2017年7月6日更新

草刈麻有、元祖二枚目俳優の娘で清楚でかわいい女優に迫る

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草刈麻有

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草刈麻有のプロフィール

草刈麻有(くさかり まゆう)は、東京都出身、1993年4月20日生まれの女優・モデル。ブルーミングエージェンシーに所属しており、身長は162cmで血液型はA型です。 非常に多趣味らしく、映画鑑賞・料理・スケボーなど、色々なことに挑戦しているのだとか。音楽好きな家族の影響もあり、小学生の頃から洋楽を好んでいるそうです。また、特技はヒップホップダンスで、湘南乃風「ガチ桜」のPVで披露したことがあります。 主な出演作は、主演を務めた映画『蘇りの血』・『青い青い空』や『モンスターズクラブ』、ドラマ『3年B組金八先生 第8シリーズ』や『ぴんとこな』など。さらに、雑誌『セブンティーン』の2009年3月号から2012年4月号まで、専属モデルを務めていました。

草刈麻有の父で元祖二枚目俳優の草刈正雄

草刈正雄は、福岡県小倉市(現:北九州市)出身、1952年9月5日生まれのモデル・俳優・歌手。バービィオフィスに所属しており、身長185cmで血液型はO型です。 高校生の時にスカウトされモデル活動を始め、1970年には資生堂の専属モデルとなり、CM出演がきっかけで売れっ子モデルに。アメリカ軍人の父と日本人の母の間に生まれたハーフで、デビュー当初から甘いマスクと軽快な語り口で大人気です。 1974年には『卑弥呼』で映画デビューし、正統派2枚目俳優として名を馳せるようになりました。80年代以降、コメディなど新たな境地を開拓しており、現在放送中のNHK大河ドラマ『真田丸』でも活躍しています。

映画デビューを飾った『0093 女王陛下の草刈正雄』では父と共演

映画『0093 女王陛下の草刈正雄』は、”二枚目俳優として知られる草刈正雄の正体が、実は女王陛下の諜報部員・コードナンバー0093”という設定のコメディ作品。0093に20年ぶりに下された指令は、日本のIT企業の社長・三輪の手に渡った、「洗脳信号ディスク」を見つけ出すことだったのです。 今作で映画デビューを飾る麻有は、父・草刈正雄の反対を押し切って女優を志し、三輪のテレビ局のイメージガールに選ばれる愛娘役で出演しています。実名で登場するだけでなく、血の繋がった2人が、実生活そのままに親子を演じることでも話題になりました。 親子共演を終えて、次回を望む気持ちを覗かせた父とは反対に、「しばらくはやりたくない」と照れた様子だった麻有。撮影中は共演者の黒川芽以に演技の質問をしたりして、多くのことを吸収したようです。

女優をやるとは思っていなかった

女優を目指したのは、幼少期から父の出演するドラマの撮影現場などに、遊びに連れて行ってもらっていた影響だそうです。 ですが、最初は自分が女優になるとは思っていなかったという草刈麻有。モデルをしていた中学校の友人の話を聞き、面白そうだなと感じたことが現在の仕事を始めるきっかけだと明かしました。父は当初、娘の芸能界入りを反対していたそうなのですが、その強い意志の前に折れたのだとか。 芸能界入りして初めて仕事は、2006年のシーテック株式会社のCMだったようです。その後も、「クレアラシル」やエバラCJフレッシュフーズを始め、多くのCMに出演しています。

デビュー直後に『3年B組金八先生 第8シリーズ』に出演

『3年B組金八先生』は、1979年の第1シリーズから2011年のファイナルシリーズまで、何と30年以上も続いた人気ドラマシリーズ。第8シリーズは”親”をテーマに掲げ、中学生が抱える問題や悩みを取り上げつつ、25人の生徒全員が主役として描かれました。 デビュー直後だった草刈麻有は、25人の中でも特に重要な生徒の一人、転校生の森月美香を演じることに。私立の女子中学校に通っていましたが、教師への反抗を続けた結果退学処分となり、金八のいる桜中学校に転校してくるという役どころです。 当初は校則を無視した私服で登校し、校内に私服登校を広めた原因として、クラスメイトたちから敬遠されがちだった美香。裕福な家に生まれたものの、実は共働きの両親は仕事漬けでほとんど家にいないため、孤独な境遇で育ったという背景を持っていました。

兄弟も様々な世界で活躍

父・草刈正雄の偉大な経歴はもちろん、近年は麻有自身も親の名前に関係なく、一人の女優としての成長を見せつつあります。そんな草刈親子なのですが、実は麻有の上に2人の兄弟がいて、それぞれ様々な世界で活躍していることはご存知ですか? 草刈麻有の4歳年上で一番上の姉・草刈紅蘭は、ポールダンスなどを披露するGOGOダンサーとして、アメリカなど世界を舞台に活躍中。エクササイズを指導する、パーソナルトレーナーの活動も行っています。 バラエティ番組『有吉反省会』では、露出度の高い服装と派手なメイクで登場し、セクシーすぎるダンスを披露したことも。あまりの奇抜さが父のイメージを損なったとして、”草刈を名乗らない”という禊を命じられ、芸名を現在の”紅蘭”に改名することになりました。 その後、個性的なキャラクターが大きな反響を呼び、バラエティ番組にも多く出演しています。妹の清楚なイメージとは正反対で性格も全く違うとのことですが、姉妹仲はとても良いそうです。 兄の草刈雄士は、2008年に結成されたロックバンド「ズットズレテイルズ」のメンバー、”ドカットカット”として活動しました。現在は「OKAMOTO’s」のメンバーでもある、ハマ・オカモトらが所属しましたが、2009年に解散を発表しています。 解散後は、ソロや「KANDYTOWN」の活動のほか、本名の”雄士”名義で他のアーティストの楽曲にもラップで参加。絵の制作も行っており、描いた抽象画が美術展で新人賞を獲得したことがあるそうです。 残念ながら、2015年2月14日に父の個人事務所で作業中、誤って窓から転落し死亡しました。死後に作られた公式サイトは、23歳の若さで亡くなった故人を偲び、毎月の命日に更新されています。

『主に泣いています』ではツンデレ中学生に

2012年7月7日から9月8日まで、東村アキコによる同名のコミックを原作として放送された、ドラマ『主に泣いています』。絶世の美人故に、薄幸の人生を生きていた主人公・紺野泉が、幸せを求めて非モテ人生を歩んで行く様が描かれました。 草刈麻有が演じるのは、美大受験に向けて絵画教室に通っており、泉の生活を様々な面でサポートする頼れる女の子・緑川つねです。気が強く生意気な性格で、年齢不相応なほどに社会を冷めた目で見ている一方、意外にも恋には奥手・・・といったツンデレ中学生でした。 キャスティングが決定すると同時に、それまでロングヘアだった髪をばっさりと切り、イメージチェンジを図るという女優魂を見せたとのこと。撮影では長台詞も難なくこなし、時にはハイキックを披露する難しい役柄でしたが、とても楽しく演じたそうです。

父とは恋人役で出演したことも

NHK BSプレミアで放送中、暮らしの中にある様々な美を紹介する教養番組(美術評論番組)『美の壺』の2016年4月1日放送分にて、3度目の親子共演が実現。案内役も務める正雄が出演する芝居パートで、草刈麻有は娘ではなく”若き日の恋人役”を演じました。 取材では、恋人役には驚いたし照れくさかったと苦笑する正雄に対し、親子役ではないことが面白くて楽しかったと語っています。世間の想像する2枚目イメージとは違う面白いパパぶりを明かしつつも、現場での父の姿に感激した様子です。

草刈麻有はYUIに似てる?

YUI(現:yui)は、2012年まではシンガーソングライター、2013年以降ロックバンド『FLOWER FLOWER』のボーカリスト兼ギタリストとして活動するミュージシャンです。麻有のデビュー当時、2人が似ていると噂になったそうなのですが、皆さんはどう思われますか? 実際のところ、正直「似てる?」と疑問に思う方もいるため、写真によっては似ているのかも・・・?というレベルの模様。見方によっては「激似!」との声もあり、透明感のある雰囲気や芯の強そうな印象など、通じる部分もあるかもしれません。 その他、映画を中心としてドラマやCMなどで活躍する女優、宮崎あおいと似ているのでは?という声も。清楚で純朴なイメージ、かわいらしく親しみやすそうな所が似ていると言われていました。 ちなみに麻有曰はく、父の正雄とは”目が似ている”と言われることが多いそうです。