2017年12月8日更新

2017年公開映画『ジャスティス・リーグ』について押さえておきたい37のこと【ネタバレ注意】

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2017年11月23日公開『ジャスティス・リーグ』

2017年は8月に公開される『ワンダーウーマン』に続き、11月に『ジャスティス・リーグ』が公開されます。バットマンは勿論、ワンダーウーマンや、ドラマ版で人気の高いフラッシュ、そしてアクアマンにサイボーグと、DCコミックのメインキャラクターが一気に登場します。 こちらの記事では、映画版『ジャスティス・リーグ』と(ネタバレ注意)、コミック版『ジャスティス・リーグ』について知っておくべき37の事をご紹介!

1.バットマンにヒーローとしての自覚が芽生える!?

プロデューサーのデボラ・スナイダーは、前作でスーパーマンが死亡し、バットマンの命を救ったことで彼の人格が変えたと語っています。本作では、バットマンにヒーローとしての自覚が芽生えるということなのかもしれません。

2.フラッシュ、サイボーグ、アクアマンのこと、もうちょっと詳しく!

本作で初めてDCEUに登場したフラッシュ、サイボーグ、アクアマン。彼らのバックグラウンドについて、説明が充分でないと感じた人もいたのではないでしょうか。 3人とも今後単独作品が公開されることが決まっており、そこで詳しく語られると思いますが、以下に簡単な背景をご紹介しましょう。

世界最速の男フラッシュ

世界最速の男フラッシュことバリー・アレンは、作中で雷に打たれたことでスーパーパワーを得たと語りましたが、DCEUではその詳細は今のところ不明です。 2014年から放送が始まったドラマ版『THE FLASH/フラッシュ』では、警察の科学捜査官のバリーは、ある日STARラボの粒子加速器の爆発で発生した稲妻に打たれ、9ヶ月の昏睡状態から目覚めると超スピードの能力を身につけていたという設定になっています。 バリーの暮らすセントラルシティでは、彼と同じ事故でさまざまな能力を身につけた「メタ・ヒューマン」が現れ、フラッシュはSTARラボの仲間たちと彼らを捕らえています。

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悲劇と父の執念から生まれたサイボーグ

サイボーグことビクター・ストーンは、ゴッサムシティの大学で活躍するアメフト選手でした。しかし、ある日事故に巻き込まれ瀕死の重体を負ってしまいます。 STARラボの所長である父サイラス・ストーンは、今回の映画でも重要な役割を果たした「マザーストーン」の力で息子の身体をサイボーグ化し、蘇生させることに成功しました。 ちなみに、その実験の様子はサイラスによって記録されており、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)でもちらりと映っています。

アトランティスの王アクアマン

地上人類の父と、水棲人類でアトランティスの女王だった母の間に生まれたアクアマンは、本名をオリン、地上での名前をアーサー・カリーといいます。 半神半人のメタ・ヒューマンですが、なんらかの事情により、母は彼を地上に置いてこなければならなくなってしまったようです。 アクアマンのバックストーリーは、ザック・スナイダーが一旦完成された初期バージョンでは詳しく描かれていたそうですが、劇場公開版ではカットされてしまいました。

3. ジャスティスリーグが対峙するヴィラン、ステッペンウルフって何者?どこから来たの?

ステッペンウルフはDCコミック最強のヴィラン、ダークサイドの腹心の部下です。3万年前にダークサイドの命令で「マザーボックス」を使って地球を征服しようとしました。 しかし、人間やアマゾン族、アトランティス族、そして神々の協力で敗北したステッペンウルフは、一旦地球を去っていったのです。 じつは前作『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』には、レックス・ルーサーが次なる手とし

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4.バットマンがチームをまとめる

ベン・アフレックは本作のバットマンついて「彼は究極に孤独な存在だが、一方でチームをまとめる役割を担うことになる」と語っています。

5.あの人も出演するはずだった!?カットされてしまった役

アンティオペ将軍役(演:ロビン・ライト)

『ワンダーウーマン』(2017)で登場した、ワンダーウーマンの叔母であり戦術の師匠であるアンティオペ将軍も本作に登場する予定でしたが、そのシーンはカットされてしまいました。 アンティオペ将軍は『ワンダーウーマン』で死亡してしまっていますが、どんな状況で登場する予定だったのでしょうか。

アイリス・ウェスト役(演:キーアージー・クレモンズ)

アイリス・ウェストは、フラッシュことバリー・アレンの幼なじみで、後に結婚することになる女性です。 『ジャスティス・リーグ』では、『DOPE ドープ!!』(2016)などに出演しているキーアージー・クレモンズがアイリスを演じる予定でした。 フラッシュの単独映画『フラッシュ・ポイント』(2020年公開予定)では、アイリスはキーパーソンとして登場するでしょう。

エレノア・ストーン役(演:カレン・ブライソン)

サイボーグことビクター・ストーンの母エレノア・ストーンも本作に登場する予定でした。 夫と同じく科学者であったエレノアは、ビクターが重傷を負った異次元生物の暴走で亡くなってしまいます。 この辺りの背景も、2020年公開予定のサイボーク単独映画で詳しく描かれると思われます。 エレノア・ストーン役は、イギリスのテレビシリーズ『恥はかき捨て』などに出演していたカレン・ブライソンが演じる予定でした。

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ヴァルコ役(演:ウィレム・デフォー)

『プラトーン』(1986)や『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』(2000)に出演し、Netflixの『デス・ノート』(2017)のリュークの声も記憶に新しいウィレム・デフォーも、本作に出演する予定でした。 デフォーの役は、ジェイソン・モモア演じるアクアマンの友人であり、王である彼を支えるアドバイザーでもあるヴァルコです。 2018年公開の『アクアマン』単独映画に先駆けて本作に登場する予定でしたが、アクアマンのバックストーリーがカットされてしまったためにヴァルコの出番も無くなってしまいました。

6.スーパーマンが登場する!

前作『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』で死亡したスーパーマン。しかし、ラストシーンでは、棺の上にかけられた土が宙に浮いていた事から、彼が完全に死んだわけではない事が薄々とわかっていました。 プロデューサーのデボラ・スナイダーは、「スーパーマンがいないジャスティス・リーグにはならないだろう」と語っています。

7.予告編にはあったのに……本編にはなかったシーン

本作は、途中で監督が交代したこともあり、予告編ではあったのに本編ではカットされてしまったシーンが多くあります。以下に、そのいくつかをご紹介しましょう。

ダイアナとブルース・ウェインの会話

予告編で重要そうな場面となっていたブルースとダイアナの会話場面は、いくつかカットされています。 ひとつは、「ヒーローの時代は終わったって」というダイアナに「違う」とブルースが答える場面は予告編では印象的ですが、本編には登場していません。 もうひとつは、アクアマンのリクルートに行ったブルースがダイアナに結果を聞かれ、曖昧な返答をしたところ彼女に問い詰められ、断られたことを白状する場面です。

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カットされてしまった役に関連するバリーのシーン

バリーが指先でガラスを割るシーンも予告編にはありましたが、本編にはありませんでした。 これは、登場する予定だったアイリス・ウェストに関連するシーンの一部でしたので、全体がカットになったことで、このシーンも無くなってしまったのです。

スーパーマンとロイス・レーン

恋人ロイス・レーンに再会したスーパーマンことクラーク・ケントが、ロイスが彼が渡した婚約指輪をしているの見て「イエスと思っていいかい?その指輪」と言うシーンがありましたが、カットされています。

8.スーパーマンのヒゲを消すために莫大な予算がかかった!?

スーパーマンを演じたヘンリー・カヴィルは、『ジャスティス・リーグ』の撮影中、同時に2018年公開の『ミッション:インポッシブル6(原題)』の追加撮影をしていました。 カヴィルはその作品の役で口ヒゲを生やしており、制作会社のパラマウントは『ジャスティス・リーグ』のためにカヴィルがヒゲを剃るのを許可しませんでした。 そのためカヴィルはヒゲが生えたままスーパーマンを演じ、撮影終了後にCGでヒゲを消すことに。 このCG処理のために、追加予算が2,500万ドル(約28億円)かかったそうです。

9.「ダークナイト」シリーズはなし!バットマンの復活はあの映画以来?

劇中でバットマンは、ヒーロー活動を再開するのは20年ぶりだと話しました。 2017年から20年前の1997年に公開されたバットマン映画というと、ジョージ・クルーニーがバットマンを演じた『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』です。 大ヒットを記録し、多くの人の記憶に残っている「ダークナイト」シリーズはなかったことになりました。 「ダークナイト」シリーズのクリストファー・ノーラン監督は、DCEU第1作目となった『マン・オブ・スティール』(2013)で原案・製作を担当しましたが、その後製作を外れています。 今回の『ジャスティス・リーグ』がこれまでよりも明るいトーンになっているのは、製作陣の変更が大きいかもしれません。

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10.『ゴッサムシティ・サイレンズ(原題)』のヴィランを連想させる看板

映画冒頭のゴッサムシティのシーンで、「Janus」と書かれたネオンサインが映ります。 これは、「ジャナス・コスメティックス」の看板で、「バットマン」に登場するヴィラン、ブラックマスクことローマン・シニオスの父親が経営する会社です。 実は、ブラックマスクは2018年に公開されるDCコミックの女性ヴィランが集結した作品『ゴッサムシティ・サイレンズ(原題)』に登場するのではないかと噂されています。 このイースターエッグが登場したことで、『ゴッサムシティ・サイレンズ』へのブラックマスクの登場の可能性はさらに高まりました。

11.レックス・ルーサーが再登場!脱獄していた

ファンにとって気になっていたのが、ジェシー・アイゼンバーグ演じるレックス・ルーサーの存在です。 私たちが最後にレックス・ルーサーを目撃した場所は刑務所の中でした。 今作では、彼がカムバック!しかも、刑務所を脱獄していました。

12. 2つのポストクレジットシーンの意味は?

超速対決!フラッシュ vs スーパーマン

本編中でもたびたび速さを競っていたスーパーマンとフラッシュ。エンドロール後には、2人が正式に対決するシーンがありました。 実はコミックに元ネタもありますが、本編や続編にはあまり関係ないシーンと思われます。 しかし、ジャスティス・リーグのメンバーが仲良くなり、フラッシュは念願の友達を手に入れた、という微笑ましいシーンですね。

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最強の暗殺者デスストローク登場!

2つめのポストクレジットシーンでは、刑務所に収監されたはずのレックス・ルーサーがすでに脱獄していたことが明らかになりました。 その後レックス・ルーサーのもとに、デスストロークことスレイド・ジョセフ・ウィルソンが現れます。 レックス・ルーサーは、デスストロークにジャスティス・リーグに対抗できるチームを結成するよう促しました。 今後、どんなメンバーになるかはわかりませんが、コミックの「インジャスティス・リーグ」や「リージョン・オブ・ドゥーム」といった悪役集団が登場する伏線でしょう。 デスストロークは、主にバットマンのヴィランとして知られており、2018年に公開予定のバットマン単独映画に登場すると言われています。

13.新たなバットモービルは登場する!?

バットマンといえば、バットモービルが欠かせません。本作に新たなバットモービルが登場するのでしょうか? プロダクションデザイナーによると、本作のバットモービルは全く新しいものではないが、新たな脅威と戦うため大幅にアップデートされていると言います。 ミサイル、キャノンなどを搭載した戦車に近づいたバットモービルが登場するようです。

14.強化されたバットスーツが登場する!?

バットモービル同様、本作ではバットスーツもアップデートされているようです。 コスチュームデザイナー“マイケル・ウィルキンソン”によると、バットマンとアルフレッドがより戦略的で防御力に富んだバットスーツを開発することになると言います。

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15.フラッシュのコスチュームは車のデザインを参考にした!?

コスチュームデザイナーのウィルキンソンがフラッシュのコスチュームについては、「超高速移動の負荷から身体を守るデザインがなされ、空気理学や車のデザインを参考にした」と言及しています。

16.パラデーモンも登場する!?

本作にはアポコリプス星の兵士パラデーモンも登場するようです。パラデーモンが科学者たちを拉致して巣のような場所に運ぶシーンの撮影が目撃されています。

17.コミックに忠実なゴードン本部長が登場

本作でJ・K・シモンズがゴードン本部長を演じることが発表されました。 撮影で目撃されたゴードンは、メガネ、ひげ、トレンチコートなど往年のコミックに忠実な姿だったと言われています。デボラ・スナイダーも、本作には最もコミックに忠実なゴードン本部長が登場することになると語っています。

18.他のDC映画との繋がりはあるの!?

『ジャスティスリーグ』以外にも『スーサイド・スクワッド』や『ワンダーウーマン』など魅力的なDC映画の公開が今後控えています。そんな他作品と本作の繋がりも気になるところです。 デボラ・スナイダーは「全ての映画のタイムラインは一致している」「それぞれのカラーがある独立した映画だが、ユニバースは共有しているのでクロスオーバーの可能性は残されている」と語っています。

19.空飛ぶ基地フライング・フォックス!?

アップデートされたバットモービルの他にバットマンはフライング・フォックスという新たな移動手段を手に入れるようです。 フライング・フォックスはジャスティスリーグの空飛ぶ基地のようなもので、メンバーはもちろん、バットモービルや兵器などを一度に輸送することが可能なのだそうです。

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20.サイボーグのコスチュームはほぼCG!?

本作にサイボーグのヒーロー“サイボーグ”が登場します。 上記の画像からも分かるように、メタリックな身体を持つサイボーグは実写での再現が難しいキャラクターです。 サイボーグを演じるレイ・フィッシャーはレオタードのようなコスチュームを着て撮影に臨み、ポストプロダクションでCGを足して複雑なサイボーグの姿が再現されたようです。

21.アメリカ・日本での興行収入はどうだった?

『ジャスティス・リーグ』は、アメリカでは2017年11月17日に公開され、19日までの週末の興行収入は約9,384万ドル(約103億円)を記録し、初登場1位を獲得。 しかしDCEUのなかでは、初めて初登場1億ドルにとどかなかった作品となってしまいました。 日本では同年11月23日に封切られ、週末累計で約4億3,181万円を獲得。初登場1位に輝きました。 映画批評サイト「ロッテントマト」では、『ワンダーウーマン』に次いで高い評価を獲得していますので、続編に期待がかかっています。

22.ザック・スナイダー版が見たいファン多数!

本作は、『マン・オブ・スティール』や前作『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を監督し、『スーサイド・スクワッド』(2016)の製作総指揮を務めたザック・スナイダーが監督する予定でした。 しかし、制作途中でスナイダーが家族の事情で降板することになり、脚本のジョス・ウェドンが監督を引き継ぐことに。 そのため、スナイダーが撮影したシーンが大幅にカットされたと言われています。 これまでDCEUに多く関わっていたスナイダー版の『ジャスティス・リーグ』を見たいというファンも多く、ソフト化の際に収録してほしいとの声も上がっています。

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23.実は別の俳優たちで撮影するはずだった!

『ジャスティス・リーグ』の映画化を進めるため、2007年10月ごろ、ワーナー・ブラザーズがジョージ・ミラーを監督に迎え、『Justice League: Mortal(原題)』というタイトルで製作予定でした。 配役もすでに決まっており、スーパーマン役にD.J.コトローナ、バットマン役にアーミー・ハマー、ワンダーウーマン役にモデルのミーガン・ゲイル、グリーンランタン/ジョン・スチュワート役にラッパーのコモン、フラッシュ/バリー・アレン役にアダム・ブロディ、アクアマン/アーサー・カリー役にサンティアゴ・カブレラ、そして、マーシャン・マンハンター/ジョン・ジョーンズ役にヒュー・キース・バーンが出演予定でした。 しかしながら、ミラー監督がすぐに撮影を始められず、配役された俳優たちも他の映画の撮影に入ってしまったため、映画は実現することはありませんでした。

24.『ジャスティス・リーグ PART1』は『New52』に感化された

ザック・スナイダー監督の新しい『ジャスティ・スリーグ』映画に関しては、色々な情報筋から、かなり信憑性の高い予想が出ています。 結局、スナイダーが監督した『バットマンvsスーパーマン』は『バットマン:ダークナイト・リターンズ』、『スーパーマンの死』、さらには『インジャスティス:神々(ヒーロー)の激突』を含む他の多くのコミックからかなりの影響を受けていました。 しかし、『マン・オブ・スティール』を振り返ってみると、DCエクステンデッド・ユニバースで一番影響を受けたのは「New52」だと言えます。スーパーマンのコスチュームはコミックから再現されただけでなく、映画全体に漂う悲しみ、怒りのトーンからもその影響が伺えます。 新しく製作されている『ジャスティス・リーグ』の映画で、重要な局面に関する構想は、特に、シリーズが再始動した2011年の『ジャスティス・リーグ』の「New52」の話からそのまま用いることになりそうです。

偶然の一致ではありませんが、この本は、今、DCエクステンデッド・ユニバースの責任者ジェフ・ジョンズの原作となっています。多分、一番顕著な違いは、「New52」まで「ジャスティス・リーグ」に一切出てくることがなかったサイボーグが出てくるということではないでしょうか。 他に、スナイダー監督の映画で大きな役割を持つことになるのは、『ザ・マザー・ボックス』に紐付けれた原作コミックの形見と言っていい、創立メンバーがサイボーグだということです。 「ジャスティス・リーグ」の初版はバットマンとパラデーモンたちとの戦いで始まり、ダークサイドの度重なる侵略に対抗することが、世界的なヒーローたちを団結させることに拍車をかけます。

「New52」の代わりになる世界でさらに何があるかというと、ステッペンウルフがマスター・オブ・ダークネスの命令を受け、アース-2を侵略を率いることになります。どこかで聞いたことがありませんか? しかし、荒涼とした「New52」の世界がウォッチマンの所業によって露呈した今、『DCユニバース:リバース』から影響を受けているのではというのは期待はずれかもしれません。 特に、この復活劇は多くの人が待ち望んでいたものなだけに、この楽観的な期待はジョンズがDCエクステンデッドユニバースに向かわせたかった方向を反映したものなのではないでしょうか。

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25.「ジャスティス・リーグ」は他のコミックの掲載されていた?

「ジャスティス・リーグ」はガードナー・フォックス原作で、初登場は『ブレイブ&ボールド』の28号でした。「ジャスティス・リーグ」が独立した形でコミック化されたのは1960年で、『ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ』というタイトルでした。 他のDCコミックスから生き残ったり、復活した3人のキャラクター、グリーンアロー、アトム、そして、ホークマンがその後4年に渡って、サブメンバーに加えられました。

26.オリジナルメンバーは7人だった

ジャスティスリーグスーパーヒーローたちが集まってできたものです。 アクアマン、バットマン、ブラッシュ、グリーンランタン、マーシャン・マンハンター、スーパーマン、そして、ワンダーウーマンの7人のオリジナルメンバーと、長年にかけて、DCユニバースのスーパーヒーローたちの中から、メンバーが出たり入ったりしています。

27.最初のスーパーチームではなかった

『ジャスティス・リーグ』はDCコミックス初のメジャーなシリーズではありませんが、その名誉は『ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ』に与えられました。

28.最初の敵はヒトデだった?

「ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ」の起源は、エイリアンの侵略に一緒に立ち向かうというところから少し外れてしまっているかもしません。しかしながら、コミックの中で、彼らが一番最初に直面した敵は、『ブレイブ&ボールド』28号の表紙に登場した、巨大ヒトデ星人、スターローでした。 少しおかしく聞こえるかもしれませんが、スターローは、”スター”と呼ばれる小さな生物を発射し、それが顔についた人間をマインドコントロールして従わせるという、恐ろしい生物として十分、成立していました。 そしてその後、NYやロンドンを襲撃し、乗っ取ったり、「ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ」とアベンジャーズの枠を超えた共演の際、アベンジャーズを襲撃したことさえあるのです。

29.『ジャスティス・リーグ』のおかげで「マーベルコミック」ができた?

少し言い過ぎなように聞こえるかもしれませんが、事実です。当初から、「ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ」は多くのヒーローを一気に見られるということでファンに愛されたので、大ヒットしました。 マーティン・グッドマンは、このシリーズに興味を持っていたうちの一人でした。彼はモンスター/SFコミックスシリーズで、彼自身のスーパーチームを探し求めていた編集者でした。 そのシリーズの中に、まだヒーロー候補がいなかったこともあり、スタン・リーとジャック・カービーは自分たちのヒーローもの、『ファンタスティック・フォー』を作りました。

その本の成功により、彼らは『アイアンマン』、『マイティ・ソー』、『ハルク』や、その他ヒーローたち、そして、その後すぐに、『アベンジャーズ』を結成へと導くことになるはずでした。 しかしながら、「ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ」が基本的に、同じ仲間同士で競争生んでしまったこともあり、2003年にファンが待ち望んでいた「ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ」と「アベンジャーズ」の垣根を越えた大規模イベントが開催されたことでようやく、「アベンジャーズ」の結成が実現しました。

30.彼らの初の秘密基地はロード・アイランドにあった!

「ジャスティス・リーグ」の本部秘密基地は、ニューイングランド州ロード・アイランドのハッピー・ハーバーという小さい町の郊外にある秘密洞穴で、少々、おかしく思えるかもしれませんが、実際はかなりかっこいいスーパーヒーローの基地でした。 でも、次の本部基地はさらにクールで、宇宙空間に作られました!ブルース・ウェインが出資し、地球から22,300マイルも離れたところに建造され、リーグのメンバーが他のあらゆる惑星に瞬間移動できる装置も組み込まれた、周回軌道衛星だったのです。

31.うっとおしいマスコットがいた

ティーンエイジャーのルーカス・”スナッパー”・カーというマスコット的な存在がいました。 ルーカスはジョーカーに騙され、「ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ」の最初の基地の位置がわかるよう、ジョーカーの手助けをしてしまいました。そのせいで、ルーカスは追い出されてしまいます。 驚くべきことに、DCは数年後、ルーカスのキャラクターを復活させ、もっと大人にし、指を鳴らすことで瞬間移動ができる能力を与え、スパイエージェンシー、”チェックメイト”のメンバーにも加えました。 それでも、このキャラクターはコミックの歴史の中で、最もうっとおしいティーンエイジャーのメンバーとして、そして、初期の「ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ」でお荷物としてあげられるべき存在です。

32.「ジャスティス・リーグ」でワンダーウーマンが直面していた現実とは?

前述の通り、オリジナルストーリーは、ワンダーウーマン、グリーン・ランタン、フラッシュ、・マーティン・マンハンター、そしてアクアマンという中核的メンバーが、エイリアンの侵略を阻止するために集まり、その後、リーグを結成するという内容でした。 『クライシス・オン・インフィニティ・アースズ』の後、DCが初めて、「ジャスティス・リーグ」の歴史の改訂をした時、現代ヒーローの第1次ブームの何年も後に、ワンダーウーマンは現れたと言われていました。 しかしながら、リーグのどの歴史の中でも、ワンダーウーマンの役割はブラック・キャナリーにとって代わられてしまいました。

33.ワンダーウーマンはチームに復帰するため、自ら試練を与えた!

ワンダーウーマンは「ジャスティス・リーグ」に入るのに十分な価値があると証明するため、メンバーに密かに見守られながら、「ヘラクレスの12の功業」に類似した試練を自らに課しました。 『ワンダーウーマン』第22話にその結果が描かれた後、1976年3月〜4月に刊行された、『ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ』の第128話〜129話の2話に渡って、ワンダーウーマンの復活劇が描かれました。

34.スーパーマンの宿敵レックス・ルーサーが集めた組織メンバーとは?

レックス・ルーサーは『ジャスティス・リーグ』を抹殺するための組織を作りました。ルーサーはチーター、シェイド、ソロモン・グランディ、スター・サファイア、コッパーヘッド、そして、ウルトラ-ヒューマナイトをメンバーに引き入れました。

35.「ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ」の解散

シルバーエイジの間、1970年代まで「ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ」は、グリーン・アロー、ホークマン、ブラック・キャナリー、そして、アトムを巻き込んで拡大していきました。 1984年にエロンゲイテッドマン、ホークガール、ファイアーストーム、そして、その他何人かのヒーローがリーグに参加している間に、ワンダーウーマンはリーグを去ることになります。 アクアマンがコミックに登場するクールなキャラクターたちを全て追い出してしまった時、「ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ」は最大の危機を経験することになります。 ほとんどのオリジナルメンバーがエイリアンの侵略を止めることができなかった後、アクアマンはリーグを解散し、「フルタイムで稼働できるヒーローたちだけがサブメンバーとして登録される」というリーグの特権を書き換えます。 当初、新しいチームはアクアマン、ザターナ、マーシャン・マンハンター、エロンゲイテッドマン、ヴィクセン、そして、ティーンエイジャーヒーロートリオのジプシー、スティール、そして、バイブで結成されました。 しかしながら、アクアマンはこの新しいチームを面倒見るのに疲れてしまい、アトランティス大陸で一年過ごした後、チームを捨てて「ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ」の本部をデトロイトに移すことを決めました。

36.ジャスティス・リーグは1チームだけではなかった

最近、「ジャスティス ・リーグ・オブ・チャイナ」が最近加わったという事実からもわかるように、「ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ」は、「ジャスティス・リーグ」唯一のチームではありません。 アクアマンがデトロイトにあるチームを去った後、マーシャン・マンハンターがリーダーとなりました。残念ながら、アクアマンが辞めたことで、ダークサイドとプロフェッサー・イヴォに、一度だけではなく二度も打ちのめされてしまい、チームの崩壊につながったと言えます。 この結果、マーシャン・マンハンターは唯一残ったメンバーとなり、「このリーグは存続すべき」という悲しい宣言を残しました。そして、こんなことが続き、今回に限り「ジャスティス・リーグ」は国際化しました。 「ジャスティスリーグ・インターナショナル」はこのチームに、もっとつまらない指令を下すようになり、DCコミックの枠を越えて、ブルービートル、ミスター ミラクル、シャザムなどの後天的キャラクターをその組織に迎えることになりました。

それはまた、原作者たちがこのチームを、バッドマンとガイガードナーによる、漫才のようなお決まりのコメディもの路線へと変更することができたことを意味していました。 結局のところ、チームは世界を救うことより、お互い口論をすることに時間を割くようになり、必然的にチームを「ジャスティス・リーグ・オブ・ヨーロッパ」と新しい「ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ」に二分してしまいました。 その後DCは、「ジャスティス・リーグ・タスクフォース」と、さらにもう一つのチームを混ぜ、もう一人ではないマーシャン・マンハンターをリーダーに据えたのです。 結局のところ、1996年に「ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ」の重要人物たちを復活させる道筋を付けるために、すべての3タイトルをもう一つのタイトルと競合させ、止めてしまったのです。

しかし、結局、DCは過去の経験から学ぶことがなかったため、「ジャスティスリーグ・エリート」の人気を受けて、ヒーローたちが混在した、わかりにくい状況を生んでしまいました。以前は、『ジャスティス・リーグ:クライ・フォー・ジャスティス』として知られていましたが、「ジャスティス・リーグ・インターナショナルの復活」とは言われませんでした。 少し変更があったものの、新しい「New52」が、改革された「ジャスティス・リーグ・インターナショナル」の活動範囲とオリジナルメンバーの復帰の道を阻んだことで、すべてのタイトルを終わらせてしまったのです。

37.『ジャスティス・リーグ』は「マーベル・ユニバース」にもいた……らしい?

1970年代に、マーベルはアベンジャーズがもう一つの地球に向かう旅に出るという話で、自分たちの競争相手をからかうことに決めました。そこでは、「スクアドロンスプリーム」という、世界的ヒーロー「ジャスティス・リーグ」の露骨なパロディとアベンジャーズを遭遇させました。