ジェリコは、『七つの大罪』に登場する、バステ監獄に就任していたリオネス王国の元・見習い聖騎士です。 今回はそんなジェリコの魅力を徹底解説していこうと思います! ※この記事は『七つの大罪』の重要なネタバレを含みます。
『七つの大罪』ジェリコがかわいい!
ジェリコは、弱い自分、”女性”であることにコンプレックスを持っており、一人称は「俺」で初登場時は男装していました。 プライドが高く荒い性格をしていますが、根は素直で常識的です。意外と女性らしい部分が多く、上流階級の出身のためか私服はフリル系。さらに、料理上手という家庭的な一面を持っています。 後に、バンを追いかけて旅をする途中、虫が苦手という可愛らしい事実も判明しました。お嬢様育ちで外での経験に乏しく、バンが色々とフォローすることも。”女性”としての自分を受け入れ始めてからは、年相応のかわいい女の子キャラになっています。
新世代の聖騎士であったが魔神化
聖騎士長・ヘンドリクセンの勧めで<赤色>の魔神族の血を飲み、それに適合。”新世代”と呼ばれる聖騎士になり、魔神族の力の恩恵による強大な魔力を手にしました。「水晶(クリスタル)」の称号を与えられたものの、<七つの大罪>に奇襲をかけ、さらなる昇進を目論むようになります。 しかし、王都決戦の最中、ヘンドリクセンの策により全ての”新世代”が魔神化。魔神族の血が暴走し自我を失ったジェリコは、見境なく襲い掛かる化け物と化してしまいました。
バンのストーカーになる
脱獄中のバンに遭遇した際、剣技を「散髪の才能がある」と馬鹿にされたうえ、身包みを剝がされ部下に下着姿を晒す羽目に。その復讐心から”新世代”になり、「俺を女にした責任を取ってもらう」と言って執拗につけ回すストーカーになりました。 しかし、魔神化に絶望した際、バンに自分を殺すよう懇願。魔力「強奪(スナッチ)」によって魔神族の血から解放され、命と引き換えに魔力を失いました。この時、お姫様抱っこで救出されたこともあり、バンへの復讐心が恋心へと変化します。
バンに好意を抱いてからは、目を合わせただけで見惚れてしまうほど純情な乙女に!しかしストーカーっぷりは相変わらずで、リオネス王国奪還後も、妖精王の森へ向かうバンを密かに追いかけました。 ジェリコは、バンの恋人・エレインの存在、2人が強く想い合っていることは理解しています。 一方バンは、一人の人間として好意的に見ているものの、やはり一番はエレインの様子。複雑な三角関係になっており、どのような結末を迎えるのか注目ですね。
兄は聖騎士グスタフ
兄のグスタフは、「紅玉(ルビー)」の称号を持つリオネス王国の聖騎士です。 愛する妹には女性として幸せになって欲しいと望んでおり、聖騎士になることも反対していました。ジェリコはそれに反発して聖騎士を目指し、兄妹の間には深い確執が生まれることになったのです。 しかし、魔神化してグスタフを傷付けてしまった際には、僅かな意識の中で本心を思い出し絶望。心の底ではグスタフを慕っており、強さを追い求めたのも最初は兄に認めて欲しい一心からでした。リオネス王国奪還後は、兄妹仲がある程度修復されている様子です。
ジェリコの剣技は?
ジェリコの剣技は、目に見えないほどの素早い斬撃が特徴です。 一瞬の間に十の斬撃を放ち、相手を切り刻む「神速之十閃」。瞬時に相手の懐に迫り、渾身の一撃を与える「神速之断骨」といった技を使用していました。 その技で与えられた傷は、不死身のバンがすぐには回復できないほどのもの。これは、判明していない魔力が関係しているようで、キングは「時間」や「幻覚」の類だろうと推測しています。
ジェリコの声優は?
ジェリコの声優を担当しているのは井上麻里奈です。大学1年生の時、「ソニーミュージックSDグループ声優オーディション」で、2000人の応募者の中からブランプリを受賞。翌年にOVA『コゼットの肖像』のヒロイン、コゼット・ドーヴェルニュ役でデビューしました。 声優を目指したのは、演劇部で回ってこなくなった「男役をやりたかった」からだそうです。 これまで多数の少年役を演じており、現在はそこまで男役に拘りはないのだとか。少年から大人の女性まで幅広く演じ分ける実力はもちろん、キャラに対する想いも人一倍だと有名です。
ジェリコの魅力を徹底解説しました!
今回はジェリコの魅力を解説してきました!作品は既に完結していますが、これを機にジェリコの活躍をもう一度振り返ってみるのはどうでしょうか!?