2017年7月6日更新

『シックス・センス』あらすじ・キャスト・ネタバレ【感動のホラー】

このページにはプロモーションが含まれています
シックスセンス

AD

『シックス・センス』のネタバレ・伏線まで徹底解説!

『シックス・センス』 (The Sixth Sense) は、1999年に公開されたアメリカのホラー映画です。 映画の冒頭に、ブルース・ウィリス演じる主人公からの「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には、決して話さないで下さい」という前置きがあることが、公開当時に大変話題になりました。

公開から20年近く経ってもなお人気を博している『シックス・センス』。 今回はその人気の理由となるキャストやラストの衝撃シーン解説など、ネタバレ盛り沢山でお送りします!これから観る人は絶対に見ないように気をつけて下さい。

映画『シックス・センス』あらすじ

かつて担当していた患者に恨まれ、銃撃されてしまった精神科医のマルコム・クロウ(ブルース・ウィリス)。 それから1年後、マルコムは事件以来すっかり妻との関係が冷え込んでしまったことに苦悩します。そんな中、新しい患者であるコール(ハーレイ・ジョエル・オスメント)という少年の治療に取り掛かります。 コールは、特殊能力である「シックス・センス」により死者を見ることができますが、それを周囲に話すことができません。そのため母親や友人から「おかしな子」と扱われ、心を閉ざしていました。 しかし、2人の出会いにより、マルコムとコールはそれぞれの苦悩に立ち向かい......。

AD

『シックス・センス』出演のキャスト

精神科医マルコム・クロウ役/ブルース・ウィリス

1955年ドイツ生まれのアメリカ人俳優。『ダイ・ハード』シリーズの主人公ジョン・マクレーン刑事役としておなじみですね。 1980年代にテレビドラマシリーズでコメディ俳優としてキャリアをスタートさせたのち、『ダイ・ハード』で一躍スターに。 1994年にクエンティン・タランティーノ監督の『パルプ・フィクション』に出演し、アクションだけでなく高い演技力を持っていることを世に知らしめました。『アルマゲドン』『フィフス・エレメント』など、話題の超大作へ多数出演しています。

霊が見える少年コール・シアー役/ハーレイ・ジョエル・オスメント

1988年カリフォルニア州出身。4歳から子役としてのキャリアをスタートさせたハーレイ。映画デビューは『フォレスト・ガンプ/一期一会』です。 『シックス・センス』では弱冠11歳にして、アカデミー助演男優賞にノミネートされました。ハーレイの「子役」と片付けてしまうにはもったいない、達者な演技に注目してください。

マルコムの妻アンナ・クロウ役/オリヴィア・ウィリアムズ

マルコムの妻アンナをミステリアスに演じたオリヴィア・ウィリアムズは1968年生まれのイギリス人女優。ケンブリッジ大学卒業後に舞台女優としてキャリアを積みました。 2014年にはデヴィッド・エアー監督の『サボタージュ』でアーノルド・シュワルツェネッガーと共演。強くたくましい女性刑事を好演しました。

AD

コールの母リン・シアー役/トニ・コレット

我が子との関係性に悩む若い母親を熱演したトニ・コレットは、1972年オーストラリア出身。『シックス・センス』ではアカデミー助演女優賞にノミネートされました。家族の絆の再生を描いた『リトル・ミス・サンシャイン』での一家の母親役としても有名です。 ドリュー・バリモアとダブル主演をつとめた最新作『マイ・ベスト・フレンド』は2016年11月に日本公開予定です。

元天才子役、ハーレイ・ジョエル・オスメントの現在は?

『シックス・センス』『A.I.』で高い演技力を評価されましたが、2006年に飲酒運転とマリファナ所持で逮捕。一時期ハリウッドから遠ざかり学業に専念していましたが、ニューヨーク大学卒業後にカムバック。最新主演作の『SEXエド チェリー先生の白熱性教育』ではコミカルな演技を披露しました。 しかし、子役時代の天使のような面影は現在ではすっかり見られません。子役時代の彼のファンは唖然としてしまう風貌かも?

『シックスセンス』衝撃のラストシーン【ネタバレ注意】

「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には、決して話さないで下さい」という主人公の前置きの台詞から始まる『シックス・センス』。 ラストで、この台詞の意味がやっと分かるでしょう。そうです、主人公が幽霊だったという結末なのです。1年前の銃撃事件で主人公は死んでいたというオチに唖然とする人が後を絶たないかもしれません。 決定的な瞬間となるのが、自分がはめているはずの結婚指輪が奥さんの手からこぼれ落ちてきた瞬間です。そこでようやく自分が死んでいたことに気がつくのです。

AD

伏線・トリック徹底解説!【ネタバレ注意!】

皆さんはどのシーンでこの秘密に気がつきましたか? 今回、全くわからなかったという方のために、作中に散りばめられているトリックやヒント、伏線を徹底解説していきます!

1.『シックス・センス』における死者の設定がある

『シックス・センス』では、死者の設定が決まっています。 それは、死者同士は見えないこと・死者は見たいものだけ見えること・自分が死んでいることに気がつかないことです。 この法則により、マルコスは生きているように振る舞うことができました。

2.3つの視点が存在していた?

『シックス・センス』には3つの視点が存在します。これにより騙された人が多いのではないかと思います。

一般人の視点

まずは、一般的な人の視点。勿論、幽霊の姿を見ることや話すことは全くありません。これに当たるのが、コールのお母さん、学校の同級生や先生です。

コールの視点

2つ目がコールから見える世界です。コールは一般的な人の視点に加え、死んだ者の姿が見えてしまいます。所々現れる恐怖シーンは全てコールの視点から描かれていますよね。

マルコムの視点

最後にマルコムの視点です。彼は、死者であるため、法則通り見たいものだけを見ることができます。コールのお母さんと向き合って座っているシーンがありましたよね。実はあれ、お互い全く見えていません。

3.赤が意味することって?

作中には、冒頭からラストまで、赤色のシンボルが幾度となく出現してきます。マルコムが逃げ込む教会のドア、赤い風船、結婚記念日にアンナが着ていた赤いワンピース、コールの赤い手作りテント、死んだ少女の母が着ている真っ赤なスーツ......。

思い出してみてください。実は、これらが現れる時は必ず死者の世界との交わりがあった時なんです。この作品内では、赤を死者との交わりを暗喩するシンボルとして使われていました。この事実を知って映画を観るともっと面白く感じること間違いなしです!

AD

4.コール以外の人の前で、物を動かすシーンが全くない!?

さも生きているかのように振る舞うマルコム。しかし、マルコムが人前で物を動かすシーンは一度たりとも出てきません。 例えば、妻との結婚記念日ディナーでのこと。遅れてきたマルコムが一切椅子を動かさずに座ります。そして食事をとることなくディナータイムが終わってしまいますが、なんせ遅刻しているので全く不自然に見えないのです。 もっとも、マルコムが伝票を取ろうとしたシーンは圧巻です!絶妙なタイミングで妻アンナが伝票を取り、自然な流れでマルコムがものを動かさないで済むように計算されています。あのシーンは、観る者をミスリードする巧妙なトリックの一つだと言えるでしょう。

5.息が白くなるシーンが意味することとは?

コールやアンナが白い息を吐くシーンがあります。これも、赤色と同じような役割を果たしており、死者の世界が近づいた時に現れる1つのヒントとして使われています。

6.マルコムが死者であることを分かりやすく表現しているシーンがある?

コールがマルコムに泣きながら秘密を打ち明けるシーンでのこと。コールが「僕には死んだ人が見えるんだ。」と言った時のカメラワークに注目してみてください。いかにもマルコスのことを示すように、がっつりとズームインしていくのです! 分かりやすすぎる演出なのではと心配されていたようですが、実際はあまりバレなかったよう。

AD

7.マルコムの服装に注目!

マルコムは、作中で数種類の服装をしていたように見えていたのかもしれませんが、よくよく見てみると、実は死ぬ前に彼が触れていた服しか着ていないことがわかります。まるで着替えているかのように思わせる素晴らしいトリックですね。

『シックス・センス』のCiatrユーザーの感想・評価を紹介!【ネタバレ注意】

2回見る必要がある作品

southpumpkin 旅先のオーストラリアにて全編英語で鑑賞 Mシャマランの出世作。確かによくできた映画ですが、ここで何を勘違いしたのかシャマランは一流映画監督とされました。続く作品を見る限りこの作品が奇跡的によくできたのかがわかります。替え玉を疑うレベルによくできた脚本なんですよね。出始めのムキムキな野心を伺うことができます。 いわゆるどんでん返し映画なのですが、これほどまでに二回見る必要があるものも少ないと思います。どんでん返しの質も非常に高い。叙述トリックをここまで見事に映像化した作品もないのではないでしょうか。さらにそこに終始することなく、きちんと泣かせにくるドラマ性もあるんです。ラストの事故渋滞のシーン好きですわ。 オスメントの演技が良いですね。あの悲しげな顔がものすごい同情を誘います。

すべてのキャストの演技が良い!

YU66 何度観ても…名作としか言えません、涙なくしては観れません。 ホラー映画のジャンルとしているレンタル屋やWikipediaに腹が立ちます。 キャスティングも素晴らしい。主人公のコールとマルコムはもちろん申し分がありませんが、アンナの美しくいつまでも愛情深い姿と一番はコールの母親 トニ コレットの演技がめちゃくちゃ良い。彼女の作品の中で一番美しく強く愛情深くまさに適役です。 M ナイト シャラマン監督は天才です。

ホラーが苦手な人にもおすすめ!

i_chan0124 ホラーは基本苦手で 見るときはビクビクしながら 目を隠して見るけど これは2回目からは普通に見れるくらい 1回目の最後に感動が! そーゆうことだったのかぁと感心するし 悲しい物語と悲しい結末が詰まってる いろんな感情が味わえるストーリーかな 何度でも見たくなる