2017年7月16日更新
『ワイルド・スピード SKY MISSION』あらすじ・キャスト【ネタバレ注意】
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タップできる目次
- ポール・ウォーカーの遺作となった7作目『ワイルド・スピード SKY MISSION』
- ポール・ウォーカーの代役は、実兄弟が活躍!
- 故ポール・ウォーカーに捧げられた絆の歌
- ジェイソン・ステイサムも参戦!
- 史上最強の女も登場!
- おなじみのセクシーショット!
- イギー・アゼリアがカメオ出演
- ヘクターが帰ってくる!
- ザ・ロックvsジェイソン・ステイサム
- デジャブ!?
- カート・ラッセルが新参加
- 車ごとスカイダイビング!
- 危機一髪の脱出シーン
- 80分もの間ドウェインの登場ナシ
- 高層ビルの間を走行する!?
- 『マトリックス レボリューションズ』さながらのアクションシーン
- ドムの命を救ったのは...
- ブライアン、さようなら…
- ポール・ウォーカーが『ワイルドスピード8』にも登場!?
ポール・ウォーカーの遺作となった7作目『ワイルド・スピード SKY MISSION』
『ワイルド・スピード SKY MISSION』は、人気のカーアクション映画シリーズの7作目。監督に『SAW』などのジェームズ・ワンを迎え、前作までのキャストを引き継ぎながらも新しい風を吹き荒らしました。
本作の撮影中に交通事故で亡くなった、ポール・ウォーカー。事故の原因はスピード超過とのことでしたが、彼はフィリピン・レイテ島などを襲った超大型台風の被災者支援のために、慈善行事の開催場所へ向かう途中だったとのことです。
今作での彼の出演シーンの撮影は大半は終了していたとのことですが、まだ終わっていなかった部分はCG合成などを駆使して制作したようです。本作が彼の最後のシリーズ出演作となってしまいました。
人気俳優に突然の死によって、世界に衝撃が走りました。
ポール・ウォーカーの代役は、実兄弟が活躍!
ポール・ウォーカーの事故死によって、撮影は半年もの延期を強いられていましたが、脚本を書き換えるなどして無事に再開されることになりました。
そこで、彼の残した撮影未収録部分の代役として、白羽の矢が立ったのは実の兄弟、弟のケイレブとコーディでした。体格や、背丈などがそっくりで撮影現場ではまるでポールがいるかのような雰囲気になったほどだったそうです。
残されたアクションシーンや、シーンとシーンのつなぎなどを兄弟が代役し、今作は完成しました。
CG技術が凄すぎる!
出典: www.amazon.co.jp
今回はポール・ウォーカーの兄弟が代役を演じた上でその顔にCGを施したのですが、写真で見て取れるように、言われてもどちらが本物でどちらがCGなのか見分けることは非常に困難です。
故ポール・ウォーカーに捧げられた絆の歌
※日本語字幕付き公式動画
『ワイルドスピード SKY MISSION』の挿入歌の中に、ウィズ・カリファの歌う「See You Again」という曲があります。これは、実は故ポール・ウォーカーに捧げられた歌なのです。この曲は、2015年4月25日付の全米シングル・チャートで見事1位を獲得しました。
「See You Again」は惜しくも事故で命を落としてしまったポール・ウォーカーに対する敬意と友情で溢れており、歴代シーンや思い出のシーンが沢山盛り込まれた作品となっています。ポール・ウォーカーのファン、そして『ワイルドスピード』シリーズのファンにとって、涙なくしては聴けない曲なのではないでしょうか。
永遠の友情、ヴィン・ディーゼルからポール・ウォーカーへ
2016年1月、一般人のインターネット投票によって受賞作品を決める「ピープルズ・チョイス・アワード」で、『ワイルドスピード SKYMISSION』がお気に入り映画賞とお気に入りアクション映画賞の2部門で受賞し、ヴィン・ディーゼルが授賞式に出席しました。
そして、彼が登壇した際に、故ポール・ウォーカーに「See You Again」を捧げました。
"It's been a long day without you, my friend (友よ、お前がいなくなってずいぶん経ったな)
And I'll tell you all about it when I see you again (今度会ったときには、いろいろ話すよ)"
ジェイソン・ステイサムも参戦!
前作『ワイルド・スピード EURO MISSION』でドムたちに裁かれた、ロンドンを拠点としら犯罪組織のボス、オーウェンの仇をとるべく、今作に登場したのが
扮するイアン・ショウ。
ジェイソンと言えば、『トランス・ポーター』でも巧みなカーアクションでその魅力を発揮していますね。
また、今年は1月31日公開の『ワイルドカード』をはじめとして本作以外にも、3本の出演映画の公開が決まっており、その売れっ子ぶりは一流ハリウッドスター!
「禿げていても男前」として、巷ではジェイソン人気が加熱する一方なのです!
史上最強の女も登場!
『エクスペンダブルズ3』で女性ながらも用心棒の役を見事に演じ、話題となった
。今作では、未だ役どころは不明ではありますが出演が決定しています。
ロンダと言えば、実はUFC女子バンタム級王者であり、柔道家としても有名。2006年に北京オリンピックでは銅メダルを獲得しているほどの実力者なのです。
今作でも、派手なアクションを披露してくれるのではないかと、今から期待が高まります!
おなじみのセクシーショット!
『ワイルド・スピード』シリーズに欠かせない場面といえば、レース・ウォーズ会場でお色気たっぷりのネエちゃんらがスタートを切る場面ですよね。シリーズ初参加のジェームズ・ワン監督ですが、本作でもおなじみセクシーショットを撮影し観客に披露しています。
イギー・アゼリアがカメオ出演
シリーズ前作ではジャ・ルール、バウ・ワウ、リタ・オラなどがカメオ出演していますが、今回はモデルでラッパーのイギー・アゼリアが登場していますが、彼女の演技力に要注目です!
ヘクターが帰ってくる!
出典: www.amazon.co.jp
1作目の登場人物であり、シリーズ最初の「GO!」を言ったヘクターが本作にカムバック!そんなヘクターを演じるノエル・グーリーエミーは『S.W.A.T.』や『ダークナイト ライジング』など、脇役ではありますが数々の映画に登場しています。特にラテン系ギャング団の構成員を演じることが多いそうですが、彼自身も元ギャング団の構成員であったそうです。
ザ・ロックvsジェイソン・ステイサム
本作の見どころの一つなのが、ザ・ロックこと
対
の迫真せまる格闘シーンです。特にドウェインがジェイソンをコーヒーテーブル目がけて押し投げるシーンは、プロレスファンなら必見のバトルです!
デジャブ!?
ブライアンの息子ジャックが車のオモチャを地面に投げて遊んでいる時に、ブライアンは「車は空を飛ばないよ」とジャックに諭しますが、後にブライアンの操縦する車は超高層ビルに突っ込んで空を飛ぶことになります。ジャックに言った「車は空を飛ばないよ」というセリフは先の展開を示唆するおもしろい場面になっています。
カート・ラッセルが新参加
本作で最高な新キャラの一人、ミスター・ノーバディはアメリカ政府に属する秘密組織である特殊部隊を率いるリーダーですが、カート・ラッセル演じるこのミスター・ノーバディは生粋のビールオタク。特にベルギービールが好物らしく、ビールを巡ってドミニクとやり合うシーンは笑えます。
車ごとスカイダイビング!
シルバーウィークはスカイドライブしてみないか?#ワイルドスピード pic.twitter.com/tcIizvemQq
— ワイルド・スピード (@WildSpeed_jp) 2015年9月19日
本作は『スカイミッション』というタイトル通り、車が飛びまくる展開ですが、その中でもドムらが乗った車が飛行機からダイブするシーンは見応え十分の仕上がりとなっています。
危機一髪の脱出シーン
トニー・ジャーとポール・ウォーカーのバス内での肉弾シーンも見物ですが、ポールがバスから脱出しようと奮闘するシーンはスリル満載です。
80分もの間ドウェインの登場ナシ
ルーク・ホブスを演じるドウェインは、ジェイソン・ステイサムと冒頭でやり合った後、入院するはめになりますが、残念ながらそこから約80分もの間登場せずにエンディングあたりで再登場しています。
これは自身主演映画『ヘラクレス』か『カリフォルニア・ダウン』のどちらかの撮影スケジュールとかぶったためだそうですが、素晴らしいアクションを披露してくれるドウェインをもっと観たいと思うファンは多いはず…
高層ビルの間を走行する!?
先程本作では車が飛びまくるとお伝えしましたが、別のシーンではドムが乗る赤いスポーツカーがアブダビの高層ビル間を走行(飛ぶ)します。また多くの高級車が登場することでも注目を集めている本作ですが、この赤いスポーツカーこそ世界で最も高級な車、Lykan Hyper-Sport(Wモーターズ・ライカン ハイパースポーツ)で、お値段なんと約3億4千万円!!そんな高級車をグチャグチャにできるのも映画ならではですね。
『マトリックス レボリューションズ』さながらのアクションシーン
出典: www.amazon.co.jp
ドムとショウが武器を用意し闘いに挑むシーンで流れる音楽ですが、『マトリックス レボリューションズ』でネオとスミスが格闘する最中に使用されている音楽とソックリなんです。パクリなのか偶然なのか、真相はどうなんでしょうか?
ドムの命を救ったのは...
ドムがガンシップに放った手榴弾の衝撃で彼は吹き飛び、レティやブライアンになんとか助けれたものの、意識不明に…その時レティが語る彼との結婚生活の思い出がドムの意識を呼び起こします。正直安っぽいシーンではありますが、こういうのもアリ!?
ブライアン、さようなら…
エンディングに差し掛かるシーンで、ドムがブライアンに別れを告げずに去ろうとした時、別れ道でブライアンは「さよならも言わずに行くのか」とトムに言い、それに対してドムは「お前はいつも俺のそばにいるし、俺の弟だ」と言って2つの車はそれぞれの道を走っていきます。場面が白くフェイドアウトする中、最後に「ポールへ」という一行が刻まれ映画は終わりを迎えます。なんとも胸がつまるエンディングですね…。
ポール・ウォーカーが『ワイルドスピード8』にも登場!?
ポール・ウォーカーは惜しくも亡くなってしまいましたが、それでも『ワイルドスピード』は続いていきます。既にシリーズ8作目の製作が決定しており、主演キャスト数人の続投が発表されています。2017年4月14日全米公開予定です。
そして、その『ワイルドスピード8』に、なんとポール・ウォーカーが演じたブライアン・オコナーが登場するそうです。『ワイルドスピード』を製作するNBCユニバーサル社のロン・メイヤー副社長は、このように語っています。
「ポールは登場しませんが、何らかの形でその存在が登場することになります。それがポールの画像があるものなのかどうかについてはまだお伝えできませんが、前回のように演技者や俳優としてポールが登場することはありません」
シリーズにとって決して欠かせない存在であるポール・ウォーカー。死してもなお、『ワイルドスピード』の世界で彼は永遠に生き続けるのでしょう。