ムシムシする暑い夏には絶対観たくない!砂漠遭難映画9選

蜃気楼が発生するほどの灼熱地獄、砂漠を舞台にした映画を9本ご紹介します!主人公たちが広大な砂漠を遭難する様を、真夏のクーラーの効いた部屋で鑑賞ちゃいましょう!
砂漠遭難映画はクーラーを効かせた部屋で!
連日30度を超えるような真夏日に、クーラーの効いた部屋で砂漠遭難映画を鑑賞するのはいかがですか? 涼しい部屋にこもっての映画鑑賞は至福の時。友人と、恋人と、ぜひ楽しんでくださいね!
1:イタリア映画「ドル箱三部作」の第3作目


南北戦争中のアメリカを舞台に、南軍の金貨を求める3人のガンマンにスポットを当てて物語が展開していきます。西ドイツとイタリア、スペインが共同で1966年に映画製作を行い、原題には「善玉、卑劣漢、悪玉」というタイトルが付けられています。
2:エルストン・トレヴァーの小説が原作


『飛べ!フェニックス』は、アメリカの小説家エルストン・トレヴァーが書いた小説を元に映画化されました。1965年公開のこの作品は、サハラ砂漠で砂嵐に巻き込まれた双胴機の乗員が、砂漠を脱出するまでの様子を描いています。
主人公のフランク・タウンズをジェームズ・ステュアートが、ルー・モランをリチャード・アッテンボローが演じました。
3:第53回カンヌ国際映画祭ノミネート作品
2000年に公開されたサスペンス映画。アフリカのエメラルドシティーに向かっていたバスが故障してしまい、乗っていた人々が砂漠の真ん中に取り残されてしまいます。
時間つぶしのために『リア王』をみんなで演じることになりますが、極限状態に陥った人々はやがて自分の感情をコントロールできなくなっていくのです。
4:日常生活での死にスポットを当てた3部作の最初の作品


『エレファント』と『ラストデイズ』に並び、日常に起こる死を題材にした3部作の第1作目で、2002年にアメリカで公開されました。カールズバッド洞窟群国立公園で起きた遭難事件を元に製作されています。
ドライブ中に道に迷った主人公2人が、焚き火をして夜を明かしたり食料がなく苛立ちが募ったりする様を繊細に描いた作品です。
5:安部公房の有名な小説が原作

1964年に公開され、同年のキネマ旬報ベストワン作品賞やブルーリボン作品賞、毎日映画コンクール作品賞など高い評価を得た映画。第37回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされています。
砂丘の村を訪れた主人公の男はアリジゴクの巣のような穴に閉じ込められ、女との同居生活を余儀なくされます。すぐに砂に埋もれてしまうその村で、男は砂を掻き出す毎日を送るのです。
6:『飛べ!フェニックス』のリメイク作品

1965年公開の『飛べ!フェニックス』をリメイクした作品で、2004年にアメリカで公開されました。砂嵐に巻き込まれた石油の輸送飛行機がモンゴルのゴビ砂漠に不時着し、脱出を試みる様が描かれています。
7:夢追い人であった二人の男の物語
荒野の一本道を男二人が旅をする映画。2013年にアメリカで公開されました。妻子持ちの元ミュージシャンとライターが極限状態に追い込まれ、その心情が細やかに描かれています。
8:1957年公開のフランス映画
「人間は人間を裁くことができるのか」という問いにスポットを当てた作品。フランス人医師のヴァルテルが、ほんの少し対応を間違えたことからアラブ人の男に付きまとわれ、復讐される様が描写されています。
9:少年と愛犬の冒険を描いた物語

気管支炎の治療のため、主人公の少年ダーキーは愛犬のローリーとともに軽飛行機に乗り込みます。しかしパイロットが胸の痛みを訴えて操縦できなくなり、カラハリ砂漠に墜落してしまうのです。
ハイエナに狙われ、原住民に助けられながら知恵を絞って2週間以上も砂漠を彷徨い続ける8歳の少年と愛犬に焦点を当てたストーリーです。1970年に公開されました。