2019年1月22日更新

レイア姫について知っておきたい12の事実 「スター・ウォーズ」撮影中の驚愕のエピソードも

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『スター・ウォーズ』シリーズの元祖ヒロインであるレイア・オーガナ姫。レイアや彼女を演じた女優、キャリー・フィッシャーについてあなたはどれだけ知っていますか?この記事では、ファンなら知っておきたい彼女に関するトリビアを12個紹介します。

「スター・ウォーズ」永遠のヒロイン、レイア姫!

「スター・ウォーズ」シリーズはエピソードごとにヒロインが変わっていきます。エピソード1〜3ではナタリー・ポートマン演じる悲劇の女王パドメが、「フォースの覚醒」「最後のジェダイ」では強大なフォースを持つ少女、レイが登場しました。 しかし、元祖ヒロインといえばやはりキャリー・フィッシャー演じるレイア姫です!ルークの双子の妹であり、ハン・ソロの恋人ともなる彼女は「最後のジェダイ」にも再登場し、物語のカギを握る重要な役どころを担っています。 印象的な髪型と白いドレス、そしてたまに見せるセクシーな姿が有名なレイアですが、そんな彼女についてあなたはどれだけ知っていますか?この記事ではファンなら絶対に押さえておきたい彼女の基本情報、そしてキャスティングにまつわるトリビアまで、まとめて紹介します!

1.レイア役の候補にはジョディ・フォスターやメリル・ストリープがいた!?

メリル・ストリープ
Joe/WENN.com

今となってはキャリー・フィッシャー以外が演じるレイアなんて考えられませんが、実は候補には多くの女優の名が挙がっていました。 彼女以外にレイア役のオーディションを受けた女優の中には、『アメリカン・グラフィティ』で当時大人気を博していたシンディ・ウィリアムズ、また後にバンド「ベルリン」のメインボーカルとなるテリー・ナン、さらには当時すでに大女優であったメリル・ストリープがいたのです! その中で最終候補に残ったのはキャリー・フィッシャーと『羊たちの沈黙』のジョディ・フォスターでした。オーディション当時大きな役を演じたことのなかったフィッシャーは、その中から自分が選ばれたことに対する驚きを隠せなかったと言います。

2.レイアの出身惑星はどこ?

レイアの出身地はどこかと聞かれたら惑星「オルデラン」と答えれば正解です。あなたは立派なスター・ウォーズファンと言えるでしょう。オルデランこそがレイアが反乱同盟軍の創始者のひとりであるベイル・プレスター・オーガナの養女として育った惑星です。 しかし、もっとコアなファンになれば、レイアとルークが実際に生まれたのは惑星「ポリス・マサ」の医療施設であることを知っているでしょう。『シスの復讐』のラストシーンでその模様が描かれています。

3.レイア姫は一度もオビ=ワン・ケノービに会ったことがない

エピソード4において、帝国軍に捕らえられたレイアはドロイドのR2-D2にメッセージと超兵器デス・スターの設計図を託し、オビ=ワンのもとへと送ります。そのメッセージとは「助けて、オビ=ワン・ケノービ。あなただけが頼りです」という印象的なもの。 その後、オビ=ワンはレイアの双子の兄であるルーク、道中で契約を結んだハン・ソロとその相棒であるチューバッカとともに4人でレイアの救出に向かいます。デス・スター内部に到着後、オビ=ワン以外の3人がレイアの救出に向かい、彼だけがデス・スターのトラクタービームを切る任務に挑みました。 しかし、ダース・ベイダーがオビ=ワンを待ち伏せしていました。その戦いによってオビ=ワンは命を落としてしまうのです。つまり、皮肉なことにレイアは作中でオビ=ワンに会うことがなかったのでした。 しかし、2人が全く会ったことがないかというとそういう訳ではないのです。レイアが生まれる直前、オビ=ワンはヨーダと共に彼女の母、パドメをポリス・マサの病院へ運び、彼女とルークの誕生を見届けていたのでした。

4.シリーズ初期、レイアとハンソロはリアルで付き合っていた⁉

ハリソン・フォード
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『スター・ウォーズ』の初公開から40年後、フィッシャーは回顧録『The Princess Diarist』を発表しました。その中で彼女は初期スター・ウォーズ撮影時、ハン・ソロを演じたハリソン・フォードと不倫関係にあったことを暴露したのです!彼は当時、メアリー・マーカットという女性と結婚していました。 古い日記を見つけたフィッシャーは、ハリソンが一体彼女のことをどう思っていたのかを知りたいがために、その日記を出版することにしたそうです。しかし、この本が話題作となってからハリソンとの関係について書いたことを後悔していたとか。 フィッシャー自身、その事実を書いた日記を出版するかもしれないということを事前にハリソンに伝えたそうです。彼はそれを聞くと「弁護士を!」とジョークを言っていたとのこと。2人の仲の良さがうかがえるエピソードです。

ハン・ソロとの身長差が問題に?

レイア姫を演じる・キャリー・フィッシャーは身長155cm。一方でハン・ソロ役のはハリソン・フォードは185cmと、恋に落ちる二人の間には大きな身長差があります。 そのため、二人が共演するシーンでは見栄えを良くするために、フィッシャーが踏み台を使わなければならなかったこともあったそうです。

5.キャリー・フィッシャーはスタントの一部を自分でこなした

『スター・ウォーズ』の製作時、監督のジョージ・ルーカスには有り余るほどの資金があったわけではありません。そのため、コスト削減のための様々な案が採用されました。 その一つがフィッシャーが自らのスタントを自分でこなすということ。彼女は果敢にもスタントに挑戦しました。 エピソード4において、デス・スター内部の狭間でレイアとルークが一緒にロープからぶら下がり揺れるシーンもその一つです。このシーンはたったの1テイクでOKが出たそうです。

6.フィッシャーはとにかくレイアの衣装が嫌いだった

レイア姫が着用するこの奴隷の衣装をご存知の方は多いでしょう。また、シンプルな白いドレスも印象的ですね。しかし、キャリー・フィッシャーは彼女のこれらの衣装を毛嫌いしていたと言います。 「あの鉄製のビキニ、フィットしないから私が横になると体から浮くのよ。いつも丸見えだったわ。」とのこと。 さらには、撮影の際フィッシャーは胸をテープで体に貼り付けなければならなかったそう。なぜならレイアの衣装が下着を身に着けることのできないつくりだったからです。のちにフィッシャーは「皆も知っているように、宇宙には下着なんて存在しないのよ」とジョークを飛ばしていました。

また、ビキニだけでなくこの白いドレスも気に入っていなかったと語っています。さらには特徴的なおだんごヘアも嫌いだったとのこと。しかし、文句を言ってジョージ・ルーカス監督を怒らせることを恐れて結局我慢したそうです。

7.ハン・ソロとの間の子供は?

スター・ウォーズ 最後のジェダイ カイロ・レン
© LFI/Avalon.red

「フォースの覚醒」で明らかになっているように、エピソード6「ジェダイの帰還」と「フォースの覚醒」の間にレイアはハン・ソロとの子供を設けています。 それがベン/カイロ・レンであり、暗黒面に落ちたジェダイなのです。彼が自らの父親であるソロを殺すシーンは、世界中に衝撃を与えました。 一方で「スター・ウォーズ」シリーズにはスピンオフ小説「レジェンド」が存在し、その中でレイアとハン・ソロはジェイナ、ジェイセン、アナキンの2男1女をもうける設定になっています。 次男のアナキンが同世代ジェダイ達のリーダー的存在となるのに対し、ジェイセンはダークサイドに墜ちシスの暗黒卿となり、最終的にジェイナに倒されるという設定も。これらの設定が映画にもつながっているとしたら、カイロ・レンの本名はジェイセンなのかもしれません。

8.撮影時フィッシャーはコカイン中毒だった

のちのインタビューでフィッシャーは「スターウォーズ」シリーズの撮影時にコカイン中毒に陥っていたことを明らかにしています。シリーズの成功によるプレッシャーに晒された彼女は相当なストレスを抱えていたようです。 彼女曰く、コカインは別に好きでもなかったけれど、とにかくハイになりたかったのだそう。過剰摂取のために体調を崩したこともありました。「プリンセス・レイア」という名の大麻も存在するのだとか。 フィッシャーの死後、遺体から薬物が検出されたことをきっかけに、彼女の娘で女優のビリー・ロードが声明を発表しました。 母であるフィッシャーが薬物や精神疾患を恥じることなくそれらと戦い続けたと語ったのちに「母は自分の死が、同じように病と葛藤する人たちにオープンになる機会を与えることを望んでいるはずです」と続いた声明文は「愛してるわ、ママ」という言葉で締めくくられています。

9.「レイア姫のテーマ」という曲がサントラに収録されている

全編にわたって印象的な「スター・ウォーズ」シリーズの音楽ですが、中には「レイア姫のテーマ」なるものも存在します。 もちろん作曲はジョン・ウィリアムズで、このテーマは様々なバリエーションにアレンジされ映画を通してたびたび使われています。 最初にこのテーマが流れるのはエピソード4において、彼女がダース・ベイダーに囚われたシーン。 また、この曲はホログラムでレイアが助けを求めるシーンにも流れています。さらにはオビ=ワンがダース・ベイダーを殺すシーンも、エンドクレジットもこの曲が使われているのです。 もちろんエピソード5とエピソード6にもたびたび登場します。

10.ローグ・ワンでよみがえったレイア

ローグ・ワン
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エピソード4の直前までを描いたスピンオフ作品「ローグ・ワン」。この作品では大変高度なCG技術が使われています。その1つが他の俳優を用いたモーションキャプチャーです。 デススターの設計図がダースベイダーの手に渡らぬよう、レイア姫のもとへと送られるシーンがあるためレイアの登場が不可欠だった本作。しかしこの撮影の時点でキャリー・フィッシャーは亡くなっていたのです。 そこで、彼女の生前の作品からその表情の動きをくまなくデジタル化し、それを「ダブル」と呼ばれる別の俳優に被せるという技術を使用したのです。フィッシャーのダブルとしてレイア姫を演じたのはノルウェー人女優のイングヴィルド・デイラ。 その技術のおかげで、レイア姫はフィッシャー亡き後も登場することができたのです。本作にレイア姫が登場することは明かされずにいたので、スクリーンで彼女の姿を見たファンの間では話題沸騰となりました。

11.「スター・ウォーズ8」での"アツイ”裏話

スター・ウォーズ 最後のジェダイ レイア
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キャリー・フィッシャーの急逝後の2017年3月、彼女の死によって『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の内容が変更されることはないことが発表されました。 ライアン監督は彼女の訃報直後に行われた、ルーカスフィルムとのやりとりを明らかにしています。元々エピソード9ではレイアを中心に描くつもりだった、としたうえで、そのエピソード9に彼女を登場させることができないなら「最後のジェダイ」で彼女の物語を終わりにすることも考えたと言います。 しかし、ライアン監督はそうすべきではないと感じました。作中でのフィッシャーの演技を素晴らしいものだった、と称賛したうえで「最後のシーンにはすさまじい力があって、そこで僕たちは彼女にお別れができると思った」と語ったのです。 これを受けて、フィン役のジョン・ボイエガは「最後のジェダイ」について「最高の形で彼女を送り出す映画」とコメントしました。本作は、スター・ウォーズ史上最も美しいヒロインを演じ続けたフィッシャーへの敬意が込められた作品だったのです。

12.最新作「スター・ウォーズ9」にもレイア登場

そんなフィッシャーに捧げるように公開された「最後のジェダイ」の後、2019年公開の「エピソード9(仮題)」にもレイアが登場することが明らかになったのです。 もともと「エピソード9」はレイアを中心とした物語である、と明言されていたこともあり、今回メガホンを取ったJ・J・エイブラムス監督は「彼女なしでこのスカイウォーカーのサーガを本当に満足いく形で締めくくることなど、考えられませんでした」と彼女の登場を発表したのです。 そのため、レイア役に新たな女優をキャスティングしたり、CGを使用したりすることはしたくないとしたエイブラムス監督。そこで、「フォースの覚醒」で撮影した未使用の映像を使用することによって、彼女をスクリーンによみがえらせることを試みたのです。 「フォースの覚醒」以外の作品からも彼女の映像を使用する可能性もあり、様々な方法を駆使してレイア姫は再登場するようです。初公開日は2019年12月20日とのこと。

「スター・ウォーズ」の偉大なヒロイン、レイア・オーガナ

キャリー・フィッシャー スター・ウォーズ
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長年にわたって愛され、美しいだけでなく王女から将軍へと転身するなどたくましい一面も持ったヒロイン、レイア姫。今回は彼女についてのトリビアや、撮影の裏側にあった彼女を演じたフィッシャーズのエピソードなどを紹介しました。 彼女を演じたフィッシャーズが亡き後も、レイアは様々な技術によってスクリーンに登場し続けます。彼女が「スター・ウォーズ」シリーズにとってどんなに大きな存在だったか、またどんなに多くの人に愛されているかがよくわかりますね。