2019年10月30日更新

「ナルト」鮫肌の使い手・干柿鬼鮫の戦歴を一挙解説!キラービーやマイト・ガイとの勝負がアツい

ナルト

霧隠れの里を抜け犯罪組織「暁」のメンバーとして活動する干柿鬼鮫は、特徴的なルックスに冷酷非道な性格。その凶悪な経歴から「霧隠れの怪人」と恐れられています。彼の戦歴や人物関係から、その魅力的なキャラクター像をひも解いていきます!

目次

干柿鬼鮫の戦歴や人物関係を解説!敵キャラながらあっぱれな最期を迎えた【NARUTO-ナルト-】

『ナルト』に登場する干柿鬼鮫(ほしがききさめ)は、霧隠れの里を抜け、犯罪組織「暁」に所属するメンバーです。尖った歯、青い肌、藍色の髪の毛というそのルックスは名前通りに鮫を思わせます。 彼が属する暁とは、人柱力の体内に封印されている「尾獣」を集めることにより世界征服を目論んでいる犯罪組織です。彼は組織内ではイタチとペアを組み、何度もナルトの前に立ちはだかりました。 不敵さを漂わせる丁寧な口調で話し、性格は冷酷非道で、自身の里の大名殺しなど重罪を犯したため「霧隠れの怪人」と恐れられる人物です。 今回は、鬼鮫の戦歴や人物関係を見ていきながら、彼の強さや人物像をひも解いていきます!

暁で行動を共にする、鬼鮫とイタチとの関係は?

鬼鮫とイタチはペアで行動することが多かった2人です。イタチの地位が上だったわけではありませんが、鬼鮫はイタチのことをさん付けで呼んでいました。鬼鮫の真意は不明ですが、イタチに対して一目置いていたようです。「暁」の他のメンバーのことは呼び捨にしているため、イタチを特別視していたことは間違いないでしょう。 鬼鮫とイタチは里を守るために同胞を殺してきたという意味で、似た者同士でした。ただし、鬼鮫が「月の眼計画」に賛同して里を裏切ったのに対して、イタチは最後まで里を裏切ることはなく、スパイとして暁に参加していました。 最後まで自分の存在や行動に疑問を持っていた鬼鮫に対して、イタチは最後まで自分の信念を貫きました。この違いが、鬼鮫がイタチに敬意持っていた理由かもしれません。最後は暁の仲間のために自決した鬼鮫ですが、死に際に彼が思い出したのは、イタチと初めて会った時のことでした……。

暁のボス・オビトと鬼鮫との関係は?

うちはオビトは自らをマダラと名乗り、鬼鮫を暁にスカウトした人物です。 鬼鮫がまだ里を抜ける前は、仲間を殺し続ける自分の存在に虚しさを感じていました。そんな時に全ての人間に幻術で理想の世界を見せる「月の眼計画」をオビトから聞かされ、鬼鮫は理想の世界を作るという夢を持つことができたのです。 オビトは自分の名前を明かさずにマダラと名乗っていましたが、自分の素顔を鬼鮫に見せていました。オビトが素顔を見せた暁のメンバーはわずかだったため、鬼鮫はかなり信用されていたようです。鬼鮫もオビトも現実の世界に絶望しているため、シンパシーを感じていたのかもしれません。 ただし、オビトが鬼鮫に本当の名前を明かしたのかは不明です。彼は四代目水影を幻術で操っていたため、鬼鮫はオビトのことを元水影様と呼んだこともあります。もしかしたら本当にそう思っていたのかもしれません。

鬼鮫の秘められた過去とは?霧隠れの里で任務に徹していた!

鬼鮫の過去は、霧隠れの里にいた頃のことが語られています。鬼鮫は表向き他の忍びの護衛役をしていました。しかし、本当の役目は、護衛する対象が敵に捕らえられそうになった際に殺害するというもの。鬼鮫と仲の良い忍びは霧隠れの里にはほとんどいなかったようですが、美留という女性が好意的に接したことが描かれています。 しかし、鬼鮫は敵に捕まりそうになった美留を殺しています。のちに、その命令を下していた上司の西瓜山河豚鬼が情報漏えいに関わっていたことを知り、彼を手に掛けることに。仲間を大勢殺し苦悩と葛藤に渦巻いていた鬼鮫は、新しい居場所を求め「暁」に加入することになったのでした。 原作では、河豚鬼を殺した後の姿がわずかに描かれただけでしたが、アニメでは殺した後でも怒りが収まらない様子が描かれています。殺した後に自分の刀を放り投げるなど、鬼鮫にしては珍しく感情的になっていました。

鬼鮫の能力・忍術を紹介!水遁と大剣・鮫肌を操る猛者

大刀・鮫肌使い

鬼鮫は「大刀・鮫肌」を所持しています。元々は上司・西瓜山河豚鬼が愛用していた刀ですが、裏切り者の河豚鬼を殺した際に奪いました。 棘状の刃が重なる形状をした鮫肌は相手のチャクラを削り取って持ち主に還元するため、強大なパワーが得られます。刀でありながら、なぜか口付き。意思を持って動き回り、意に沿わない者が触れると棘で拒絶することも。 鮫肌は霧隠れの里に存在する七本の特殊な忍刀のうちのひとつで、これを持つ者は「霧の忍刀七人衆」と呼ばれます。

水遁忍術のエキスパート

鮫肌を用いた激しい肉弾戦のほか、様々な水遁忍術を得意とする鬼鮫。例えば、水中にチャクラを流し込み鮫の形をした気弾を五匹出現させる「水遁・五食鮫」や、五匹から大幅に数を増した「水遁・千食鮫」が使えます。 さらに「水牢鮫踊りの術」を操ることができ、これは相手を巨大な水牢に閉じ込めチャクラを限界間際まで奪ったあと生け捕りにするという奥義。 「暁」が狙っていた「人柱力」の生け捕り時には、この術が使われていたようです。また、鬼鮫は大刀・鮫肌と融合し半漁人化も出来るため、水中での戦闘に長けています。

鬼鮫とマイト・ガイとの対決一覧

莫大なチャクラを持ち、鮫肌や高度な水遁術を扱う鬼鮫にも弱点がありました。それは、すべての術にチャクラが関わるため、もし対戦相手がチャクラに頼らないタイプの忍の場合、力は全く効果がないということ。木の葉の里に属する最強の体術使いマイト・ガイが、まさに鬼鮫の天敵と言える忍でした。 マイト・ガイとの初めての対決は、鬼鮫が「人柱力」であるナルトを狙ってイタチとともに木ノ葉へ赴いた時。ガイが駆けつけて応戦し、強力な「木ノ葉剛力旋風」によって見事に蹴り飛ばされてしまいました。

マイト・ガイへのリベンジ?

再びガイとの対決の時を迎えた鬼鮫は、「象転の術」を使い自分の同一体をつくりあげ戦います。ガイとその仲間のテンテンらを得意の水遁忍術を使って追い詰め優位に立つものの、ガイの奥義「朝孔雀」によってたたきのめされ二度目の敗北となりました。 この戦いでは激しい戦闘描写はもちろんのこと、前回の件で深い恨みを持ってガイに臨んだ鬼鮫に対し、人の顔を覚えるのが苦手なガイの方は全く記憶になかったという対極の設定がおもしろく印象的です。 二度目の対決の後ガイとその仲間に遭遇したのは、忍連合の情報を収めた巻物を持って逃亡する途中のことでした。ガイだけは鬼鮫に追い付き、三度目の対決となります。高度な水遁忍術を繰り出しましたが、ガイが放った奥義「昼虎」によってまたもや倒されました。 なお、この時もガイは鬼鮫を全く思い出せていません。

水月との闘い

鬼灯水月は、鬼鮫と同じ霧隠れの里出身です。彼は忍刀七人衆を復活させて、自分がリーダーなることを目的にしていました。7つの刀も全て手に入れようとしており、鬼鮫の鮫肌も狙う対象に。うちはサスケとうちはイタチが戦っている一方で、水月と鬼鮫の戦いも描かれました。 原作では、鬼鮫と水月の戦いがほとんど描かれることはなく、決着もつきませんでした。しかしアニメでは実際に戦う様子も少し描かれています。鬼鮫は水月のことを「再不斬より上」と言っていましたが、すぐに前言撤回。 鬼鮫にとっては本気の戦いではなく、水月をあしらっていただけのようです。水月はキラービーとも戦っていますが、ほとんど歯が立ちませんでした。鬼鮫はキラービーを追い詰めているので、実力は水月よりかなり上でしょう。

キラービーとの闘い

キラービーは、八尾の「尾獣」を体内に宿す「人柱力」の1人です。鬼鮫は第2部の後半で、キラービーと戦いました。鬼鮫は鮫肌と融合して、一時は完全にキラービーを圧倒しています。しかし、鮫肌が鬼鮫を裏切って、キラービーにチャクラを与えるという意外な展開に!運悪く雷影たちがキラービーを探しに現れたため、形勢は逆転します。 鬼鮫は雷影とキラービーの「絶牛雷犂熱刀(ダブルラリアット)」で首を吹き飛ばされ、死亡したかに見えました。しかし実は、鬼鮫はキラービーとの戦闘中に白ゼツと入れ替わっており、鮫肌の中に身を隠していたのです。 鬼鮫は鮫肌がキラービーのチャクラを気にいることを見越しており、鮫肌の中に隠れて霧隠れの里に侵入することが目的でした。ただし、鮫肌がキラービーにチャクラを与えることは、鬼鮫にとっても予想外だった模様。鬼鮫の死後、鮫肌はキラービーの刀になっています。

鬼鮫の壮絶な死にざまとは?自分の術で最期を迎える

鬼鮫が戦いに敗れ捕えられると、脳内の記憶を読み取られそうになります。しかし、暁は敵への情報漏えいをけっして許さないため、水牢の術で自らを閉じ込め、さらに鮫を口寄せし、出現させた鮫に己を喰わせるという壮絶な最期を遂げました。 これまでに大勢の仲間を手に掛け、最期には仲間のために尽くし命を捧げます。その死に様を見たガイは「お前のことを一生覚えておく」と、ひとかけらの亡骸も残らなかった鬼鮫に語りかけています。

アニメ「NARUTO」で鬼鮫の声優を務めたのは檀臣幸

鬼鮫の声を務めたのは、大阪府出身、1963年8月6日生まれの檀臣幸(だんともゆき)です。 劇団青年座所属の俳優で、活動は舞台が中心ですが、大河ドラマ『風林火山』や『仮面ライダーW』などへの出演歴もあります。 声優としてはアニメよりも洋画の吹き替えが主であり、『バットマン』シリーズのクリスチャン・ベールや『ナイト ミュージアム』シリーズのベン・スティラーなど、多くのハリウッドスターの声を担当しました。 さらなる活躍が期待されていましたが、2013年10月10日に再発性大動脈解離により、50歳という若さで突然この世を去りました。