タップできる目次
- 20位:親子のタブーを描いた美しくも悲しい衝撃作【2014年】
- 19位:人の優しさに溢れた感動作【2006年】
- 18位:大切な人の死を知った時、人はどうするのか【2008年】
- 17位:箱根駅伝ファンは必見の青春映画【2009年】
- 16位:リアルで素朴な愛情が、心の琴線にふれる物語【2007年】
- 15位:航空機事故とその裏側に切り込む社会派作品【2008年】
- 14位:深津絵里がモントリオール世界映画祭最優秀女優賞を受賞!【2010年】
- 13位:ミステリーをスパイスとした家族の絆の物語【2009年】
- 12位:親子とは何か…?原作とは異なるラストにも注目【2011年】
- 11位:娘を殺された教師の衝撃の独白【2010年】
- 10位:日本アカデミー賞で優秀作品賞を受賞した感動作【2006年】
- 9位:生々しく描き出された「性」と「生」の物語【2012年】
- 8位:巧みな伏線構成が光る傑作【2010年】
- 7位:ある殺人事件を巡る、天才vs天才の対決【2008年】
- 6位:トリッキーな構成とミステリーに友情を絡めた絶妙なバランス感覚【2007年】
- 5位:辞書制作の裏側を描いた文化系スポ根映画【2013年】
- 4位:老若男女全ての人におすすめの青春映画【2013年】
- 3位:風景美と、青春のみずみずしさに心が洗われる【2015年】
- 2位:青春”林業”エンターテイメント!【2014年】
- 1位:心の痛みに寄り添うヒューマンドラマ【2015年】
20位:親子のタブーを描いた美しくも悲しい衝撃作【2014年】
Yasu__Jososabetsu
どうしてこんなに。世の中に弾かれてしまった人間は苦しくさせるんだろう。
という部分だけではなかった事が僕の中にクリーンヒットしました。やられた。
o325
被災により家族を失い親戚である淳悟と暮らすことになる花。ふたりは次第に男女の関係にのめりこんでいく。
かつてないほど艶かしく生臭い、身体を交えるシーンでの血の雨は二人が本当の父娘であることを視覚的に描写している映画ならでは効果が良かったです。ただ原作ファンの方は核が無いとのことでやはり原作も読む必要がありそうです。
この父娘にはどこに行っても自分の穴を埋めるのにお互いを求めているその心理描写、この事と父でありたい淳悟の葛藤なんかも物足りなかったのかなと。印象的なセリフが多くよかったです。
二階堂ふみの多面性が素晴らしく、道徳を捻じ曲げる演技がこうも似合う女優も少ない。
2008年(第5回)9位
桜庭一樹による2007年の同名直木賞受賞作品が原作となっている『私の男』。
浅野忠信、二階堂ふみ主演の、父と娘の異常な愛情を描いた作品として話題になりました。浅野忠信演じる淳悟と二階堂ふみ演じる花の猟奇的で濃厚なラブシーンは余りにも衝撃的!また流氷に飛び込むシーンは、実際に北海道のオホーツク海に飛び込んで撮影したといいます。ぜひ、映像で見たい作品です。
19位:人の優しさに溢れた感動作【2006年】
PIANO
ステキな関係だった。ついつい数字をきにするようになった家政婦さんと息子が可愛い。
Asako_Takeuchi
心があったかくなる映画。退屈な映画と言われるかもしれないけど、見る人見る時によっていろんな感じ方ができる映画かな。無償の愛かなー
2004年(第1回)1位
小川洋子による、記念すべき第一回本屋大賞受賞作『博士の愛した数式』。
80分しか記憶が持たない元数学者(寺尾聰)と家政婦(深津絵里)の心温まる交流を描いた物語になっています。寺尾聡はこの作品で第30回日本アカデミー賞優秀男優賞を受賞しました。
18位:大切な人の死を知った時、人はどうするのか【2008年】
1050Carnival
賛否両論あるようだが私は好きだ
クラムボンの曲は酔いしれる
2006年(第3回)5位
重松清の2006年の本屋大賞ノミネート作品『その日のまえに』。
人の死をテーマにした短編集で、映画では南原清隆、永作博美演じる死を目の前にした夫妻の姿が暖かく、率直に描かれます。邦画界の巨匠・大林宣彦が「70歳の新人監督」と称して原点に立ち返り監督を務めた、映画好きなら絶対に見逃せない作品です!
17位:箱根駅伝ファンは必見の青春映画【2009年】
31chan_t
箱根を走るなんて大それた事じゃなくても、この人のためならって頑張れるエネルギーって本当に素敵。そのまっすぐな思いにグッとしたし、表裏のない感情がぶつかり合う熱いシーンにはハラハラした。青春!
Miwa_Uchida
これぞまさに青春、原作を大切にしていて好感。駅伝にはまったきっかけの作品。
2007年(第4回)3位
箱根駅伝出場を目指す、寄せ集めの陸上部員達の青春を描き出した、小出恵介、林 遣都のW主演作。
原作は『まほろ駅前』シリーズでも知られる、女流作家・三浦しをん。
もっとも重要な箱根駅伝のシーンは、実際の箱根駅伝の空撮映像を織り交ぜたり、本当の出場校のユニフォームデザインに限りなく似た衣装を用意したりと徹底したこだわりを持って撮影されたようです。
16位:リアルで素朴な愛情が、心の琴線にふれる物語【2007年】
wnmmds
オカンの料理を食べにみんなが集まってくるような、そんな家って素敵だなぁと思う。オカンの愛が沢山詰まっている映画。
mazda620
あったかくて、たのしくて、ちょっとさみしくて、やさしい映画。
掻き立てるようにしないし、
じわじわくるとかでもないんだけど
ほんのりさらっていく感じ
ああ、リリーフランキーだなってなる。
原作の方が好きだけど
映像がすごくよくって
樹木希林とオダジョーだけがかんぺきだった。
監督が、いかにリリーフランキーの雰囲気をだせるかを意識してつくったのがよくわかった。
楽しい記憶があるからこそあとから苦しくなるシリーズ。
すきです
2006年(第3回)1位
リリー・フランキーによる、200万部を超えるベストセラーで2006年の本屋大賞受賞作が原作。テレビドラマや舞台化などもされ本屋大賞そのものの注目度を上げた大ヒット作です。
オダギリジョー、樹木希林の親子の愛情のドラマに日本中が感動!小泉今日子、宮崎あおい、仲村トオル、塩見三省など豪華過ぎる俳優陣のカメオ出演も話題になりました。
15位:航空機事故とその裏側に切り込む社会派作品【2008年】
Yuusuke_Yamanaka
素晴らしい。
全体の緊張感がすごい。
Takashi_Suganuma
男と男のプライドのぶつかり合い、駆け引き。男の強い所、弱い所。新聞社のカオスを描く作品。面白い。
堤真一の演技は素晴らしい!
2004年(第1回)2位
2015年の『日本のいちばん長い日』で注目を集めた原田眞人監督が、横山秀夫の同名小説を原作に実写映画化。
堤真一を主演に迎え、日航機墜落事故を巡る新聞記者たちの姿を克明に描きだした人間ドラマです。同じく横山秀夫の原作で映画化される『64』が、2016年5月7日と2016年6月11日に前後編で公開を控えています。
14位:深津絵里がモントリオール世界映画祭最優秀女優賞を受賞!【2010年】
genyu_Jboy
人生に、たらればはないけれど
悔やんでも悔やみきれないことはある。
rxoxoe
色んな人物の視点が詰まってて面白かった。満島ひかりの演技が良かった!
2008年(第5回)4位
一件の殺人事件を通じて、善と悪の本質に迫る問題作。
『フラガール』『69 sixty nine』などで知られる李相日が監督を務め、主演は妻夫木聡と深津絵里が務めました。原作となった吉田修一による同名小説は、2008年の本屋大賞ノミネート作品です。
2016年9月17日には吉田修一と李相日が再びタッグを組んだ作品『怒り』が公開されます。
13位:ミステリーをスパイスとした家族の絆の物語【2009年】
paul
『春が二階から落ちてきた』家族の絆にグッとくる作品
chii_dto
ずっと見たかった作品。
原作が伊坂幸太郎なので期待していたもの。
さすがセリフが印象的かつ綺麗。
家族と一緒にいようと感じさせてくれた。
自分の家族を持ったあとにもう一度見たい。
2004年(第1回)5位
言わずと知れた人気作家、伊坂幸太郎の第1回本屋大賞ノミネート作品。
連続放火事件の真相を追う泉水(加瀬亮)と春(岡田将生)の兄弟が、自らの出自にまつわるある衝撃的な事実にたどり着く…というストーリー。
謎解きのあるミステリーとしても受け取れる作品ですが、人物描写に力を入れる森淳一監督は、俳優の演技の質を高めることで物語に説得力をもたせようとしたのだといいます。
12位:親子とは何か…?原作とは異なるラストにも注目【2011年】
Pit7775Pit
女性目線で描いた作品。逃亡生活での子供に対する自分の思いや葛藤。全く見えない未来にどう生きていくのか。衝撃の作品でした。
konoxoxomi
井上真央の最後の台詞が泣けた。
母親になるのってどういう事なのか、、まだ私は未熟だなあ。
2008年(第5回)6位
不倫相手の子供を誘拐した女・希和子の逃亡劇と、希和子に育てられた少女・恵理菜の葛藤を描いた角田光代原作の物語。
子供を持つ全ての人に観て欲しい感動作です!
誘拐犯として追われながら、薫(恵理菜)に最大限の愛情を注ぎ続ける希和子を永作博美が、大人になり自らの出自を知って複雑な感情を抱く薫(恵理菜)を井上真央が、それぞれ熱演!
11位:娘を殺された教師の衝撃の独白【2010年】
genyu_Jboy
瞬きもする暇もないほどの戦慄の連続。もうただただ翻弄されました。子を持つ親として考えされられたりもしました。
ririri511
ただただ怖い・・・。ひたすら心理的な恐怖を煽られた。
中学生と言う多感な時期の集団心理の変化にもガクブル・・・!!
松たか子の演技が圧倒的に凄い・・・貼り付けたような無表情の下に隠れる底無しの復讐心がガンガン伝わってくる。
岡田将生演じる新任教師も決して間違った事はしていないのにウザいと思えちゃう・・・。
復讐と言う行為はどんな事なのか考えさせられた。
2009年(第6回)1位
作家・湊かなえのデビュー作にして2009年の本屋大賞受賞作。「週刊文春ミステリーベスト10」や「このミステリーがすごい!」などでも高く評価されました。
2010年、松たか子を主演に映画化されると、第34回日本アカデミー賞で4冠を達成するなどしたスマッシュヒット作です!
「私の娘はこのクラスの生徒に殺されました」という衝撃的なセリフからはじまる物語。ブレイク前の能年玲奈、橋本愛などが生徒役で出演していました。
10位:日本アカデミー賞で優秀作品賞を受賞した感動作【2006年】
njp01041
献身的な奥さんの介護に涙しました 本当に見て損はないです
iii_beta
まぁこの手のやつ、という感じ。
でも若年性アルツハイマーって身近な病気なのかもと改めて認識できた。普通に死ぬよりも怖いかも…。
そして他のレビューにも上がってたけど、これが堤監督の作品とはとっても意外。
とにかく大御所揃いの中で及川みっちーがすごいソワソワ。ラストシーンはどっちの意味に捉えるかというところで良かったかな。
2005年(第2回)2位
荻原浩による、2004年の小説を原作とした『明日の記憶』。
この本を読んだ渡辺謙が原作者である荻原浩に映画化を熱望する手紙を送ったことが映画化のきっかけとなりました。自身も白血病の闘病生活の経験がある渡辺謙が若年性アルツハイマーに向き合う主人公を熱演しました。
9位:生々しく描き出された「性」と「生」の物語【2012年】
ayamilky
命の話でした。恋愛ものかと思ってました。見終わってスッキリするような話ではなく、人の過ちや嫌な部分が満載でした。
ただ、出演している全ての役者さんの演技がよかったです。セリフや視線の動きとかが人間らしくて、こういうのは同じ日本人だから感じることかもしれない。
彼女が学校のPCルームである動画を見るシーンで、ふと笑いが漏れるシーンがなぜか印象的でした。
出てきた人たちが、「ふがいない」って言葉を使わなくていいような未来が待ってますように。
jamsuke22
地味に好きな田畑智子の濡れ場に動揺を隠せない。瑛太の弟は瑛太に声が似てた。あとは、人それぞれ悩みは尽きないってことが伝わった。
2011年(第8回)2位
窪美澄による2010年の同名小説を原作に、『百万円と苦虫女』のタナダユキが監督を務めた作品です。
助産師の母を持つ高校生・卓巳(永山絢斗)と、姑に不妊治療を強いられ精神的に追い詰められていた主婦・里見の関係を軸に、それぞれの登場人物の生きることに対する悩みや葛藤が描かれます。
8位:巧みな伏線構成が光る傑作【2010年】
1uhya
伊坂作品特有のすっきりとしたラスト。個人的には嫌いじゃないけど、(複線的にも)最良なのかもしれないけど、やっぱり納得はいなかったかな。
ドキドキハラハラ展開の連続で、人と人との繋がりが熱かった。
濱田岳が良かった
melancholix666
濱田岳最強可愛かった。ストーリーがうまーく流れるのでみて欲しい ゆるい空気も見所
2008年(第5回)1位
最多の10作品が本屋大賞にノミネートされている伊坂幸太郎の、2008年の本屋大賞受賞作『ゴールデンスランバー』。
総理大臣暗殺犯に仕立てられた男の逃走劇がコミカルに描かれます。日本を代表する俳優となった堺雅人の数ある代表作のうちの一つです。その他に竹内結子や吉岡秀隆、劇団ひとりなどが出演しています。
7位:ある殺人事件を巡る、天才vs天才の対決【2008年】
repofbg
凄く感動した
涙が出た
人のために殺人ができるなんて
愛はこわい
yupiberry
堤真一さんの演技が素晴らしい。
抑え目でありながらも圧倒的な存在感で、慟哭のラストシーンはあまりに切なかった。久しぶりに地上波で再び見た作品。
2006年(第3回)4位
日本を代表する人気作家、東野圭吾の『ガリレオ』シリーズの第三作目。
直木賞をはじめ、国内の主要なミステリーランキングで次々と大賞を獲得し、2008年に映画化されました。月9ドラマとして放送されていた『ガリレオ』の劇場版として、福山雅治、柴咲コウといったキャストがそのまま出演しています。
6位:トリッキーな構成とミステリーに友情を絡めた絶妙なバランス感覚【2007年】
Nanase__chan
伊坂幸太郎原作だけあってよくできた構成でカラクリに気付いたときは驚いた。ラストシーンはどこか切なく泣きそうになった。
an_o69
予想外の展開だったはずのに、すんなりと受け入れている自分がいました。しかも、清々しい気分になってました笑 頭で考えなくても、しれっと頭の中に入ってくる展開がとても上手くて、「やられた…」の一言です笑。見終わった後、もう一度見たくなる映画でした。
2004年(第1回)3位
原作者の伊坂幸太郎自身が「映像化は難しい」とした作品を、中村義洋監督、濱田岳、瑛太の共演で映画化に挑戦した意欲作『アヒルと鴨のコインロッカー』。
物語は、お人好しの大学生が隣人から「広辞苑を1冊強奪する」という奇妙な計画をもちかけられたことから次々と展開していきます。
5位:辞書制作の裏側を描いた文化系スポ根映画【2013年】
ellie0728
大きな事件があるわけでもなくほのぼのと時間が流れる. 人があったかいなあと思う。
kashimori0846
「今は今でしょ辞書で調べたら?」宮崎あおいのセリフがすごく印象に残りました。
2012年(第9回)1位
三浦しをん著書の『舟を編む』。2012年の本屋大賞受賞作で翌2013年に松田龍平、宮崎あおいを主演に迎え映画化されました。
「辞書作り」に焦点を当てた新たな切り口で、恋愛や仕事への情熱、人生そのものを映し出した名作。日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめとする様々な賞を受賞しました。
4位:老若男女全ての人におすすめの青春映画【2013年】
ellie0728
癒されるけど、なんだか苦しい気持ちにもなる。知らぬ間に感情持ってかれてました。
Yukie_Ozawa
これと言って刺激のあるストーリーではないんだけど、楽しめる笑
フツーの大学生男子の日常が描かれてて、脇役が結構個性的…笑
ついついツッコミ入れて笑ってしまう
そして、綾野剛が素敵♡
横道世之介…
名前もビックリだけど
彼の最期もビックリ
ほっこりせつない
2010年(第7回)3位
著書『悪人』や『パレード』で知られている吉田修一原作の『横道世之介』。
純朴な大学生と周囲の人たちの生活が、現在と過去を織り交ぜながらコミカルに、そして切なく描かれます。『蛇にピアス』の高良健吾と吉高由里子の再共演に加え、綾野剛、池松壮亮、伊藤歩など出演者も豪華な一作です。
3位:風景美と、青春のみずみずしさに心が洗われる【2015年】
Emi_Matsuo
最後のあの合唱は泣けた!
生きるって辛いかもしれないけど、一人じゃないから頑張れる!
誰かの為だと前進しようって思えるのかも。
Tiba_Osamu
新垣結衣さんの初の教師役も見所ですが、やはり要所を占める合唱のシーンは圧巻です。様々な思いを抱えながらも全力で向き合う姿は学生だけでなく大人の心も揺さぶるものがあります。原作が中田永一さんという事もあり、原作のファンの方にもおすすめの一本です。
2012年(第9回)4位
アンジェラ・アキの名曲『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』から着想を得て書かれた、中田永一の青春小説が原作。
ある中学合唱部の顧問を受け持つ臨時教師を、新垣結衣が好演。舞台となる長崎県五島列島の美しい風景もみどころ。当時無名だった若手女優、恒松祐里や葵わかななどを生徒役で起用したことも話題になりました。
2位:青春”林業”エンターテイメント!【2014年】
Ulrik_voiceriod
大自然に囲まれて暮らす魅力が伝わってくる。笑えるシーンも多くて楽しめた。染谷くん作品にハズレはないな!と思った。
Yamanaka__Akira
僕が観た山が舞台の映画は暗い感じのものが多かったので、この映画はとても気持ちよく観れました。木の香りのする映画。
2010年(第7回)4位
『ウォーターボーイズ』や『ハッピーフライト』などオリジナル作品で邦画界を牽引してきた矢口史靖監督が、三浦しをんの『神去なあなあ日常』を実写映画化。
三重県の山間部でオールロケで撮影された本作は、主演の染谷将太をはじめ、伊藤英明、光石研がふんどし姿を披露するなど、体当たりの熱演をみせています。
1位:心の痛みに寄り添うヒューマンドラマ【2015年】
inazumababy
子供達の言動が本当にリアル。
あー小学生ってこういう意地悪なノリあるよねーとか、こういう屁理屈こねくり回すよねとか、コイツ自分の小学校のクラスにまんまいたわと感じるくらいのリアルさ。
大人だって子供だってみんな抱きしめられたい、救われたい。あと出会いって大事。
心を痛める描写もあったが、途中途中で子供の愛らしさに癒される。
そして、最後はぐっとくるものがあった。
yusaichiku
自分の思い通りには
何も動かない。
抱きしめてあげること、
抱きしめられること、
その尊さ。
何一つ解決なんてしてないけど、
希望は感じる。
同時に絶望だってある。
人生は長いけど、
みんなが愛し愛されて欲しい
抱きしめ抱きしめられて欲しい。
2013年(第10回)4位
2013年の本屋大賞ノミネート作品『きみはいい子』。中脇初枝による短編集の原作から3篇にスポットを当て、高良健吾、尾野真千子の主演で映画化されました。
児童虐待をテーマに、「される側」だけでなく「する側」の描写も強調することで、家族や愛の問題について深く切り込んだ感動作です。