2018年3月6日更新

ドラマ『ER緊急救命室』シリーズに出演していたキャストの現在

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ドラマ『ER緊急救命室』シリーズに出演していたキャストの現在

1994年にアメリカNBCで開始されたドラマ『ER緊急救命室』は日本でも放送が開始されるとたちまち大人気を博しました。シリーズは2009年、シーズン15で幕を閉じましたが、その後本シリーズのキャストたちはどのような活躍を続けていたのでしょうか?

ダグラス・ロス医師/ジョージ・クルーニー

『ER緊急救命室』でダグラス・ロス医師を演じていたのは、今ではハリウッド屈指の人気を誇るジョージ・クルーニーです。 本作の撮影中に彼は、ロバート・ロドリゲス監督の『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(1996)やミシェル・ファイファーの相手役を演じた『素晴らしき日』(1997)など数々の著名な作品で主役を演じました。 その後、彼は主演を務めアカデミー主演男優賞にノミネートされた映画『フィクサー』(2008)で製作も手がけ、2008年の映画『かけひきは、恋のはじまり』(2008)では監督主演を務めるなど映画製作の世界にも進出。 ウェス・アンダーソン監督のストップモーションアニメ『ファンタスティックMr.FOX』(2011)では声優も務めています。 近年では、ジョディー・フォスターがメガホンをとった『マネー・モンスター』(2016)でジュリア・ロバーツと共演を果たしました。 プライベートでは1989年から1993年までタリア・バルサムと結婚していました。その後、元WWEレスラーのステイシー・キーブラーなど数多くの著名人と交際。 離婚後は二度と結婚はしないと誓い、独身を貫いていましたが、2014年に弁護士であり人権活動家のアマルと再婚しました。

マーク・グリーン医師/アンソニー・エドワード

『ER緊急救命室』(1994)で初の大役マーク・グリーンを演じたのはアンソニー・エドワーズ。その後の彼の大きな役といえば映画『サンダーバード』(2004)の“ブレインズ”と『フォーガットン』(2004)の“ジム・パレッタ”です。 トム・クルーズ主演の大ヒット映画『トップガン』(1986)やデヴィッド・フィンチャーがメガホンをとった『ゾディアック』(2007)にも出演しているアンソニーですが、最近はドラマ『ブルーブラッド~NYPD家族の絆~』や『LAW&ORDER:性犯罪特捜班』などにも出演しています。

スーザン・ルイス医師/シェリー・ストリングフィールド

シェリー・ストリングフィールドといえば、『ER緊急救命室』の“スーザン・ルイス医師”役が最も有名でしょう。 この役で彼女はなんとエミー賞主演女優賞ドラマシリーズ部門に3回もノミネートされるだけでなく、ゴールデングローブ賞にもノミネートされました。 またピープルズ・チョイス・アワードのお気に入りの女性パフォーマーにもノミネートされ、ドラマシリーズ通算で112ものエミー賞にノミネートされています。 さらに、マイク・マイヤーズ、ライアン・フィリップ主演の『54フィフティー★フォー』(1999)、リチャード・ギアやウィノナ・ライダー主演の『オータム・イン・ニューヨーク』(2000)にも出演。 最近は『クリミナル・マインド』のスピンオフ『Criminal Minds: Beyond Borders (原題)』に出演しています。現在は2人の子どもとLAに住んでいるそうです。

ジョン・カーター/ノア・ワイリー

医学生のジョン・カーターとして大ブレイクした時ノア・ワイリーは若干23歳。『ER緊急救命室』(1994)のシーズン11まで出演し、どのオリジナルメンバーよりも長い出演となりました。 後のゲスト出演回数を足すと通算255エピソードに出演。これは“ER”出演回数最多です。このドラマが終わってからは『インディージョーンズ』スタイルのTNTの『ライブラリアン』冒険シリーズの主役に抜擢されました。 2016年現在43歳のワイリーは2011年からエイリアン侵略系のドラマ『フォーリングスカイズ』に主演しています。

ピーター・ベントン医師/エリク・ラ・サル

『ER緊急救命室』でベントン医師を演じる前、エリク・ラ・サルは1988年の『星の王子ニューヨークへ行く』で艶がありウェーブヘアが特徴のエディー・マーフィーの恋敵を演じたことで最も知られていました。 本シリーズにシーズン8まで出演したあとは『Crazy as Hell(原題)』(製作と監督兼任)や『Johnny Was(原題)』のようなインディーズのスリラーに出演。 その後、『LAW&ORDER:性犯罪特捜班』や『CSI:ニューヨーク』シリーズのエピソードの指揮をとったり、医療ドラマ『A Gifted Man』(この作品ではまた神経学者を演じています。)など、テレビの監督も行うようになりました。 52歳になった彼は、懐かしい『ER緊急救命室』仲間であるシェリー・ストリングフィールド主演の『アンダー・ザ・ドーム』のあるエピソードで監督を務めています。

看護師キャロル・ハサウェイ/ジュリアナ・マルグリーズ

『ER緊急救命室』パイロット版の試みではキャロル・ハサウェイは自殺して助からない設定になっていました。しかし、当時28歳のジュリアナ・マグリーズにとってラッキーだったことに、ドラマの製作者たちがその考えを改め、彼女をゲスト主演からシリーズのレギュラーへと変更したのです。 2000年に『ER緊急救命室』を終える頃には彼女はエミー賞も受賞し、テレビで最も収入を得ている役者の1人になっていました。 その後『ゴーストシップ』や『スネーク・フライト』などのスリラー映画に大抜擢、テレビではミニシリーズの『アヴァロンの霧』に主演し、『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』にはゲスト出演で度々登場しています。 2009年から法律ドラマ『グッド・ワイフ』にアリシア・フロリック役で主演していて、同役でエミー賞をさらに2つ受賞しました。

ジン・メイ(デブ)・チェン/ミン・ナ

本シリーズファーストシーズンに医学生のジン・メイ(デブ)・チェンとしての役が決まった時、ミン・ナは30歳で『ジョイ・ラック・クラブ』に主演していることで知られていました。 1990年に医師としてまた『ER緊急救命室』に戻り、シーズン5まで出演。その後、彼女は1998年のディズニーアニメーション映画『ムーラン』で声優を務めています。 また『ER緊急救命室』以来彼女はテレビに頻繁に登場し、『失踪 VANISHED』や『スターゲイト ユニバース』などに出演、『ジョージ・ロペス』、『チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ』や『ユーリカ 〜事件です!カーター保安官〜』にはゲスト出演で度々登場しています。 最近はマーベルコミックスのドラマ『エージェント・オブ・シールド』のメリンダ・メイとしてお馴染みかもしれません。 またディズニージュニアの『ちいさなプリンセス ソフィア』にムーラン役で声の出演をしていますが、アニメシリーズでは娘のミカエラ・ズィー(ジュン皇女役)と共演しています。