2017年11月30日更新

エル・ディアブロがなぜ『スーサイド・スクワッド』で気になるキャラなのか?

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エル・ディアブロ

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エル・ディアブロのキャラクター

2016年公開予定の映画『スーサイド・スクワッド』ではメキシコ系アメリカ人俳優ジェイ・ヘルナンデスがエル・ディアブロ役を演じています。 彼のキャラクターの歴史は長く、劇中で描かれているキャラクター設定は3代目ディアブロをもとに制作されたと言われています。

生死を彷徨い誕生したヒーロー

1番最初のエル・ディアブロはラザラス・レーンというキャラクターで、銀行員という設定でした。レーンの働く銀行が強盗に襲われ重傷を負ったレーンは、生死を彷徨います。ですが、アメリカ先住民に助けられ九死に一生を得るのです。 死の淵から生還したレーンはヒーローとして黒い帽子に黒いマント、そして鞭を武器に馬と共に悪事を働く者たちからアメリカ西部を守ります。

元ボクサーで市会議員

2代目のディアブロはテキサス州にある小さな町を守る元ボクサーで市会議員のラファエル・サンドヴォル。 1989年に作られたこのキャラクターは自分の街は自分で守るというラファエル・サンドヴォルのキャラクター設定で作られています。2代目のディアブロはスーパーパワーを持っているわけではなく、自分の力だけで戦うキャラクターです。

神に選ばれ蘇ったギャング

1代目、2代目のエル・ディアブロが正義の味方であったのとは違い、3代目のエル・ディアブロであるチャト・サンタナは手のつけようのないロサンゼルスのギャングという設定です。 チャト・サンタナはギャングとの争いの中で1度は殺されてしまうのですが、1代目のディアブロであるラザラス・レーンにより死から蘇り、炎を操れるようになるというキャラクターです。

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カリフォルニア州生まれ、メキシコ育ち

チャト・サンタナはカリフォルニア州で生まれ、メキシコで育ちました。そしてかなり危ないとされているロス・レイズ・ロコと呼ばれるギャングの一員となります。 鋭い機転と臨機応変さでギャングの中であっという間にリーダーへと上り詰めていくのです。

炎を操るパワーを持つ

映画『スーサイド・スクワッド』で描かれているのは、3代目のチャト・サンタナと同名ですが、キャラクター設定が少し違っているようです。 大筋のキャラクター背景は3代目が基礎となっています。そして炎を操る力を生まれた時から持っているという設定で、大人になり自身の怒りに負けその力をコントロールできなくなってしまいます。 それが原因となり誤って自分の妻と子ども2人を殺し、自責の念にかられ自ら警察に出頭するというキャラクター設定になっています。

生まれ持ったパワー

『スーサイド・スクワッド』の中で、ディアブロの持つ炎のパワーは持って生まれたものという設定がされているようです。 今までは自身のパワーを使うことを避けそれをコントロールし続けてきましたディアブロですが、劇中ではスーサイド・スクワッドの一員として自分のパワーを使うことの意味を見つけていきます。

エル・ディアブロのパワーとタトゥーの関係性

エル・ディアブロのパワーは炎を操ることです。そしてそのパワーはディアブロの体に刻まれたタトゥーと密接に関係しています。 ディアブロがパワーを使うことにより、タトゥーは消えてしまいそのたびに入れ直さなくてはいけないようになっています。しかし、タトゥーがすべて消えてしまった場合ディアブロのパワーにどのような影響があるのかはいまだ明らかになっていません。

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炎を操るだけでない!

ディアブロのパワーはただ単に炎を操るだけではありません。自身の体は高熱にも耐えることができ、そして手のひらから出す炎の噴射量まで自在に変えることができるのです。 それだけではありません。ディアブロは人の魂に刻まれた罪までをも見ることができるのです。

できる限り、暴力は使わない

他の『スーサイド・スクワッド』のメンバーとはできるだけ距離を置いて行動しているディアブロ。 体に刻まれたその近づきがたい外見からは想像できませんが、戦いを好まないキャラクターのようです。そして戦いを心の底から楽しんでいる他のメンバーとは違い、できる限り暴力を振るわない方法を選ぼうとする姿を見せています。

自主的にスーサイド・スクワッドに参加

過去の自身の過ちを償うかのように、進んでスーサイド・スクワッドへと加わることを決めたディアブロ。 全くと言っていいほど目的の違う他のスーサイド・スクワッドのメンバーと口論になることもありますが、ディアブロのパワーにはみな一目置いています。怒らせたら1番怖い人といったところでしょうか。

ハーレイクイーンとの関係

1匹狼であるディアブロもコミックスの中でハーレイクインとは多く仕事を共にしているディアブロ。 2人の間に信頼関係が築かれているかどうかは明らかになっていませんが、性格からすべてが正反対の2人のやり取りが『スーサイド・スクワッド』の中でも注目されますね。

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この2人の男によって誕生

『スーサイド・スクワッド』でも元となり描かれているチャト・サンタナのディアブロは2008年にジェイ・ニッツとフィル・へスターによって制作されました。 このキャラクターが初めてコミックに登場したのは、エル・ディアブロ#1です。