2017年7月6日更新

『CSI:科学捜査班』が面白い理由はこれだ!魅力を徹底解剖

華やかなカジノ街ラスベガスで起こる難事件を、最新の科学技術を持って解決していく科学捜査班を描いたドラマ『CSI:科学捜査班』。社会現象を巻き起こすほどのヒット作となった人気シリーズの魅力をご紹介します。

社会現象を巻き起こした人気犯罪ドラマシリーズ『CSI:科学捜査班』

『CSI:科学捜査班』は2000年にシーズン1がスタート、2015年にファイナルシーズンとなったシーズン15までが制作された犯罪ドラマシリーズです。

全米では『ER緊急救命室』や『フレンズ』といった人気作品を超えて視聴率No.1となったドラマで、警察の組織体制にも影響を与える程の社会現象を巻き起こした作品でもあります。

なぜそこまで人気なのか、『CSI:科学捜査班』の面白さの理由をまとめました。

『CSI:科学捜査班』のあらすじは?

物語の舞台は、カジノの町として有名なアメリカはラスベガスです。欲望渦巻くカジノ街で起こる様々な難事件を、ラスベガス警察の科学捜査班が最新の科学技術を用いて解決していくというストーリーです。

『CSI:科学捜査班』の特徴的なところは、すべての事件が必ずしも解決するわけではなく、迷宮入りとしてすっきりしないまま終わってしまうこともあるという点です。必ず明朗な正解が用意されているわけではないという現実感あふれる演出が、ドラマの人気を支えている要因でもあります。

『CSI:科学捜査班』に登場するキャラクターとそのキャストは?

ギル・グリッソム/ウィリアム・ピーターセン

『CSI 科学捜査班』

ウィリアム・ピーターセンは、シーズン1からシーズン9の第10話までの主役的人物だったギル・グリッソムを演じました。

ギルはCSIの夜番主任で、22歳という若さで検死官になったという設定です。法医学だけでなく、文学などの知識も豊富で、特に昆虫学を得意分野としています。教え子だったサラ・サイドルと師弟以上の関係に発展し、シーズン9では事件を捜査している時に受けたトラウマがきっかけでCSIを退職したサラを追って自身もCSIを去ります。ギルとサラは結婚してフランスに移住しますが、後に離婚しています。

俳優のピーターセンは、スペインで演技を学んだ後シカゴで舞台俳優として活動します。1986年公開の映画『刑事グラハム/凍りついた欲望』で主演を飾り、数多くのドラマにも出演するようになりました。『CSI:科学捜査班』に出演したことで一層注目されるようになりますが、舞台での活動にちからをいれるためシーズン9をもってレギュラー出演から退いています。

プロデューサーとしての側面も持っており、レギュラー降板後も『CSI:科学捜査班』ではエグゼクティブ・プロデューサーとして関わっています。

レイモンド・ラングストン/ローレンス・フィッシュバーン

『CSI 科学捜査班』

ギル役のピーターセン降板後、、シーズン9第11話からシーズン11を通して中心人物となったのはローレンス・フィッシュバーンが演じたレイモンド・ラングストンです。

レイモンドは西ラスベガス大学で教授として犯罪学を教えていましたが、殺人鬼ハスケルの事件をきっかけにCSIと接触します。事件解決後、ギルの勧めでCSIに転職。まじめさとユーモアを兼ね備えた性格で、チームのみんなとも打ち解け、新人からレベル2の捜査官まで昇格します。しかし、父親から受け継いだ暴力性をハスケルに見抜かれ、執着されてしまいます。最終的には元妻をハスケルが拉致した際に感情を抑えきれずハスケルを殺害、その罪を問われCSIを退職することとなります。

12歳から俳優として活動していたフィッシュバーンは、1979年公開の『地獄の黙示録』に18歳で出演しています。1993年の歌手ティナ・ターナーの反省を描いた映画『ティナ』に出演した際は、アカデミー主演男優賞にノミネートされています。また、『マトリックス』シリーズのモーフィアス役としても有名です。

テレビでの活躍としては、『羊たちの沈黙』などで知られる殺人鬼ハンニバル・レクターを描いたドラマシリーズ『ハンニバル』にFBI行動科学課の課長、ジャック・クロフォード役として出演しています。

D・B・ラッセル/テッド・ダンソン

『CSI 科学捜査班』

ラングストンの後任として、シアトルのCSIからやってきたテッド・ダンソン演じるD・B・ラッセルが、新主任としてシーズン12よりファイナルシーズンまでチームをまとめました。

ラッセルは主役級のキャラとしては初の妻子持ちの設定です。それもあり、今までの主任とは違ったやり方でチームを統率し、普段は飄々としながらも父親らしい厳格さをもって部下に接していました。ファイナルシーズンではFBIからのオファーを受ける形で、CSIを去っています。

演じたダンソンは、1975年からドラマ出演するようになり、1979年の『オニオン・フィールド』で映画デビューしています。1998年のトム・ハンクス主演映画『プライベート・ライアン』にフレッド・ハミル大尉役で出演しているほか、2012年公開のしゃべるぬいぐるみが話題となった『テッド』では本人役でカメオ出演しています。

テレビでは1982年から1993年まで放送されていたコメディドラマ『チアーズ』のメインキャラクターであるサム・マローンを演じており、この役でエミー賞とゴールデングローブ賞にそれぞれ2度輝いています。

『CSI:科学捜査班』が社会に与えた影響

『CSI 科学捜査班』

ドラマの中心となるCSI=科学捜査班は、あくまでドラマの為に作られた架空の組織であり、実際のアメリカ警察組織には科学捜査を行うチームは存在しているもののCSIという単独組織はありませんでした。

しかしドラマの放送をきっかけにCSIに就職したいという人が殺到し、もともと地味な職種で科学捜査チームの人員不足に悩んでいた警察が、ドラマに習ってCSIという単独組織を発足させたそうです。

『CSI:科学捜査班』をより楽しむためのトリビア

事実に基づいた舞台設定

『CSI:科学捜査班』の舞台となっているラスベガスの鑑識は、実際全米で2番目に忙しい鑑識とされています。ちなみに最も忙しい鑑識はヴァージニア州にあるクワンティコのFBI鑑識だそうです。

全て本物の道具で撮影していた

劇中で捜査班が使用している器具はすべて本物です。それらは制作陣が購入したわけではなく、宣伝のために寄付されたり借用されたものが集まっていたそうです。

ABCには評価されていなかった作品

ドラマはCBSで放送され大ヒットしましたが、実は1999年にABCが放送を検討したことがあったそうです。しかしABCは‟一般視聴者にとって内容が複雑すぎる”との判断で放送権を得ず、大ヒット作品を逃した結果となりました。