映画『アイリッシュマン』最新情報まとめ【スコセッシが早くも新作を製作中!?】

2017年5月25日更新 889view

ロバート・デ・ニーロとマーティン・スコセッシというイタリア系マフィア映画でタッグを組ませたら最高のコンビが再結成します。実在のマフィアの殺し屋を描いた注目作品について最新情報をまとめました。

『アイリッシュマン』はデ・ニーロとマーティン・スコセッシがタッグを組んだマフィア映画

マーティン・スコセッシ

俳優ロバート・デ・ニーロとマーティン・スコセッシ監督が再びタッグを組んだマフィア映画が2018年に公開予定です。

実在の殺し屋を主人公にした『アイリッシュマン(原題)』は、2010年から構想が発表されていましたが、ようやく2018年公開との発表にまでたどり着きました。2017年には撮影が開始されるであろう話題作について、気になる情報をまとめました。

『アイリッシュマン(原題)』のあらすじは?

アイ・ハード・ユー・ペイント・ハウス

『アイリッシュマン(原題)』は実在の殺し屋、フランク・シーランの人生を描いた、チャールズ・ブラント作の小説『アイ・ハード・ユー・ペイント・ハウス(原題)』を原作としています。

アメリカの陸軍に所属していシーランは、除隊後マフィアのラッセル・バッファリーノに仕えます。そこで彼は数多くの殺人事件に関与しました。1975年に行方不明になった全米トラック運転組合委員長のジミー・ホッファ殺害事件にも関与したと自白している人物です。

さらにはジョン・F・ケネディ大統領暗殺の際に、武器を供与したとも語っています。アメリカ史上の有数の危険人物として知られている男の映画化作品なのです。

『アイリッシュマン(原題)』のキャストは?

フランク・シーラン/ロバート・デ・ニーロ

ロバート・デ・ニーロ

‟アイリッシュマン”こと25人以上の殺害に関与したとされるマフィアの殺し屋、フランク・シーランを演じるのは、ロバート・デ・ニーロ。

デ・ニーロの俳優としての出世作は1974年の『ゴッドファーザー PART2』です。この作品で、若き日のドン・ヴィトー・コルレオーネを演じ、アカデミー助演男優賞を受賞したデ・ニーロは一躍有名になり、以降犯罪映画では欠かせない存在となりました。

マーティン・スコセッシ監督とは、1973年の『ミーン・ストリート』に出演して以来、多くの作品でタッグを組んでおり、『アイリッシュマン(原題)』は9度目の共作となります。

ジミー・ホッファ/アル・パチーノ

アル・パチーノ

全米トラック運転組合の委員長で、マフィアとつながりを持ち、不正を働いていたとされるジミー・ホッファを演じるのはアル・パチーノです。

1971年の『哀しみの街かど』でヘロイン中毒者の演技が評価されたパチーノは、翌年1972年の『ゴッド・ファーザー』でマフィアのボスの三男マイケル・コルレオーネ役を演じ俳優としての地位を確立していきました。『ゴッド・ファーザー』にはデ・ニーロはオーディションで落ちてしまったため共演していませんが、『ゴッドファーザー PART II』で二人は父子役として出演しています。

以降、デ・ニーロとパチーノは8作品に渡って共演経験がありますが、意外にもパチーノがスコセッシ作品に出演するのは本作が初だそうです。

ラッセル・バッファリーノ/ジョー・ペシ

ホームアローン

フランク・シーランを雇ったマフィアのボス、ラッセル・バッファリーノを演じるのはジョー・ペシです。

身長158㎝という小柄でありながら、甲高い声を活かした独特の存在感がある俳優です。1990年の『グッド・フェローズ』で演じたマフィアの構成員役がアカデミー助演男優賞に輝き、以降イタリア系マフィアのキャスティングには欠かせない存在になりました。

しかし、1990年の『ホーム・アローン』で子供に翻弄させられる泥棒のハリーを演じるなど、コメディのセンスも持っています。

デ・ニーロとは同じイタリア系ということで親交が深く、2006年にデ・ニーロが監督した『グッド・シェパード』に出演もしています。

『アイリッシュマン(原題)』の見どころは?

マーティン・スコセッシの得意分野

ディパーテッド

(C)2006 Warner Bros. Entertainment Inc

自身もイタリア系の出身であり、マフィアが支配するイタリア系移民の社会で育ってきたスコセッシは、その経験を映画製作にも取り入れてきました。

スコセッシが映画監督としての地位を確固たるものとした作品は、ジョー・ペシも出演している1990年の『グッド・フェローズ』です。以降、イタリア系マフィア関連の映画を多数監督してきましたが、本作は2006年の『ディパーテッド』以来のマフィア映画となります。

脚本を担当するのはスティーヴン・ザイリアン

シンドラーのリスト

『アイリッシュマン(原題)』の脚本を担当するのは、アカデミー賞脚色賞に4度ノミネートされ、1993年『シンドラーのリスト』で受賞を果たしたスティーブン・ザイリアンです。

ザイリアンは、スティーブン・スピルバーグやブライアン・デ・パルマなど名立たる映画監督の作品の脚本を担当しており、スコセッシとも2001年の『ギャング・オブ・ニューヨーク』以来タッグを組むのは2回目となります。

ロバート・デ・ニーロがCG(VFX)で若返る!

ロバート・デ・ニーロ

実在の殺し屋シーランの物語を描いた『アイリッシュマン(原題)』では、シーランの若き日のシーンも描かなければなりません。

シーランを演じるロバート・デ・ニーロは2017年現在73歳ですが、なんとCG技術を使って若き日のシーランを表現するようです。まず、デ・ニーロにそのままの姿で演技をしてもらい撮影し、その後CGで若返らせていくようですが、テストでは素晴らしい結果となっているそうです。

デ・ニーロ自身も

"アイリッシュマン(原題)では、若い時の主人公を演じる必要がある。だから『ベンジャミン・バトン』の様に若返ることができるか実験しているんだ。自分だけじゃなく他の俳優も同じことをやっているよ"

とコメントしています。