「アンフェア」シリーズに出演していたキャストの現在【ネタバレ注意!】

2017年9月25日更新

2006年に放送されたテレビドラマから、スペシャルドラマ・劇場版・スピンオフドラマまで、10年に及んだ大ヒット作『アンフェア』。襲い掛かる事件と裏切りの連続、それを見事に演じた主演の篠原涼子、豪華な主要キャストの現在をご紹介します。

「アンフェア」豪華キャストの現在【ネタバレ注意】

アンフェアthe end

『アンフェア』は、2006年1月10日から3月21日までフジテレビ系「火曜22時枠」で放送され、篠原涼子が主演を務めたテレビドラマ。大反響を受けて、連続ドラマの続編となるスペシャルドラマ・劇場版・スピンオフドラマが制作され、2015年公開の映画第3作目にて完結を迎えました。

連続ドラマでは、検挙率No.1で警視庁きっての美人刑事・雪平夏美と、新人刑事・安藤一之が次々と発生する3つの事件に立ち向かう様が描かれます。15年前に刑事で雪平の父を殺害した犯人は誰なのか、という謎を中心に新たな事件と裏切りが巻き起こる、一瞬たりとも目が離せないシリーズです。

篠原涼子を始めとするドラマからのキャスト、映画などから新たに参加したキャストを含め、その豪華さも「アンフェア」の見所の一つ!今回は、出演していた主なキャストの現在に迫ってみたいと思います。

それぞれの作品の犯人に触れていますので、ドラマ・映画を観ていない方は注意してください。

「アンフェア」シリーズを通して主演を務めたのは篠原涼子

雪平夏見/篠原涼子

アンフェア

15年前に父を殺害した犯人を探すため警察官となり、警視庁刑事部捜査一課(後に北海道警へ異動)に所属する警部補、雪平夏美を演じたのは篠原涼子です。男勝りな性格で犯罪者は決して許さず、たとえ未成年であっても人質のためなら犯人を撃つ、自らの正義を貫く女刑事を見事に体現しています。

デビュー間もない1990年頃、アイドルグループ「東京パフォーマンスドール」のメンバーとして活躍した後に、ソロ歌手や女優活動を開始。主演を務めた『アンフェア』や『ハケンの品格』などの演技が評価されたことで、次第に女優としての知名度を上げていきました。

ドラマでは主演作が多く、近年は『ラスト♡シンデレラ』遠山桜役や『オトナ女子』中原亜希役に出演。2016年冬放送予定の『愛を乞うひと』では、主演の山岡照恵・陳豊子の二役を演じることが決定しています。

夏美の相棒として活躍する安藤一之には瑛太

安藤一之/瑛太

瑛太

警視庁刑事部捜査一課に配属された新人刑事で、雪平夏美の相棒としてコンビを組むことになる、安藤一之を演じたのは瑛太です。当初は型破りな雪平に戸惑うも次第に好意を抱くようになり、連続ドラマで起きた3つの事件に関して、最も重要な役割を果たす人物となっています。

1999年にモデルとしてデビューし、”EITA”名義でモデル活動をした後の2001年に、ドラマ『さよなら、小津先生』で俳優デビューした瑛太。2003年のドラマ『WATER BOYS』で一躍注目を浴び、『アンフェア』出演後も多数の映画・ドラマ・CMに出演するなど、人気俳優としての地位を築きました。

2016年は、5月・6月公開の映画『64-ロクヨン-前編・後編』で日本アカデミー賞主演男優賞を獲得。また2017年春には、主演映画『リングサイド・ストーリー』の公開が控えているそうです。

雪平夏見の娘・未央を演じた子役、現在はAKB48に加入!

佐藤未央/向井地美音

向井地美音

雪平夏美と佐藤和夫の娘で、両親の離婚にも繋がった雪平の「未成年者殺事件」が原因でいじめを受け、声を失っていた少女・佐藤未央を演じたのは向井地美音です。

幼少期から子役として活動しており、「アンフェア」シリーズ開始時は8歳だったという向井地は、学業へ専念することを理由に小学5年生の時に一時休業。中学校に進学後、アイドルグループ”AKB48”への憧れを抱くようになり、2013年の第15期生オーデションを経てグループに加入しました。

2014年2月、研究生からメンバーへの昇格が発表されたほか、4月から教育番組『NHK高校講座 日本史』のレギュラー出演を開始することに。活躍の場をさらに広げた後、2016年3月21日発売のAKB48の44thシングル「翼はいらない」にて、自身初となる表題曲のセンターを務めることが発表されました。

ドラマ『アンフェア』のその他のキャスト

三上薫/加藤雅也

加藤雅也

警視庁刑事部鑑識課検視官で警視。鋭い洞察力を活かして雪平夏美の捜査に協力しており、信頼もされているため後に実質的な相棒となった、三上薫を演じたのは加藤雅也です。

1988年にファッションモデルから俳優に転向し、主演映画『マリリンに逢いたい』への出演後には、渡米してハリウッド俳優を目指したこともあるのだとか。2015年の「アンフェア」シリーズ終了まで、スピンオフドラマも含め全作に出演していますが、その他にも数多くの映画・ドラマで活躍してきました。

近年では、ドラマ『女はそれを許さない』や『天皇の料理番』、映画『テラフォーマーズ』などに出演。2016年9月より放送された『真田十勇士』には、真田幸村役で出演しました。

小久保祐二/阿部サダヲ

阿部サダヲ

警視庁刑事部捜査一課係長で警部。ソリの合わない雪平夏美を敵視しているため、雪平や山路哲夫の排除と失脚を目論む上司、小久保祐二を演じたのは阿部サダヲです。出世を第一に考えるキャリア志向の持ち主で、最終的に警視庁刑事部捜査一課課長で警視正まで登りつめました。

1992年に舞台『冬の皮』でデビュー後、所属事務所(兼劇団)「大人企画」への入団から半年も経たず、代役という形でテレビドラマデビューしています。2007年には『舞妓Haaaan!!!』で映画初主演を飾り、ひょうきんな役柄を中心として、作品ごとに様々な表情を見せる高い演技力を持ちます。

2016年は、5月公開の主演映画『殿、利息でござる!』、秋放送予定のドラマ『狙撃』などに出演。2017年1月から放送のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』には、竹千代(徳川家康)役で出演しています。

山路哲夫/寺島進

寺島進

警視庁刑事部捜査一課に所属する雪平夏美の上司で、警察組織の上層部とも繋がる食えない男、山路哲夫役を演じたのは寺島進。警察の面子を何より重視するも、雪平のように警察官の型にはまらない言動をする部下を信じており、部下からもいざという場面で信頼を寄せられています。

松田優作監督の『ア・ホーマンス』で映画デビューを果たすと、北野武監督作などで知名度を上げ、2005年以降はテレビドラマにも出演。『アンフェア』や「踊る大走査線」シリーズで人気を博し、演じるのは刑事役やヤクザ役が多いものの、コミカルな演技も出来る俳優として知られてきました。

また2014年には、スタジオジブリ『思いでのマーニー』に声優として参加しており、多方面で活躍しています。2016年10月からは、ドラマ『IQ246~華麗なる事件簿~』に88代目 賢丈役で出演しました。

蓮見杏奈/濱田マリ

濱田マリ

警視庁刑事部捜査一課情報解析係の巡査部長。非常に優秀な情報解析係であり、雪平夏美にとっては数少ない友人、山路哲夫の愛人でもある蓮見杏奈を演じたのは濱田マリです。

1992年、バンド「モダンチョキチョキズ」のボーカルとしてメジャーデビューを果たし、特徴的な声を活かしてナレーター・女優活動も開始しました。当初はコミカルな作品への出演が多かったようですが、『アンフェア』や映画『血と骨』など、シリアスな作品でも独特な存在感を発揮しています。

奇抜で濃い役柄に定評があり、近年ではNHK連続テレビ小説『マッサン』キャサリン役、ドラマ『重版出来!』河舞子役で出演。2016年12月公開の映画『14の夜』には、主人公・大山タカシの母親役で出演予定です。

安本正弘/志賀廣太郎

3匹のおっさん

定年を間近に控えた古参の刑事で、警視庁刑事部捜査一課の巡査部長。雪平夏美の父と親交があったため付き合いも長く、良き相談相手でもある安本正弘を演じたのは志賀廣太郎です。

学生時代から役者の道を志して演技を学ぶも、教える側に目覚め母校の演劇科で非常勤講師を務めた後、1990年に劇団「青年団」へ入団。2000年頃からメディア露出が増え、『アンフェア』出演後もNHK連続テレビ小説、『三匹のおっさん~正義の味方、見参!!~』などで話題になりました。

上司・刑事・教師役などが中心ですが、”石原まこちん”による漫画『THE3名様』の実写作品では、コミカルに演じたパフェおやじ役が大人気に。演技の幅をさらに広げ、2016年はドラマ『フラジャイル』や『とと姉ちゃん』、映画『あやしい彼女』に出演しています。

佐藤和夫/香川照之

香川照之

雪平夏美が起こした「未成年射殺事件」によって、娘の未央が声を失ったことで離婚した元夫、佐藤和夫を演じたのは香川照之です。日報新聞社・社会部デスクでしたが、未央が誘拐された事件で編集長に裏切られ退職を決意、以降はフリージャーナリストとして一連の事件の背後にある謎を追っていました。

1898年、NHK大河ドラマ『春日局』の小早川秀秋役で俳優デビューを果たした後、テレビドラマを中心に活躍していました。2002年頃から徐々に知名度を上げ、近年ではドラマ『半沢直樹』や『MOZU』など多くの話題作に出演。2016年10月22日放送開始のドラマ、『スニッファー 嗅覚捜査官』にも出演予定です。

また2011年9月27日には、父で歌舞伎役者の二代目市川猿翁との和解などが契機となり、九代目市川中車を襲名し歌舞伎界デビューも果たしました。

牧村紀世子/木村多江

木村多江『東京島』

新聞記者として多忙を極めていた佐藤和夫が、娘の未央の世話を依頼するために雇った家政婦、牧村紀世子を演じたのは木村多江です。元は絵本作家でしたが、夫と娘を交通事故で亡くした過去を持っており、連続ドラマのキーパーソンの一人という役どころでした。

大学在学中から舞台女優として活動後、ドラマ『リング~最終章~』・『らせん』の山村貞子役で注目を集め、『救命病棟24時』山城紗江子役や『白い巨塔』林田加奈子役。主演映画『ぐるりのこと。』佐藤翔子役などに出演するも、演じた役柄の影響で”日本一不幸役が板につく女優”などと称されました。

2016年4月からは、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』に小橋君子役で出演。その他ヒロインを務める『金メダル男』を始め3本の映画が公開され、ドラマ・映画・CMなどで活躍しています。

映画『アンフェア the movie』のキャスト

斉木陣/江口洋介

江口洋介

警視庁公安部公安総務課管理官で警視。公安ナンバーワンと称される手腕を持っており、公安部へ異動になった雪平夏美の上司となる、斉木陣を演じたのは江口洋介です。初登場は、公開前年(2006年)放送のスペシャルドラマ、『アンフェア The special コード・ブレーキング~暗号解読』でした。「the movie」で黒幕であると正体がバレます。

1987年、映画『湘南暴走族』の主人公・江口洋助役に抜擢されて一躍有名になり、1990年初めはトレンディドラマの常連として知られていたのだとか。大ヒットを記録した『ひとつ屋根の下』シリーズ後は、医療ドラマや社会派ドラマ・映画などに出演し、役者としての演技の幅を広げてきました。

近年も映画「るろうに剣心」シリーズ・『天空の蜂』、ドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』といった、多くの話題作に出演。2016年は映画『人生の約束』やドラマ『はじめまして、愛しています。』に出演しています。

後藤国明/椎名桔平

椎名桔平

雪平夏美の娘、佐藤未央が運び込まれた病院を占拠したテロリストグループのリーダーで、かつてはSATの名指揮官だった後藤国明を演じたのは椎名桔平です。

1986年公開の映画『時計 Adieu I'Hiver』でデビュー後、1993年公開の『ヌードの夜』を機に注目を集め、1990年半ば以降テレビドラマ・映画・舞台・CMで幅広く活躍。実力・人気共に揃った俳優であり、近年は映画『アウトレイジ』や『暗殺教室』、ドラマ『破裂』や『極悪がんぽ』など多数の出演作があります。

2016年は、映画『64-ロクヨン-前編・後編』や『秘密 THE TOP SECRET』のほか、湊かなえサスペンス『望郷』「海の星」にも出演予定です。日本での公開は未定のようですが、全米で公開予定の映画『Darc(原題)』でハリウッドデビューも決定しています。

映画『アンフェア the answer』のキャスト

一条道孝/佐藤浩市

【チラシ付き、映画パンフレット】起終点駅 ターミナル 監督 篠原哲雄 キャスト 佐藤浩市, 本田翼, 中村獅童, 和田正人, 音尾琢真, 泉谷しげる, 尾野真千子

北海道西紋別署刑事課課長で警部。前作「the movie」の「豊洲警察病院占拠テロ事件」後、北海道警察へ異動となった雪平夏美の上司であり恋人、一条通孝を演じたのは佐藤浩市です。「the end」では黒幕であることが判明しました。

大学在学中の1980年、ドラマ『続・続事件 月の景色』主人公・月崎守役でデビュー。翌年の主演映画『青春の門』ではブルーリボン賞新人賞を受賞し、その後も重厚な演技が評価されてきました。現在まで多数の映画・ドラマに出演しており、ドラマ『狙撃』の放送や映画『続・深夜食堂』・『花戦さ』などの公開が控えています。

また2012年4月からは、東北芸術工科大学の文芸学科客員教授に就任しており、2015年3月31日まで3年間の任期を勤めあげました。

村上克明/山田孝之

BARFOUT! 山田孝之

元検事総長を父に持つエリート検察官。「ネイルガン連続殺人」の容疑をかけられた雪平夏美の取り調べ担当になり、真相究明のためタッグを組む東京地検検察官、村上克明を演じたのは山田孝之です。「the answer」の犯人は彼でした。

1999年、ドラマ『サイコメトラーEIJI』でデビューし、2003年のドラマ『WATER BOYS』の進藤勘九郎役でドラマ初主演を飾りました。映画『電車男』や「闇金ウシジマくん」シリーズ、ドラマ『白夜行』や「勇者ヨシヒコ」シリーズなどに出演しており、多数の作品で主演を務める個性派俳優です。

2016年は、映画『信長協奏曲』・『テラフォーマーズ』のほか、10月15日には『何者』が公開予定。9月21日には、赤西仁と結成したユニット「JINTAKA」としてCDデビューも果たしました。

スピンオフドラマシリーズ「ダブル・ミーニング」のキャスト

望月陽/北乃きい

北乃きい

映画『the answer』後、北海道警察へ異動となった雪平夏美の後任として配属された、警視庁刑事部捜査一課特殊班捜査係の巡査部長・望月陽を演じたのは北乃きいです。ベテラン刑事で上司・山路哲夫とコンビを組み、4人の人質をとられた誘拐事件をきっかけに、難事件へ挑んでいく新人刑事を演じました。

2005年3月、ファッション雑誌『Hana*chu→』の新モデルとしてデビューし、7月放送の『恋する日曜日「夏の記憶」』で単発ドラマ初主演。映画『幸福な食卓』やドラマ『ライフ』などで注目を集め、主演を務めた「ダブル・ミーニング」シリーズのほかにも、多数の映画・ドラマ・CMに出演しています。

近年は女優以外の活動も目立ち、歌手として6枚のシングルと1枚のアルバムをリリース、2016年3月には2枚目のアルバムを発売しました。2014年9月からは、朝の情報番組『ZIP!』総合司会も務めています。

元園部恭輔/山本耕史

山本耕史

警視庁科学捜査研究所研究員で、プロファイラーの元園部恭輔を演じたのは山本耕史です。「連続誘拐殺人事件」の捜査にも参加し協力しますが、どことなく怪し気な雰囲気を漂わせる役どころでした。

0歳の頃から赤ちゃんモデルとして活動しており、1987年の『レ・ミゼラブル』にて舞台デビュー。2004年のNHK大河ドラマ『真選組!』土方歳三役で人気を博し、舞台を中心に活躍してきました。2016年は、舞台『マハゴニー市の興亡』やドラマ『OUR HOUSE』などに出演しています。

また私生活では、過去3度の共演がきっかけとなり、女優・堀北真希と2015年に入籍したことを発表。翌年6月21日、公式ファンクラブサイト上にて、堀北が第一子妊娠中であることを報告しました。

映画『アンフェア the end』のキャスト

津島直紀/永山絢斗

永山絢斗『遠い日のゆくえ』

仕事先で偶然に”闇の組織”の不正データを発見したことから、前作『The answer』で起きた殺害事件の容疑者にされたエンジニア、津島直紀を演じたのは永山絢斗です。

2007年のドラマ『おじいさん先生』でデビューし、2010年には初主演映画『ソフトボーイ』で、日本アカデミー賞新人賞を受賞。その後も着実にキャリアを重ねる中、『アンフェア』では連続ドラマに実兄の瑛太が出演していたため、シリーズを越える兄弟共演だと話題になりました。

2016年は、ドラマ『重版出来!』中田伯役や9月22日より公開中の映画『真田十勇士』、根津甚八役に出演中です。2017年には、記者の森役を演じる映画『エルネスト』の公開が控えています。

武部将臣/AKIRA

AKIRA『GTO

最高検察庁監察指導部の検察官であり、警察庁・検察庁・裁判所の裏に潜んでいる”闇の組織”を暴こうとする男、武部将臣を演じたのは「EXILE」メンバーのAKIRAです。彼は機密文書に関わる黒幕として、暗躍していました。

2004年に、ヒップホップグループ「RATHER UNIQUE」としてメジャーデビューし、2006年の舞台『あたっくNo.1』で俳優デビュー。同年に「EXILE」に加入した後、パフォーマーとして活躍すると同時に、ドラマ「GTO」シリーズや映画『半次郎』などで俳優としての知名度も上げてきました。

近年では、ドラマ『HEAT』や「HiGH&LOW」シリーズのほか、映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』には声優としても出演しています。また、EXILEのHIROがエグゼクティブプロデューサーを務める、2017年公開の映画『たたら侍』にも出演しました。