2017年7月6日更新

『CSI:科学捜査班』の名言・名セリフ・名シーンを徹底紹介!【ネタバレ注意】

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人気テレビドラマシリーズ『CSI:科学捜査班』の名言・名セリフ・名シーンを徹底特集!!

日本では2002年から放送が開始されたCBSのテレビドラマシリーズ『CSI:科学捜査班』は、様々な怪事件を科学的に捜査するラスベガス市警の科学捜査班の活躍を描いて大ヒットし、2015年の放送終了まで15シーズンが制作されました。この記事ではそんな人気シリーズの名言や名セリフ、名シーンをご紹介します!

ギル・グリッソム博士の言葉

「我々は個々の事件を、先入観抜きで客観的に調査する。人種も、肌の色も、信条も、ガムの味も関係ない。」

シーズン1からシーズン9まで登場したCSI夜番主任のギル・グリッソム博士(ウィリアム・ピーターセン)の言葉。先入観なしで科学的な捜査を行うCSIのポリシーが表されています。

「私はいつも間違えているよ。そうやって私は「正解」にたどり着くんだ。」

部下のニック・ストークス(ジョージ・イーズ)に、普通人は自分が間違えていることを認めないものだ、と言われてこう答えたグリッソム博士。間違いを認める潔さと、正解を導き出すための方法を冷静にとらえた言葉です。

「(被害者たちは)我々にヒントを残す。彼らは何千通りもの様々な方法で我々に語りかけている。彼らの語っていることを一つ残らず聞き取ろうとしたと言えるようにするのが、我々の仕事なんだ。」

この言葉にも遺体や犯行現場に残された様々な痕跡を徹底的に洗い出し、分析する科学捜査班の姿勢が表われていますね。

キャサリン・ウィロウズの言葉

「私たちは心の平静を取り戻すのが仕事。自分が被害者の時は、その事件がすべてなの。その事件にしっかり取り組んで。少なくともまず自分の問題を解決するまではね。そのあともしコカインを吸ったキングコングみたいな最強の気分じゃないなら、仕事をやめてもいいの。でももし続けるなら、神に誓って言うけどあなたは絶対に後悔しないわ。」

シーズン1第1話で新人捜査官となったホリー(シャンドラ・ウェスト)に仕事について説明したキャサリン・ウィロウズ(マーグ・ヘルベンバーガー)の言葉です。ホリーは1話の最後で殺人事件の被害者となり、捜査官の仕事に戻ることはできなくなってしまいました。

「ウォリック、空想が素晴らしいものなのは、それが叶うかもしれないという可能性があるからよね。その可能性が失われてしまったら、ただのたわごと。」

同僚のウォリック(ゲイリー・ドゥーダン)に恋心を抱いていたキャサリンですが、シーズン6第1話で早急にウォリックはティナと結婚することになり失恋します。『CSI:科学捜査班』では捜査官たちの恋模様も話題となりました。

サラ・サイドルの言葉

「私たちはいつも被害者の前に現れるのが遅すぎるのよ。」

シーズン7第18話ではショーガールたちが次々と殺され、最後の一人はサラ(ジョージャ・フォックス)の腕の中で死ぬことに。被害者が一人で死ぬことにならなくてよかったとニックに諭され、いつも全力を尽くしているのに罪悪感を感じるのかとたずねられたサラはこう答えます。殺人事件に多く接しても擦れることなく、いつも被害者の立場に寄り添おうとするサラの真摯さと無念さが表われた言葉です。

レイモンド・ラングストン博士の言葉

「医学部の入試の面接に行ったとき、面接官はまず最初に「なぜ君は医師になりたいんだね」と聞きますよね。私は準備していた返事は思い出せないけれど、こう答えたのを覚えています。こう言ったんです。「もし私が人を助けているのなら、その時には彼らのことを傷つけてはいないからです。」と。」

病理専門医として警察の捜査に協力し、後にCSIに転職したレイモンド・ラングストン博士(ローレンス・フィッシュバーン)の言葉です。CSIのメンバーとすぐに馴染んだ温和なラングストン博士ですが、自身の中に潜む暴力性に気づいていました。シーズン9の第9話から登場したシリアルキラー、ネイト・ハスケル(ビル・アーウィン)との確執の中で、その暴力性が露呈させられてしまうことになりました。

「ゴルフが嫌いなわけじゃないんだ。正しい方向に飛ばすために心の全てを小さな白いボールに集中させなければならない。そしてうまくボールが飛んでいくと素晴らしい気分になって、一日中小さい白いボールを追いかけるわけだ。また全く同じようにボールを打つためにね。僕らはこのボールをうまく打ったときの気分を追いかけているのさ。コカインみたいなものだよ。強迫性障害を持った人間にはおすすめできない趣味だね。」

シーズン10第12話でプロゴルファーが殺された時、ニックとラングストン博士が交わした会話の一部です。ニックは、ゴルフ好きな人は犯罪科学の仕事に向いているかもね、と答えたのでした。

D・B・ラッセル の言葉

「私はどちらにも死んでもいいという許可は出していない!わかったか。」

シーズン15第3話では人を死に至らしめる可能性のあるウィルスがラスベガスで発生します。サラとグレッグ(エリック・スマンダ)は犯行現場を捜査中にこのウィルスに晒された可能性がありました。サラから自分たちが死ぬことになったらある願いを聞いてほしいと頼まれて、こう答えたラッセル(テッド・ダンソン)。突っぱねているようで、部下への思いが表われている言葉です。

「私はマスクをつける。私が何者かを隠すためにマスクをつけるんじゃない。私が私になるためにつけるんだ」

シーズン12から登場し、捜査班の新主任となったラッセルは、スーパーヒーローのコスチュームを着た若者が殺されたシーズン15第15話でバットマンのこんなセリフを引用しています。10代のころお小遣いは全てコミックブックにつぎ込んでいたそう。

『CSI:科学捜査班』のこのエピソードに注目!!

クエンティン・タランティーノが監督したシーズン5ファイナルエピソード!

シーズン5のファイナルエピソード『CSI“12時間”の死闘』前編・後編を監督したのは、『キル・ビル』シリーズや2016年公開の『ヘイトフル・エイト』などで活躍するアメリカの監督クエンティン・タランティーノです。エピソードではニックが誘拐されて生き埋めにされ、絶体絶命の危機に陥ります。犯人と交渉しようとするも、ニックの居場所を明かさないまま自爆。CSIのメンバーたちは仲間を救うため科学捜査の能力を総動員することになりました。