(C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会

アニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の魅力を徹底解剖!【あらすじ・声優】

2017年7月25日更新

岩井俊二によるドラマ『if もしも』内で放送されたドラマが2017年にアニメ映画化。広瀬すず、菅田将暉など旬で豪華な声優をはじめ、監督や脚本家も人気実力派が集結した『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』。どんな物語かご紹介します。

アニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』が2017年8月18日公開!

20年前の実写映画をアニメ映画化!

岩井俊二が若手時代に監督を務め、1995年に公開された実写映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』のアニメ映画化が発表されました。 もともとはフジテレビ系列の『if もしも』というテレビドラマ内で放映された作品。『if もしも』は、1話ごとにストーリーが異なるオムニバス形式のドラマであり、『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』は番組内の作品の1つでした。 その後、内容を編集し直したバージョンの実写映画が1995年に公開されています。今回は2017年8月18日に公開される新作アニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』についてご紹介します。

『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』予告編2も公開!物語の片鱗が明らかに

今回の予告動画では、広瀬すず、菅田将暉、宮野真守らが演じる主人公たちの声も聞く事ができます。なずなが典道に駆け落ちを提案するセリフなど印象的名シーンも収められています。 ここまでは原作である岩井俊二の実写版と一緒ですが、これからオリジナルとの違いなどが出てくるのか気になるところ。本編がますます楽しみになります!

アニメ映画版『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』のあらすじ

(C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会
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両親の離婚がきっかけで転校することが決まった主人公の及川なずな。ある放課後、なずなは同級生の典道と祐介と共にプールの清掃を任されました。 誰も真面目に掃除をせず遊んだりプールサイドにじっとしたりしていると、祐介は典道にどちらが先に50メートル泳げるかの勝負を提案します。そんな二人を見て、なずなはこのゲームで勝利した方と“駆け落ち”をしようと考えていました。勝負は結局、祐介の勝利となります。 なずなは勝利した祐介にその日の夜開催される花火大会に行こうと誘い、「駆け落ち」を提案しますが、その目的は、再婚してしまう母親の元からの逃避すること。しかし母親はそんなことを許してくれるわけもなく、見つかって怒られてしまいます。 一方、勝負に勝てなかった典道は、好きな女の子が困っているのを前にして、何もできなかった不甲斐なさを感じます。そのイラつきから典道はたまたまプールで拾ったボールを投げ捨てますが、時間が巻き戻って……。

【ネタバレ注意】実写映画版『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』でのあらすじと結末

実写映画版では、主人公たちの年齢設定は小学6年生となっています。勝負に祐介が勝ち、なずなが駆け落ちを提案、祐介は約束をすっぽかし、典道が不甲斐なさを感じるところまでは、アニメ版にも踏襲されています。アニメ番で出てくる不思議なボールはでてきませんが、ここから典道が勝ったバージョンの話が始まります。 典道となずなは花火大会に行くことになります。そして、祐介と同じく「駆け落ちしよう」と言われるのです。話に乗って、駆け落ちをはじめますが、急になずなは「やっぱり帰る」と言います。駆け落ちを取りやめ、二人でプールに忍び込む二人。服が濡れるのも厭わずはしゃぎます。 その帰り道、学校の先生に「花火は横からみたら丸いか」と尋ねます。先生は花火師の所に連れて行ってくれ、そこで花火師は花火を典道の真上にあげてくれました。ちょうど同じ頃、灯台に登って真横からその花火を祐介も見ていました。そこで少年たちは、花火が下から見ても横から見ても丸いことを知るのです。

『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の超豪華声優陣!

及川なずな/声優:広瀬すず

主人公・及川なずなは、小学6年生にしては大人びた雰囲気を持つ女の子。両親の離婚やそれによる転校という現実から逃げるように、クラスの男子と駆け落ちを考えるなど、小学生にしては大胆な行動を取る面もあります。 そんな主人公・なずなを演じる広瀬すずは、2016年公開の実写映画『ちはやふる』で主人公・綾瀬千早役を演じました。他にもテレビドラマ『怪盗 山猫』で高杉真央役を務めるなど、映画だけでなく、テレビドラマやCMでも活躍しています。

島田典道/声優:菅田将暉

主人公・なずなに片思いする男の子の一人、島田典道。友人である祐介には、友達を裏切らない誠実な少年と思われています。 島田典道役の菅田将暉は、2009年『仮面ライダーW』でシリーズ最年少の初主演を務め、2017年公開予定の映画『銀魂』で志村新八役を演じることも決定しています。 2013年には青山真治監督作品『共食い』で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞にノミネートされ、演技力が評価されている俳優です。

安曇祐介/声優:宮野真守

なずなに片思いするもう一人の男の子・安曇祐介。父親が医者をしており、典道が怪我をした際には父親の医院で診て貰うよう勧める場面もあります。 安曇祐介役の宮野真守は、『DEATHNOTE』の夜神月役や『うたの☆プリンスさまっ♪』の一ノ瀬トキヤ役を演じています。 2008年には主演を務めた作品『DEATHNOTE』や『機動戦士ガンダム00』での演技が評価され、第2回声優アワード主演男優賞やTAF東京アニメアワード声優賞を受賞しています。

『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』は元はオムニバス作品の1つ

『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』は、もとはフジテレビ系列で放送されていたオムニバステレビドラマ『if もしも』の作品の1つです。 『if もしも』は、2017年現在もスペシャル番組として放送されている『世にも奇妙な物語』の、レギュラー放送終了後に放送されていたドラマ番組。この『if もしも』は1話ごとにストーリーが異なり、ドラマに登場する人物が「もしも、この時この行動をとっていたら?」というような異なる行動の後の世界が描かれるドラマです。 『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』は、本番組で放送されたエピソードの1つです。しかしながらそういった作品であるにも関わらず、「日本映画監督協会新人賞」を獲得し、1本の映画として作り直されました。

岩井俊二、オリジナル版の監督について紹介

岩井俊二は、日本屈指の人気監督として非常に有名です。そしてオリジナリティを持つ唯一無二の映像美でファンが多い監督でもあります。日本だけでなく、アジア圏でも人気を博しています。 発表する作品は常に注目を集め、有名な作品としては、『花とアリス』、『リリィ・シュシュのすべて』や『リップヴァンウィンクルの花嫁』などの監督、脚本を務め、評価されています。

脚本は映画『バクマン。』で監督・脚本を担当した大根仁

全国300スクリーン以上で上映され、累計興行収入13億円を超えた週刊少年ジャンプ連載の人気漫画の実写映画『バクマン。』や、興行収入21億円を超えた森山未來主演の映画『モテキ』を務めた大根仁が、今回この作品で初めてアニメ制作に携わります。 好きなドラマを原作に初めてアニメの仕事ができる、と喜びのコメントをしています。

大根仁による原作小説が発売決定!岩井俊二による原点を語る物語も。

打ち上げ花火、下から見るか?横から見る?
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脚本を担当した大根仁による原作小説『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』が6月17日に発売されることが決定しました。また実写映画版の監督である岩井俊二は本作の原点を綴った物語『少年たちは花火を横から見たかった』も同日に発売を予定。 8月のアニメ映画公開を前に予習しておきたいですね!

監督は『魔法少女まどか☆マギカ』の新房昭之

文化庁メディア芸術祭でアニメーション部門審査委員会推薦作品を受賞した『さよなら絶望先生』や、劇場版が深夜アニメ初の興行収入20億円突破を記録するほどの大人気アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』など、独特な表現のある作品の監督を担当した新房昭之が監督を務めます。

アニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の制作はシャフト

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アニメーション制作は『魔法少女まどか☆マギカ』や『絶望先生シリーズ』を制作した「シャフト」。新房昭之監督のシャフト制作作品は、色彩や文字、背景の小道具を使った独特なアニメーション演出が特徴的です。 『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』もどのようなアニメーション作品になるのでしょうか?公開は2017年8月18日です!