2019年10月28日更新

「ナルト」木の葉の黄色い閃光・波風ミナトを徹底解説!

ナルト

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波風ミナトのプロフィール

波風ミナトは木ノ葉隠れの四代目火影で、1月25日生まれのみずがめ座、血液型はB型。温厚な性格で、嘘にも気にせず代わりに周りの人間をなだめるような寛容な人間です。 趣味は読書で自来也の書いた作品が愛読書です。また、息子のナルトという名前は、自来也の作品の主人公から名付けました。 ナルトが生まれる15年前に暴走した九尾を封印し、生前から英雄と呼ばれていたミナト。里の中でも人望が厚く木ノ葉の忍として才能がありましたが、その後再び九尾と対峙した際、息子と里を守る代償に、自らの命を捧げてしまいます。

四代目火影だった波風ミナトの能力は?

時空間忍術を得意とし、全忍最速であり時空間忍術“飛雷神の術”を使用して一瞬で敵を片付ける術を使用することから「木ノ葉の黄色い閃光」という名前がつけられました。 ミナトが戦線に加わることで戦況が有利になってしまうほど、頼もしい人物だったようです。木の葉が九尾に襲われた時も、四代目火影の彼がいればなんとかなると信頼されていました。

飛雷神(ひらいしん)の術

「飛雷神(ひらいしん)の術」はミナトの代名詞といえる忍術です。印を結ぶなどの予備動作なしに、マーキングした箇所へ瞬間移動することができます。 敵がまたばきをする間もなく自在に瞬間移動できることから、ミナトの異名「黄色い閃光」の由来となりました。マーキングの術式は手で触れるだけで刻めるため、戦闘中でも移動先を増やすことができます。 あらかじめクナイなどの武器にマーキングを仕込んで味方に渡しておけば、即座に救援できるなど、使い方の幅が広い術です。 本来は二代目火影である扉間(とびらま)が開発した術ですが、使い手としてはミナトの方が上と扉間本人から認められています。 第四次忍界大戦ではミナトと扉間の二人で、飛雷神の術を使った連携技「飛雷神互瞬回(ひらいしんごしゅんまわ)しの術」を披露しました。

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螺旋丸(らせんがん)

螺旋丸(らせんがん)はミナトが考案した“チャクラの形態変化のみ”を極めた術です。手のひらで乱回転させたチャクラを球状に圧縮して相手にぶつける術であり、木の幹が丸々えぐれるほどの威力を持っています。 印を結ぶ必要がないため、発動自体は簡単そうに見えますが、複雑なチャクラコントロールを要求される高等忍術です。 ただし、会得難易度が高いとはいえ、螺旋丸は未完成の忍術でもあります。本来はチャクラの属性変化まで加えることを前提に開発されましたが、さらに難易度が上がるため、ミナト本人は実現できませんでした。 術の完成はミナトの息子であるナルトに託されることになりますが、ナルトは影分身を使った修行法で、螺旋丸に風の属性変化を加えることに成功しています。

口寄せの術

ミナトは口寄せの術も会得しています。目立って使っているシーンはありませんが、ナルトが口寄せの術で呼び出した「ガマブン太」が、“ワシの頭の上に乗ったのは四代目以来”と発言していることから、蝦蟇(がま)の口寄せができると考えられます。 ミナトの師である自来也が蝦蟇の口寄せを得意戦術としていることから、自来也に直接教わっていたと推察できます。 また、ミナトが得意としている飛雷神の術は口寄せの術を応用したものです。マーキングした箇所へ自らを口寄せすることで、瞬間移動を可能としています。

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仙人モード

ミナトはナルトや自来也と同じく、「仙人モード」を会得していることが判明しています。仙人モードは通常のチャクラに自然エネルギーを加えた「仙術チャクラ」を扱える状態のことです。 仙術チャクラはコントロールが不完全だと体が蝦蟇に変化するというリスクがあります。ミナトの師である自来也はコントロールが完全ではなく、仙人モードでは顔の一部が蝦蟇に変化していました。ミナトの場合は仙人モードでも体に変化がないため、コントロール自体は完璧です。 ただし、ミナトは持続時間に難があり、実戦で使えるほどではないとしています。息子であるナルトは自在に仙人モードを扱えているため、仙術に関してはナルトの方が才能があるといえるでしょう。

八卦封印

八卦封印(はっけふういん)はミナトがナルトに九尾の力を封じ込めるために使った術です。木の葉の里への九尾襲来の際、里とナルトを守るために、九尾のチャクラを“陰”と“陽”に分断し、陽の部分だけをナルトへ封じ込めました。 当事、赤子だったナルトへ強大な九尾のチャクラを封印することはかなりのリスクがありましたが、ミナトは“この子を信じよう!なんたってオレ達の息子なんだから”と意を決して実行しています。 ナルトの体へ印された術式は、九尾のチャクラをナルト自身のチャクラへと還元し、扱えるように組まれてあります。しかし、結果的にナルトを「人柱力(じんちゅうりき)」にしてしまい、里で孤立させる原因となってしまいました。

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屍鬼封尽

屍鬼封尽(しきふうじん)はミナトが九尾を封じるために使ったもう1つの術です。使用すると、背後に白装束をまとった死神が出現。封印したい対象に近づくと、腹部から死神の腕が伸び、対象の魂を引きずり出して封印します。 封印の際は術者の魂も一緒に引きずり出され、死神に食われてしまう捨て身の術です。ミナトは屍鬼封尽によって九尾の“陰”のチャクラを自らに封じ込めると同時に命を落としました。 封印された者は未来永劫、死神の腹の中で苦しむことになります。基本的に解放する術はないと思われていましたが、第四次忍界大戦の最中、うずまき一族の能面堂に封印を解く方法があることが判明。 ミナトの魂は大蛇丸の手で封印が解かれました。その後、死者を蘇らせる術「穢土転生(えどてんせい)」によってミナトは現世に復活し、第四次忍界大戦へと参戦することになります。

波風ミナトと九尾

九尾は元々彼の妻であるうずまきクシナの人柱力でした。クシナがナルトを出産する時、弱まる九尾の封印を維持しながらナルトの出産に立ち会います。 しかし出産後喜びも束の間、仮面の男の襲撃を受け軽傷を負いながらもナルトを避難させ、引き離されたクシナを追うミナト。しかし追いついた時、すでに封印は解かれていたのでした。 ミナトはナルトを人柱力にすることを選びますが、九尾が封印を阻止するためにナルトを殺そうと攻撃。彼とクシナはナルトをかばい、攻撃を受けながらも八卦封印を発動させます。そして二人とも封印の代償によりで命を落とすことに。

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波風ミナトとはたけカカシの関係

上忍時代に、ナルトの担当上忍であるはたけカカシを弟子にもつことに。 はたけカカシ・うちはオビト・のはらリンの3人と自身でフォーマンセル(ミナト班)を組ませましたが、マダラの策略により医療忍者であるリンが命を落としてしまいます。ミナトは、リンを守れず死なせてしまったことで落ち込むカカシを暗部に推薦しました。 二人は第四次忍界大戦で一緒に戦いましたが、話をする機会はあまりなかったようです。

波風ミナトの第四次忍界大戦での活躍は?

大蛇丸は屍鬼封尽を解除し、更に穢土転生により他の歴代火影達とともに甦り、ナルト達とうちはマダラ、うちはオビト、十尾と戦います。九尾のチャクラを半分ミナトにも封印していたことにより、ナルトと同じようにコントロール出来ている姿で尾獣化し共闘。 歴代火影全員で結界忍術「四赤陽陣」を使用し、活躍していました。 十尾の上で輪廻天生を行っている男を、16年前に木ノ葉を襲った仮面の男と同一人物であると察し致命傷を負わせます。その顔はなんと死んだはずのかつての弟子・うちはオビトでした。 ミナトは右腕を切断されますがナルトとの合体技で応戦。 当代の五影達が到着した後は、ナルト達のサポートに回ります。その後マダラが六道化し、ミナトは左腕も落とされてしまいますがクナイを使用して援護に回ります。しかし程なくして離脱、里の顔岩の近くで意識を失っていました。 無限月読の発動とともに目を覚ました彼は柱間たちと合流し、穢土転生を解除、ナルトへの誕生日を祝い昇天しました。

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波風ミナトの声優は誰?

波風ミナトを演じた森川智之は、1967年1月26日生まれ、東京都出身の声優です。2011年からは自身が立ち上げた事務所の代表取締役を務めています。アニメでは大人の二枚目な役や、悪役を演じることが多く、また洋画の吹き替えではお調子者や好青年などもこなし、幅の広い演技を見せてくれます。 『NARUTO』で演じた波風ミナト役以外にも、『金田一少年の事件簿』明智健悟、『犬夜叉』奈落、『ズートピア』ニックなど数多くメインや、主格として関わる人物を担当しています。