2017年12月5日更新

姜文(ジャン・ウェン)、ローグ・ワンに出演している中国の大物俳優ってどんな人?【ローグ・ワン/スター・ウォーズ】【ネタバレ注意】

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『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場する中国の大物俳優、姜文(ジャン・ウェン)ってどんな人?

2016年12月に世界で同時公開される『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』には、『スター・ウォーズ』シリーズで初めてアジアの俳優が登場します。 初代デス・スターの設計書を盗むミッションを課された反乱軍のチーム「ローグ・ワン」に加入するベイズ・マルバスを演じるのは、中国の俳優姜文(ジャン・ウェン)です。 現代の中国映画において最も重要な俳優の一人と言われ、監督や脚本家としても活躍するウェンについてこの記事ではご紹介します。

姜文(ジャン・ウェン)のプロフィールは?

姜文(ジャン・ウェン)は1963年に中国の河北省に生まれました。その後10歳の時に北京に移住します。父親は軍人、母親は音楽教師でした。 またウェンの弟で2002年公開のチャン・イーモウ監督の映画『活きる』に二喜(アルシー)役で出演している姜武(ジャン・ウー)がいます。

名門演劇大学を卒業した姜文(ジャン・ウェン)

姜文(ジャン・ウェン)は1980年に中国の名門演劇大学である中央戯劇学院に入学しました。中央戯劇学院は2005年公開の映画『SAYURI』で主演したチャン・ツィイーや、1989年公開の映画『紅いコーリャン』でジャン・ウェンとともに主演したコン・リーら有名俳優を輩出しています。 ウェンは卒業後、舞台や映画での活躍を始めました。

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姜文(ジャン・ウェン)の出世作『赤いコーリャン』

ジャン・ウェンは1989年公開のチャン・イーモウ監督の映画『赤いコーリャン』に余占鰲(ユイチャンアオ)役で出演しました。美しい映像が印象的な本作はベルリン国際映画祭で金熊賞を獲得、彼の演技も高い評価を得ています。

姜文(ジャン・ウェン)が監督・脚本・主演もつとめた代表作『鬼が来た!』

2002年公開の映画『鬼が来た!』ではジャン・ウェンは監督・脚本・主演をつとめました。第二次大戦中、日本軍の兵士をかくまうことになった中国の村人たちのジレンマを描いたこの作品は、カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞しました。 ちなみに日本軍の兵士を演じたのは、2006年公開の映画『ゆれる』の早川稔役をはじめ多くの映画やドラマなどで活躍している香川照之でした。

中国映画で興業収入が歴代トップとなった『さらば復讐の狼たちよ』

ジャン・ウェンは2012年公開のアクションコメディ映画『さらば復讐の狼たちよ』でも監督・脚本・主演をつとめています。1920年代の四川省を舞台に、県知事になりすましたギャングのチャン(ジャン・ウェン)と、独裁者ホアン(チョウ・ユンファ)の対決が描かれます。 中国で当時最高の興業収入を記録し、批評家たちの評判も高く話題となりました。

フランス語が堪能な姜文(ジャン・ウェン)

パリ大学教授で道教や哲学の研究者と結婚していたこともあるジャン・ウェンは、フランス語にも堪能だそう。現在は2004年公開の映画『ヘブン・アンド・アース 天地英雄』で共演した15歳年下の女優周韵(ジョウ・ユィン)と結婚しています。

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『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のネタバレをしてしまった!?姜文(ジャン・ウェン)

ジャン・ウェンは『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で、銃マニアの賞金稼ぎベイズ・マルバスを演じます。マルバスは、フォースを信仰する盲目の戦士チアルート・イムウェ(ドニー・イェン)の友人であり、ボディガードです。 ウェンは2016年7月に行われたイベント、スター・ウォーズ・セレブレーション・ヨーロッパで重大なネタバレをしてしまったと話題になっています。

彼(チアルート・イムウェ)と私はパートナーで、イムウェはフォースを信じている。でも私のキャラクターは最初はフォースを信じないんだ。信じているふりをする。あるとても大きなミッションを果たすためにね。そのことは話せないけど。そして彼(イムウェ)が死ぬと、私はあることをよりうまく実践する。彼は考えて、私は実行することになる。

あわてた司会者によって発言は遮られてしまいましたが、チアルート・イムウェが死ぬことが明らかになってしまったようです。そして、ベイズ・マルバスがフォースを使えるようになるのでしょうか?! ジャン・ウェンの活躍に注目の『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は、2016年12月16日に全世界同時に公開されます。