2017年7月6日更新

アニメ『残響のテロル』メインキャラクター、声優一覧まとめ

2014年にノイタミナ枠で放映された『残響のテロル』。『カウボーイビバップ』の監督音楽タッグで放映前から話題になった、オリジナルアニメを彩る実力派声優たちをご紹介します。

アニメ『残響のテロル』を彩った声優たち

ノイタミナ枠で放映されたアニメ『残響のテロル』は刺激的な内容と、渡辺信一郎監督、菅野よう子作曲の『カウボーイビバップ』タッグでも話題になりました。2014年12月15日には、第18回文化庁メディア芸術祭の審査委員会推薦作品に選出されています。

スピンクス1号・2号と名乗るふたりの少年が核燃料再処理施設から日本が秘密裏に開発していた小型原子爆弾を盗み出します。ふたりは、知能指数の高い孤児に新薬を投薬することで人工的に優れた人材を育成しようとした「アテネ計画」という実験の被験者であり、またその施設から逃げ出した少年たちでした。

ふたりはアテネ計画を推し進めた組織である「新進平和塾」が関わる施設を爆破、そして犯行予告を繰り返し、このテロの目的が何であるかを発信し続けました。テロそのものではなく、隠された真実に気づいてもらうために。そんなひりつくような緊張感を表現してみせた、メインキャラクターの声優たちをご紹介いたします。

ナイン(九重新)/石川界人

スピンクスのひとり、九重新(ここのえあらた)17歳。苗字の九からナインと呼ばれています。幼少期にアテネ計画のための実験施設に収容されていましたが、8年前にツエルブとともに脱出を果たします。

成長したナインは、頭脳明晰冷静沈着といった外見そのものの中身であるようでいて、どこか浮いてしまう自分を常識人であるように見せていました。ツエルブと小型原子爆弾を強奪したその半年後の夏、計画を実行するために東京の高校へと転入します。

ナインを演じた石川界人は、1993年10月13日生まれ、東京都出身の男性声優です。クールさと熱さを合わせもつ演技で、2013年4月に『翠星のガルガンティア』レド役で初主演を演じ、以降めざましい活躍をみせています。

『テラフォーマーズ』マルコス・エリングラッド・ガルシア役の絶叫シーンでは、入り込んだあまりに酸欠寸前にまでなったというほど、キャラクターに対して心情を寄せています。『ハイキュー!!』影山飛雄役、『境界のRINNE』六道りんね役、『ワンパンマン』ジュノス役など、すでに多くの代表作があります。

ツエルブ(久見冬二)/斉藤壮馬

スピンクスのもうひとり、久見冬二17歳。冬二(とうじ)の冬を十に置き換えて十二、からツエルブと呼ばれています。記憶力が抜群に良く、乗り物の操縦にも長けています。優しく純粋であり、それゆえにとらえどころがなく世間から大きくズレたところがあります。

真の目的はナインと同じくしており、同時に同じ高校へ転入しています。リサがハイヴに浚われた際には、ずっと一緒だったナインの元を離れリサを救いに行きました。ナインとふたりだけでいた生活に寄り添ってくれたリサに、感謝と気持ちを寄せていました。

ツエルブを演じた斉藤壮馬は、1991年4月22日生まれ、山梨県出身の男性声優です。明るく華やかな声質で注目を集めており、本作と『アカメが斬る!』タツミ役で初主役を務めました。2015年第9回声優アワードでは、新人男優賞を受賞しています。

『怪盗ジョーカー』シャドウ・ジョーカー役、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』ヤマギ・ギルマトン役、ブラウザゲームの『刀剣乱舞』鯰尾藤四郎役・鶴丸国永役としても知られています。

三島リサ/種崎敦美

ヒロインである三島リサは、ナインとツエルブが転入した高校に通っていました。いじめや母親からの干渉に、この世のどこにも居場所がないとずっとうつむいて過ごしている少女でしたが、スピンクス最初の都庁爆破テロの際ナインとツエルブを目撃し、死ぬか共犯者となるかを問われます。

居場所を失っていたリサは現在の状況から逃げられると家出、ナインやツエルブたちの元で暮らします。はじめのうちはぎこちなく過ごしていたリサでしたが、ツエルブの純粋さにつられやがて笑顔を見せるようになり、それからは自然体でふたりと過ごすようになりました。

リサを演じた種崎敦美は、9月27日生まれ大分県出身の女性声優です。「たねちゃん」や「あっちゃん」などの愛称で親しまれています。幼い頃に見た『美少女戦士セーラームーン』の第45話「セーラー戦士死す!悲壮なる最終戦」の演技に魅了され、高校卒業後働いて貯めたお金で本格的に演技の勉強に取り組むなど、一途で努力家な面があります。

『となりの怪物くん』夏目あさ子役、『大図書館の羊飼い』小太刀凪役などを演じており、今後の活躍が期待されています。

柴崎健次郎/咲野俊介

警視庁に所属する刑事、柴崎。過去には捜査一課の腕利きとして活躍していましたが、新進平和塾に関わる事件に踏み込み左遷され、閑職である文書課でひがな将棋を指して過ごしていました。昭和気質の価値観、正義感の持ち主で、閑職である現状にも納得の上で勤務していました。

しかしスピンクスの謎かけである動画から爆弾の仕掛け場所を見抜き、それをきっかけに捜査一課へと返り咲きます。捜査を続けていくうちにスピンクスの目的に気がつき始め、奇妙な信頼関係を築いていき、最後の仕掛け場所でナインから爆弾の起爆装置を託されるにいたります。

柴崎を演じた咲野俊介は、1965年5月20日生まれ、宮城県出身の男性声優であり俳優であります。過去には咲俊介という名義を使っており、長い芸歴で培われた演技で作品をぐっと引き締めています。

吹き替えを得意としており、ベン・アフレックやマーク・ウォールバーグなど多数の俳優を担当しています。アニメでは『攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』イシカワ役、『ピンポン THE ANIMATION』ドラゴン役などを演じています。

ハイヴ/潘めぐみ

白髪の少女、ハイヴ15歳。アメリカから派遣された核の研究者であり、過去にナインとツエルブと同じアテネ計画の施設の被験者でした。小型原子爆弾の回収が本国からの任務でしたが、ナインとツエルブとの対決をこそ優先しており、時に同行していたFBI捜査官のクラレンスに窘められることもありました。

アテネ計画が中止された時に施設内で唯一生き残っていた彼女は、新薬の影響により永くは生きられない体でした。その病状の悪化と、ナインとツエルブに固執するあまりな様子に、クラレンスにより解任宣告を受けます。

ハイヴを演じた潘めぐみは、1989年6月3日生まれ東京都出身の女性声優であり、女優であります。女優としてのデビューが先で、2008年に『櫻の園』和田遙役を演じています。声優としては『HUNTER×HUNTER』の主人公、ゴン=フリークス役の3代目を激戦のオーディションで勝ち取り、華々しくデビューを飾りました。

声優の潘恵子を母に持ち、『それいけ!アンパンマン』ではかぜまる役を恵子から受け継いでもいます。『ハピネスチャージプリキュア!』白雪ひめ/キュアプリンセス役、『ムシブギョー』蟲奉行役、『俺物語!!』大和凛子役などでも知られています。