を信じ、雪平は共に逃亡します。しかし、津島がデータを渡す予定だった海外のジャーナリスト2人も殺害されてしまうのでした。 通報した雪平の元に駆け付けたのは、以前から雪平に接触してきていた、最高検察庁の監察指導部所属の武部将臣と警察でした。 雪平を逮捕し連行した三上は、雪平を逃がそうとするも事故にあってしまい、2人とも気絶してしまいます。次に雪平が目覚めた時は、足枷をされ、三上は磔にされた状況でした。そばには、武部、一条がおり、今の組織のトップは武部なのだと雪平は悟ります。「本人を攻撃しても雪平は従わない」「雪平の周りの人を傷つける」と脅し、山路を狙撃する場面を見せつけました。 さらに一条の手によって目の前で三上を殺され、美央を人質に取られた雪平は、「津島を殺せ」と命令され、解放されます。しかし、美央は一条に助け出されて無事でした。一条は味方に加わります。そして、津島は国外逃亡をしようと考えます。 津島から渡された音声ファイルで、父を殺したのが一条だったと知る雪平。「父を殺した犯人に復讐をしようと思っていたが、復讐を重ねても、それが続くだけ。でもあなたを殺せないのは、そんな理由ではない…」と告げ、一条はキスを交わすと去っていきます。 国外への逃亡は難しいと考え、エルドニア大使館へ駆け込むことにした雪平と津島。狙撃されたが軽症ですんだ山路や小久保も、大使館のある東京国際ビルへ向かいます。 しかし、すでに黒幕の武部を含む特捜隊もかけつけていて、津島が撃たれてしまいます。一条や、山路・小久保の協力もあり、エルドニア大使館へ何とか駆け込む雪平と津島ですが、雪平が身に着けていたデータを渡すと、津島が銃を取り出し、泣きながら撃ってきました。 津島も武部に協力させられていたのです。しかし、一条が津島を撃ち、津島も一条を撃ち、3人とも倒れてしまいます。雪平が一条の手を取ろうとしますが、一条はすでに命を落としてしまっていました。山路と小久保が駆け付けた時には、雪平の姿も、津島が持っていたデータも残っていませんでした。 後日、日本の犯罪スキャンダルが持ち込まれたと報道があり、警察・検察・裁判所の上層部が続々と逮捕されているというニュースが流れます。エルドニア共和国のホテルで、シャワーを浴びる雪平は笑みを浮かべるのでした。