2017年7月6日更新

ミスティーク、『X-MEN』人気女性ヴィランについて分かる20のこと

このページにはプロモーションが含まれています
『X-MEN:フューチャー&パスト』

AD

カメレオンヴィラン、ミスティーク

#LAFashionAwards @georgeschakraofficial @stuartweitzman @djulajewelry thanks y'all #JumpsuitIsAHoot

Rebecca Romijnさん(@rebeccaromijn)がシェアした投稿 -

『X-MEN』の女性ヴィランとして、トップで活躍する人気キャラクター、ミスティーク。青い肌と黄色い瞳を持つ異様な見た目ではありながら、高い人気を誇っています。映画「X-MEN」シリーズでは、レベッカ・ローミンが第1作から3作目まで演じました。また、5作目では『ハンガー・ゲーム』『世界にひとつのプレイブック』などの人気ハリウッド女優、ジェニファー・ローレンスが演じています。 今回は人気ヴィランランキングでも上位にランクインするミスティークについて紹介します!

1.言語をコピーする能力がある!?

#NationalSuperheroDay

Rebecca Romijnさん(@rebeccaromijn)がシェアした投稿 -

ミスティークには変身能力があり、変身した人物の網膜や指紋に至るまで再現出来ます。さらに、周りの人が話す言語を難なく理解していることから、彼女は言語をコピーする能力があると推測されています。 しかし、コミックでこの問題に直接触れることはなく、実際言語をコピーする能力があるのか、それとも猛勉強して習得したものなのかは定かでありません。

2.チャールズはミスティークにゾッコン!

Party in the loo anyone? Shit this last week at the ES theatre awards(congrats @bpiperofficial) #estheaterawards #esmagazine #unhygienic

James Mcavoyさん(@jamesmcavoyrealdeal)がシェアした投稿 -

ミスティークがチャールズ・エグゼビアの妹という設定は映画オリジナルのもので、コミックではふたりのより親密な関係が描かれています。 “アルティメイト・コミック”では2人は恋愛関係にあり、チャールズは飼い猫に“ミスティーク”と名付けるほどゾッコンでした。

3.最古のミュータント?

今までミスティークのオリジンが明確に描かれることはなかったため、正確な年齢は分からない状況です。 しかし、1700年代にはすでにミッションを行っていたことが夢シークエンスによって明らかになっていたり、ウェポンXプログラムを経験する前からウルヴァリンを知っているようでした。 アポカリプスやセレーンなど古代から活動するヴィランがいるため最古のX-MENヴィランとは言えないものの、ミスティークは想像する以上に長い歴史を持ったミュータントのようです。

4.元々はX-MENのヴィランではなかった!

ミスティークはX-MENのヴィランとしてお馴染みですが、元はミス・マーベルやS.H.I.E.L.D.ニック・フューリーのメインヴィランでした。 初期のエピソードではX-MENに加入する養女ローグと共に、ミス・マーベルの能力を吸い取ろうとしたこともありました。その時の後遺症でローグは精神を患ってしまいます。

AD

5.全ミュータントの母かもしれない

多くの人が知っているように、ミスティークはナイトクローラーやローグの母親です。他にもセイバートゥースとの子供“グレイソン・クリード”ウルヴァリンの子供“レイズ”、チャールズ・エグゼビアの子供“チャールズ”など多くのミュータントの母親です。 歴史の長いキャラクターであることから、ミスティークが全てのミュータントの始まりだと予想するファンもいるようです。

6.実はいつも裸?

ミスティーク
もしもミスティークが変身する度に洋服を手に入れなければならないとしたら、変身能力はそれほど便利ではないでしょう。 変身した際に着ている服は彼女の身体を変形させたものと推測出来ます。つまり、ミスティークが変身した時にいくら服を着ているように見えても、実際は真っ裸で動き回っていることになります。

7.ミスティークは敏感肌だった?

Repost from @ria.norman she does things with balloons.#xmen#balloonanimals #balloonart

James Mcavoyさん(@jamesmcavoyrealdeal)がシェアした投稿 -

映画『X-メン』でミスティークを演じたレベッカ・ローミンはブルーのペイント以外はほとんど裸の状態でキャラクターを演じていました。 一方『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』で同役を演じたジェニファー・ローレンスはボディペイントが肌に合わず、撮影後に湿疹が出るなどアレルギー反応に悩まされていたそうです。 そんなローレンスのためにブルーのスーツが制作されました。このスーツのおかげで特殊メイクの時間が7時間も短縮されたそうです。

8.『X-MEN:フューチャー&パスト』幻のプロット

『X-MEN:フューチャー&パスト』の元々の脚本では、チャールズにトラスクを殺さないように説得された後、ミスティークはチャールズ側につき、その後チャールズ邸に戻った際にハンクに撃たれる予定になっていたそうです。 また、レベッカ・ローミンを出演させるプランがありましたが、あまりにも複雑になり過ぎると感じたプロデューサーが変更を決断したと言われています。

9.性別が不明!?

男性バージョンのミスティークが活躍するX-MENのスピンオフコミックが発表されたことがあります。その時はデスティニーと結婚して子供まで授かっていました。 ミスティークは謎の多いキャラクターですが、性別まで確かでないようです。変身能力があるため、どこかのポイントで性別を自ら選択したのかもしれません。

10.ミスティークはレズビアン?

コミックのミスティークは恋多きキャラクターとして有名、長いコミックの歴史の中で意外なキャラクターたちと恋に落ちてきました。 マグニートー、フォージに加えて、ウルヴァリンとも深い関係になったり、ローグに変身してガンビットを誘惑したこともあります。また、ミスティークとデスティニーの関係はコミックの歴史で初めてレズビアンの恋愛が描かれたもののひとつでしょう。

AD

11.レズビアンを隠している?

元々、ライターのクリス・クレアモントはミスティークとデスティニーのレズビアン関係を描こうとしていたそうです。しかし、マーベルがその設定に反対したことで、レズビアン関係があからさまに描かれることはありませんでした。 マーベルがレズビアン関係を描くことに反対した理由はコミックコンテンツに厳しいルールを設定している機関“コミック・コード・オーソリティ”を意識してのことだったと言われています。

12.ミスティークの白いコスチューム

今までミスティークは6本の映画『X-MEN』シリーズに登場しましたが、たいてい彼女は赤髪にブルーの肌をしたセクシーなミュータントとして描かれていました。 このトレンドがスタートしたのは2000年公開映画第一作『X-メン』からです。 監督ブライアン・シンガーはモデルとしても活躍していたレベッカ・ローミンの完璧なボディラインを活かすためにあのミスティークのデザインを採用したのかもしれません。 そのためコミックでアイコニックだった白いドレス、ブーツ、手袋やスカルの装飾を身に付けたミスティークが映画に登場することはありませんでした。 最新作『X-MEN:アポカリプス』ではジェニファー・ローレンス演じるミスティークがコミック版に少し似たコスチュームをようやく着ているようです。

13. ミスティークはかなりの戦略家!

ミスティーク
ミスティークのデビューは1970年代後半のミス・マーベルシリーズでした。その後すぐにX-Menコミックシリーズに登場してミュータントのヴィランとなります。 彼女はかなりの戦略家として知られています。行動の裏にはいつも魂胆が隠されているため、マグニートー、アポカリプス、X-MENなど時と状況に合わせて誰につくべきかいつでも計算しています。

14.『X-MEN:アポカリプス』ではヒーロー?

映画X-MENシリーズ最新作『X-MEN:アポカリプス』でミスティークはヒーロー的な役割を担い、ヤングX-MENチームのリーダー的存在になっています。しかし、コミックでのミスティークの立場はある時はヴィラン、ある時はX-MENなど彼女の姿と同じくらい頻繁に変わります。 今回の映画のミスティークのヒーローとしての立場は、ミスティークを演じたジェニファー・ローレンスの人気によるものと考えられています。ジェニファー・ローレンスほどの人気女優がヒーローを演じれば、集客率がアップすることは保証されます。

15.アザゼルとの子供がいる?

X-MEN映画ではミスティークの家族について語られることはほとんどありませんでした。 『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』に登場したアザゼルは、コミックだとミスティークの息子ナイトクローラーの父親です。

16.息子に恨まれている?

ミスティーク
ミスティークはナイトクローラーの他にもウルヴァリンの宿敵セイバートゥースとの間の子供グレイドン・クリードがいます。 ミスティークとセイバートゥースに捨てられたクリードは両親を恨み、ミュータントそのものに嫌悪を抱いています。その後、クリードは反ミュータント団体を組織することになります。

17.ミスティークはローグの義理の母親!

ローグ
ナイトクローラー、グレイドン・クリードに加え、ミスティークはローグの母親でもあります。ローグとは血の繋がりはありませんが、ミュータントとは知らず苦しんでいたローグを引き取ったのがミスティークでした。 ローグはX-MENに加入するまでミスティークの言われるまま悪の道へ進み、並外れたサイキック能力でヒーローたちを苦しめていました。

18.スーパーパワーは吸収できない

ミスティーク
ミスティークといえば自由自在に身体を変形させて他者に変身する能力が有名ですが、この能力は容姿だけに限られ、変身した人物のスーパーパワーを吸収できるわけではありません。 たとえば、彼女がナイトクローラーに変身したとしてもテレポート能力は使えません。

19.身体能力は真似できる!

61q6VWlAE6L
ミスティークはスーパーパワーを吸収することは出来ませんが、他者のスーパーパワー以外のパワーを真似ることは可能です。 例えば彼女がセイバートゥースに変身すれば、セイバートゥースの身体によって彼女のパワー、スピード、俊敏性が強化されたり、治癒スピードが飛躍的に加速したりします。

20.アニメ版では白ドレスを着ていた!

ミスティーク
2000年に製作されたテレビアニメシリーズ『X-MEN:エボリューション』のミスティークは接近戦の能力が高い残酷なキャラクターとして描かれていました。 シーズン1ではコミックのトレードマークになっていた白いドレスを着用、その後は黒いコンバットコスチュームを身に付けていました。