2018年3月10日更新

『ブレイキング・バッド』は『ウォーキング・デッド』の前編!?クレイジーな関連性を徹底検証!

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ブレイキング・バッド

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『ブレイキング・バッド』と『ウォーキング・デッド』は同じ世界の出来事?

『ブレイキング・バッド』と『ウォーキング・デッド』は、どちらもアメリカのケーブルチャンネルAMC放送の人気テレビドラマシリーズです。 ストーリーも出演者も違うこの2作が、実はつながっており同じ『ブレイキング・バッド』の後の世界が、ゾンビがはびこる『ウォーキング・デッド』の舞台となっているのではないかという噂がファンの間でささやかれています。 果たして噂は本当なのでしょうか?

『ブレイキング・バッド』についての基本情報

『ブレイキング・バッド』は2008年にシーズン1がスタート、2013年のシーズン5を持って完結しています。作品としての評価はとても高く、主演のブライアン・クランストンがプライムタイム・エミー賞のベスト男優賞を受賞している他、数々の賞に輝いているドラマです。 物語の主人公は、クランストン演じる高校の科学教師、ウォルター・ホワイト。彼は、アメリカの田舎町で身重の妻と脳性麻痺を抱えた長男と暮らしていましたが、ある日自分が肺がんに侵されていることが発覚します。自分が死ぬ前に、家族にお金を残そうと、彼は覚せい剤の密造を決意、通称メスという青いドラッグの製造を始めました。 家族を守るために選んだ薬物の密造及び売買という行為が、次第にウォルターを闇社会への人間へと変えていきます。

『ウォーキング・デッド』についての基本情報

『ウォーキング・デッド』は2010年にシーズン1が放送開始、2015年にシーズン5までが放送されています。2016年11月から日本でも徳望のシーズン7が配信開始となり、人気のシリーズはシーズン8も制作される可能性が高いと言われています。 主人公は、アンドリュー・リンカーン演じる元保安官のリック・グライムズ。ある日、リックは勤務中に銃弾に打たれ、昏睡状態になってしまいます。目を覚ました彼を待ち受けていたのは、通称“ウォーカー”と呼ばれるゾンビがはびこる崩壊した世界でした。 リックは生き残った人々と協力し、安住の地をもとめてアメリカを渡り歩きますが、その途中で生存者のグループ間による争いに巻き込まれていきます。

『ウォーキング・デッド』にウォルターが製造したドラッグが登場している?

『ブレイキング・バッド』でウォルターが密造するのは、通称メスと呼ばれるメタンフェタミンという薬物。ウォルターはこの青い色をしたドラッグを“ブルーメス”と名付けて、闇ルートで売買します。 その特徴的な青い薬が『ウォーキング・デッド』シーズン1のエピソード2に登場しています。その回では、リックと最初に仲間になったダリルが、T-ドッグという黒人男性を助けようと自分の持ち物のなかから薬を探すシーンがありました。その時に彼が持っていた袋の中に、ブルーメスらしきものが入っているのが分かります。

同じタイプのダッジ・チャレンジャーが登場している

『ブレインキング・バッド』でウォルターが手に入れた赤い車体に黒いストライプの入ったダッジ・チャレンジャー車は、ドラマファンにとっては印象的です。 この珍しいタイプの車と同一とみられるものが『ウォーキング・デッド』にも登場しています。

ドッジ・チャレンジャーを返品する相手は“グレン”

前述のドッジ・チャレンジャーはウォルターが息子に買い与えたものですが、妻スカイラーの反対に会い返品しに行くことになります。その返品先の店長の名前は“グレン”。 この“グレン”が、『ウォーキング・デッド』に登場する韓国人青年のグレン・リーではないかと言われています。そして、『ウォーキング・デッド』の中でグレンが例のドッジ・チャレンジャーを運転しているシーンもあり、ファンの予想は確信に近づいているようです。

メルルがつるんでいた麻薬ディーラーの正体は?

『ウォーキング・デッド』シーズン4のエピソード7で、ダリルが兄であるメルルがつるんでいた麻薬ディーラーのことを話すシーンがあります。そこでダリルは、麻薬ディーラーは“白人”で、“子供に会わなかったことを後悔している”人物だと語りました。 これは『ブレイキング・バッド』に登場する、ウォルターのかつての教え子で、共にブルーメスを闇ルートで売買していたジェシー・ピンクマンの人物像と一致します。 ゾンビに襲われる前の世界で、ダリルとメルルはジェシーと関わりを持っていたのでしょうか?

Netflixが制作した動画が話題に

ドラマファンだけにとどまらず、Netflixまでが『ブレイキング・バッド』が『ウォーキング・デッド』の前編であることを証明する動画を作り、話題になりました。 この動画では、『ブレイキング・バッド』でウォルターが作ったドラッグが原因でウォーカーが生まれ、『ウォーキング・デッド』の世界につながってしまったのではないかという説を唱えています。

『ウォーキング・デッド』の前日譚はすでに存在している

実は『ウォーキング・デッド』の前日譚として、2015年より『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』 がAMCで放送されています。2016年にはシーズン2が放送され、2017年にはシーズン3が制作されると発表されました。 前日譚の主人公は、高校で進路指導の職についているシングルマザーのマディソン・クラーク。マディソンの息子のニックは麻薬中毒という設定になっており、そこにも『ブレイキング・バッド』に通じるものを感じてしまいます。

噂に対してファンの反応は?

『ブレイキング・バッド』が『ウォーキング・デッド』の前編だとする説に関して、ファンはどのような意見を持っているのでしょうか?
馬鹿げてる!でもおもしろい!!
両方とも同じAMCで放送されているんだから、これくらいの一致はあり得るんじゃないか。
両作ともクリエーター陣は違っているし、『ウォーキング・デッド』に関しては原作がある。同じ放送局が作っているんだから、多少のパロディがあってもおかしくないが、それだけで2つの作品がつながってると考えるなんてばかばかしい。
面白がる人もいるのに対し、冷静な意見を持っている人もいるようです。