タップできる目次
- 1.『CSI:科学捜査班』はギネスに認定された事がある!
- 2.あのクエンティン・タランティーノ監督がメガホンをとった!
- 3.ほとんどの小道具は本物を使用!
- 4.使用済みの小道具をネットオークションで販売してた!
- 5.『CSI:科学捜査班』はABC系列で放送する予定だった!
- 6.『CSI:科学捜査班』のおかげで科学捜査学科を専攻する大学生が急増!
- 7.『CSI:科学捜査班』が現実世界を動かせた!
- 8.舞台をラスベガスにしたのには理由があった!
- 9.『CSI:科学捜査班』にゲスト出演した大物セレブたちをご紹介!
- 10.レイモンド・ラングストン博士役の候補としてあげられた大物俳優たち
- 11.サラ・サイドル役を演じたジョージャ・フォックスの降板をファンの力で引き留めた!
1.『CSI:科学捜査班』はギネスに認定された事がある!
2015年の3月4日、『CSI:科学捜査班』シリーズはそれまで「テレビドラマの世界同時放送数」98ヵ国を誇り、ギネスに認定されていたイギリスのテレビドラマシリーズ『ドクター・フー』を破りました。
記録を破ったのは日本では3月5日(アメリカ時間では3月4日)に放送されたシーズン14第21話の「サイバーキラー」。
同作は放送が15年間続いた事を記念し「World CSI Day」(ワールドCSIデー)と称して大々的に宣伝をし、当初は約150ヵ国での放送を予定してましたが、同時放送数は結果的に171ヵ国にも及びました。
残念ながら記録は早くも2015年の4月20日に海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の世界同時放送数173ヵ国に敗れてしまい、現在もこの記録のままです。
2.あのクエンティン・タランティーノ監督がメガホンをとった!
1994年のパルム・ドールを受賞した作品である『パルプフィクション』や、『キル・ビル』などで知られる超大物監督、クエンティン・タランティーノが、実はシーズン5第24話と第25話、前編と後編にわかれる2つのエピソード、「CSI“12時間”の死闘」の脚本・監督を務めました。
大のCSIファンだというタランティーノ。ダメ元で番組のプロデューサーが声をかけたところ意外にも引き受けてくれ、夢のようなコラボが実現したのです。
ちなみに、彼が手掛けた2つのエピソードだけ個別でDVD化をして販売もされています。
3.ほとんどの小道具は本物を使用!
特殊な化学薬品からビーカーまで、同作に登場する小道具のほとんどが科学捜査に実際に使われている物です。これは大量の製作費を注ぎ込む事が出来るアメリカのドラマだからこそ成しえる事でしょう。
購入やレンタルをする事で本物の道具を集め、あちこちに散りばめている同作が人気を誇った理由の一つに、リアルさを追究する心も入っているのかもしれません。
4.使用済みの小道具をネットオークションで販売してた!
2015年の9月に最終回を迎えた同作。最終回終了後、「ScreenBid」というサイトにて作中に使用されていた小道具を600点ほどネットオークションで販売しました。
販売時期は2016年4月15日~2016年4月22日の間。販売された物の中にはギル・グリッソム博士が使用していた犯罪現場用のブリーフケースや、D・B・ラッセルが着用していた黒い法医学ジャケットなど興味を引くものばかりでした。
5.『CSI:科学捜査班』はABC系列で放送する予定だった!
放送開始前の1999年、同作はABC系列(アメリカ放送会社)にて放送する予定でした。しかし、ABCの執行役員などは同作が一般的な視聴者には理解しにくい内容だと懸念し、放送を断念。
結果、CBS放送が放送権を獲得し大ブレーク。ABCはもったいない事をしてしまいました。
6.『CSI:科学捜査班』のおかげで科学捜査学科を専攻する大学生が急増!
同作の放送と大ブレークをきっかけに、ドラマに影響を受け大学で科学捜査学科を専攻する少年少女たちが一気に増大した事で話題を集めました。
7.『CSI:科学捜査班』が現実世界を動かせた!
実は、同作が放送されていた当初は、放送をきっかけに、科学捜査班に就職したい人で警察に応募が殺到しましたが、実在しませんでした。
これをきっかけに、多数の警察署にて科学捜査を行う部署を設立し、なんと「CSI」と名付けたのです。それだけでなく、アメリカの動きを見て世界各国でも相次いで部署が設立されて行きました。
同作は現実世界に大きな影響を与えた凄い実績をもっていたのです。
8.舞台をラスベガスにしたのには理由があった!
同作がラスベガスを舞台として選んだのにはちゃんとした理由があります。実はアメリカ合衆国全土にわたり2番目に活動的な犯罪研究所がラスベガスに存在し、非常に現実味のあるチョイスなのです。
ちなみに、1位はバージニア州のクワンティコにあるFBIの犯罪研究所です。
9.『CSI:科学捜査班』にゲスト出演した大物セレブたちをご紹介!
15シリーズにも及ぶ今作は、長年の放送の中でいくつもの大物ゲスト出演を果たしています。
テイラー・スウィフト
今では超大物歌手のテイラーは、2009年に放送されたシーズン9第16話の「16歳」にて、殺害されてしまうティーンエイジャー役で登場しました。
ジャスティン・ビーバー
超人気歌手であるジャスティン・ビーバーは、シーズン11第1話の「キルゾーン」と同シーズン第15話の「地獄へ道づれ」に登場。ジェイソンという爆弾犯の兄を持つ少年役を演じてくれてます。
ジョン・メイヤー
女性セレブキラーとして有名な超大物ミュージシャンであるジョン・メイヤーが登場したのはシーズン7第1話の奈落の底へ[前編]」。ジョンは本人役を演じ、作中で自分の曲をクラブで演奏しています。
リーヴ・シュライバー
映画『スクリーム』や『クライシス・オブ・アメリカ』などに出演した事で知られる大物俳優のリーヴが登場したのはシーズン7第15話「最後の仕事」。悲惨な過去を持つ警官役を演じてくれてます。
ダコタ・ファニング
映画『アイ・アム・サム』に子役として出演し大ブレークした事で知られるダコタ・ファニングはシーズン1第7話「惨劇の家」に登場。当時6歳だったダコタが演じたのは一家惨殺事件で生き残った少女です。
ジェレミー・レナー
映画『ハート・ロッカー』や『アメリカン・ハッスル』などに出演し、今や『アベンジャーズ』シリーズにてホークアイ役を務める事で知られる大物俳優のジェレミー・レナー。シーズン2第6話「冤罪 兄弟へのレクイエム」に登場し、殺人容疑をかけられる男役を演じてくれます。
10.レイモンド・ラングストン博士役の候補としてあげられた大物俳優たち
シーズン9~シーズン11の間に出演しレイモンド・ラングストン博士役を演じたローレンフィッシュバーン以外に、同役を演じる候補として、なんと、カート・ラッセルとジョン・マルコビッチの名が挙げられていました。
マルコビッチに関しては、出演を本気で検討していたそうですが、プライベートでも友人であるギル・グリッソム役のウィリアム・ピーターセンや、同作のスピンオフ、『CSI:ニューヨーク』にて主演を務めるゲイリー・シニーズと話した結果、10ヵ月にもおよぶ撮影に専念することを懸念し、断念しました。
11.サラ・サイドル役を演じたジョージャ・フォックスの降板をファンの力で引き留めた!
シリーズを通しての主要人物の一人、サラ・サイドル役を演じたジョージャ・フォックスが、2007頃アメリカの「TVガイド」のインタビューにより降板する可能性がある事が明らかになりました。
フォックスの降板を聞いた多くのファンたちが、「Dollar for Sense(ダラーズ・フォー・センス)」(常識の為に1ドルを)という意味をもつキャンペーンを開始。
キャンペーンの内容は、彼女の降板を改めてもらう為にCBSのプロデューサーに1ドル札を送り付けるというもので、集まったのはなんと2000ドル以上でした。
さらに、一週間の間毎日フォックス宛てに花を贈ったり、ロサンジェルスのCBS支店に「ジョージャ・フォックスをCBSに残せ!」と書かれた3枚の大きなバナーを張る事までした経緯があります。
キャンペーンの効果か、一旦辞めたフォックスは2008年のシリーズ9に数回ゲスト出演した上、シーズン10で完全に戻ってくれました。