2017年7月6日更新

デーヴ・パテール、『スラムドッグ$ミリオネア』に主演したインド系イギリス人俳優を紹介

デビュー映画『スラムドッグ$ミリオネア』の主演で一気に世界的映画スターとなったシンデレラボーイのデーヴ・パテール。今回はそんなインド系イギリス人俳優を紹介します。

デーヴ・パテールってどんな人?

デーヴ・パテールは1990年4月23日にケニア出身のインド系移民の両親の元、イングランドで生まれたインド系イギリス人俳優です。

子供の頃から演技を始め、高校生の頃には学校の演劇講師に“天才的な生徒”と賞賛されています。また、格闘技を習っていたこともあり、2004年にはダブリンで開催された格闘技の世界選手権で銅メダルを獲得しています。

『スラムドッグ$ミリオネア』で一躍有名に

2007年から2008年にかけて放送されたイギリスのドラマ『スキンズ(原題)』でスクリーンデビューを果たしますが、それ以前にプロとして演技をした経験はなかったそうです。

日本では2009年に公開され た、ゴールデングローブ賞やアカデミー賞などで数多くの賞を受賞したイギリス映画『スラムドッグ$ミリオネア』の主演で世界的に有名な俳優になりました。

デーヴ扮する主人公少年ジャマール・マリクはインドの貧困街出身。テレビ番組『クイズ$ミリオネア』に出演したジャマールが数々のクイズに正解していく中、今まで送ってきた波乱万丈の人生の回想が描かれた映画です。

2003年公開『28日後…』、2011年公開『127時間』、2016年公開『スティーブ・ジョブス』などの名作を手掛けたダニー・ボイル監督がメガホンを取りました。デーヴのひたむきで真に迫った演技で多くの感動とエンディングの爽快感を与えてくれた映画です。

ガールフレンドとは『スラムドッグ$ミリオネア』で出会った

デーヴは『スラムドッグ$ミリオネア』で共演したジャマールの恋人ラティカ役のフリーダ・ピントーと、2014年に破局するまで6年間交際していました。

フリーダはデーヴの6歳年上という年の差カップルでしたが、別れても良き友人であることに変わりはないとのことで、後にデーヴはこう語っています。

フリーダは素晴らしくて、最高だよ。僕の人生に最も影響を与えてくれている人の1人さ。映画でも個人としても、とても美しい体験が一緒にできたんだ。だからフリーダはこれからもずっと尊敬する人だよ。

『エアベンダー』ではヴィランを演じる

2010年には、日米で人気のアニメ『アバター 伝説の少年アン』シーズン1を元にM・ナイト・シャマランが製作・脚本・監督した、ファンタジーアクション映画『エアベンダー』で主要キャラクターのズーコ王子を演じています。

架空の世界を舞台にしたこの映画では主人公と対立する‘悪役’を演じ、俳優としての新たな一面を見せてくれました。

映画を通してインドの魅力を発見

両親がインド系移民とはいえ生まれも育ちもイギリスのデーヴ。子供の頃はイギリスとインドを往復する生活を送っていたのかどうか聞かれた時にこう答えています。

インドにはまだ小さいときに行ったけど、なにもかもが嫌だったよ。ゲームボーイもないし、おじさんやおばさんにはぎゅうぎゅう抱きしめられて。暑いし蚊だらけだし、言葉も喋れないかよそ者の気分だった。だから、インドを本当に知って大好きになったのは『スラムドッグ』の撮影中なんだ。
引用:latimes.com

また、デーヴはイギリス英語のアクセントが強かったため、インド出身キャラクターを演じるためにインドアクセントのレッスンを受けたそうです。

『奇蹟がくれた数式』で実在した人物を演じる!

2016年10月より日本でも公開されたイギリスの伝記映画『奇蹟がくれた数式』。デーヴは物語の主人公、実在したインドの天才数学者ラマヌジャン役として出演しています。

天才的な直感で数々の公式を発見するラマヌジャンを見事に演じきったデーヴですが、ジョークを交えてこう語ります。

チップの計算すらままならないよ!会計士の父をいつもがっかりさせてたね。数学は本当に恐ろしく、酷かったから、だから僕がこの役を演じたことを、父は特に誇らしく思ったんだ。
引用:scmp.com

ジェレミー・アイアンズ演じる、ラマヌジャンに手を差し伸べるもう1人の天才学者ゴッドフレイ・ハロルド・ハーディとの関係も見どころの映画です。

デーヴ・パテールの今後の活動にも期待!

おちゃめな面もあるデーヴですが、最近はイングランド、インド、ラスベガス間を行ったり来たりする生活を送っているそう 。

日本公開日は未定ですが、他にも『ライオン(原題)』や現在製作中の『ホテル・ムンバイ(原題)』に主演しているデーヴ・パテール。これからの活動にますます注目が集まります!