2017年7月6日更新

ジーニーがもっと好きになる、名言や知られざる秘密!

ディズニー映画『アラジン』に登場するランプの精ジーニーはとても魅力的なキャラクターです。今回は、ジーニーの声優やトリビア、名言などを集めてみました。これでさらにジーニーが好きになること間違いないでしょう。

まずはジーニーについて紹介!

ジーニーは、1994年のディスニー映画『アラジン』に登場した青いランプの精です。

ジーニーは、魔法の洞窟に隠されたランプの中に住む強力な魔人で、ランプをこすって自分を起こした人間に仕え、願い事を3つまでなら叶えることができます。ただし、願い事を増やすことはできません。また殺人、ひとに恋をさせること、死人をよみがえらせることもNGです。

明るく陽気な性格でジョークやパーティーが大好きです。また、アラジンとは主人と従者というよりも親友になります。彼を「アル」と呼び、アラジンを励ましたり、ジャスミンに対して身分を偽り続けることに苦言を呈したりします。

ランプの精として多くの人間に仕えてきたため、いつか自由になって世界中を旅することを夢見ています。

オリジナル声優はあのコメディアン俳優

ディズニーのオリジナル英語版でジーニーの声優をつとめたのは、人気コメディアンで俳優のロビン・ウィリアムズです。

ウィリアムズは、『ミセス・ダウト』などでゴールデングローブ賞、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』でアカデミー賞主演男優賞を受賞しています。また『ナイトミュージアム』シリーズに出演していることでも知られています。

ロビン・ウィリアムズはジーニー役を非常に楽しんだようで、彼は多くのアドリブをセリフに盛り込みました。しかし、そのせいでアカデミー賞脚色賞にノミネートすることができなかったそうです。

2014年にウィリアムズが死去した際には、3つのディズニーチャンネルで『アラジン』が放送されました。そしてエンドロールの直前には「ロビン・ウィリアムズを偲んで わたしたちを笑わせてくれたひと」とアニメーターのエリック・ゴールドバーグからの追悼文が表示されました。

日本語声優は山寺宏一

『アラジン』の日本語吹き替え版では、今や有名声優となった山寺宏一がジーニー役を担当しています。日本音声製作者連盟のインタビューで山寺はジーニー役について次のように語りました。

ご存知のようにオリジナルの声優はロビン・ウィリアムズで、本当に芸達者な俳優です。元コメディアンなのでとにかく早口で、物真似も上手い。それを日本語で再現するのに、とにかくありとあらゆる声を出しました。この辺は自分の武器だと思っていますので、それを発揮したんです。その後、英語のネイティブで日本語もわかるバイリンガルの方から「オリジナルに遜色ない吹替え」と褒めていただき、とてもうれしかったのを覚えています。

山寺は他にも、ドナルド・ダック、ビースト(『美女と野獣』)、ムーシュー(『ムーラン』)、スティッチ(『リロ・アンド・スティッチ』)、セバスチャン(『リトル・マーメイドII Return to The Sea』)などでディズニー映画の日本語吹き替え版に参加しています。

魅力あふれる名言集

ジーニーの性格を表すような愉快な名言をご紹介します。

1.「あら絨毯くんでないの、お久しぶり。ご挨拶ご挨拶」

ランプに閉じ込められていたジーニーがアラジンによって解き放たれ、魔法の絨毯に再会した時のセリフです。ジーニーらしいユーモアと、絨毯との長年の友情がうかがえますね。

2.「どうもお騒がせ。まいっか。おかげさんでもう自由だ」

アラジンの最後の願いによって自由になったジーニーが、旅に出るシーンで言ったひとことです。ランプから解放され本当に喜んでいるのがわかります。

3.「ジャファー、ジャファー、がんばって。あんたが負けたら最高!」

ランプをジャファーに奪われ、ジーニーは彼に仕えることになってしまいました。アラジンとジャファーが戦っているとき、いつもの調子でアラジンを応援していることを諌められた際のセリフです。ここはなによりもジーニーの表情の変化が面白いです。

4.「本日は絨毯航空をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。機体が完全に停止するまで席をお立ちにならないよう。ハイどうも。バーイ、バーイ、バーイ。どうも、バーイ」

アラジンたちと魔法の洞窟から絨毯で脱出し、着陸したときのひとことです。客室乗務員になりきったジーニーが女性のような声で言っています。

5.「入浴中に電話かかってくることってない?」

アラジンはジャファーの手先に海に沈められ、気を失ってしまいました。その手に偶然ランプがあたり、ジーニーが登場した際のセリフです。アラジンのピンチを知らないジーニーがいつものようにふざけていました。

6.「おお、あこがれの自由。そしたら”ご主人様、ご用は?何なりと”なんていわなくてすむだろ?そうなりゃ最高さ。どんな魔法も宝石も、自由にはかなわない。だけどしょせんは夢だ。そんなことが本当にかなうわけないさ。ジーニー、目を覚ませ。夢はおしまいだ」

アラジンに、自分ならなにを願うかと聞かれたジーニーが言ったセリフです。いままでそんなことを聞かれたことがなかったジーニーは、恥ずかしがりながらも願いを告白し、アラジンは最後の願いで彼を自由にすると約束しました。

7.「オイ!1万年もじーっとしてたから首がガッチガチだわさ」

ランプから出てきたジーニーがいちばん最初に言った言葉です。このひとことで、ジーニーの性格がばっちりわかりますね。

8.「脅威の大宇宙パワー!!!……だけどお家が狭いの」

これもジーニーが自由になりたいと言ったときのセリフです。前半と後半のギャップが魅力的なセリフ回しになっています。

9.「モンキーにもチューしちゃお。カハッ!毛玉だ」

アラジンの最後の願いによって自由になり、旅立つ直前にみんなにお別れを言ったシーンのセリフです。アラジンの相棒、猿のアブーにキスをし、毛玉を吐き出しましたが、いつものおふざけかもしれませんね。

10.「おおアル、あんたが好きになってきたよ。勘違いするな、プロポーズじゃないぜ」

海からアラジンを救った後、感謝するアラジンと抱き合うジーニー。2人で街に戻るさいに言ったひとことです。

ジーニーに隠れたトリビア

そもそもジーニーってなに?

ジャファーの最後の願い「私を最強のジーニーにしろ」というセリフを、不思議に思ったことはありませんか?実はジーニーというのは、人間に仕える魔人や精霊の総称です。ですから、ジャファーの願いも「私を最強の魔人にしろ」という意味と考えると納得がいきますね。魔人は自分の願いを叶えることはできませんので、アラジンの作戦勝ちと言えるでしょう。

ジーニーは紫色になる予定だった

『アラジン』の世界では、善と悪の対立が色で表現されています。善のアラジンやジャスミン、王様のサルタンは青や黄色の服を着ています。アブーの帽子や絨毯も青系です。それに対して、悪の側は赤や黒、暗い色に統一されています。ジャファーが飼っているオウムのイアーゴも赤ですね。

青と赤を混ぜると紫色になるように、ジーニーが善にも悪にも染まる、善か悪か区別のつかないキャラクターであるように見えてしまうため、善の青色にしたそうです。

ジーニーは映画冒頭から登場している

ジーニーのランプは、映画が始まってからしばらくして魔法の洞窟でアラジンに発見されますが、実はそれより前にジーニーの出番があります。冒頭で登場する砂漠の商人・ペドラーが、実はジーニーだったのです。

このキャラクターはジーニーと似た眉毛やヒゲをしており、他の人間のキャラクターと違って指は4本です。また、声優もオリジナルではロビン・ウィリアムズ。日本語吹き替え版では松尾貴史が担当しています。

製作当初はこの行商人ペドラーが実はジーニーであったとわかるシーンを入れる予定でしたが、ストーリーの展開上、そのシーンを入れることができなくなってしまったそうです。

日本語版の劇中歌はまさかの一発撮り!

日本語吹き替え版では山寺宏一がジーニーを担当したことはすでにご紹介しましたが、劇中歌『フレンド・ライク・ミー』は収録時間の問題で一発撮りだったそうです。様々な声色を使い分けるこの歌が一度の収録で完了したなんて驚きですね。

今回ご紹介したことで、再びジーニーの魅力を感じられたでしょうか。これをきっかけに、『アラジン』を見直してみるのもいいかもしれません。