家族の絆を描いたマフィア映画の大傑作『ゴッドファーザー』
maglmag
3時間もあるのに、全く飽きずに見れました。
マフィアの元祖とも呼ばれる所以がよく分かりました。
泥臭く、男くさい。でも優しく、スマート。
誰が悪なのかわからないなかで、
微妙な感情の表現をうまく引き出している監督は
本当にすごい。
Tomochika_Nakano
マフィア映画の傑作であると同時に最高の愛の物語。親子愛、兄弟愛、家族愛…義理と人情の仁義の世界。マフィアやヤクザ映画は人生の目次になる。絶対に観ておくべき傑作。
映画史に残る普及の名作と言われる『ゴッドファーザー』は、マリオ・プーゾの同名小説をもとにフランシス・フォード・コッポラ監督によって1972年に映画化された作品です。
激しいマフィアの抗争の中で家族愛も描いた本作は、公開するやいなや当時のハリウッド興行記録を塗り替え爆発的な大ヒットを飛ばし、アカデミー賞をはじめとする多くの賞を獲得します。その後、『PART III』まで製作されました。
主人公ドン・コルレオーネ役のマーロン・ブランドの名演技が光り、三男を務めたアル・パチーノの出世作にもなった『ゴッドファーザー』。今回はそんな『ゴッドファーザー』シリーズに魅せられた人におすすめしたい映画をご紹介していきます。
『ゴッドファーザー』の世界観が好きな人には
1.サスペンス映画の傑作と名高い『カンバセーション…盗聴…』【1974年】
Keimiyazato
コッポラはゴッドファーザーや地獄の黙示録も良いけど 70年代にこんな小品をもっと撮って欲しかった、盗聴を生業にしているハックマンが事件に巻き込まれていくサスペンスで 盗聴が本業のハックマンが逆に盗聴されている猜疑心でおかしくなり どんどん孤独化していく、孤独とサックスは相性がいいんだなと思えた作品。
盗聴を生業としているハリーがある依頼を受けて一組のカップルの会話を盗み聞きしたところ、恐ろしい話を聞いてしまい、そのため殺人計画に巻き込まれることになるという恐怖と狂気に満ちた作品です。
ジーン・ハックマンを主演に迎え、このストーリーを長年あたためていたというフランシス・フォード・コッポラが監督と製作、脚本まで務めました。若き日のハリソン・フォードも盗聴の依頼側として出演しています。
2.コッポラ監督渾身の戦争映画『地獄の黙示録』【1979年】
iv>
ShogoIoku
コッポラは自宅を抵当に入れてまでこの作品を撮りました!結果は大ヒット。様々な映画でも使われています。娘のソフィア・コッポラも監督です。
masayanodrum
凄まじい映画!地獄の黙示録=エンターテイメント+社会派+リアリティ+強烈なキャラクター+ちょっとエッチなシーン+ドラッグ! おもろい映画に必要な要素が全部つまってます!
舞台はベトナム戦争下のジャングの奥地。極秘任務を言い渡されたウィラード大尉がターゲットのカーツ大佐のもとへと密林を進む中、戦争が生み出した様々な狂気の光景を目の当たりにするというカオスでクレイジーな戦争映画です。
ジョゼフ・コンラッドの小説『闇の奥』を原案に、コッポラが監督が『ゴッドファーザー』での収入すべてをつぎ込んで製作したと言われる大作であり、カンヌ国際映画祭では最高賞にあたるパルム・ドールを獲得しました。
3.真実の愛に気付かされるファンタジー・コメディ『ペギー・スーの結婚』【1986年】
s_p_n_minaco
離婚寸前の主婦が若かりしハイスクール時代にタイムスリップ。一応ロマンティック案件なんだけど、ダメ男を選んじゃった過去を繰り返すべきか否かっていう、何ともシビアなお話である。昔は眼中になかった理系ヲタクとビートニクに惹かれるとか、現実的というか願望的?キャスリーン・ターナーはおばさんと少女を違和感なく共存させてるが、ニコラス・ケイジが若いというより幼いチャラ男ですごいよ、ブロンドのリーゼントだもん。運命の愛を謳うコッポラの甘さは嫌いじゃないけど、でもニコラス・ケイジは…ソフィアも端役で出てた。
私生活に不満を抱えていた主婦のペギー・スーが同窓会に出席し懐かしい仲間と過ごしていると、突然25年前にタイムスリップ。高校時代に戻ったことをきっかけに、自身の人生を見つめ直していきます。
フランシス・フォード・コッポラが監督を務め、ペギー・スー役をキャスリーン・ターナー、夫のチャーリーにはコッポラ監督の甥であるニコラス・ケイジが扮し、ちょっぴりほろ苦いファンタジー・コメディとなっています。
マフィア映画が好きな人には
4.実在の最強マフィアに挑んだ命がけの物語『アンタッチャブル』【1987年】
southpumpkin
デ・ニーロの半端じゃない役作りが有名な本作はスコセッシっぽいのかな、と思いきや全然違いました。ケヴィン・コスナー、ショーン・コネリーらが圧力に屈しないチーム、アンタッチャブルとして巨悪デ・ニーロを倒すお話。仲間が4人ほどいるのですがこいつらが途中死んだりするのにそれまでの過程が薄すぎで感情移入できませんえした。人気ドラマを圧縮して2時間のダイジェストドラマにしたような映画と言える。
デ・ニーロがバットを振り回すシーンや例の『戦艦ポチョムキン』に似たシーンなど好きなシーンも幾つかありました。
Chanichz
何度も見てしまう。禁酒法時代のマフィアと警察の攻防戦が好き。ドラマ性もあって、仕掛けては仕掛けられ。味のある役者が勢ぞろい。デニーロの怪演は本気でキテる。
禁酒法時代のシカゴで闇組織のボスとして君臨していたアル・カポネ。財務省のエリオット・ネスがアル・カポネを摘発すべく、仲間とともに命がけの戦いに挑むというストレートで見応えのあるマフィア映画です。
アル・カポネ役のロバート・デ・ニーロはもちろん、ケビン・コスナーやショーン・コネリーらの演技も見事であり、『戦艦ポチョムキン』をオマージュした階段乳母車の名シーンなど、ブライアン・デ・パルマ監督のセンスも随所で光ります。
5.ジョニー・デップが冷酷なマフィアに!『ブラック・スキャンダル』【2015年】
toshibakuon
マフィア、FBI、政治家によるアメリカで実際にあった汚職事件。悪いことは隠してもいつかは明るみに出てしまうもの。口止めしても刑期を減刑する保身の為に情報を集めるアメリカならではのやり方。バルジャーは根っからの悪党だったかもしれないけど唯一同情したのが幼い息子を亡くした事だな。ジョニーデップはハマり役だったと思う。
a26947289
最初は良いと始めたことが気づけばしがらみでやめれなくなっている。周りの状況は変わっていて辞めなければいけなくても。
自分への戒めになった。
兄のジェームズはマフィア、弟のビリーは政治家、幼馴染みのジョンはFBI捜査官。ともにサウスボストンで育った3人がそれぞれ別の道へ進み、お互いの利益のため手を組んだことにより、アメリカ犯罪史上最大といわれるある事件に発展していきます。
実在したアイリッシュ・マフィアのリーダーをモデルに、 スコット・クーパーが監督を務め映画化されました。薄毛のオールバックヘアーで革ジャンを羽織り、マフィアのボスを怪演するジョニー・デップは必見!
家族愛に心打たれた人には
6.嘘をつき通した父の愛『ライフ・イズ・ビューティフル』【1997年】
soysot
戦争と差別をユーモアを交えてお送りする一本。映画で初めて泣きました。
hole_ana0
イメージと大分違い、もしや間違って別の作品を借りてきたのかしらと思いましたがその誤解も溶け最後にはお父さんが大好きになりました 底抜けの明るさと素敵な嘘に涙 ラストシーンは忘れられません
ユダヤ系のグイドは妻ドーラと一人息子との幸せな生活を送っていましたが、ある日家族で強制収容所に入れられることに。怯える息子の命を守るため、グイドは自身の命をかけて嘘をつき通します。
ナチスの迫害下にあったユダヤ系の人々を描く重い内容でありながら、鑑賞後は清々しささえ感じられ、戦争映画としては異色の感動が心に湧く作品。ロベルト・ベニーニが監督と脚本のほか、主演も務めました。
7.父と息子の和解を描いた『ビッグ・フィッシュ』【2003年】
Soichiro__Muramoto
とても刺激があって優しい、見返したくなる映画のひとつ。
空想癖のある父と現実的な息子とのお話。
はじめは溝がありつつも徐々に理解する過程が気持ち良い。
こんな空想めっちゃいいじゃないですか。
Tatsusasn
【2014.06.21】
ティムバートンらしい独特な世界観の映画。
作り話なのか、真実なのかはどうでもいい、その人のみて感じたままが大切だなと思えた素敵な作品。
好きなテイストの映画。
自身の人生を夢物語のように悠々と語り人々を楽しませる父親と、そんな父を理解することができない現実的な息子。いつしか親子の間には溝が生まれてしまいますが、息子は父の荒唐無稽な話の中には真実も隠されていたことを知ります。
ダニエル・ウォレスのベストセラー小説を原作に、ティム・バートンが監督を務めた大人のファンタジー作品。父親をアルバート・フィニー、父親の若い頃をユアン・マクレガー 、魔女役にヘレナ・ボナム=カーターなど、キャストも豪華です。
ニーノ・ロータの音楽にうっとりした人には
8.アラン・ドロンが演じるイケメンの悪人『太陽がいっぱい』【1960年】
ji__kyt
今見ても全然色あせないアランドロンのイケメンさファッションもオシャレで好きでした。全部完璧にやっていたのに、最後それ忘れたの!?っていう滑稽な最後も良い。
やっぱり映画って好きだな〜と改めて思わせてくれた作品でした。
1uhya
身分の卑しい男による狡猾な身代わり殺人大作戦といったところか。ラストがほどよい余韻があっていい。アランドロンの美貌に惚れ惚れ。群青の海が印象深い。
この作品、面白いことに同性愛を描いた作品とも言われてるですよね。確かにそういう目でみるとみえなくもない。
ローマで遊びほうける金持ちの息子フィリップを、フィリップの父親から頼まれてアメリカから連れ戻しにきた貧しい青年トム・リプリー。フィリップには帰る意思は全くなく、ふたりの関係はぎくしゃくし始め、とうとうトムは恐ろしい計画を実行します。
パトリシア・ハイスミスの小説を原作に、ルネ・クレマン監督が映画化しました。イケメンの代名詞であるアラン・ドロンの出世作であり、ニーノ・ロータの主題曲もヒットしました。
9.映画監督の苦悩を描いたフェリーニの自伝的作品『8 1/2』【1963年】
KK_mfp
フェリーニ1作目。
最後のシーン忘れられない。
服装とかとにかくお洒落さ。
妻との関係は冷え切り、新しい映画の製作にも行き詰った一流監督のグイドは湯治場に訪れます。果てしないグイドの苦悩を、過去と現在、現実と妄想を交錯させながら幻想的に描き出しました。
フェリーニ作品常連のマルチェロ・マストロヤンニが主演を務め、フェリーニの映画のほとんどで音楽を担当しているニーノ・ロータの曲も物語を彩ります。
マーロン・ブランドが良かった人には
10.単身でギャングに挑む元ボクサー『波止場』【1954年】
hitomisnotebook
この映画もまた素晴らしい 脇を固める演者さん達も渋くこの映画の重厚さを出している 現代の映画と比べると派手さはないが本当に重みが違い引き込まれる 正義は必ず勝つ
波止場で働く元ボクサーのテリーは、ある時ギャングが絡んだ殺人事件の片棒を担いでしまいます。痛ましい次の事件も起こり目を覚ましたテリーが、誰も逆らうことのできなかったギャングに立ち向かっていく物語。
エリア・カザンが監督を務め、主演のマーロン・ブランドの熱演が印象的な名作です。アカデミー賞では作品賞をはじめとする8部門で受賞しました。
11.マーロン・ブランドの自己パロディは必見!『ドン・サバティーニ』【1990年】
Keimiyazato
今、独り歩いていたら小学生が縦笛でゴッドファーザー愛のテーマを吹いていてニヤニヤが止まらず恥ずかしい思いをしています!!エリーゼの為にでしょ!普通は!そんな事情でこの映画を思い出しました マーロン ブランドが自らコルレオーネをパロディ化していて良く出来たコメディです!
田舎からニューヨークへ出てきたクラークが、ひょんなことからマフィアのドン・サバティーニのもとで働くことになりました。妙な仕事を任されたり、サバティーニの娘との結婚を提案されたりと、純朴な青年の困惑をユーモアを交えて描きます。
監督を務めたのは、アンドリュー・バーグマン。マーロン・ブランドが自身の代表的な役『ゴッドファーザー』のドン・コルレオーネをパロディ化したことで話題になりました。
アル・パチーノのファンになった人には
12.実在の強盗犯をアル・パチーノが熱演『狼たちの午後』【1975年】
obaover
実話ベースの銀行強盗作品。
ちょっと三谷幸喜作品のようなドタバタ感あるコメディチックさが垣間見れます。
当時のアルパチーノの格好良さと抜群の演技力がよく分かりますね!
okdkstmp
1975年作。アル・パチーノ主演。実話ベースのクライム・サスペンス。
いや面白かったです。喜劇を匂わせるシーンもある。相方との対比も良い。アドリブが多い作品らしいけど、だからなのか、アル・パチーノが活き活きとしてる。アル・パチーノが最後に見せた表情が印象的だった。
にしても、いろいろと隔世の感を禁じ得ない作品ではあるのだけど、今このような作品を作ることが出来るのだろうか…
舞台はニューヨークのブルックリン。ある銀行に3人の強盗が押し入りますが、仲間の1人はおじけづいて逃げ、金庫には金はなく、もたついている間に警察やマスコミも到着しました。トラブル続きの銀行強盗の結末はいかに?
実際に起こった強盗事件をモチーフに、シドニー・ルメット監督により映画化された作品です。主演のアル・パチーノは犯人の容姿に似ていたため起用されたそうで、その演技も高い評価を受けました。
13.タンゴ・シーンも印象的『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』【1992年】
gonbe73
2015/07/12
アルパチーノめっちゃかっこいい!タンゴのくだりの口説き方がイケメンすぎてもう!!!ロバートデニーロと間違えてすみませんでした!!!瞬きの回数少なくてほんとに目が見えてないような設定とかじゃなくリアルだった。そしてなにより頑固なおじいさん?おじさん?が素直になってく感じ好き。
nukumiz
素晴らしかった。
アルパチーノの演技、ストーリー。登場人物の心情の変化をものすごく丁寧に描いている。
ただのお涙頂戴な映画ではなく、深く心にささるものがあった。
アルパチーノさん、ギャング以外でもこんなに素晴らしいのだなと感心させられた。
それぞれに憂いを抱える盲目の元軍人フランクと奨学生のチャーリー。アルバイトでフランクの世話を任されたチャーリーは、気難しい彼にふりまわされながらも次第に心を通わせ、お互いに新しい一歩を踏み出していきます。
マーティン・ブレストが監督を務め、主演はアル・パチーノ。瞳を動かさず、瞬きもほとんどしない演技は見事であり、本作でアカデミー主演男優賞を受賞しました。
ダイアン・キートンを素敵だと感じた人には
14.男女の出会いと別れをコミカルに描いた『アニー・ホール』【1977年】
ririri511
ウディ・アレン扮するアルビーシンガーの屁理屈がコミカルで何故か癖になる面白さ!
ダイアン・キートン演じるアニー・ホールの衣装も凄く可愛いし全体的にお洒落。
時々、疑問を観てる側に問いかけるようにカメラ目線でセリフを喋るシーンが枠にとらわれていなく、ウディ・アレンのセンスを感じる。
よくある男女の出逢いから破局までをユーモアを交えながら濃厚に魅せてくれるのが凄く良かった。
pixieazchan
Woody AllenといえばAnnie Hallです!もう大好き!おしゃれ!大好きなDiane Keaton(今もキレイだけど)この頃の彼女がサイコーです。。あとなんだろしゃべり方が好き。みなさんの好きな映画の中にも入っている作品ではないでしょうか??!
ルックスはイマイチなのに女の子にモテる芸人のアルビー。歌手志望の美女アニーと知り合い同棲を始めますが、次第にふたりは嚙み合わなくなっていきます。そして、ついに別れの時が来て……。
ウディ・アレンが監督と脚本、主演も務め、ダイアン・キートンの魅力を存分に引き出した作品。キートン演じる屈託のない美女アニーは文句なしにチャーミングで、ロブスターとの格闘シーンには演技とは思えない楽しさか溢れています。
15.熟年男女のラブ・コメディ『恋愛適齢期』【2003年】
pixieazchan
こちらもJack Nicholson!彼と大好きなDiane Keatonが出ているなら観るしかない!2人の大人の恋愛。どうしてか『かわいらしい』ラブストーリーに仕上がってるのは彼らが出演してるからでしょうか?!イタタなシーンもあるけれどくすっと笑えるステキな作品です♪
myania
大人のもどかしい恋愛
主人公がわんわん泣いている姿は
いくつになっても女の子なんだなと思った
若い女の子が大好きな富豪ハリー・サンボーンと、劇作家としてバリバリ働くエリカ。熟年の男女が意外な出会いから恋に落ちる様子を、ナンシー・マイヤーズ監督がコメディタッチで描きました。
ハリー役はジャック・ニコルソン、エリカをダイアン・キートンが務め、巧みな演技で笑いを誘います。歳を重ねてもキュートなダイアン・キートンの魅力がたっぷり詰まった作品です。